ガンダムアーセナルベース Blank Justice   作:ガンダムラザーニャ

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改造案と対戦チーム募集を行っております。

皆様のリクエストをお待ちしております。

改造案
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312115&uid=99940

対戦チーム募集
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312117&uid=99940


大会に向けて

ナデシコCのプラモが届き、空とユウカで組み立てた。

 

ガレージキットではなく、しっかりと色分けされたパーツで、かなり出来がいい。

 

「ふぅ…、何とか完成したな」

 

「ホントそうですよ。

 

こんなの、私が学校の帰りに寄り道で来ないとできませんよ」

 

ニートで引きこもりな二人と違い、学校に通ってるユウカはため息を着きながら完成したナデシコCを見る。

 

スミ入れ、塗装、ゲート処理、つや消しなど、プラモの完成度を高める為に出来得る限りのことをしたので、かなり見栄えがよくなった。

 

「というか、これ作るのに、何もお前まで来ることなかったろ」

 

「そ・れ・は!

 

私が来ないと二人ともいつまでも引きこもってるからでしょ!

 

生活感もないし荷物も散らかしっぱなし!たまには掃除や洗濯くらい自分たちでしてくださいよ!」

 

「「う……、すいません」」

 

ユウカの説教に、二人は何も言い返す言葉もなく、ただ謝るしかなかった。

 

しかし、ユウカはそんな二人を見て、思わず笑みがこぼれるのだった。

 

「でもまぁ、これでガンダムシミュレーターとシャンフロのコラボ大会・アーセナルベースへの参加条件もクリアしましたね」

 

「あぁ、白には『 』名義のアカウント使わせるから問題ないしな」

 

「…ぶい、まかせて」

 

白は自信満々にサムズアップする。

 

「…でも、大会に出る条件は満たしたが、まだ課題は残ってるんだよな」

 

「課題、ですか?」

 

「あぁ、今回のミッションでわかったが、俺らのチームは防戦一方だと長くは持たねぇんだ。

 

あのガガたちによるトランザム特攻に苦戦するようじゃな」

 

「だか、ら…、それぞれで反省点を、出して、次に、生かす。

 

そのためにも、ガンプラの改造、も…、視野に、いれる」

 

「そういう事。

 

当然イモータルジャスティスも何かしら改造はするが、他の皆にもそれぞれのガンプラの改造するなり、改造しなくても対策してほしい。

 

もう他の皆にもチームでのチャットで伝えてるが。

 

ユウカ、お前はどうする?」

 

「私ですか?

 

…まぁ私としては多少武装は変えるとは思いますが、あれでもまだ見せてないギミックがありますので、それを使いますよ」

 

「そりゃあヴァーチェだしな。

 

何かはあるだろうとは思うけどな」

 

ユウカのガンダムヴァーチェフィジカル+のベースであるヴァーチェには、その分厚い装甲の中にガンダムナドレがいる。

 

恐らく、トライアルシステム以外にも何かしらのギミックはあるのだろうと考える。

 

「他の皆さんは何するんでしょうね」

 

「さぁな。

 

じゃあ、今度チャットでミーティングしながら改造していくか。

 

イベントまで時間はあるしな」

 

「そうですね。

 

じゃあ私はこれで。

 

今日の夕食や明日の朝食と昼食などは冷蔵庫に入れてありますので、食べていってください。

 

あと、ちゃんとお風呂に入って、体を綺麗にするんですよ?特に白」

 

「う、ん…」

 

「お前、俺らがほっとけないからってここまでするか?

 

料理とか、本当はあまり得意じゃないんだろ?」

 

「な、何でそんなこと知ってるんですか!?」

 

「あ、マジなんだ。

 

俺らが目の前で飯食ってるときに、まるで不味かったらどうしようとか思ってそうな顔してたから、まさかとは思ってたんだがな」

 

「…多分、調味料とか、きっちり測らないと、だめなタイプ。

 

しかも、少々とか、弱火で何分、とか…、納得がいかない、かも」

 

「うぅ……、その通りですよ!

 

お料理とか、やった経験もなかったし…。

 

だから勉強して、練習もしたんですよ。

 

でも、それとこれとでは話は別です!」

 

ビッ!と二人に指を指すユウカ。

 

「二人とも、前に人類がどうのこうの言ってましたが、それ以前に生活舐め過ぎなんです!

 

人間、生活力が乏しいとろくなことになりませんからね!」

 

とにかく、これで失礼します!と、そのまま家を後にするユウカ。

 

残された空と白は、ため息を着きながらリビングに向かう。

 

「…生活、舐めてる、か」

 

「…にぃ」

 

「そうだな白。

 

死んだ親からも、そんなこと、これっぽっちも言われたこと、ないもんな」

 

「という、か…、嫌われてた、から」

 

空と白にはかつて両親がいた。

 

でも、二人はそれぞれ別々ではあったが嫌われていた。

 

空は、出来が悪すぎて、そのクセ人の顔色伺って、まるで心を見透かしてるかのようで気味悪がられて。

 

白は、空とは逆に出来が良すぎて、他人を理解できず、本人にそのつもりはなくても恐怖させるから。

 

だから、親からは何も言われなかったし、見放された。

 

だから二人で生きていこうと決意した。

 

けど。

 

「…妹よ」

 

「ん…」

 

「俺とお前にとって、この世界なんてクソゲーだ。

 

パラメーターも不明、ジャンルも不明、明確な目的も不明。

 

人口70億人が自分の駒を好き勝手動かしてるだけ」

 

「そのクセ、勝ちすぎても…、負けすぎても、ペナルティが、出る」

 

「おまけにパスする権利も無ければ、喋りすぎれば疎まれる」

 

「ゆえに、クソゲー…」

 

二人からすれば、世間はあまりにも理不尽すぎた。

 

何事も平均でなくちゃいけないし、何かしら抜きん出てたり不器用過ぎたら白い目で見られる。

 

空は出来が悪すぎて悪目立ちし、白は出来が良すぎて周りから気味悪がられていじめられていた。

 

だからこそ、普通の兄妹以上に兄妹としての絆が歪ながら噛み合った二人は一緒にいることになった。

 

そして七歳も年が離れてるから、こうして家に引きこもってる。

 

そんな二人の世間に対する目には、何の希望もない。

 

むしろ、皮肉って嘲って、鼻で笑うようにクソゲーだと。

 

ただ、そんな二人でも思うことがあった。

 

「けどな。

 

こんなクソゲーな世界でも、俺らのこと、心配して面倒見てくれるやつって、いるんだな」

 

「んっ…、生活舐め過ぎだって」

 

ユウカが用意した食事を、電子レンジで温めて、二人で食べる。

 

「…改めて思ったけど。

 

あいつ、うまいもん作るじゃん」

 

「ユウカが、来る前は、まともな食事とか、なかったから」

 

「そうだな。

 

ずっとカップ麺とかで済ましてたもんな」

 

二人は食事を続ける。

 

「…なぁ白よ。

 

こんなクソゲーみたいな世界にも、あぁいうやつって、いるもんだな」

 

「ん…、白も、そう思う…」

 

いつもはゲームをしながらカップ麺やカロリーメイトを食べる二人。

 

だが、何だかんだ面倒を見てくれるユウカに感謝を覚えながら、食事を噛み締めた。

バトルサバイバルで活躍するのは?

  • 焼け野原ひろし
  • ノビ
  • メブ
  • ユウカ
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