ガンダムアーセナルベース Blank Justice   作:ガンダムラザーニャ

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『兎』さんからのリクエストのガンプラを入れた話を書かせていただきました。

また、活動報告にあるガンプラ改造案も書き直しましたので、皆様のリクエストをお待ちしております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312115&uid=99940

そして、対戦相手の募集も続けておりますので、そちらもリクエストして頂ければ幸いです。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=312117&uid=99940


算術使いの真髄

『 』こと空と白、そしてユウカはゲーセンに来て、それぞれのガンプラを置いて記録させて、ガンダムシミュレーターの筐体を起動させた。

 

『 』はイモータルジャスティスガンダム。

 

それに対してユウカはガンダムヴァーチェフィジカル+だ。

 

フィールドは宇宙、それもデブリ帯。

 

そこで空と白のガンプラであるジャスティスはユウカのガンプラであるヴァーチェと対峙するように構える。

 

「さぁユウカ、ゲームを始めよう」

 

「えぇ、あなたたち二人の自堕落さも引き籠もりっぷりも、全部因数分解してあげます!」

 

「はははっ、毒舌だなぁ!」

 

軽口を叩かれつつも、ヴァーチェの砲撃を高い機動力で掻い潜って近づいてくるジャスティス。

 

飛んでくるミサイルに、頭部のバルカンを速射して、そのまま接近する。

 

腰部のビームブーメランで、ヴァーチェの胴体を斬り裂こうとするが阻まれる。

 

何せ、斬りつけようとした箇所にGNフィールドが展開されて防がれたのだから。

 

「へっ、やっぱり硬いな」

 

「あなたたちがそこから攻撃してくるなんて、計算通りですからね」

 

「なら、これはどうだ?」

 

ヴァーチェの背後から既に投げていたビームブーメランが飛んでくる。

 

しかしそれも、GNフィールドで阻まれる。

 

「その攻撃も計算済みです」

 

「ん、ここまでは…、予想通り」

 

「けどこれは流石に無理だろ?」

 

と、ゼロ距離でビームライフルを突きつけた。

 

「なっ」

 

即座にGNフィールドを展開して防ぐが、衝撃に耐えられず怯んでしまう。

 

「流石にこの距離なら怯むようだな。

 

そして隙ありだ!」

 

「しまっ」

 

ビームブーメランでGNキャノンを破壊されるヴァーチェ。

 

それがを破壊されたことで攻撃方法が限られてしまう。

 

「残りは実弾とGNフィールドと、恐らくはビームサーベルだけだろうが、そんなんじゃ俺らは倒せないぜ?」

 

「…確かに、そうかもしれませんね。

 

こうなれば、あなたたち相手にこれは不要ですね」

 

そう言いながらも、降参もしないユウカ。

 

そこには諦めも自棄もない。

 

ただ、それがどうした?

 

そう言わんばかりに、正面から向き合って、手を張り手にして突っ込んでくる。

 

「…とっ、しん?」

 

「いや、何かあるぞ」

 

当たる直前に避け、その後ろにあった大型のデブリに直撃するヴァーチェ。

 

すると、その巨大で分厚いはずのデブリが内側から粒子を噴き出して爆発した。

 

「何かあるとは思ったが、そういうことか」

 

「ふふっ、えぇそうですよ。

 

これが私の奥の手、その名も…」

 

ヴァーチェの装甲が外れていく。

 

分厚く、そして大型だったヴァーチェの装甲が、まるで脱皮をするように外れていく。

 

外れた装甲の下は、まるで細身の女性のそれでありながらも力があるように逞しく思えるボディ。

 

そして頭部の装甲が外れると、後頭部の赤いケーブルコードがポニーテールのように靡く。

 

その様はまるで、己の計算と研鑽の限りを尽くし、武を極めた女武闘家のそれだ。

 

「ガンダムナドレフィジカルです!」

 

格闘技のような構えを取り、相手を見据えるガンダムナドレフィジカル。

 

「ガンダムナドレフィジカル……、それがお前の機体の真の姿か」

 

「えぇ、その通りです。

 

さぁ始めましょうか。

 

私の計算と研鑽の限りを尽くして作り上げたこのナドレで!」

 

「……あぁ、やってやるぜ!」

 

そしてジャスティスはナドレへと挑む。

 

「はっ!」

 

分厚い装甲を脱いだことでなのか、機動力が明らかに上がっている。

 

それも『 』のジャスティスに迫る程だ。

 

「そらっ!」

 

ビームブーメランで斬りかかるが、それを極小で限定的に腕に展開したGNフィールドで防ぎ、カウンターとばかりにジャスティスを蹴り飛ばした。

 

「がっ、うぅ!」

 

「まだです!」

 

インファイトを仕掛けるナドレに、防戦一方となるジャスティス。

 

実弾攻撃に耐性のあるヴァリアブルフェイズシフト装甲があるとはいえ、これ以上耐えるとマズい。

 

そう考える二人に、ナドレの攻撃が来る。

 

それもさっきデブリを破壊した時と同じ、張り手だ。

 

ビームキャリーシールドで防ぐと、機械が軋む音がしてシールドが吹っ飛んだ。

 

そしてそのまま内側から粒子を噴き出して爆散した。

 

「マジかよこれって!」

 

「気付きましたか?

