黒颯のエレティコ ~忘れ去られた神の力で凌辱シナリオをぶっ壊す~   作:サイリウム(夕宙リウム)

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86:何も起きないはずもなく

 

と言うことで教会に向かうことにした私たち。

 

一時的な拠点としてオリアナさんに勧められたお宿を確保し、今日の寝床をゲット。積み荷などは全て私の“空間”に入れておけば済む話なので全員そちらに収納し、解散という運びになった。流石に疲労がたまっていたのかモヒカンズの一部は速攻で寝床に入っていたのだが……、やっぱり無駄に元気な奴もいる。

 

『王都の厩舎見に行こうぜ!』と走り出す奴もいれば、王都にしかないという馬具専門店に走り出す奴、タイタンや荷馬たちの世話を始める奴と色々だ。

 

んなわけで私とオリアナさんも『放置して大丈夫だなー』と思いながら教会に向かおうとしたところ、姉妹たちに呼び止められたのだ。まぁ早い話、護衛として連れていってくれ、ってやつだね。

 

 

「いいの? 折角のお休みなのに。」

 

「はい! ……私も、ルーナも。どう足掻こうともお二人の足元にも及ばない様な力しか持っていません。けれど私たちは少しでもお役に立てるようオリアナ様からご指導頂いておりました!」

 

「盾にもならないかもですが……、使ってください。」

 

「い、いや別についてくること自体はいいんだけど……。覚悟凄いね。」

 

 

最近忙しかったせいか、帝国との戦以降はあまり積極的に二人とコミュを築くことが出来ていなかった。オリアナが適宜修行を付けてくれていたし、騎士団の姉ちゃんたちに揉まれたり、エレナと友人関係を結べたから少し軽くなったと勝手に思ってたけど……。そう言えば君たち最初から覚悟完了してた子でしたね。

 

何かあれば真っ先に私たちの前に立って肉壁になってやる! みたいな意志を感じる。いやそうなる前に私が“射出”で排除するか、オリアナさんが拳で消滅させるとは思うけどね?

 

 

「ティアラ。」

 

「ん? どしたのオリアナさん。」

 

「こいつらもこいつらなりに色々考えているってことさ。それに、まだお前さんの“副官”としての教育が完了したわけじゃねぇからな。護衛の経験を積ませるためにもやらせてやれ。」

 

「あー、うん。別に断るつもりもなかったけど……、んじゃソーレにルーナ。護衛お願いね?」

 

「「はいっ!」」

 

 

うむ、いいお返事。

 

とまぁそんな感じで、私たち4人で教会に向かってるって感じだね。ちなみにもう関係性を考えるのが面倒だったから私よりも年上な姉妹たちを“ティアラちゃんの姉”と言うことにしておいた。カバーストーリーってやつだね。仲良し三姉妹が久しぶりにお婆ちゃんの住む王都に遊びに来たから、教会まで案内してもらうって感じ。

 

ソーレもルーナも即興で演技できるってタイプじゃなさそうだったからね~、あらかじめ決めとくことにしたのです。

 

 

「そういえばソーレお姉ちゃんさー。この前ルーナお姉ちゃんと一緒に王都来てたんでしょ? ほら一回迷宮都市に来る前にさ。」

 

「お、お姉…、は、、はい! あ、いぇ、じゃなくて、うん! ルーナと一緒にね。オリ……、お婆ちゃんを探しに来ていたの。あの時はどこにいるのか解らなかったから、噂とかを伝え聞いて辿り着いたって感じでした。」

 

「傭兵としても、全然だった時の話。……大変だったけど、楽しかった、です。……私に、妹。」

 

 

そっかー。

 

確か二人は、オリアナさんに命を助けられた恩を返すために、私たちの元までやってきてくれた子たちだったはずだ。いつの間にかオリアナさんだけじゃなくて、私にも同様の視線を向けているような気もするけど……。何か私しましたかね? いやまぁレベリングのお手伝いとかはさせてもらったけど……。まぁいいや。

 

そんなことを話しながら、三姉妹の末の動きを意識して王都を歩く。

 

