ただしこのキヴォトスはネットミームに汚染されてるものとする   作:流石兄者

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適当タイトル第2弾。
ちょっとした日常の短編詰め合わせセットとなっております。
短編を3つも詰めちゃいます!
よろしければどうぞ。


【短編集】(私は兎ですが兎は私では)ないです

 

【憧れは止められねぇんだ】

 

「買っちゃったんですね。先生」

「買っちゃったねぇ」

「お金、大丈夫そうです?」

「ん~、コッペパン縛りすれば、何とか?」

「……また私が料理作りますよ。一緒に食べましょう! ……それで」

 

「これが、ド〇ネーター?」

「……あのかっこいいデザインが忘れられなくて、つい」

 はぇード〇ネーターってその辺で買えるんスね

 

 私の目の前には、黒い銃身に緑色に光るラインが入ったかなり近未来的な大型拳銃……拳銃……? まあ、あのド〇ネーターが置いてある。すっご〜い! (ロリ並感)

 でも、確かこれって……

「これって……凄い殺傷力ありますよね」

「知ってるの? そうなんだよ。でも、その問題は何とかなりそうなんだ」

「え? 一体どうやって……?」

 聞こうとした時、机の上のド〇ネーターから機械的な音声が流れ始めた。

 

『携帯型心理りりリリリ──不明なシステムが接ぞぞぞzzz──』

 ヒィ! いきなりデコンポーザーに変形してぶっぱなしたりしないよね!? 大丈夫なのこれ!? 

 

『直ちに使用を停止ししシシss── 

 ……メインオペレートシステムA.R.O.N.A、システムの掌握に成功』

 ヴォースッゲ! 流石アロナちゃん! やりますねぇ! 

 

「モカ、持ってみて」

「え、いいんですか」

「えぇんやで」

「わぁ……!」

 手に持ってみると、ずっしりとした重量感とひんやりとしたグリップが私を高揚させる。やっぱド〇ネーターかっこいいなぁ! 

 

『……ユーザー認証、シャーレ所属職員鬼灯モカ。適正ユーザーです!』

「おおー!」

「シッテムの箱と接続して、アロナに厳しいセーフティをかけてもらうようにしたよ。これなら、誤射もしないだろうしね」

「これで先生もドローンとかの機械相手なら戦えますね! ……でも、戦えるようになったからと言って、無茶しないでくださいよ?」

「うん、普段の戦闘はいつも通り皆に頼ることにするよ。よろしくね」

「はい、お任せ下s」

 

 バァン!!! 

「ん、先生。今すぐ結婚するべき」

 何だよおお! もおおお! またかよぉぉぉぉおおおお! 

 ゼ〇シィを片手に持ったシロコさんの乱入。それに驚いた私はマグナムを抜くのが遅れ──

「あっち向いてホイ」

「にゃあ゙あ゙!?」

 横に吹っ飛ばされ、床を凄い勢いで滑っていく。この展開前にも見たなぁ(オワピ)

「ぐぅ!」

「モカ!」

「ん、決めた。私洋風がいい。トリニティに教会があるから、そこで結婚式を挙げるべき」

「シロコはまだ学生だから! 生徒と結婚は出来ないって……!」 

 うぅ……マグナムは撃っても弾は逸らされるし、一体どうしたら……! 

 

『セーフティを解除します。

執行モード、お仕置き・スーパーアロナちゃんビーム。

慎重に照準を定め、対象をお仕置きして下さい』

 その音声と共に変形するド〇ネーター。その形は、エリミネーターの形をしていた。まずいですよ! 

「あ、アロナさん!?」

『モカさん! 信じて! (BT)』

「……わかった。アロナさんを信じます!」

 私は、シロコさんにド〇ネーターを向け引き金を引いた。

 ギュオン! 

 響いた独特な発射音。その射線上にいたシロコさんは──

 

 特になんの異常も起きてないように見える。

「?」

「……?」

「?????」

 困惑する私と先生。あとシロコさん。

「……ん。こけ脅し。遊びは後で付き合うから、

 

先生は早くスーパーアロナちゃんと結婚するべき……!?」

 バッ! っと自分の口を抑えるシロコさん。

 

「ど、どうして!? スーパーアロナちゃんはスーパーアロナちゃんのことをスーパーアロナちゃんと……?」

 あー、『スーパーアロナちゃんビーム』ってそういう……? 

