ただしこのキヴォトスはネットミームに汚染されてるものとする 作:流石兄者
すげぇアイデアの数!何個も!かんしゃあ~(NT)
誤字報告してくださる方も、ありがとうございます!
今回、超電磁砲のキャラが出てきます。
なんで?って思った方はこの話を読む前に『ブルアカ 超電磁砲 コラボ』でチェックしろ…鬼龍のように…
やあ、ようこそ。バーボンハウスへ。…………なんてね。
えへへ、一回やってみたかったんだよねーこれ。
さて、まずは一般通過生徒さんが「モモフレがさー御坂美琴がさー」って話しているのを思わず2度見しちゃったり、ゴミ箱が銃を振り回しながら動いてる! って思ったら壺おじごっこしてたミユさんだった話を、緩急付けながら、おどろおどろしく、話して聞かせたい所なんだけど。
もっと興味持ちそうな話があるからね、また今度話すよ。
今回の依頼は「ドッペルゲンガーの調査」だよ、気になるでしょ?
……え? モモミドのイタズラじゃないかって?
あー、この世界線では見間違えないんじゃないかな?
それに、依頼人はトリニティの阿慈谷ヒフミさんなんだ。
じゃあ早速話していこうか。
「ドッペルゲンガーを見たって?」
「はい、夜のトリニティで見たんです。誰かと一緒に歩いてる私の姿を……」
ドッペルゲンガー。自分の姿をした何か。それに会ってしまうと死ぬらしい 怖いねぇ
「こんなこと言うのもなんですけれど……見間違いでは?」
「いえ! あれは絶対に私でした。間違いありません!
このままじゃ私……ペロロ様のイベント以外では外に出られないです……」
死の可能性があってもイベントには行くなんてファンの鑑だぁ……
「わかった、私達が調べてみるよ」
「はい! ありがとうございます!」
……前はユメ先輩だったとはいえ本物の幽霊だったし、今回もそうなのかな……?
というわけで夜のトリニティにやってきた。
そこで先生と二手に分かれて、ヒフミさんを見てないか聞き込みすることにしたよ。
本物のヒフミさんは外には出ないようにしてもらってるから、今見つけたらそれは偽物ってこと。
そういう事で知り合いを見つけ、事情を話しながら聞き込みをしてみたんだけど……
「ふーん。もう1人のヒフミね……
そっちのヒフミはおっぱい揉ませてくれるかしら!」
「あはは……どうでしょう?」
相変わらずなコハルさんに苦笑したり
「そいつはセルニモンだ!」
「……そもそもセルニモンってなんです?」
「補充しよ!」
「え、くれるんですか? どうも…………行っちゃった」
ミネさんにモー○ングレスキューを貰ったり
「おっp……おっぱげた……! (怖すぎて)狂うぅ^~~~」
「ちょ……! く、苦じ…………あ、ちょっと死ぬ♡」
抱きついてきたハナコさんの胸で呼吸困難になり、生死をさまよったり
「なるほど……つまり私みたいにセクシーになりたいと、そういう話だね?」
「違います(迫真)」
「おや、君にはセクシーになって誘惑したい人とか居ないのかい?」
「……………………話を聞かせてください」
「よしきた、まずは私と同じ服をだね──」
セイアさんの脇や背中が丸出しなセクシー服をもらったりした。
そしてようやく、手がかりにたどり着いた。
「ああ、そういえば不可解な出来事があったな」
「本当ですかアズサさん! 是非詳しく聞かせてください!」
聞いてみた話をまとめるとこうだ。
アズサさんはヒフミさんから、ちょっとした事情がありナギサさんとはしばらく会いたくないって話を聞かされていた。
だがその日の夜、仲良く話をしながら歩いてる2人を見たそうだ。
翌日ヒフミさんにその事を聞いたら、出歩いてすら居ないらしい。
ふむ、そうなると容疑者はナギサさんかぁ……
一応は容疑者は出てきたけど、全容は全く見えてこない。
とりあえずアズサさんにはお礼にモー○ングレスキューを渡し別れる。
さてこれからどうしたものかと考えていると、先生から合流出来ないかとの連絡。向こうもなにか掴んだみたい。
早速集まることにした。
「ハッキリ言って黒幕はナギサっスよ」
「なにっ」
情報提供者はイチカさんだった。
なんでも、数十分前にナギサさんが買い物に行くヒフミさんを見送って居たらしい。
「人体錬成はルールで禁止っスよね」
「催眠術で操って、終わった後記憶改竄してるって可能性も……」
「あの……ドッペルゲンガーって話はどこに?」
「いや、そうするとドッペルゲンガーをナギサが使役してるってことに……」
なんだか推理が迷走してきたので、3人でナギサさんに直接話を聞きに行くことにしたよ。
来たのはティーパーティーの部室。
…… 何回みても思うけど、このクソ長テーブル君不便じゃない?
