[PV2000突破感謝!]世紀末な世界でレイヴンなってみた 作:9HR
9HRです。
短編と言ったはずなのにがっつり1900字あります。
許さんぞ陸八魔アルとところ天の助。
「「」」
「あれ?静かじゃないですか」
「しーっ。総長、寝てる。」
職業病か、早くも定時に起きるようになったようだ。
⬜︎⬜︎⬜︎
「おはようございます。レイヴンさん。
メインシステム、起動します。
本日のお相手は、戦闘特化AI・デュランダルCです。」
今日はみんな何故かいない。
多分来たる例の作戦に向けての準備だろう。
にしても、昨日の酔った総長は手がつけられなかった。
整備用のアルコールに配給のオレンジジュースを入れて、
プラスドライバーでステアして総長に振る舞った整備士、許さん。
「アリス氏からの置き手紙によると・・・
えっと・・・
今日は『沿岸警備隊支援』だそうです。
え〜ナニナニ?
『レジスタンスに絡まれた沿岸警備隊を救出、
火力支援ののち、周辺のレジスタンス基地を破壊してください』
とのことです。
私AIなんで、ハックの方やるんで後は頑張って〜」
なんだこのAI。人間か?
⬜︎⬜︎
-戦闘システム、起動します
相手は沿岸隊のACに集中砲火しているMTたち。
事前情報では約30体、そのうち高機動型のMTが10体ほど。
「アンタが本部が送った傭兵か!助けてくれ!」
言われなくてもやっている。
中距離をRIFLEで撃ち下ろし、近距離ではBLADEで薙ぎ払う。
遠距離は・・・
しまった、L-ARMの替えにSNIPER RIFLEを積むのを忘れていた。
「ありがとな、傭兵!おかげで全員生存だ!」
「ともあれ任務達成ですね。おめでとうございます。
もう一部隊いるのでマップにピンを指しておきました。
対空砲はハックして止めたので安心して行ってください〜」
こういう時だけ頼もしい万能なAIだ。
⬜︎⬜︎
着いた時には、もうすでに遅かった。
海兵隊は全滅。
任務は、海兵隊ACからブラックボックスのデータを回収することに変わった。
「レジスタンス所属のMTを確認・・・
結構いますね、陥落からかなりの時間がかかっているようですね。
あ、そうそうレイヴンさん。
ACかMTかわからない赤い奴いますよ?」
レジスタンスのMTなど我々ACにとっては硬いオモチャにしかすぎず、
一体、また一体と屠っていく。
どこから取り寄せてきたのか、盾を装備したMTもいた。
だが、盾持ちに共通することがある。
重心が集中し動きにくくなるという欠点だ。
そんな遅いMTなど盾ごとBLADEで屠ってやった。
「海兵隊ACのブラックボックスを回収しましたね。お見事です。
データを本部に送るんで通信環境のいい場所に移動してください〜
(沈黙)
この星、そういや通信環境関係ないんでしたっけwww
失礼しましたw」
本当に失礼したと思っているのかこのAI。
⬜︎⬜︎
「所属不明、未確認機体のAC?を発見!接敵します、注意してください!
装備が割れました、投影します!」
所属不明AC/CODE:NINEBALL-R
右腕部:M-32 DIAMÈTRE(RIFLE?)
左腕部:同型武器
肩部:M-27 CERCLE(CE MISSILE?)
予備右腕部:M-02 CORDE(HAND GUN?)
予備左腕部:M-05 FRONTIÈRE(SHOT GUN?)
ほとんどの武器が聞いたことのない型番・名称だ。
それより、武器タイプの語尾に「?」がついているのも謎だ。
まあ、戦えばわかるだろう。
⬜︎⬜︎⬜︎
「んで、ボッコボコにやられたと。」
あれから4時間後。
俺は例の人型兵器にやられた。
まず機動性や旋回性がおかしい。
過酷なブースト勝負。
接戦の末に背をとった時は思わず喜んでしまったが、
次の瞬間にはこちらに銃口を向けてきた。
肩部のミサイルはスタッガー性能があまりにも高く、
たとえ掠めたとしても機体が一時停止するだろう。
予備枠の武器は両方とも超強力で、
SHOT GUNはAPを23000(※レイヴンくんの機体のAPの約半分)ほど持っていき、
HAND GUNは威力こそないものの、やはりストッピング性能に優れていた。
「ミッションが余裕だからと手を抜いたからだ、レイヴン。
まずお前のACは俺らからしたら"甘いアセン"なんだよ。
APは47000ほどしかない、EN負荷は高い、各種防御性能も低い。
明日は俺がアセンブルの仕方をみっちり仕込んでやる。
覚悟しておけよ!」
⬜︎⬜︎
「こちら、任務の報酬ですと言いたいところですが、
今回かなり無茶をしましたね。
弾薬費・修理費込みで合計80320Auで今回の報酬はゼロです。
というより、今回の報酬は-320Auです。」
まさかの赤字である。
参戦以来初めての赤字となってしまった。
報酬がブラックボックス回収で+10000Auされていたからマシだったが、
回収していなかったら危うく破産の危機だった。
明後日はついに決戦の日。
こんな時にどうして・・・
⬜︎⬜︎⬜︎
ここまで読んでいただきありがとうございます。
短編なのに、1900字を超えているのはどうしてだろう?
誤字報告やコメント、評価もよろしく!
執筆の励みになりますのでどうかお願いします。