今回はエリートトレーナーさんが来て色々教えてもらう話です。
いっそヤーティにしようかと思ったけど、それはそれで難しい気がする。
兎にも角にも、メインストーリーまで早く進めたい。
擬人化、努力値、個体値、技に関しての独自解釈がNGの方はブラウザバックをお願いいたします。
それでも良いよと言う方は、どうぞ。
「受けられるポケモンのタイプは?」
「ゴースト、みず、こおり、あくタイプ以外です」
「ラフレシア相手にはどのポケモンをだす?」
「エアームドを出します」
「なるほど、オッケーだな」
ターネがポケモンに対して治療をしている間、シンと二―ナはポケモンについて話し合っている。シンが質問して二ーナが答えて、どれだけ知識を持っているのかを確認している感じだ。
「基礎知識に関しては文句のつけようが無いな。特に防御に関しては徹底していると言っていい」
「勿論です、バトルはサイクル戦ですから!」
長い緑髪が揺れる。胸を逸らすその姿はまだ少し幼く、少女と言うには微妙な年齢だ。
「……それで、どうしてバトルに勝てないか分かる?」
一瞬表情が曇る。
「全てのバトルで勝てない訳ではないんですが、同じスクールの人たちには負け続けです」
外に出て野良バトルや野生のポケモンに対しては充分な戦績を収めているらしい。彼女の知識とポケモンを見ればそれも納得だが、負けが続くとなると。
「なるほどね。まぁ、そんなに焦ることはないと思うよ。じっくり考えていこう」
そこで一度ポケモン談義が終わり、シンが厨房へと向かう。
「さぁ、とりあえずはご飯だね」
気が抜けたのか、二ーナの腹の虫が鳴った。
食事を終え、早々に眠る事になった二―ナは少し驚いていた。都会とは違う生活リズムに徐々に慣れながら二日が経ち、二―ナのポケモンもほぼ体力が回復したというころ。
「もうお前に教えることはない」
シンから突然告げられる。
「っそんな! 私の何がいけなかったのですか!?」
シンは首を横に振って答える。
「違う、そのままの意味だよ。荒削りではあるけど、育て方も知識も筋が良い」
ならばなぜ、そう問いかけるように睨む。
「ポケモンも君も、このまま経験を積めば良いパートナーになるだろう。いずれチャンピョンロードに挑戦できるくらいに」
「嘘だっ!」
ようやく傷の癒えたポケモン達が心配そうに二―ナを見つめる。
「そんな適当な事を言って! あしらおうと思ってるんだろ!」
今のままでは周囲のトレーナーに勝ち続けることが出来ない、そう感じたからこの山に来た。だからシンの言葉を鵜呑みには出来ない。
「気を使わずに言ってやればいい。頭でっかちのトレーナーに付き合わされるポケモンが可哀そうだ、と」
黙っていたコジョが口を挟む。挑発と分かっていても、二―ナは耐えられなかった。言われずとも分かっていた、バトルで負ける原因は、相手の方が強かったと言うよりか自分の判断ミスと自滅が多かったからだ。
「……とにかく、これ以上教えたって無駄だ。それよりポケモンに経験を積ませてやった方が良い」
二―ナがシンに問う。
「……バトルに勝つには、どうすればいいですか」
「強いポケモンを使えば良い」
二―ナの拳が、シンの頬に刺さる。トレーナーとはいえ、人を殴った事もない拳は軽く。微動だにする事も無かった。
「それが出来たらっ!!」
その先の言葉は続かない。世の中にはそれで勝ち上がることのできる人間もいるのだろう。だが、自分はそうではない。二―ナの手持ちはペンドラー、ヌオー、エアームド。ヌオーとペンドラーは進化する前からずっと一緒に育ってきた。今更、他のポケモンに乗り換える等、出来るはずもない。
「仕方ない、最後に一つだけ特訓をしてやる」
特訓、その言葉に反応する。
「ただし、間違いなく君は後悔するだろう。僕を恨むだろう、何故こんなことをしなければいけないのかと、それでも諦めないないなら……」
最後まできく事は無かった。
「構わない!」
虚仮にされた苛立ちが、二―ナをいきり立たせた。
「僕が良いと言うまで、野生のポケモンと闘い続けてもらう」
読了、ありがとうございました。
バトルに関してはエアプ勢ですが、今回はこのセリフが言いたかっただけです。
「勝ちたかったら、強いポケモンを使えばいい」
とあるトレーナーの言葉とは正反対の言葉ですね。
でも、僕はこれが正しいと思ってます。
バトルに勝ちたいなら使うポケモンを選ぶ必要が出てくると思いますし、種族値や技の広さはそのままバトルを有利にしてくれます。
ただ、強くないポケモンを切り捨てられるかと聞かれると、きっとそうはいかないんだろうな、と思います。
最初に貰った御三家やデザインが気に入ったポケモンはやっぱり違いますからね。
タブンネとかコジョとか、まんまそれですし(笑)
長々と申し訳ありません、ココまで読んで下さった方に最大の感謝を。