ガンダムアーセナルベース シャングリラ   作:ボルメテウスさん

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バグ技

「さてっと、いよいよ試合が始まるなぁ」

 

そうしながら、俺は既に操縦桿を握り絞めながら、ゆっくりと問いかける。

 

「それにしても、ペンシルゴン。マジで、あのバグを使うのかよ」

 

それと共に準備を行っているカッツォもまた、あれを使用する事に対して、問いかける。

 

「勿論、だって面白そうじゃないのぉ」

 

「そりゃ、面白いと言ったら、そうかもしれないけど」

 

「・・・すっごく不安」

 

それに対して、各々の反応は既に分かりきっている。

 

「とにかく、始めるとしようじゃないの、ゲームをね」

 

その言葉と共に、試合が開始する合図が出る。

 

「それじゃ、行くとするか!」

 

その言葉を合図に、俺達は発進する。

既に、俺とアルさんの機体は飛行機形態となっており、俺にはカッツォが、アルさんにはユウト君が乗った状態で、目的地へと進む。

 

「さて、相手チームはどこにって」

 

そう考えている時だった。

俺達に向かって、ビームの嵐が襲い掛かってくる。

 

「うぉ、マジかよ!!」

「さっそく、お出ましかよ」

 

そう考えている間にも、向こうは既にこちらに向かっていた。

しかも、ビームだけではなく、幾つもの小さな機体も見えるが。

 

「あれは、GUNDビットか」

「それって、確かカッツォの奴と」

「あぁ、そうだな、だったら」

 

すると、カッツォの奴は、既に用意していたと思われる剣を取り出していた。

 

「それって、まさか!」

「さすがはユウト君!そう、これこそがナルカミだぁ!!」

 

すると、カッツォの奴が取り出した剣をそのまま投げる。

それと共に、なんと剣から電撃が放たれた。

 

「おぉマジかよ!?」

 

これはさすがに驚きを隠せなかった。

 

「虎の爪も悩んだけど、こういう遠距離の奴が多い相手だったら、こっちの方も良いと考えたんだよなぁ!」

 

そうしている間にも、奴らは、俺達の方に攻撃を仕掛ける。

 

「だったら、僕も!武装召魂!」

 

同時に、その姿を変える。

その容姿は、見た感じだと、信長を思わせる姿だ。

 

「信長ガンダムエピオン!はぁぁぁ!!」

 

それに合わせるように、こちらに向かって、巨大な腕が真っ直ぐと襲い掛かるガンダムに対して、刀は切長谷部に情念を込めて巨大な蛇腹剣にし、大きく振るう。

二つの攻撃が、ぶつかり合いながら、拮抗する。

 

「何を企んでいようと無駄よ」

 

すると、向こうのチームから通信が来た。

 

「無駄とは一体、どういう事でしょうねぇ」

「未だに実戦経験の少ない貴方達では、私達では勝てないわ」

「へぇ、そりゃどうも、確かに俺達は遊びでやっているよ」

 

そう、俺は返答する。

 

「ただし、本気でな。何よりもやれる事だったら、なんでもやる」

「何でもね、それが通じるかしら」

「あぁ、勿論。俺達のリーダーはバグを利用するからな」

「バグ?そんな不正行為、認められるとでも」

「不正じゃないんだよなぁ、それが」

 

俺はあえて、そう言う。

すると、奴らは、警戒したようだ。

 

「あぁ、それと忠告だ。そこにはバグが出るから注意しな」

「そんな言葉、信頼出来るとでも思っているの!」

 

俺は、親切にも教えたのに、黒い一つ目の機体は、俺に向けていた。

 

「あぁ、まったく」

 

だが、それよりも早く、そいつの胴体は真っ二つに斬り裂かれる。

 

「えっ」

 

それと共に爆散する。

 

「ミアっ!」

「今のはバグっ」

「けど、バグって」

 

そう考えていると共に、その正体が現す。

 

「これは、まさか」

「だから言っただろ」

 

外観は円盤の外周にチェーンソーユニットが付いた浮遊端末。

 

「バグが出るって」

「そのバグ!?」

 