「アロナさん、何をしたんですか?」

『スーパーアロナちゃんビームは、対象の一人称を『スーパーアロナちゃん』に変更するビームです! 一定時間経過すれば治りますよ』

「……なるほどですね」

 

 ……確かにお仕置きとしてはいいかもしれないけど。

 

「このままじゃスーパーアロナちゃん、恥ずかしくて喋れない……!」

 ちょっとやりすぎ……いや、うーん、どうだろ? 

 

 その後せっかくなので少し実験した。

 筆談でもスーパーアロナちゃんになってた。怖いねぇ。

 

 ド〇ネーター(シャーレカスタム)

 先生の護身用の銃。

 生徒相手にはセーフティがかかる。ただしアロナがお仕置きが必要と判断した時や、生徒では無い敵が相手の時、カヤに電撃を撃ち込んで強化する時にセーフティが解除。以下のモードから適切なものが選ばれる。

 ・パラライザー 電撃弾を発射。アームストロングカヤのチャージに使われたりする。

 ・エリミネータースーパーアロナちゃんビーム ミーム汚染弾を発射

 ・デコンポーザー 消滅弾を発射

 

入手すると『モカにあげる』という選択肢が出てくるが、(張り切って戦場に出て、活躍できなかったと落ち込んで帰って来るモカを見るのが)先輩、好きっス! という先生方は『あげません! (SPちゃん)』を選んで、どうぞ。

 

 

 

 

【なんだかんだ言っても語録で会話しながらゲームするのは楽しい】

 ス〇ブラinシャーレ

 

 モカのみの場合

「…………」カチカチカチ

「……新作のス〇ブラにも、亜空の使者みたいなの欲しかったな……」

 

 モカと先生の場合

「つ、強い! これが大人の力!?」

「はっはっはっ! 経験が違うのだよ!」

「むぅぅ! 負けませんよ!」

 

 モカ、カンナ、ハナコ、アリスの場合

「(道を)開けろ! 死刑だ!」

「行く! パパ(カービ〇)も! 行けー! (突撃)逝けー! (攻撃)逝くー! (手痛い反撃)」

「ぅゎァリスさんっょぃ」

「止まっ……て見えるのはアリスだけでしょうか? (煽り)」

「前任者は破壊されました。(撃墜)私は新型です(ストック制)」

「狂いそう……! (静かなる怒り)」

「カンナさん! ハナコさん! ジェットストリームアタックを仕掛けますよ!」

「悪いがこうするしかない」

「むっきゅん! (承諾)」

「お、やべぇ! オナシャスセンセンシャル! (撤退)

 ──は? お、王女!? いきなり制御権渡されても……! あ、ちょ、待ってください!? 待って! タイムです!」

「死ねぇ! (チャン・ド〇ゴン)」

「動物裁判だ……! (激憤)動物……!」

「私は怒りで溢れ、憎んでた! (ソフトウェアの異常)」

「わ、私じゃないですよ!? 王女が! ちょ、やめ、ヤメロォ! (本音)ナイスゥ! (汚染の影響)」

 

 

 迫真語録部 スマブラの裏技 リザルト

 

 ・カンナ ス〇ブラは初めて触る。

 とりあえず知ってるマ〇オを選んだら横必殺技と下必殺技の使い道が分からずめちゃくちゃ苦戦した人。

 帰りに本体とソフトを買い、コソ練中。

 ・ハナコ ス〇ブラは初めて触る。とりあえず知ってるカービ〇を選んだ。

 経験の無さを賢さと扱いやすいキャラ性能でカバーしそこそこ戦えた人。

 めちゃくちゃ楽しかった。またこのメンバーでやるためにモモトークのグループを作り、予定が合う日を楽しみにしている。

 ・モカ ス〇ブラはXだけやったことがある。使用キャラはス〇ィーブ。

 タブーにボコボコにされるくらいの強さ。何あの全範囲攻撃? (半ギレ)まずは先生を倒すことを目標に頑張っている。

 ・アリス ユズ式ス〇ブラブートキャンプ経験者。使用キャラはリ〇ク。

 修行やってます。いつの日かユズを倒すと信じて。

 ・ケイ 都合が悪い事が起こると引きずり出される。

 あの後3人に勝てるわけないだろ! された。悲しいなぁ。

 

