巻き戻りのウェルシュドラゴン   作:夜乃さん

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投稿遅れてすみません。
ちょっとした諸事情により遅れてしまいました。
そしていつもより短いです。
次からは早く投稿したいです(願望)
さて、話は変わりますが、原作の新刊での新展開やアニメ三期の放送日とPVが発表されテンションが凄い上がってます。
サイラオーグさんにロスヴァイセさんキターーー!!!
そして、ネコ耳子猫ちゃんのPVまだですか。
ともかく2015年4月が楽しみです。


変わった人々

さて、あの告白の後、黒霧が丁度その場を見ていたらしく、ただいま修羅場になっています。

「さて、どういうことかな。イッセー」

黒霧は腕を組みながら俺を睨みつけている。

「え~と、告白されました」

「なるほど。で、あなたは何でイッセーに告白したのかな」

「え~と、前に一度見かけて、そのそれで、一目惚れしたんです」

「そうなんだ。堕天使が一目惚れね」

黒霧がそう言うと、夕麻はとても驚いたような顔をした。

「なんで、そのこと」

「だって、僕は上級悪魔だからね」

「え、上級、嘘でしょ。だって、この学園にいる上級悪魔は二人しかいないって聞いたのに」

聞いた事実がかなりショックだったのか挙動があやしくなった。

「え、じゃあ、一誠君も悪魔なの?」

夕麻は驚いたような顔で俺を見た。

「ああ、そうだけど」

「そんな・・・・」

夕麻は泣き崩れた。

流石に、路上に泣き崩れた女子をほっとくわけにはいかない為、俺たちはファミレスに移動して事情を聞いた。

 

話の内容は、とても不憫すぎるものだった。

「ヒック、アザゼル総督からは趣味の道具をいつも買いに行かせさせられるし、姉からは虐められるし、他の幹部のみなさんからも終わらなかった書類の山を任せられるし、初恋の人は悪魔だし・・・」

この後も愚痴は約20分ほど続いた。

「・・・その、なんかごめん」

「え~と、苦労してきたんだな」

「ありがとう。そうやって心配してもらったはじめてだから」

「あ、そうだ、ねえ、君、悪魔にならない?」

「いいです・・・て、え~~~」

夕麻は驚いて、大声を出した。

「ちょっと、他のお客さんもいるから五月蝿いよ」

「あ、ごめんなさい、じゃなくてなんで、堕天使を普通にスカウトしてるんですか」

「え、悪そうな人じゃないし、悪魔になればそんな理不尽なめにも遭わないよ」

黒霧は言葉巧みに夕麻を悪魔にしようと誘惑するが、夕麻は根が真面目なため頷かない。

「う~ん。なら、この条件ならどうかな」

黒霧はそう言うと、俺の方に手を向けながら言った。

「悪魔になればイッセーとも一緒に過ごせるし、もしかしたら・・・」

黒霧は席を移動して、夕麻に耳打ちをした。

夕麻は顔を赤くさせて、黒霧に耳打ちをした。

俺は二人が何を話しているのか気になったが、聞かないほうが身のためだろう。

それから、五分ほど二人は会話を続け、その感の間俺はドライグと心の中で会話していた。

「よし、話は決まったね」

「はい、これからよろしくお願いします」

「それじゃあ、場所を変えて転生を始めるね。レイナーレ」

「わかりました」

「お、決まったのか」

「まあね。さて、これから僕とレイナーレは場所を変えて転生の準備をするけどイッセーは来るかい?」

「用事を思い出したからやめとくわ」

俺はそう言うと席から立ち上がった。

自分の分の勘定を済ませて、店から出た。

 

 

俺は黒霧たちと別れた後、俺は一人で教会に向かっていた。

なぜ、急に教会に向かったのかというとそれは、さっきのファミレスでドライグとあることについて話したのが原因だ。

 

「なあ、ドライグ。この状況どう思う」

「どういうことだ。相棒」

「いや、気になったんだが、世界が変わるだけでここまで性格って変わるのか?」

「なんとも言えないな。だが、一つ言える事ならある」

「なんだよ」

「この世界は俺たちのいた世界じゃない。だからこそ、何が起こるか分からないってことだな」

「じゃあ、俺たちの知識は役に立たないのか」

「だが、何があっても俺たち赤龍帝ならなんとかなるさ。それに気に食わなければ変えれば良い」

「昔の相棒はまだ、その力が無かったが、今の相棒ならどうとでも変えられるさ」

「ああ、そうだな。じゃあ、手始めに教会に行ってみようか」

 

 

こうして、はじめに教会に行きアーシアの運命を変えてみようと思ったのだ。

だが、そう簡単にはいかなかった。

なぜなら、俺の目の前に同じ駒王学園の生徒とアーシアが歩いているのが見えたからだ。

その生徒には見覚えがあり、名前は工藤(くどう)(きょう)だったと思う。

見た目は、背が高く、銀髪のショートヘアーでかなりの美形だ。

そして、見た目はどう見ても男なのだが黒霧の話では女らしい。

今でも半分信用してないが、ギャスパーのような例もあるため認めてはいた。

そいつとアーシアが教会に向かって歩いているのが遠めだが見えたのだ。

俺は教会に行くのをあきらめてきた道を引き返そうとした。

「あの、すみません。そこのお兄さん」

俺は振り向くと、そこには見知った顔がいた。

フリード・セルゼン。

何度も俺たちの前に現れ、俺たちの邪魔をしてきた狂ったはぐれ神父。

そいつが今、俺の目の前にいる。

「俺のことか」

俺はなるべく顔が引きつらないように、しながら答えた。

「ええ、そうですよ。そこの悪魔のお兄さん」

フリードはそう言うと、急に俺に頭を下げてきた。

「お願いします。助けてください」

俺は急に頭を下げられたことや、フリードの性格の違いに驚き、言葉を失った。

 

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