クワイエット・ゼロになんとか追いついたティアンム提督の紲星重工警備隊所属宇宙第二連合艦隊。
しかし、クワイエット・ゼロへの突入と展開領域の解除は成功しているようで無駄足となりかけていた。
しかし‥‥
第二連合艦隊 旗艦タイタン 艦橋
「うぉ!?」
「うわぁぁぁぁ!?」
突如として第二連合艦隊から見てクワイエット・ゼロをはさんだ反対側の宙域…月近郊の宙域からとてつもなく威力のあるレーザーが照射されたのだ。
おまけにそれをエアリアルがドローンガンダムと共にかき消したまではよかったがその余波で分散したレーザーが近づいてきた第二連合艦隊に直撃してしまった。
幸いタイタンには直撃することはなかったが‥‥
「副長!被害報告をあげろ!!」
「サラミス級巡洋艦『タコマ』機関部にレーザーが直撃し航行不能!!」
『こちらレパント級ミサイルフリゲート『マーシャル・シャポニシコフ』!船体に大規模な破断発生!我操舵不能!!繰り返す!!船体に大規模な破断が発生!!我、操舵不能!!』
『戦艦メリーランド、後部右舷側副砲に損害あれども軽微!戦闘行動に支障なし!!』
『コロンブス級多目的輸送艦『ファルケン』にレーザー直撃!!総員退艦命令が発令されました!!』
結構な損害であった。
この攻撃は宇宙議会連合が保有するL1惑星間レーザー送電システム「ILTS」によるものであった。
本来この施設はライフラインの発電目的の物であり、紲星重工にも宇宙議会連合からそう説明を受けていたので容認していた施設だった。
しかし、建造・設計時点から軍事転用を視野に置かれた施設であり、宇宙議会連合はペイル社と結託し、試射もかねて今回使用に踏み切ったのだった。
…しかし、これは紲星重工側からすれば困ったどころの話ではない。
この施設は下手をすれば宇宙から地球を直接攻撃することが可能な可能性も否定できず、なにより現在、紲星重工が主導して月面に建設中の月面工場施設群が宇宙議会連合からの影響下に入れられかねないのだ。
そもそもこの施設は軍事目的ではないと当初説明を受けていた。
にもかかわらず実態はこの有様。
この事態を受けて映像をティアンム艦隊経由で受け取っていた紲星重工幹部会からの厳命を受けてティアンム提督は急遽目的を変更。
「ILTS」への攻撃に踏み切ることとなった。
その後、ティアンム指揮下の第二連合艦隊は怒り狂ったように「ILTS」に対して猛火を集中させて粉砕させてしまった。
それを受けて宇宙議会連合から抗議がきたが黙殺した。
そもそも約束を破って軍事施設化させていたのは宇宙議会連合側である。
文句を言われる筋合いはない。
そしてその後、原作通りにベネリットの資産が売り払われたが、地球上の施設・土地は紲星重工がすべて買い取ることとなった。
こうしてこの動きのおかげで未来は大きく変わっていく。
そしてこの戦いの翌日にあかりの意識がもどったのだった。
次回 第二章 独立戦争
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