紲星重工の奮闘   作:島田愛里寿

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なお書かれている暫定参加作品は後で追加・修正が入るかもしれません。

※世界観はスパロボVに近い感じで複数の世界を舞台にする予定です!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=318022&uid=389475


第二十五話 講和会議

地球軍と宇宙議会連合の戦いは一週間と立たずに終焉となった。

 

 

結果は誰がどう見ても宇宙議会連合の惨敗であった。

 

 

地球軍の上陸部隊指揮官による尋問に近い降伏勧告の際に‥‥

 

 

 

『降伏するか否か!YesかNoでさっさと答えい!!』

 

 

『イ…Yes…』

 

 

と恫喝まがいに問われて渋々降伏する形になったので宇宙議会連合としては不本意であったろうが…。

 

 

 

その後、南極の基地にて講和条約がまとめられた。

 

 

 

条約の内容を簡単に紹介しよう。

 

 

 

今後はスペーシアン各種企業が政治への介入を禁じる。

 

 

地球の自由を認める。

 

 

これまでのスペーシアンの特権はすべて廃止とし、アーシアンの立場を回復する。

 

 

宇宙議会連合は解体処分

 

 

各スペーシアン系の会社の幹部陣は全員一時拘束

 

 

各種賠償金

 

ets‥‥

 

 

 

 

まぁ容赦のない要求が通された。

 

 

スペーシアン側からしたら憤慨ものの処分であったが、地球側からすれば譲歩しまくった結果だ。

 

 

実を言うとスペーシアン側にはさらに過酷な処分を予定していたが、条約を結ぶなんて初めて出会った地球側の各種官僚たちが過去の講和条約や降伏条約の条文を引っ掻き回してチェックしたのだが、

 

 

第一次世界大戦後に似たようなめちゃくちゃな賠償を科した結果、第二次世界大戦が発生する引き金になったのではないかという条約を発見したのだ。

 

 

その名は『ヴェルサイユ条約』

 

 

 

確認した所、流石にここまでしてはのちの世に禍根を残すだろうという判断が出たので結局かなり譲歩しての条約締結となった。

 

 

 

しかし、スペーシアン系企業の大半はこの条約提携の余波を受けて倒産。

 

 

特にアーシアンを食い物にしてきた企業はほぼすべてが瓦解することとなった。

 

 

 

紲星重工 本社

 

「いや~やっと終わりましたか…」

 

 

 

「な~に、一仕事終えた感を出しているんですか。この後に講和条約締結式に出席、んでその後に各プラントの監査に同行、あともって傘下企業間でのトラブルの解決、さらに…」

 

 

「うわぁぁぁぁん!休みたいよ~!!」

 

 

あかりは結構短い期間で戦争が終わったことに喜んでいたが、後始末に追われていた。

 

 

 

なんせ紲星重工はこの戦争にもろに関わっていたせいで後始末やら式典に参加せざるを得ず、あかりは文字通り世界中を飛び回る羽目になったのだった。

 

 

 

 

そして紲星重工内でもこれまでスペーシアン系企業に対抗するべくいろいろやって来たが、その対象が瓦解したのでどうしたもんかと頭を抱えている惨状である。

 

 

 

 

 

その後、あかりは各種式典やら後始末やらに参加し続け、二か月後まで休みがなかったと明記しておこう。




次回 最終話 新たなる時代へ

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