この王都、結構大きな都市みたいで、街内部にいくつかの教会があるみたいだ。派出所みたいな感じで各地区の平穏を維持するっていう感じで沢山あるんだって。けどまぁたくさんある分設備もちょろっとしかなくて、教会の建物自体他の町で見たものよりも少し小さい教会ってものだった。確かに教会の見学っていう面ならそこを訪れてもよかったんだけど、私の主目的は“観光”。

 

 

(第三層、富民街にある王都最大の大教会。一番設備も整ってるらしいし、おっきな女神像もあるらしい。)

 

 

正直未だに女神像とか見ると反射で“射出”してぶっ壊してしまいそうなものだが……。まぁ我慢できるだろう。

 

何でも歴史ある大きな建物らしく、その見た目も立派と聞いている。ここにいる4人は全員アユティナ様の使徒だし、教会の設備自体には興味もないし、行く必要もない。単なる“観光”を考えるのなら、おっきい方を見に行くのが良いだろうと言うことで、そちらに向かっているのだ。

 

 

「あ。そう言えばお婆ちゃんさー。」

 

「ん? なんだティアラ。」

 

「……王都入ってからずっと見られてる気がするんだけど、これ気のせい?」

 

 

私がそう言った瞬間、姉妹ちゃんたちの周囲への警戒度が上がる。

 

オリアナさんも薄々勘付いていたようで、全く動じずに首のコリをほぐすように周囲を見渡した。彼女ならばそんなことをせずとも把握できていそうなものだが、おそらく私や姉妹に教えるために、そんなことをしてくれたのだろう。実際、一瞬だけ彼女が視線を送った場所にはこちらのことを伺っている存在がいた。……お手々振っとこ。

 

 

「まぁ確かに、こっちのことを伺っている奴は数組いるな。感触的にただ監視しているって言うよりも、若干護衛よりだから、第二王子とかマンティスとか、そこらへんが派遣した奴だろ。……けどわざわざ聞きに来たってことは、こいつらじゃないんだろ?」

 

「うん。もっとなんか視線が上というか、魔法的な感触がするんだよね……。あ、消えた。」

 

 

オリアナさんは戦場上がり故に視線や誰かから向けられる意識ってのにかなり敏感だ。おそらく私が発見できていなかった奴にも気が付いているのだろう。けれど私も、常に視線を向けられているというか、常に神からの視線を頂いている。ほら軽く『アユティナ様~』って脳内で声を掛ければ、【なに~】ってお声を返してくださる。

 

だから誰かから“見られてる”ってのは慣れてたんだけど……、さっきの視線はそれとは違うものだった。

 

下界の物事に対して過度の介入をしないアユティナ様であっても、私に害のあるものが周囲にいれば伝えてくださる。そんなアユティナ様からのお言葉がなかったと言うことは、私にとって害のない存在が私のことを監視していたことになるんだけど……。

 

 

(この時期にそう言うのが出来る奴っていたっけ?)

 

 

一応原作にもそういうの、『空間魔法』による遠距離の監視ってのが出来るのはいる。けれど害意がないとなると、かなり数が絞られてしまうだろう。まだ可能性があるとすれば……味方側の存在。魔法兵の上級職である『賢者』に到達している奴がいて、原作ではそいつが魔道具を併用し、遠距離からの監視を成功させている描写が有った。けれどその魔道具とかが完成したのは原作が始まった後だし、この時期なら確か別の魔法の研究をしていたはずだし……。

 

 

(私が色々介入しまくったというか、ぶっ壊しまくったからそのしわ寄せが来てるのか?)

