[PV2000突破感謝!]世紀末な世界でレイヴンなってみた   作:9HR

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初投稿です。よろしくお願いします。
April 19th追記:今の作風に合わせました。

Oct 2nd(2026)追記:
このアカウントを復旧しました。うわぁ黒歴史が一面に!
改修中ですのでどうぞよろしくお願いいたします~


第一話:レイヴン試験(改)

(概要)

主人公「レイヴン」が世紀末な世界でレイヴン(AC乗りの傭兵)する話です。

拙文お許しください。

ちなみに世界観的にはACVとAC4、そして最新作のACVIを混ぜた感じです。

 

⬜︎⬜︎⬜︎

 

一人、また一人。

今日もまた傭兵が戦場に現れては散っていく。

すべては金のために、すべては自らの名誉のために、あるいは正義のために。

各々が各々のために戦い、戦場は混沌を極めていた。

交錯する企業たちの思惑。

傭兵さえも数字にすぎない地獄へ、今日もまた新しい挑戦者が現れたのだった。

 

□□□

 

「やっと組みあがったぞ...俺の、俺だけのAC!」

 

親の金を踏み倒し手に入れたそれぞれのパーツ、それらから組み上げた念願のAC。

これに乗れば、きっと俺だってレイヴンに...!

 

COREへのハシゴをかけ上がり、コクピット席につく。

うん、見栄えがいい。

なにより戦車ののぞき窓なんかじゃ比にならない、圧倒的な視界。

そして右手にはRIFLE、左手にはBLADE。

 

「いい、いいぞ。これで俺も大金持ちになれる。やっとだ...」

 

ACのメイン電源を震える手で入れる。

通信モジュールオン、セットアップして調整。

慣れない手つきでツマミをいじってシューハスーとやらを合わせる。

 

ノイズが走る。通信は入らない。

砂嵐が見える。まだ通信は入らない。

雑音が聞こてもまだまだ通信は入らない。

 

「..う..そ。あな..」

「ようこそ、レイヴンズホールド・登録回線へ。あなたの参戦を歓迎いたします。」

 

通じた。

通信が聞こえた。

やった。設計図も、俺の配線も間違ってはいなかった!

 

「やった...」

「あなたの傭兵コードは『Nx-37』です。登録に進みます。」

 

登録..いい響きだ。

俺のこれからの安寧な生活を始めるにふさわしい甘美な言の葉。

さあ始めよう。俺の傭兵生活を!

 

「わかった、それでどうすればいいんだ?」

 

「それではNx-37、最初の任務について説明させていただきます。この任務では、あなたの現在位置から南西方向に8kmほど進んだ場所、旧武器実験場にてある『テスト』を行わさせていただきます。」

 

..『テスト』ねぇ。聞いた話だと初心者殺しだとか第一関門とか呼ばれているアレか。

隣の星じゃあ3,000名近くの人間が散ったとのことだが...所詮レバーだとかスイッチとやらを操作するだけで済むんだろう。余裕で切り抜けられるに違いない。

そう、ほかでもない俺なら!

 

「相手は?」

 

「企業であるイマガワ・インダストリーの所有する計5機の武装MTを派遣します。それをあなたのACによって倒し、実力を証明してください。」

 

「そうか。」

 

「以上です。あなたのご健闘を祈ります。」

 

⬜︎⬜︎

南西に8キロ..よくわからんが左後ろに進めばいいんだろう。

ガレージから出れば、そこはもう俺の独壇場。

さあ、やってやるぜ!

 

「AC、前進しろ!」

 

右のペダルを踏めば、ACは前に動いた。

俺のガレージを破りACは荒野へと躍り出た。

 

「AC、左を向け!」

 

左の棒を手前に、右の棒を奥に。

設計図で読んだあの光景が、この目に!

準備はできた、さあ行こう!

 

「それじゃAC、行くぞ!」

 

□□

 

そうして進むこと長く。

8キロに到着すると、赤ともオレンジともとれない色のACがいた。

 

「来たか...ずいぶん遅かったな。俺はあのイマガワ直属の傭兵部隊『ジーカー』の2番隊隊長、名をカッシュ、だ。カッシュ、二度と忘れんなよ。」

 

「は、はぁ。よろしく頼む。」

 

「新参のわりに敬語も使わねえとはな...呆れるぜ。まあいい、今からお前には目の前のMT全てを破壊してもらう。最初のMTに攻撃を開始したら全部の電源を入れる。わかったか。」

 

「ああ。そんなのすぐぶっ壊してやる。」

 

「ほう、やる気だな新参。じゃ、死なないよう頑張ってくれよ。」

 

ダァン!