「おや、皆さんこんな夜中にどうされましたか?」
「ナギサ、少し聞きたいことが──
「桐藤ナギサさん あなたの悪い噂を耳にしたッス。それは口にするのもおぞましい変態の所業……
異 常 ヒ フ ミ 愛 者」
イチカ!?」
先生の言葉を遮ってとんでもない言葉をぶっ込んだイチカさん。
だがナギサさんは動じない
「ふふふ、ひどい言われようですね」
「ナギサ……もう1人のヒフミについて、聞かせて貰えるかな?」
「もう1人……なるほど、もうそこまでバレてしまっているのですね
仕方ありません、お話しましょうか」
お、こっちは全然真相にたどり着けてないのに勘違いして勝手に話してくれそうだね。
黙って聞いとこ。
「まずは、きっかけとなった事件を説明しなければなりませんね」
「忘れもしません、あれは先日ヒフミさんとお茶会をしていた時……
『ヒフミさん、貴方に贈り物があるんです』
『贈り物……ですか? あ、ありがとうございます!』
『ふふ、お礼を言うのは早いですよ。聴いてからです』
『聴く?』
『はい、ヒフミさんへの愛を込めてこの曲を作りました』
『聴いてください。『ヒフミダイスキ』』
『え?』
『Music start!』
どこからか流れてくる軽快な音楽、いつの間にかナギサはサングラスを掛け、マイクを握っていた。
『ヒッフッ↑ ヒ↓フ→ミッ↑ミッ↑』
『……え? (困惑)』
『ヒッ↓フッ→ミッ↓ヒッ↓フッ→ミッ↑ヒッフッ↑』
『な、ナギサ様!? ちょ、やめて下さいよホントに! (迫真)』
『ヒ↓フ→ミッ↑ミッ↑ヒッ↑フッ→ミッ↑』
『も、もう充分堪能しましたから……!』
『ダ↓イ→スッ↑キッ↑』
『(あまりの居心地の悪さに苦悶の表情を浮かべるヒフミ)』
『ふぅ……どうでしたかヒフミさん、私の歌は。……ヒフミさん?』
『あはは……
楽しかったですよ。ナギサ様とのお茶会』
「それ以降……お茶会にお呼びしても、来て下さらなくなりました……」
ヒフミさんバッチェ冷えてますよ
そら(いきなり自作ラブソングかましたらドン引きして)そう(なる)よ
「そして私はヒフミさんにお会いする手段が無くなり、ヒフミニン欠乏症となってしまったのです」
「あーっ何言ってるかわかんねぇッス」
イチカさんの言葉に思わずうなづく。ヒフミニンってなんだよ(困惑)
謎の物質について聞こうとしたその時──
「ナギサ様! 帰り道にたい焼きが売っていたので買ってきました! お茶と一緒に食べませんか?」
「あぁ、ありがとうございますヒフミさん、後で頂きましょうか!」
「はい! ナギサ様!」
ヒフミ? の頭を撫でているナギサさん
出たなヒフミモドキ、今日こそお前の正体を暴いちゃる(調査初日)
「私は金に糸目を付けず、ミレニアムにヒフミさんそっくりのロボットの制作を依頼しました。ヒフミニンを補給することだけを目的として開発された究極のヒフミロボ……」
業者に頼んでいる+114514点
モデルにした人物に許可を取っていない-364364点
「ドッペルゲンガーの正体みたり! ヒフミによく似たロボットだったッスか!」
「えぇ、えぇ。そうなのですよ。ふふふ……」
なんだか目が澱んでいるナギサさんはテーブルまで歩いていき、ティーポットを手に取って
グビィ!