 

 

帝国との戦では、軽くしか触れていなかったとはいえ、本来死ぬはずのナディママさんたちの生存に成功しているし、その後にあった教会との聖戦では原作開始後まで生き残っていたはずの王国女神をぶち殺してしまっている。そしてこれから五大臣の処理も行うつもりだし、原作の中盤までずっと即位していたはずの現国王陛下も、退位していただき、その王位を第二王子に受け渡してもらうつもりだ。

 

早い話、原作の大半がすでに破綻している。未だ残っているものがあるとはいえ……。すでに私の持つ“知識”はあまり意味を為さないと言っていいだろう。

 

 

(原作の展開を知っている身からすればちょっと不安ではあるけれど、最終的にクソ女神2柱をぶっ殺せば全部丸く収まるってのは事実だ。つまりもう片方を独力、もしくはみんなで倒せるようになれば、それでいい。……主人公の力を借りずとも、できそうだしね。正直もう、“待つ”必要もない。)

 

 

昔はちょっと原作を壊すことに抵抗があったが、すでに女神を一人ぶっ殺した時点で何も感じなくなってしまった。……こうなったらもう原作が始まる前に全部終わらせてやろうかな? レベリングとか完了したらそのまま帝国に突っ込んで女神の首級上げるっていうも良いかも。

 

そんなことを考えながら、ちょっと警戒度を上げすぎている姉妹たち二人に飛びつく。

 

 

「お姉ちゃーん!」

 

「「わっ!」」

 

「せっかく三人揃ってるんだからさ! あんまり“堅い顔”しないで、楽しもうよー!」

 

 

ほらほらソーレお姉ちゃんも、普段よりも固いよ~! いっつもルーナお姉ちゃんにしてるみたいにしてよー! ルーナお姉ちゃんも口数少なすぎー! ティアラちゃんと一緒にお話ししよー! あ、そうそう! エレナのお話して! なんか最近色々してたんでしょ? ティアラちゃん気になるー!

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

「へー、エレナがそんなこと……。っと、あれだね。」

 

 

姉妹ちゃんたちから私のライバルである彼女のことを色々聞き出しながら歩いていると、ようやく教会が見えてくる。第三層の富民街、裕福な奴らが住む場所というだけあって、家のサイズや建物のサイズが総じておっきいなぁと思っていたのだが、教会はまた別だね。

 

 

「こっちに住んでた時はまぁ何回か顔出してたが……、何度見ても壮観だな。」

 

「おっきいよねぇ。お姉ちゃんたちも初めてだったけ?」

 

「は、……うん。結局王都にはそんな長期間いなかったし、教会にも用がなかったから。」

 

 

オリアナさんが言う様に、かなり大きな建物が目の前に。聞いた話、使徒などや神関連の民に対しては“秘する”必要のあるものに関しては別の場所での活動が行われているらしいのだが、王国教会という組織の本拠地はここに集められているという。大きさもそうだが、歴史ある建物特有の荘厳な雰囲気というのだろうか、周辺の空気自体が少し違っているような気がする。

 

そんな大きな建物には、結構な人数が出入りしている。時刻は昼過ぎほど、平日と言うことであまり人は多くいないのかなと思っていたのだが……。聖職者のみならず、市民たちも多く見える。祈りにでも来てるのかな?

 

 

(もう祈る神なんていないのにね。……っと、ちょっと鬼畜発言だったかな? でもまぁ事実だし、ちょっとここで『ミサガナなんかよりアユティナ様にお祈りを捧げた方が良いですよー!』って叫んでやろうかな。やらないけど。)

 

 

そんなことを考えながら歩いていると、その教会に向かって歩いていく見知った顔。いや、見知った胸部装甲を発見する。

 

 

「あ、メメロさーん! おーい!」

 

「? あ! ティアラちゃん! お久しぶりです~!」

 

 

私がそう呼びかけると、手を振りながら寄ってきてくれる彼女。歩行の振動で胸が大変揺れていらっしゃる。……絶対重い筈だし、色々と痛そうだけど大丈夫かな? 

