ガンダムアーセナルベース Blank Justice 作:ガンダムラザーニャ
「ぐぅ〜zzz」
「しゅぴー…zzz」
一通りゲームを終えて、眠りにつく『 』の二人。
そこへ。
「ほら二人とも!いつまで寝てるんですか!」
ユウカがやってきてカーテンを開けば日光が入り。
「ぎゃーーー!!
目、目がぁーーー!」
「目が〜〜〜!目がぁ〜〜〜!!」
どこぞの大佐の如く、目を押さえながらそこら辺で悶える引きこもりたち。
「うっ、何故だ…!
この家は朝日が差さない、黄金立地だから引っ越したのに!」
「もう朝の9時ですよ」
「うぅ…、まだ深夜20時」
「どんな時間の捉え方してるんですか」
起こしに来たのに寝ぼけたことをほざくニートたち。
ユウカが初めてこの家に来てからというもの、これでも二人の生活環境はマシになった方である。
しかも二人があの都市伝説にもなってる『 』だと知ってからはかなり驚きはしても、こんな感じの二人なので放っておけず、こうして起こしに来たりと面倒を見るようになった。
「じゃあ、悪いけどユウカ、俺たちもう一眠りするわ」
「何で寝るんですかっ!?」
ぐーたらですぐに二度寝を始める二人の毛布を引っ張る。
「これがゲーマーたちの間で都市伝説となってる『 』だって知ったら、色んな意味で恥ずかしいですよ!」
「恥ずかしい?
そう思うならそれで結構、それがお前の限界だ。
例えどんなことがあろうが、『 』に労働の二文字はない!」
「あまり…、人類を…!」
「「舐めるじゃねぇぇぇ!!!」」
ニートと書いて人類と読むニート共が、誇らしげに叫んだ。
「そんな人類ならもういっそ滅んだほうがいいですよ!
…ほら、そんなこと言ってないで早くリビングに来てください!
朝ご飯用意してますから」
「ふぁっ、あ~あ…。
ったく仕方ねぇな…、ほら白行くぞ」
「にぃ…、運ん、で…」
ユウカが起こそうとするが、二人、特に白は立ち上がらず。
白は自分で歩こうとしないため、結局空が白を背負ってリビングへと連れていくことになった。
そうして、ユウカが用意した朝食を食べ終えると。
「…それで、これからどうするんですか?」
「あ?何のことだ?」
「戦艦ですよ。
一応私を最後にガンプラ使うメンバーは揃いましたけど、まだどの戦艦を使うのか、そしてその戦艦を誰が操作するのかってことですよ」
と、ユウカがこの先の予定を尋ねた。
確かに今回の大会はガンプラを5人、戦艦を1人で操作することになっている。
それでガンプラ担当の5人は集まったが、大会において最も重要な戦艦とそれを操作する人がいない。
まだ大会まで時間があるとはいえ、早めに決めておく必要がある。
「…何だ、そんなことか」
「そんなことって……、重要ですよ」
「宛があるんだよ」
「えっ?」
空の発言にユウカは首を傾げると、スマホを開いて見せた。
そこにあったのはミッションの一覧があり、ある一点に指を指した。
「これは?」
「隠しミッションの中でもかなり高難易度かつ、出る条件が厳しいミッションだ。
報酬は高性能な戦艦だ。
確か、ガンダムシリーズにないやつだったが」
「確かに、別にガンダムシリーズのみというルールは、ないですからね。
でも、戦艦を操作するのは?」
「それは白に任せる」
「…んっ、任せて」
ぽんと、白の頭を撫でる空。
「えっ、でも大丈夫ですか?
ジャスティス操作するのも、二人でやってたのに」
「二手に分かれたら負けるってか?
勘違いすんなよ、俺たちは二人で一人。
シャンフロ側から来るであろうあいつを倒すまで、負けるなんてことは万に一つもねぇんだよ」
「ん……」
自信満々に答える空に、白も頷いた。
「なるほど……、自信はあると」
「それに、ガンプラ担当の5人が揃ったから、戦闘の場で色々と見ておきたいんだよ。
特に連携のな」
「ふむ…確かに私は他のメンバーの名前とガンプラは調べてありますが、まだ共闘はしてませんからね…。
わかりました、ではそのようにしましょう!」
「あぁ、そうしてくれ。
じゃ、朝飯も終えたし、俺たちはゲーセンに…」
「その前にちゃんとご飯食べてくださいね?
その後、一緒にランニングです」
「マジか……」
「にぃ……」
そうして、『 』は朝食を食べ終えてからランニングをすることになった。
引きこもりにとって地獄としか言いようがないが、二人はユウカに言われるがままランニングに出掛けた。
空と白は何とか手を取りながら走りきったが、もうすでに虫の息だった。
だがそれでもゲームをするという目的が二人を奮い立たせた。
そして、やっとの思いでやり遂げた二人は、今度こそゲーセンへと足を運ぶのであった。
バトルサバイバルで活躍するのは?
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空
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焼け野原ひろし
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ノビ
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メブ
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ユウカ