注ぎ口を咥えて紅茶を飲み始めた
汚ぇ飲み方だなぁ……
ゴクッゴクッとこちらまで音が聞こえるほどの豪快な飲みっぷり
そして飲み干した後、ティーポットを地面に叩きつけながら手の甲で口を拭った。
「さて、秘密を知られたからには、タダでは帰せませんね」
「自分からゲロっといて殺しにくる……こいつクソっスね」
ほんと口悪いなこのイチカさん
ナギサさんは銃を……いや違った、スマホを取り出した。一体何を……
「もしもしミカさん? 隕石落とし券を使用します。最大出力でお願いしますね」
『おっけー☆』
はぇー隕石って券持ってれば自由に落とせるもんなんすね
「さぁ、口封じさせてもらいましょうか」
大きく手を広げたナギサさんの背後に、遠くからこちらに向かって来ている巨大な隕石が見えた
私の本能が叫んでいる。あれを食らったらマズイと。
見ただけでわかる。あ、こりゃ死んだなと
もう終わりだぁ!! (レ)遺言残さなきゃ(使命感)
私は素早くスマホを取り出しモモトークを起動する。
アドレナリンが出まくっているせいか、神がかった入力速度で文字を打ち込めた
『ユウカsん いまmでありgとう 大好きです』(女の子特有の大胆な告白)
「そうはさせない!」
フォン! (送信する音)
先生の声におもわず顔をあげる
そこには、大人のカードを掲げた先生の姿があった
「馬鹿な……あの隕石をどうにかできるとでも!?」
「その通りだよ!」
嘘でしょ先生!? ここからでも入れる保険が!?
もう遺言送っちゃったんですけど(震え声)
希望の光を放つ大人のカード 輝きは強くなっていく
「デリバリー、よろしくぅ!」
先生、今度一緒に決めゼリフ考えましょうね。
眩い光に視界が塗りつぶされていく中、そんなことを思った
「はいはーい、佐天涙子です!」
STNさん!? え、佐天さんですか? ……召喚ミス?
「お願い、隕石打ち返して!」
「任せて先生!」
ウッソだろお前wwwwwwwww
自信満々に言い放った佐天さんは、バットを握りしめながら妙な動作をし始めた。
あれは一体……? ストレッチのようにはみえないが……
「異世界のバッティングセンターにて身につけた技術、とくとご覧あれってね!」
妙な動作を終え、バットを構え隕石を待ち受ける。
その表情は、絶望的な状況だと言うのに勝利を確信していた。
「ここだ!!」
「名付けて、『ホームラン量産法』!!!!」
オブジェクトクラスKeterさん!? まずいですよ!