バグの出現に、驚きを隠せない一同。

そうしている間にも、バグは次々と現れ、奴らを囲んでいく。

 

「まさか、これが狙いで!」

「上にいる彼らは囮だった訳ね!」

 

そう、俺達は最初から囮。

さすがに四人が全員出てきたので、油断しているようだった。

その間にも、ペンシルゴンの奴は、こそこそと仕掛けていた。

元々は、こういうのが得意であり、なんとミラージュコロイド?だったか、それを使って透明になりながら、バグを仕掛けていた。

 

「けど、正体が分かれば!」

 

すると、次々と奴らはバグに攻撃を仕掛ける。

それは、リーダー格だと思われる奴の冷静な指示で、次々と攻撃を仕掛けていく。

それによって、空を浮かび、接近するバグに対しても冷静に撃ち落としていく。

 

「問題ないわ!」

「えぇ!」

 

そうしていくと、バグは次々と撃墜されていく。

 

「あららぁ、私がせっかく仕掛けたバグをこんなにぃ」

 

すると、ペンシルゴンの奴は、わざわざ奴らの前に出てきた。

ミラージュコロイド機能をわざわざ解除して。

 

「あなたが、ペンシルゴン。確かに噂通りの奴ね」

「それはどうも」

「けど、終わりよ」

「へぇ、正面から、良いよ」

 

すると、ペンシルゴンの奴もまた、構えた。

両手を大きく広げて。

 

「正面から、堂々とやってあげるよ」

「騎士の名前を名乗っているだけはあるわね、けど」

 

すると、巨大なライフルを二つ、ペンシルゴンに構えていた。

 

「無謀とも言えるわ」

 

そう、リーダー格だと思われる奴が言う。

 

「サンラク!さすがに助けないと」

「・・・カッツォ」

「なんだ?」

「あいつ、絶対に仕掛けているよな」

 

俺はそう、カッツォに尋ねると。

 

「やっているな、確実に」

「えぇ」

 

カッツォの返答に対して、アルさんは思わず言ってしまう。

あいつが、正面から正々堂々とやるのだろうか。

その予想は。

 

「「「えっ」」」

 

見事に当たった。

なんと、リーダー格が持っていたライフルは見事に撃ち抜いた。

味方の三機を貫通して。

 

「なんで」

「あらまぁ、駄目じゃないかぁ、味方に攻撃しちゃぁ」

 

そう、ペンシルゴンの操る機体の手がまるで人形師が操る動作のように。

 

「ワイヤーっまさか!」

 

ペンシルゴンの奴、ただ単にバグを放っただけで終わった訳じゃない。

周囲を縦横無尽に暴れるように見せかけておいて、バグには僅かにワイヤーを仕掛けていた。

そのワイヤーの狙いは一番火力があると思われるリーダー機の腕だった。

それも気づきにくく、腕が僅かに動く程度しか出来ない。

それだけでも、ペンシルゴンには十分だった。

 

「バァン」

 

それと同時に、ペンシルゴンの、胴体にある骸骨の口が開く。

そこから放たれる無数の針がリーダー格のガンプラを無残に惨殺した。

 

「「「「うわぁ」」」」

 

その出来事に、俺達は思わず、敵チームに同情してしまった。

 

「ほらほら、すぐに行くよぉ」

 

だが、ペンシルゴン本人は、まるで気にした様子もなく言った。

 

「・・・まぁ良いか」

「そうだな、いつも通りいつも通り」

 

「「えぇ」」

 

それと共に、俺とカッツォは特に気にせずに向かった。

それに対して、アルさんとユウト君が何か言ったが関係ない。

そのまま俺達は戦艦を見事に撃沈させ、2回戦へと進める事が出来た。

ルフトの機体は、どのシリーズを参考に

  • 宇宙世紀ガンダム
  • 機動武闘伝Gガンダム
  • 新機動戦記ガンダムW
  • 機動新世紀ガンダムX
  • ∀ガンダム
  • 機動戦士ガンダムSEED
  • 機動戦士ガンダム00
  • 機動戦士ガンダムAGE
  • ガンダム Gのレコンギスタ
  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
  • 機動戦士ガンダム水星の魔女
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