PCの不調が続き、更新が大幅に遅れました。
そして、2話投稿の段階で感想を5件もいただきありがとうございます。
タグについてもご指摘いただきありがとうございます。
完結目指してこれからも更新がんばっていくのでよろしくお願いします。
どうも、兵藤一誠です。
はぐれ悪魔との戦いから一週間が過ぎ、特に変わったこともな・・・いや、これは変わったことと言えるのか・・・。
まあ、あの戦いの後、一人の女子から急によく話しかけられるようになった。
だが、なぜか喜べない。
向こうのほうは好意的に話しかけてくれているが、心のどこかで信用するなと言っている。
どうしてこう思ったのかは分からないが、話しかけてきた女子、
本当に、どうしてなのか分からない。
と、何故このような話をしているのかと言うと、今朝、黒霧からこの週末にデートをしようと誘われたことが原因だからだ。
最初は断ろうかとしたが、松田と元浜、桐生の三人に邪魔されて断れず、行くことになったのだ。
そして、現在昼休み。
松田と元浜に一人で考えたいことがあると言って、生徒が少ない中庭にの隅にいる。
こんな時に、ドライグがいれば相談できたのだが、いまだにブーステッド・ギアからは何の反応も無い。
俺は自分の左腕を見つめて溜息を吐いた。
その時、急に頭痛を感じ、それととも に聞き覚えのある声が頭に響いた。
『イッ・-聞こ・・・る・』
アザゼル先生の声だった。
『まだ・・・いしな・か・いいか・・ッセーよ・・けよ。そちら・・・・に・・・がむかって・る。けいかいしておけ。・・・・しらべて・・・この・・・・・いない・・・だから・・・・・を・・・じゅんびを・・・・・じかんがかかる・・・・・・・・・・』
最後のほうはノイズが走ったような音しかしなかったが、その前の言葉を聞き取れるた範囲だけで考えてみる。
「向かっていると警戒しておけか・・・」
つまり、何かやばい奴がこの世界に向かっているから警戒しておけってことか・・・。
これって、かなりまずくないか。
今の俺はバランスブレイカーだ出来ない状態だ。
正直に言えば、もしこの状態で上級悪魔クラスの相手が出てきた場合今の俺では一人で対処することは難しいだろう。
相手が油断して俺に強化の時間を与えてくれないかぎり勝ち目はまず無い。
「でも、先生は何か対策を考えてくれてるんだよな。時間は掛かるが準備しているって言っていたし。それに今考えていても何も始まらないし、今は黒霧についてどうするかだ」
俺はそう呟くのと同時に予鈴が鳴った為、思考をそこでやめ教室に向かった。
アザゼルSIDE
一応、イッセーに現状伝えられるだけのことを伝えたが、どこまで伝わったが分からない。
俺は今の自分の無力さに舌打ちをしそうになったが、今はそれよりもこの部屋にいる自分の教え子たちに説明するのが先か。
「アザゼル、イッセーは大丈夫なの」
「ああ、今は大丈夫だが、これから先はまだ俺にも分からん」
「そんな・・・・」
「すまん。だが、イッセーがあの世界に行かなければいけない理由があるんだ」
「でも・・・・」
「すまない。だが、サーゼクスや、ミカエルと話し合って決まったことだ。それに、俺が必ずあいつが帰ってこれるようにしてやる」
俺がそう言うが、リアスや朱乃たちの表情は優れない。
俺はこいつらの不安を拭い去る為に笑いながら言った。
「それにあのイッセーだぞ。お前たちを残して死んだりするような奴じゃねえよ。それに、あいつのことを信頼しているのなら今はあいつが帰ってきた後のことを考えおけよ」
「そうね。イッセーならきっと大丈夫よ」
リアスたちの表情に少しだが活気が戻った。
「あと、一つ説明しなければいけないことがあるんだが良いか」
「なにかしら」
「今、この装置をまた使えるようにしているって話はしただろ」
「ええ、それがどうしたの」
「詳しい説明は省くがこの装置は神の残したシステムとも連動していて、システムの力を使ってイッセーを向こうの世界に飛ばしたんだ」
リアスたちの表情が驚愕に変わった。