隕石がスイングされたバットに触れた瞬間、思わず拍手をしたくなるような快音が発生し、隕石は流れ星となり空へ落ちていく
「イテテテ、流石にあれだけ大きいものを打ち返すのはキツかったですね……」
ぺちゃんこになったバットをプラプラさせながら、佐天さんは腕をさすっている。
「無理させちゃってごめんね、でもすごいかっこよかったよ!」
「そ、そうですか? えへへ……」
隕石打ち返せたらもうレベル5でしょ(震え声)
目の前で起こった出来事に呆然としていると、トントンと肩を叩かれる。
振り向くとイチカさんが口に人差し指を当てながら、もう片方の手でナギサさんを指さしていた。
どうやらナギサさんはさっきの私と同じように呆然と……いや白目を剥きながら呆然としている
イチカさんに視線を戻すと拳を握りしめていた。
……よし、やろうか
頷きながらマグナムを取り出して見せると、早速行動に移った。
左から回り込むようなので、私は反対に。
私達が駆け出したのに一瞬遅れて気づいたナギサさんは、ハンドガンを取り出し、少し迷った後に私に向けた
うぅ、私かぁ……。
身がすくみ、少し速度が落ちてしまう
「怒らないでくださいね? 好きな子にプレゼント拒否られたくらいでロボット作って隕石落とすなんて馬鹿みたいじゃないですか。忌憚のない意見ってやつッス」
「はいっクズ確定! ぶっ殺します!!」
愚弄により、銃口はイチカさんに向いた。
心の中で感謝しながら速度を戻しナギサさんに近づいていく
ハンドガンから発射された銃弾は、イチカさんの服を突き破る。だが被害はそれだけだった。
肌に触れた瞬間、弾の軌道が歪み、体の表面を滑るようにぐるりと一周しそのままダメージを与えることなく後ろへ飛んでいく
「『灘神影流 奥義 "弾丸すべり"』」
「どいつもこいつも、妙な技を使いますね……!?」
「文句があるんならいつでも喧嘩上等ッスよ」
イチカさんに気を取られているうちにマグナムに神秘を込める。ついでに殺されかけた恨みもちょっとだけ。
「安心してください。私は──」
ナギサさんの足を蹴り飛ばし、転ばせる
そしてこめかみに銃口を押し付け
「これしか能がないのでね!!」
引き金を引いた。
「悲しい……事件だったね……」
「ッス」
「……そうですか?」
イチカさんが呼んだ正義実現委員会のモブちゃん達は、えっほえっほとナギサさんを担いで運んでいく
なんだか獲物をオニオンに持ち帰ろうとしているピクミンみたいだな、と思った
「ナギサ様……」
その光景を見て悲しそうな顔で呟いたヒフミロボ
「どうしようか、この子」
見た目も声も本当にヒフミさんそっくりだ。処分しようなんてなんだか可哀想で言えないが、ヒフミさんもナギサさんが勝手に作った自分そっくりのロボがいるなんて良くは思わないだろう
……あ。
「私にいい考えがあります!」
「お、なにかある?」
私はたい焼きが入っていた紙袋に2つ穴を空け、ヒフミロボの……いや、ファウストちゃんの頭に被せた。
「君の名前はファウストだよ。水着強盗団のリーダーだ」
「モカ……?」
「お、お前 変なクスリでもやってるッスか」
ヨシ!
教えて! ユウカちゃん! サオリちゃん!
「このコーナー担当の奴がスマホを見たあと血相を変えて飛び出して行ってしまったので急遽抜擢された錠前サオリだ、よろしく頼む」
Q隕石落とし券ってなに?
「なんでも聖園ミカはペンを握った瞬間折ってしまうから書類仕事は桐藤ナギサが引き受けているそうだ。その礼として渡しているのがこの券という訳だな」
Qホームラン量産法ってなに?
「ある特定の動作をした後にバットで打つと、ある程度丸いものならなんでもホームランにできるそうだ。その一連の手順のことをエスシーピー? の『ホームラン量産法』と呼んでいるらしい。ラグビーボールもホームランできたあたり、『丸いもの』の判定はかなり甘いな。
振ってる途中にバットがすっぽ抜けても、飛んでいった先で当たった物が丸かったらそれをホームランしてくれるらしい。ふむ、何かに使えそうだな。
ん? ああそうだな、地球は丸いぞ。それがどうかしたか?」
え、巨大な隕石を打ち返してるのに佐天さんが反動でボボパンしてないのはおかしい?
………しゃあっ『灘神影流奥義 話題すべり!』
出典元
SCP財団日本支部 http://ja.scp-wiki.net/
SCP-439-JP "ホームラン量産法"
http://scp-jp.wikidot.com/scp-439-jp