 

 

「え、何。あの大きさ。」

 

「すごい……。」

 

 

わかる。同性でも異性でも思わず目がいってしまう巨大さだよね……。あ、そう言えば姉妹ちゃんたちは初めてだったよね。この人は教会の助祭さんで、おっぱいさん、じゃなくてメメロさん。

 

このエロゲ世界故か豊満な方が多いこの大陸で、見たことないレベルで大きなものを持っていらっしゃる人。実は、この前教会からのメッセージを届けに来てくれた人なのよ。“色々と関係ない”人だから、仲良くしてよね。まぁ一回『しまっちゃおうかな』とか考えてたわけだけどさ。

 

 

「相変わらず凄い胸……、じゃなくてたくさん荷物持ってるみたいだけど、大丈夫? 持とうか?」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。いつもこれぐらい運んでおりますので。……それで、何か御用ですか? もし何かあるのでしたら伯爵様とご交流がある大司教様に取次しますよ?」

 

 

あの件関連ですか? みたいに言ってくれる彼女。そう言えばこの人を納得させるために『ちょっとこの後五大臣(ほんとは神)を絞めに行くから後にしてくれない?』みたいなこと言ってたんだっけ。まぁ実際神殺しした後に五大臣も絞めるから間違ってはないんだけど。

 

 

「んーにゃ、今日は普通に観光? でいいのかな。それしにきたの。私王都初めてだし、大教会もどんなのかなーって思ってたからさ。それにほら、思いっきり私服だし。これで御呼ばれって、ちょっと失礼じゃないかなーって。」

 

「ふふ、服装は大丈夫ですよ。教会は神の家、服装で何かが変わることはありません。でも、やっぱり女の子ですから気になりますよね。」

 

 

……あのクソ女神。人を家畜としか見てない様な奴の教えから、そんな言葉が出てくるとかちょっとびっくりだな。いやまぁ家畜だから服装で何か変わることはないんだろうけどさ……。私の話に合わせながら、優しく教えようとしてくれるメメロさん。故郷の教会でも思ってたけど、上と下の性格の落差が凄いよぉ!

 

まぁいいや! ティアラちゃんは女の子! まぁ中身は知らんし、その神の家の所有者は貴女の目の前のガキがころしたわけだが……。うん! ティアラちゃん難しいことわかんない! 大教会のことも解んないから案内してー!

 

 

「えぇもちろん! っと、その前にちょっとこの荷物おいてきますね? 入り口から入るとすぐに礼拝堂になってますので、そこでお待ちください!」

 

 

そう言うとたたっと教会の中へと入っていく彼女。

 

続くように。私たちもゆっくりと中へと入っていく。

 

そんな私たちの目の前に広がったものは……。

 

 

「ティアラ。」

 

「え? ……あぁ、ごめん、ありがとう。」

 

 

半ばほぼ反射で“空間”を開きそうになった瞬間、オリアナさんが私の肩を叩き留めてくれる。危ない危ない、折角観光しに来たのに丸ごとぶっ壊しちゃいそうだったぜ。私の目の前に広がっていたのは、まさに思い描く豪華な教会、といった空間だった。

 

中央に巨大な女神像が置かれており、その背後には大量のステンドグラス。日光が外から照らされ後光のように様々な光りが広がっていくような設計になっている。そしてその像の下には祭壇や聖歌隊のための楽器類が並び、そしてそれらに祈りを捧げられるよう長椅子が大量に並べられている。

 

う~ん、確かに綺麗だね。……像だけアユティナ様のものに差し替えちゃダメかな? さすがに怒られる?

 

 

「お前ほんとに“相性”悪いんだな。」

 

「あはは、まぁね。」

 

 

オリアナさんの声にそう答えながら、一番近くにあった長椅子にみんなで座る。

 

アユティナ様のスタンスと同じように私も基本他宗教へは“不干渉”、あちらが手を出してくるまでは喧嘩をしないように努めるつもりなのだが……。使徒となりアユティナ様の神秘を一身に受けるようになったせいか、クソ女神たちへの殺意がかなり上がっている。別に悪いことではないのだろうが、あっちが手を出してきた瞬間に、速攻で沸騰して全てを吹き飛ばしそうなレベルでキレているのは確かだ。

 

まぁそうなる前にオリアナさんが止めてくれはするだろうけど……。

 

正直女神の顔とかもう見たくないから、像が喧嘩売って来てくれないかな? そしたらぶっ壊せるのに。

 

 

「…………そんなに嫌ならもう帰るか? メメロには悪いだろうが、お前も面倒ごと起こしたくないんだろ。」

 

「う~ん、どうしよ。」

 

 

もうちょっと見て回りたい気もするし、本職であるメメロさんの口から各施設の解説を受けておきたいって気もある。個人的にどういうのか気になるってのもあるし、今後使徒としてアユティナ様の教会とかを建てなくちゃいけない時が来るかもしれない。その時のためにも、知識ってのはあった方が良いだろう。

 

そうな風に考えながら、オリアナさんに『もうちょっと頑張って我慢する』と伝えようとした時、礼拝堂の横の方から大人数の足音が聞こえてくる。振り返ってそちらの方を見てみれば、どうやら服装から高位の者たちが集まって歩いている様だった。大体30人くらい?