 

これぞ私のナドレフィジカルの奥義、GN粒子発勁です!」

 

「やはりな。

 

それ、ガンダムビルドファイターズで出てきた粒子発勁をGN粒子でできるようにしたってわけか!

 

掌からGN粒子を相手に流し込んで、一気に内側から炸裂させるって訳か」

 

「解説、乙…!

 

けど、この、攻防一体の、戦術、無駄が、ない!

 

今の白たちには、分が悪い…!」

 

「落ち着け妹よ。

 

何も真正面から殴るのが全てじゃねぇ。

 

ここは策を弄して突破口を見出すんだ」

 

「…っ、ん!」

 

ジャスティスは一度ナドレから距離を取り、ビームライフルで牽制する。

 

しかしそのビームを避けるようにナドレは更に接近する。

 

「喰らいなさい!

 

GN…、発勁!!」

 

「今だ、白!」

 

「んっ!」

 

突き出された恐るべき発勁を前に、ジャスティスは近くにあったデブリを盾にする。

 

凄まじい威力に、デブリは凹み、内部から粒子が噴き出す。

 

「デブリを利用しましたか。

 

でも、それがどこまで持ちますかね!」

 

「おいおい、それを言うならお前が破壊したそれをよく見てみろよ。

 

それはデブリでも、ただのデブリじゃねぇんだぜ?

 

つーか、早いとこそっから離れたらどうだ?

 

つっても、もう遅えけどな」

 

「…え?」

 

ユウカは改めて自分が破壊したデブリを見る。

 

それはさきほどパージした、ヴァーチェの膝の装甲だ。

 

そしてこれには、使っていないジーエヌミサイルが大量に入っている。

 

そんなものを今、GN発勁で破壊したらどうなるか?

 

「しまっ」

 

時既に遅く、装甲は爆発し、その中の大量のGNミサイルが誘爆する。

 

「きゃっ!?」

 

至近距離にいたユウカのナドレは左腕と左足が吹き飛び、大破する。

 

「くっ、まだまだ!」

 

残った右腕でGN発勁を放とうとする。

 

だが当たり前に避けられた上に弾かれてしまう。

 

「お前のそれは当たれば脅威だが、要は掌に当たらなければどうということもねぇな」

 

「それでも、勝負はまだわかりませんよ!」

 

攻撃を続けようと接近するナドレに対して、ジャスティスは宙返りするように飛んで避ける。

 

そして今さっきジャスティスがいた後ろから、いつの間にか飛ばしていたファトゥムが飛んできて、そのままナドレを真っ二つにした。

 

GNフィールドを展開する間もなく、真っ二つに斬り裂かれたナドレはそのまま爆散し、『 』のジャスティスの勝利となる。

 

「嘘、でしょ」

 

奥の手であったナドレを破壊され、ショックを受けるユウカ。

 

「ユウカ、お前がどれだけ強いのか、そしてその奥の手は見せてもらった。

 

正直言って強かったぜ、白に迫る計算能力だ」

 

「…でも、フィールドとか落とし物、それらのことを計算に…、入れてなかった。

 

だからあなたは、負けた」

 

「そうですね、確かにそれが決定的な敗因だったかもしれませんね。

 

…うぅ、完璧な計算だと思ったのに、重要な計算ミスした気分ですよ」

 

「けどまぁ、これで大会までにどこを直すべきかとか、色々と課題ができてよかったんじゃねぇか?」

 

「…そうですね、確かに。

 

では、私はこれで」

 

「あぁ、またな」

 

「またね……」

 

こうしてユウカはその場を去っていった。

 

「……さてと、俺たちも行くか」

 

「んっ、ジャスティスの改造しなくちゃ。

 

…プラモ屋、寄る?」

 

「そうだな。

 

…待ってろよクソゲーマー、今度こそお前を倒して汚名返上してやるからな」

 

後日、プラモ屋で改造するようのガンプラを買ったのは良いものの、あまりにも買いすぎて、様子を見に来たユウカにキレられて説教されるのであった。

バトルサバイバルで活躍するのは?

  • 焼け野原ひろし
  • ノビ
  • メブ
  • ユウカ
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