ガンダムアーセナルベース Blank Justice   作:ガンダムラザーニャ

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改造

「…」

 

「…」

 

隠れミッションをクリアし、インフィニットジャスティスのガンプラが無事届いた『 』。

 

いつでも分解できるように軽く組み立て、それをセイバーと合わせて置いて見比べていた。

 

どの部位にどの装備をつけるべきか、あるいは外すべきか。

 

「…妹よ、少なくとも俺は、素組・ゲート処理・墨入れしかやったことがない」

 

「ん…、白も…」

 

「「…」」

 

詰んだ、ここに来て詰んだ。

 

二人の思考回路は、それ一つだけだ。

 

ガンプラを作るってことはしてきたものの、モデラーがやってるような本格的なガンプラの改造なんてしたことがほとんどない。

 

いや、仮にやってたとして、それは恐らくだいぶ前になる。

 

そのときの記憶は、もうだいぶ朧気だ。

 

一応、こんなこともあろうと、改造に必要な道具は買い揃えてある。

 

だが問題はセイバーをどのように改造するべきか、という話だ。

 

下手に削ったらそこはもう戻らないし、無理すればへし折れたりと、破損する可能性がある。

 

「…にぃは、これ。

 

どういう風に、改造…、したい?」

 

「そうだな…」

 

空は2つのガンプラを改めて見比べる。

 

どちらも近接戦闘が可能なガンプラだが、この2つには決定的な違いがある。

 

それは、セイバーが可変機体であることと、インフィニットジャスティスが装備換装機体であることだ。

 

前者はしばらく『 』が使い込んでるのもあって大体はわかってる。

 

後者はバックパックからファトゥムを外して、それを飛ばして突撃させたりファトゥムの上に乗ってフライトユニット代わりにすることができる。

 

どちらも欲しい所だと、空は思う。

 

「にぃ…?」

 

「俺としてはな白?

 

こいつらの両方の側面が欲しい。

 

セイバーの可変機能と、インフィニットジャスティスの換装機能が。

 

だがこれをセイバーをベースに改装するにしたって、セイバー自体が古いキットだから、どうしたものかってな」

 

「…にぃ、それなら…、ジャスティスに手を加えた方が、早い」

 

「というと?」

 

「…逆シャアの、リ・ガズィ・カスタムと、ドラマの…、ガンダムビルドダイバーズブレイクの、シャイニングブレイクを、参考にすると、良い…」

 

「なるほど」

 

リ・ガズィ・カスタム、映画・逆襲のシャアの外伝に出てくる機体。

 

そもそもリ・ガズィという機体は、Zガンダムの量産型を目指した機体で、バックウェポンシステムを予め装備することで簡易的に飛行形態になれるものだ。

 

そしてリ・ガズィ・カスタムは、それを更にアムロ・レイ専用機として開発を進められた機体であり、リ・ガズィの欠点であった、一度バックウェポンシステムを外すと拠点に戻るかしないと再装着できない弱点を、バックパックに装着する形で克服している。

 

それに、シャイニングブレイクというのは、ドラマ・ガンダムビルドダイバーズの外伝であるガンダムビルドダイバーズブレイクに登場するガンプラ。

 

元々はシャイニングガンダムという近接格闘戦のガンプラを変形できるように改造したもので、ビームライフルやシールドを採用したことにより、近接・射撃・防御の3つをバランス良く備えている。

 

「元々のコンセプトから別のもんにするなんて、珍しいことでもねぇしな。

 

ありがとな、白。

 

おかげでどうしたら良いか、わかったぜ」

 

「じゃ、あ…、あとは、お願い」

 

と、道具の入った箱を渡す白。

 

「お、おい白?

 

まさか、こっからは俺がやれとか言わないよな?」

 

「ふぁい…、と♡」

 

「いや待って?待ってください白さん!?

 

ゲームで何回も徹夜してるのはわかるが、それは兄ちゃんも一緒だから!! 白も手伝ってくれねぇと無理!!」

 

「にぃならでき、る。

 

だいじょーぶ♡

 

…しゅぴー…」

 

「白ーーーっ!!

 

ちっくしょー!!やったろーじゃねぇーかーーー!」

 

夢の世界に旅立った白に、やるべきことはわかっても一人でやれと言われ錯乱しながらも作業を始める空。

 

インフィニットジャスティスをとりあえず素組で作り、可変機構として、リ・ガズィ・カスタムに似た寝そべり状態にし、腰を180°回転させてシールドを底に取り付けれるようにした。

 

そこから肩のパーツは、デスティニーガンダムのそれに取り替え、近接武器としてもそうだし投げて中距離にも対応できるビームブーメランを採用した。

 

途中で白も起きて、一緒に新しい武器や細かい部品を作るなどをして、完成させた。

 

「よっしゃーーーー!!!できたーーーー!!!」

 

「にぃ、グッジョブ」

 

「白もな!」

 

二人は完成した新たなガンプラに喜ぶ。

 

「…こいつは、かつてフリーダムに達磨にされてそのままフェードアウトした。

 

でも『 』の設定じゃあ、実は日の目を見ることがなかっただけで実は秘密裏に修復・改修が行われた。

 

かつて戦場を掛けたジャスティスとイージスの戦闘データと取り入れて、新たな姿として生まれ変わった。

 

その名も」

 

「『 』の名の下、に…、宿敵、サンラクを倒すまで、絶対に倒れない…不死の正義。

 

イモータル…、ジャスティス…ガンダム」

 

こうして、二人の新たなガンプラが完成した。

 

イモータルジャスティスガンダム。

 

セイバーガンダムとインフィニットジャスティスガンダムの両方の側面を併せ持つガンプラだ。

 

「よし、じゃあ試運転に早速ゲーセンに持っていくか!」

 

「うん…!」

 

出掛ける準備をして、二人はゲーセンに行くために外に出た。

バトルサバイバルで活躍するのは?

  • 焼け野原ひろし
  • ノビ
  • メブ
  • ユウカ
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