アビドス砂漠の砂糖スレ自作概念置き場 作:砂糖堕ちハナエちゃんの人
本文の装飾や微修正が出来てない為、読みづらい場合はテレグラフ公開版を見る事をお勧めします。
テレグラフ公開版
https://telegra.ph/%E8%A9%A6%E4%BD%9C%E7%A0%82%E7%B3%96%E5%A0%95%E3%81%A1%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%A8%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%A9%B1-%E3%82%B2%E3%83%98%E3%83%8A%E7%B7%A8-%E7%AC%AC4%E8%A9%B1%E3%83%92%E3%83%8A4%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%91%E5%B0%8F%E8%A9%B1-10-07
「昨日は本当にごめんなさいっ!!」
「ひ、ヒナ委員長っ!?あわわわわわ……」
翌朝、ヒナはある風紀委員の元へ訪れていた。
前日の朝、アビドスへ向かうためにスクーターを強奪した時に撃ってしまった風紀委員の事だ。
アコから自宅住所を聞き、早速謝罪の為尋ねる事にしたヒナ。インターホンを鳴らして返事があり、名前を名乗れば悲鳴みたいな声が聞こえドタバタと物音がする。
やがて勢いよくドアが開かれると敬礼してヒナに大きな声で挨拶をする少女の姿があった。
その少女の姿、頬に貼られた絆創膏と額に巻かれた包帯が彼女の痛々しさと自分の犯した罪の重さを感じさせる。
次の瞬間、ヒナは風紀委員の少女に深々と90度のお辞儀をして謝罪の言葉を述べる。
あの天下の風紀委員長を頭を下げさせ謝罪の言葉を述べさせるなんて前代未聞である。
少女は一瞬でパニック状態になってしまう。
「ヒヒヒ、ヒナ委員長っ!お顔を上げてくださいっ!!お願いですからぁっ!!」
こんなところを級友に、同じ風紀委員の同僚に見られたら何が起こるか判らない。
ましては自分の上司である銀鏡イオリや天雨アコに見られてもすれば夕方には射撃演習場の的にされるのがオチである。
死にたくない死にたくない、ゲヘナ学園に入学して憧れの風紀委員になってまだ1年経ってないのである。
「もう気にしてません!委員長にはきっと何か大事な事情があったのですから!私は気にしてません!」
必死に自分は大丈夫だと手振り身振りで伝える。やがてゆっくりとヒナが頭を上げる。
赤く涙ぐみ潤んだ瞳で上目遣いにこちらを見る様子はあのゲヘナ最強と謳われる天下の風紀委員長とはまるで別人で、そっくりの偽物だと言われたら信じてしまいたくなるくらいである。
(ヒナ委員長ってこんなに小さくて可愛い人だったんだ……)
顔を上げても自分より目線が下である。同級生の中でも比較的小柄で身長ネタで弄られる事の多い自分よりも風紀委員長は背が低い事に気が付く。
「本当にそう?私に遠慮してない?気にしなくて良いのよ。私は無実で無関係なあなたを襲ったのだから風紀委員失格なのよ。万魔殿に突き出されても懲罰委員会にかけられてもおかしくないの、あなたが気の済むようにしてくれたらいいわ」
ヒナはそう言うと外套から制式拳銃をとりだし少女へ差し出す。
「これで私を撃って。逃げも抵抗もしない、必要なら予備弾倉も渡すから気の済むまで撃って欲しい」
「そんなの出来ませんっ!!後生ですから、もう許してください!私も許しますからぁ!」
暫くそんな押し問答が続き、ようやく二人は落ち着く。
「ありがとう、私を許してくれて。スクーターは弁償するわ。バイク屋には既に注文していて明日までにあなたの家に届けるから安心して欲しい」
「はい…態々本当にありがとうございます」
「それから、お詫びにこれを貴女にあげるわ」
そう言うとヒナは少女になにかを握らせる。手を開いてみれば綺麗な色をした飴玉がひとつ乗っていた。
「あの委員長、これは……?」
「これはゲヘナでは手に入らない貴重な飴玉なの。とっても"甘く"て"美味し"くて"幸せ"になれる魔法の飴玉なのよ」
「こんな飴玉で、ですか?」
「そうよ。騙されたと思って食べてみて?」
「は、はぁ……」
見た目は普通の綺麗な飴玉を渡され、困惑しつつも断れず口に入れる少女。
「!?!? ~~~~~~~~~!!!」
口に入れて舐めた瞬間、暴力的な甘味の衝撃と快楽が襲って来る。
そのすさまじさは少女の身体をバラバラに吹き飛ばそうとする。
言葉にならない甘い悲鳴をあげ盛大に失禁しながらヒナへと倒れ込む少女。
ヒナの腕の中で何度も何度も絶頂を迎えその度に身体を震わせていた。
「ふふっ、どうかしら?もう身体は落ち着いた?」
「はいぃぃぃ……申し訳ありません委員長。わたし……委員長を汚してしまいましたぁ……」
「良いのよ気にしないで。――それよりも、今の快楽もっと味わいたい?甘くて美味しい砂漠の砂糖の飴もっと食べたくない?」
ヒナは少女の瞳を見つめながら問いかける。瞳は廃糖蜜のようにどす黒く汚れ、身体からは甘い香りが漂ってくる。
もう少女の答えは決まっていてヒナも予想が出来ていた。
「はいぃぃぃ……もっと、もっと食べたいです。甘くて気持ち良くて幸せになりたいです」
「良い子ね。飴玉いっぱいあげるから、私の為に働いてくれる?風紀委員会のためではなく、私個人の為に……」
「はい…委員長のために働きます……だからもっとください……もっと甘いのください」
「ええ、たっぷりたっぷりあげるわ。全身の身体が溶けてしまうくらいにね」
少女の頭を強く抱き寄せて耳元でそっと囁く。耳朶を甘嚙みし、蛇のような長い舌を這わせば、悲鳴のような可愛らしい声を奏でる少女。
彼女の甘い香りと味を存分に堪能したヒナはゆっくりと身体を離すと彼女に手帳を出すように促す。
ゲヘナ風紀委員会に所属するすべての生徒に渡される風紀委員会の正式な所属生である事と委員会内での地位な所属部隊を証明する、いわば警察手帳のような物だ。
ページを捲り彼女の所属隊を確認する。
「あなた、イオリの部隊の子なのね。まだ一年生なのに……将来有望株ね」
「ありがとうございます……」
「こんな子を引き抜くなんてイオリには悪い事をしてしまうわね」
そう言いながら少女の所属部隊名に取り消し線を引く。しっかり太く濃く、もう二度と戻れないかのように塗りつぶし、その下に新たな所属名を記す。
「あなたの新たな所属と任務を与えるわ。私と共にこのゲヘナを愛(砂糖)で白く染め上げ皆で幸せになりましょう(地獄へ堕ちましょう)」
「はい……委員長」
「ヒナ」
「はい?」
「私の事は"ヒナ"と呼んで。この任務の時は委員長呼びは必要ないわ」
「わかりました、ヒナ様♡」
瞳を閉じヒナにもたれ掛かる風紀委員の少女。
彼女の手から手帳が地面へと落ちる。
落ちた手帳、その開かれたページ――彼女の所属部隊名にはこう書かれていた。
"特殊部隊 H "と。