ガンダムアーセナルベース シャングリラ   作:ボルメテウスさん

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予選への突入

 現在、シャングリラフロンティアは、まさしく大ガンプラ戦争時代であった。

 

 ガンダムシュミレーターとのコラボイベントの為に、行われた大会。

 

 それと相まって、多くのプレイヤーが、ガンプラを造り、参戦している。

 

 コラボイベントである事もあって、それを純粋に楽しむ物も多くいるが、それら以外にも様々な理由で参加する者は多い。

 

 だが、その多くは、ガンダムアーセナルベースの優勝賞品であった。

 

 曰く。

 

『シャングリラフロンティアで、未だに発見されていない未知のアイテム』

 

 曰く。

 

『ユニークモンスターに有効なアイテム』

 

 曰く。

 

『これまでにない最強の武器』

 

 それらの情報が多く、賑わせている。

 

 その証拠に、その優勝賞品の多くは、謎に満ちている。

 

 ただ一つのアイテムを除いて。

 

 そのアイテムの名は『魔力運用ユニット』。

 

 それは、この1年間で、未だに発見されなかったアイテムである。

 

 その事も相まって、ガンダムアーセナルベースを参加する者がかなり多い。

 

「きゃああぁぁぁぁ!!」

 

 そして、現在、ガンダムアーセナルベースで注目を集めているチーム『旅狼』。

 

 これまで、誰も倒す事が出来なかったユニークモンスターを倒したチーム。

 

 その事もあって、ガンダムアーセナルベースの優勝候補として、名が出ていた。

 

「なんで、私、追われているのぉ!!」

 

 そして、その旅狼のメンバーの1人として、名が上がった陸八魔アルが追われていた。

 

 ガンダムアーセナルベースの予選に出る為の条件として『一定のチームを倒す事』。

 

 そして、脱落する条件として『チームメンバーが5回倒されたら、脱落』。

 

 その為、優勝を狙うプレイヤー達は、陸八魔アルを狙っていた。

 

「なんで、私だけ狙われているのぉ!!」

 

 そうしながらも、陸八魔アルは自分が乗るウイングガンダムゼロベリアルを操縦し、他の機体からの射撃を回避しながら、逃げ続けていた。

 

 涙目になりながら、必死に逃げ続ける陸八魔アル。

 

 しかし、その時だった。

 

「アルさぁん!!」

 

「えっ、その声はぁ!?」

 

 そんなアルさんを呼ぶ声に、彼女は涙目になりながら、その方向を見る。

 

 そこには怪盗を思わせるアーマーを身に纏った勇聖丸がいた。

 

 そして、それに乗るパイロットであるユウトだった。

 

「こっちですこっち!」

 

「うわぁぁぁん!」

 

 そのユウトに導かれるがままに、陸八魔アルはウイングガンダムゼロベリアルを動かす。

 

 そのまま、ユウトは誘導するがまま、岩の洞窟へと飛び込む。

 

 それと同時に複数のビームライフルや実弾兵器による銃撃が行われるも、なんとか回避に成功する。

 

「た、助かった……ありがとう、ユウト君」

 

「いえいえ、間に合ってよかったですよ」

 

 ほっとした様子で息をつくアルに対し、笑顔を浮かべるユウト。

 

 それと同時だった。

 

 アルを狙って来た彼らは一瞬で、青い光に包まれた。

 

「えっと、今のは」

 

「えっと、サンラクさんからの言葉で、波動砲らしいですね」

 

「えぇ」

 

 そのユウトの言葉に対して、アルは思わずドン引きした表情を浮かべてしまう。

 

「ぐっ、なんだ今の攻撃はぁ!」

 

 そう、黒く塗装されたギラーガ達だった。

 

 それらは先程の攻撃でもなんとか避ける事が出来た。

 

 同時だった。

 

「あとはてめぇらだなぁ!」

 

「なっ」

 

 そんなギラーガ達に向かっている影。

 

 それは、このガンダムアーセナルベースでも、未知の機体であるライジングフリーダム。

 

 そして、ライジングフリーダムに乗るのは、さらに謎のプレイヤーであるサンラクだった。

 

 その出現に対して、ギラーガに乗るプレイヤー達は驚きを隠せなかった。

 

「奴が現れた!」「だけど、ここでこいつを始末するぞ!」

 

 サンラクに対して、ギラーガ達はギラーガビットを使い、そのまま攻撃をする。

 

 かなりの範囲攻撃であり、まるで糸の中を掻い潜るような動きで回避したサンラクだったが、流石に完全回避とはいかない。

 

 だが……。

 

「……あ?」

 

 ギラーガビットの攻撃が命中した瞬間、サンラクの姿が消える。

 

 いや、消えたわけではない。ただ、ギラーガビットの視界には、サンラクはいなかったのだ。

 

「なんだ!?」「どこに行った!?」

 

 慌てふためくギラーガ達は驚きを隠せなかった。

 

「その程度の数で、勝てると思っているのか!」

 

「えっ」

 

 同時に、ギラーガ達が見たのは、ライジングフリーダム。

 

 だが、その数は以上だった。

 

「そんな寝惚けた攻撃が通用するかぁ!! だからこそ、分身は、こうやるんだぁ──ッ!!!」

 

 サンラクの咆哮と共に、ライジングフリーダムのバックパックから青い炎と金色の光を放ち、最大稼働状態となったライジングフリーダムから凄まじい数の分身が生み出される。

 

 

 

「あれって、どういう」

 

「F91の機能を中心に、質量のある分身を可能にしました」

 

「えぇ」

 

 ユウトの言葉に対して、困惑している間にもギラーガ達は、サンラクの作り出した分身に翻弄されていた。

 

 そして、そのまま瞬く間に倒されていく。

 

「よしっ、これで目標の数は出来たな」

 

「……なんというか、かなり卑怯なような」

 

 アルは、思わず呟く。

 

「まぁ、こっちの手をあまり出さない為にもな」

 

「こっちの手?」

 

 それに対して、アルは首を傾げる。

 

「まぁ、それは予選のお楽しみに」

 

 そう言ったサンラクの笑みに、アルは恐怖を感じた。

ルフトの機体は、どのシリーズを参考に

  • 宇宙世紀ガンダム
  • 機動武闘伝Gガンダム
  • 新機動戦記ガンダムW
  • 機動新世紀ガンダムX
  • ∀ガンダム
  • 機動戦士ガンダムSEED
  • 機動戦士ガンダム00
  • 機動戦士ガンダムAGE
  • ガンダム Gのレコンギスタ
  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
  • 機動戦士ガンダム水星の魔女
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