 

 

「ん? どこかで見たような顔が……。あ、目が合った。」

 

 

何人か見知った顔がいるなぁ、と思って眺めていれば、あちらもこちらに気が付いたのだろう。私が『ああ、そう言えばクソ女神との戦いのときに、捕虜にした後面倒だったからマンティス一派に処理任せた奴じゃん』と思ったころには……、遅かった。

 

速攻で私の元に走り寄って来て、『使徒様ぁぁぁ!!!!!』と五体投地始めた奴。

 

色々思い出しちゃったのか、恐慌状態に陥った後に泡吹きながらぶっ倒れた奴。

 

壁に向かってダッシュを始め、壁に向かって頭を打ち付け始めた奴。

 

 

(わぁ。)

 

 

そうだった、こいつら全員クソ女神ぶっ殺されたせいで恐慌状態に陥ってたから、アユティナ様が一回神秘で洗脳した後に元に戻してくださった奴らだ。新しい神と受け入れて私を使徒と思ってる奴やろ? 結局ティアラちゃんたちの大虐殺が忘れられてない奴やろ? 私たちの信仰を受け入れるぐらいなら自死してやろうって奴やろ?

 

まぁそんなことを彼らがしてしまえば、私が誰かバレてしまうわけで……。

 

残りのティアラちゃんを見たことがなかった教会のお偉いさんたちも、騒ぎ始めてしまう。

 

 

「あ、ティアラちゃん。ここに居まし……、え。ナニコレ。」

 

 

そしてそんなところに、戻って来てしまったメメロさん。

 

 

「わぁ、どうしよ。」

 

「……なんかお前と一緒にいると、毎度のことみたいで何が起きても動じなくなってくるよな。」

 

 

自分よりもはるかに偉い人たちが錯乱しているのを見て思いっきり困惑しているメメロさんに、なんかもうどうでも良くなって思考を放棄し始めた私、そして達観した表情で周囲を伺うオリアナさん。い、いやティアラちゃんも今回はマジで大人しくしておくつもりだったんですよ? そりゃたまに自分からことを起こすために突っ込んでいったりすることもありますが……。

 

 

「ッ! 出会え出会えッ! 異端者だ! 兵を集めよ!」

「ば、バカ! お前何を!」

「神が死んだなどと信じられるか! 悪魔などここで祓い去るべきよ!」

 

 

そう言いながら、服の下に仕込んでいたのか聖職者の服の下から剣を取り出す何人かのお偉いさん。そしてそれを止めようとするお偉いさんもいれば、気配を消してこの場から逃走しようとしているお偉いさんもいる。まぁそんな意見が一致していない彼らでも、誰かが兵を呼べば飛んでくるわけで……、一斉に囲まれちゃった。

 

応戦するためか、ソーレもルーナも速攻で剣を抜いて私を庇える位置に立ってるし……。

 

 

(どうしよ。)

 

 

 

 






〇ティアラ
脳が思考を放棄し始めている。

〇オリアナ
この状態のティアラが一番何するかわかんないんだよな……。まぁここにいる奴らなら姉妹だけでも制圧できるし、やり過ぎないように見ておけばいいか。

〇ソーレ&ルーナ
やる気気合十分、自分たちが守っている存在がはるかに上位の存在だろうと、手を煩わせたりなんか絶対しない! 私達だけで倒し切る!

〇おっぱいさん
あ、あわわわわわ(状況が理解できていない)

〇魔法によるストーカー犯
露見してしまったため、現在術式の更新を実施中。





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