 

たまたま撃てた右手のRIFLEが、俺の生活の始まりを告げた。

MTたちが立ち上がり、こちらを見つめる。

一つ一つに二門の機銃、合計して十もの銃が俺を狙う。

青色の光が俺の機体をかすめ、また俺の機体を少しずつ削り取っていった。

 

リアルタイムで伝わるACの振動、嫌だ、死にたくない。

トリガーを握りこんでいた。

 

ビー。

「1機目破壊!残り4つだ。さぁ、突っ立ってるだけじゃ話にもなんねえぞ!」

 

そうだ、俺はAC乗りなんだ。動けて撃てる最強の兵器、ACなんだ。

動かなきゃ話にならないよな、そうだ動け。

 

ビー。

「2機目撃破!」

 

よし、いける。このままいこう。

右手の銃、こいつさえあれば。

 

『機体に強力な負荷がかかりました、FCSを停止します。機体に強力な...』

 

「お、動けなくなったか。単調な攻撃、単調な移動。お前はMTの格好の餌食だ。初めてのスタッガーは美味しかったか?」

 

<スタッガー>

機体に一定以上の負荷が掛かると発生する、ACの安全装置の発動の事。

発生するとFCSが止まるので搭載火器全てが一時的に使えなくなるうえ、動けなくなる。

AC乗りが一番注意すべき現象。

 

いっそう揺れが強くなった。俺は、ここで死ぬのか?

一心不乱にACを操り銃を撃ち。

それでここで死ぬのか?

 

「もうなんでもいい、動け!」

 

目に映るスイッチを全て点けていく。

 

「まだか、早く動け!」

 

『ブーストを起動しました。』

 

強く引っ張られていく感覚。

どうやらあれがブースターのスイッチだったらしい。

 

バシュゥゥゥン、鈍くて高い音が機体じゅうに響いた。

飛んだ、これがブースターなのか。

 

「いい突撃だ、BLADEを叩き込め!」

 

彼に従い、左のトリガーを引いた。

目の前の機械を緑が十字に斜めに切った。あと二つ!

しかしその時、残りのふたつはすでに首を下ろしていた。

 

「3機目!のこり2機..といいたかったがもう時間切れだ。何はともあれ、お前は『合格』だ。認めよう、お前の力を。この結果はレイヴンズ・ホールドに報告しておく。もう帰れ

。専用回線につなぐのを忘れるなよ。」

 

⬜︎⬜︎⬜︎

 

「お疲れ様でした。今回の任務の報酬です。どうぞお受け取りください。」

 

今回の報酬はなんと20000Au!

俺の、戦車兵だったころの1か月分の給料!儲かったぞ!

 

「それと、こちらが今回の差し引きです。機体の修理に15000Au、弾薬費として450Auの合わせて15450Auです。」

 

しかし、残ったのは4550Auだった。ゼロになった貯金が再び蓄えられたと考えたら...

 

「それと、新着音声メッセージが一件ありますので、再生いたします。」

『任務達成御苦労さん。私はイマガワ・インダストリー社長兼広報部のトム・イマガワだ。突然だが、私と開発部からプレゼントを送ろう。君の成績ははっきり言って平均、それも下。本当なら君に親しくする意味はないんだけどねぇ、だけどカッシュ君が口うるさくするからねぇ。あと、君の次の仕事に期待しているよ。まあ次の機会があったら、だけどね。』

「というわけで、あなたに同社製ARM UNITである『VA-23c GIMLET』と、同じく同社製のRIFLE『VR-03 TONIC』を現物支給いたします。」

 

本日の成果

+4550Au

腕パーツ「VA-23c」

武器「VR-03(右)」

 

□⬜︎⬜︎

 

「とりあえずGIMLETとTONICを載せた。VA-23cはジャンクのやつより軽く、VR-03は重い。それなりの理由があるんだろうが、まあ扱いにくい。RIFLEだけ換えるのが得策か?しかしVR-03のあの大きなイマガワの刻印だけはどうにかならなかったのか。」

 

アレモスIV 午後10時49分記録




ここまでお読みいただきありがとうございます。
超初心者が描いたので、地球人やネクストの皆様にとって違和感を感じるかもしれませんので容赦なく「ここ違う。こうして」との指摘をお願いします。

また、誤字脱字報告も随時募集していますので、見つけ次第報告をお願いします。

さて、次回は主人公君が傭兵としての初めての任務に着きます。
その任務は、「レジスタンス鎮圧」。
企業の比護下を抜け、恩知らずがごとく反乱活動を行うレジスタンスの掃討任務です。
お楽しみに!
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