 

 

 

【実際あれどういう仕組みなの? 「次出撃する時は水着着てね」ってお願いしてるの?】

 

 シャーレの昼下がり。私はシャーレのオフィスでアロナと休憩をしていた。

 モカはセイアの下で勉強しているらしい。何を勉強しているのか聞いたけど教えてくれなかった。……結構気になる。今度もう一度聞いてみようかな。

 

『先生、これを見てください!』

「ん? まさか本当に釣れたの?」

 アロナはシッテムの箱の中の空間、海に浮いた教室のような場所で過ごしている。今日はそこで釣りを試しているらしい。

 何か釣れたのだろうか? 楽しみだ。

 

『モカさんの水着を入手しました!』

「何釣ってんの!?」

 ドヤ顔で水着を釣ったと宣言するアロナ。その手には、水色の封筒があった。

 

『これでいつでもモカさんを水着に着替えさせることができますね!』

「人聞きの悪い……」

『データを更新しますね』

 そういうと、シッテムの箱の画面が生徒一覧に切り替わる。そこには新しく『モカ(水着)』と書かれていた。

 

『水着を着ると生徒さんの能力も変わるみたいですね』

「……そういうものなのかい? 理屈がよくわからないけど」

 早速確認するために、『モカ(水着)』の部分をタップした。

 

 

 トリニティ ティーパーティーの部室

 

「さて、今日は君がお待ちかねの『童貞を殺す服はロリコンお姉さんにも通用するのか』という話だが……」

「はい、よろしくお願いします!」

「まさかセイアさんに弟子ができるとは……」

「今からでも考え直したほうがいいじゃんね☆」

「失礼だね君は」

 

 やあ、セクシーモカですまないね。

 ……………………///

 ダメだ。やっぱ恥ずかしい。いつも通りで行こうか。

 鬼灯モカだよ。こんにちは! 

 今日はセイアさんのセクシー講座を受けにトリニティのティーパーティーにお邪魔してるよ。

 教えてもらった技はどれもまだ恥ずかしくてユウカさんには見せれてないけれど、いつの日か役に立つと信じて今日も勉強してるんだ。

 

「よし、じゃあまずはこの用意した童貞を殺す服をだね」

「それどこで買ったのセイアちゃん!?」

 私が服を受け取ろうと椅子から立ち上がった瞬間── 

 

私の着ていた服が一瞬で水着に切り替わった。

 

「!??!?!!?!?!???!!?!?!?!?」

 え、え…………。え? (CPU使用率100%)

 

「な!? このセイアの目をもってしても見逃してしまうほどの早着替え!! この子、出来る……!」

「セイアさん!? こんな小さな子をこれほどまでの変態にしてどうするんですか!?」

「や、やりすぎじゃんね(震え声)」

「ち、ちが……私は……!?」 

 

 

 

 しゃーれ! 

 

『先生! 今度はモカさんのチア衣装が釣れましたよ!』

「お、色々あるんだねぇ。こっちも観てみようか」

 私は新しく追加された『モカ(応援団)』をタップした。

 

 

 とりにてぃ! 

 

 水着が一瞬でチア衣装に切り替わる。

「今度はチアガールの衣装に!?」

「いつか弟子は師匠を越えるものだと聞いてはいたが、こんなに早いとはね。驚いたよ」

「(飲んでいた紅茶をミカに吹きかける音)」

 こ、これスカートの丈が短い! むりむりむり! 私はまだこれを履く勇気はないよ!? 

 

「モカ、師匠と呼ばせてくれないかい? そしてその技術を私に教えてほしい」

「し、知らない……私知らないんです!」

「なるほど、門外不出の技術だと。……隕石落とし券100枚でどうだい?」

「セイアちゃん?」

 

 

 せ、先生! 助けて! 服が! 服が勝手に切り替わるんです! 

 せんせええええええ!!!!




いかがでしたでしょうか。
楽しんでいただけたのでしたら幸いです。
また、ネタを思いつくまでお待ちください。

ネタ募集欄に書き込んでくださる方。いつもありがとうございます。
モカちゃんと会わせる為のストーリーをどうにか考えついたら出していきたいと思っています。
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