「まあ、驚くのも無理ないが今はそれはどうだっていいんだ。それで、ミカエルたちセラフがシステムを使い調べてくれたんだが向こうの世界とこちらの世界は違う部分がある」
「どういうことなの?」
「つまりだ。こちらの世界にあって向こうの世界に無いものがあるんだよ。例えば、イッセーの持つ
「それってなんなの?」
「それは・・・・・・だ。だからそれの所持者である・・・・・にも向こうの世界に行ってもらってイッセーをサポートしてきてもらいたいんだが」
俺が、そう言うとそいつは静かに頷いた。
イッセーSIDE
さて、今日は黒霧とのデートの日になりました。
結局、あのあと色々と考えましたが、不安は消えなかった。
でも、今からまた考えても仕方がない為、俺は約束の場所である公園に向かった。
俺が待ち合わせ場所に着いたの待ち合わせの時間より10分ほど前だった。
そして、そこから数分経ち黒霧が前から歩いてきた。
「ごめんね。誘ったのは僕なのに待たせちゃって」
「俺も今来たところだから」
と、前にも言ったような台詞を言った。
「なんか、とってもテンプレな台詞だよね」
「そうだな」
「まあ、いいや。それじゃあ、行こうか」
こうして、俺と黒霧のデートが始まった。
最初に二人で話題だった恋愛映画を見て、昼食をファミレスでとり、午後からゲーセンに行き、プリクラやUFOキャッチャー、シューティングゲームなどをして過ごした。
そして、夕方、場所は最初の公園に戻る。
このシュチュエーションはデジャブを感じた。
「イッセー君。今日は付き合ってくれてありがとう」
「いや、別にかまわないよ。俺も楽しかったし」
「でね、言いたいことがあるんだ」
俺はいやな汗が背中から流れた。
あの時と状況が似すぎている。
「僕はね、悪魔なんだよ」
黒霧は背中から悪魔の蝙蝠に似た黒い羽を出した。
「君も悪魔だよね。先週、廃工場で君が戦っているのを見ていたときに、僕と同じ悪魔の気配を君から感じたんだ」
「それで、何のようなんだ」
「それでね、君に凄く興味が湧いたんだ。だから、今日の深夜、君がはぐれ悪魔を倒したあの廃工場で決闘しようよ」
「拒否権は」
「無いよ。拒否するなら学校にいる僕の知り合いの上級悪魔たちに君のことを教えるよ」
「・・・・」
「まあ、君が来ることを信じているよ。時間は深夜0時」
「分かった」
俺はどうしてレイナーレと黒霧が被っている様に感じたのかなんとなく分かった気がした。
なんとなくだが、騙されていることが分かっていたのだろう。
「一応、言っておくけど、決闘って言っても流石に命までは取らないよ。そして、僕が勝ったら君には僕の言うことを何でも一つだけきいてもらうよ。で、僕が負けたら君の言うことを何でも一つだけきいてあげる」
「・・・グレモリー先輩や生徒会長に伝えなくて良いのか」
「あ、知ってたんだ。別にいいんだよ。僕が勝手に君にアプローチしているだけだし」
「後悔するかもしれないぞ」
「後悔なんてしないよ。だって、君は悪い悪魔じゃなさそうだし。それに、先に僕が勝った時のお願いを言っておくと、君には僕の伴侶になってもらうから」
「そうか、伴侶になってもら・・・・伴侶!?」
俺は急に伴侶と言われ思考が停止しかけた。
「あれ?どうしたの?」
「いや、伴侶ってなんだよ。だってお前、俺のことを騙して・・・」
「ああ、悪魔ってことを黙っていたことや、急にデートに誘ったりとか迷惑をかけた事は謝るよ。でも、デートに誘うときにも言ったけど君のことを気に入ったのは本当だよ。それに今日の一緒に過ごして、君は僕の理想のタイプだったし」
「いや、え、でも」
「まあ、最初は遊び半分な気持ちでデートに誘ったことは否定しないけど・・・」
黒霧は俺に抱きついてきた。
「僕は今日のデートで君のことが心の底から好きになったんだよ。だから、絶対に責任取らせるから覚悟してね」
俺はさっきから驚きの連続で、思考が追いついていなかった。
「それじゃあ、今日の夜を楽しみにしているね。イッセー君」
黒霧はそう言うと、俺から離れ帰路についた。
俺の思考が、まともに働くようになったのは、黒霧が帰ってから数分した後だった。
え~と、一体俺はどうすれば良いのだろうか・・・・。