6Vメタモンと擬人化ポケモン   作:3148

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MH4G面白いよ!

はい、全然進んでないです。
今回に至ってはポケモンほぼ出てきてないし、何の小説だろこれ?

というわけで、擬人化とかご都合主義とか駄目な方はブラウザバックをお願いいたします。



第五話 水浴び

 結局、一人ずつ水浴びをすることになったため、コジョが入っている間シンと私の二人きりになった。

「ホントは客人に先に入ってもらうべきなんだろうけど、悪いね」

「いえいえ、とんでもない!」

川辺の岩に腰かけて、シンの姿を見る。上半身がタンクトップで腰巻をつけ、手には肘まであるグローブと足にはごついブーツを身につけて、意外にも現代風の格闘家といった風だ。

「随分……鍛えてらっしゃるんですね」

近くで見ると肩幅も大きく、ごつごつした姿を見ることになる。服を着ていた時には意識しなかったが、細く鍛え抜かれたその体はトレーナーというだけでは説明できないだろう。

(まぁ、私と比べてしまったら身も蓋も無いのですが)

それは性別の所為としておこう。女性がガチムチになっても仕方ない、でしょうし、多分。

「こんなこと、毎朝されてるんですか?」

「組み手は毎朝って訳じゃないけど、出来るだけしてるね。まぁ、彼女の機嫌次第かな」

そっとコジョが水浴びしている方向に目を向ける。なるほど、どちらかというと彼女の方が求めているということなのか。

「こんな仕事をしていると、どちらにしろ体を鍛えなきゃいけないから、俺も好き好んでしてる感じだけどね」

なるほど、と相槌を打つ。

「それに、水浴びをするのも見張りは居た方がいいからなぁ、野生のポケモンが襲ってこないとは限らないし」

それを聞いてぞっとする。もしも、ボールを身につけていないところを襲われてしまったらそう考えるだけで恐ろしい。

「ん、大丈夫、俺とコジョで見張りしておくから」

そう言うなら、最初から脅す様ないいかたはしなくてもいいのに。

 

 水浴びを終えて、借りたタオルで体を拭いていると朝の気だるさが抜けていく。夜に撮影となると、ズバットの様な生活になってしまうこともままある。そうでなくてもこうも健康的な生活リズムになることはない。

「こういうのも、大切なのかな」

コジョの美しさとシンの肉体を見ると、単純に鍛えてるだけの差ではないように感じてしまう。などと考えていたから草むらから現れたそれに気付くのが遅れた。

「きゃああああ!?」

 

 目の下に青い痣を作り、表情に不機嫌さを現していた。

「……いや、でもですね」

あの時の私はほぼ裸だったのだ、叫び声を聞いて駆け出してきたとはいえ、男性が突如現れたとなれば手の一つもでる。

「俺は何も見なかった、それでいいんだろ?」

現れたイーブイに驚き、その後余りの可愛さに抱き締めていたら、顔色を変えて現れたのはシンだった、ということだ。問題は手を出した反動で転んで足をくじいたということなのだが。

「ごめんなさい」

何も言えないくらい罪の意識に押しつぶされそうになる。ただでさえ迷惑をかけていると言うのに、ここまでしてしまっては何も言葉にならない。

「仕方ない」

腰巻をとりはずし、足に巻く。多少ダボダボなのは気になるが、固定されて少し楽になる。

「ほら」

しゃがんで背を向けられて、一瞬戸惑ったが、どうやらおんぶするということらしい。

「い、いや、流石にそこまで」

「怪我してるのに、歩かせる訳にもいかないでしょ」

問答無用と言わんばかりに言葉を遮られる。迷惑をかけたくないというより、気恥かしさからでた言葉だが、びっこを轢きながら更に迷惑をかける訳にもいかない。

「……すいません」

結局おんぶしてもらう形になる。軽々と私を持ち上げたシンは、軽い足取りで山小屋へと向かう。

「戻ったら、ターネに治療してもらおう」

黙々と歩いていると居心地が悪くなり、つい質問を出してしまった。

「そういえば、シンさんはポケモンはどうされたんです?」

元々、凄腕のポケモントレーナーなのだ、今でもポケモンと共に生活しているものだと思っていたのだけれど、野生のポケモンに出会うことはあっても、彼がボールを持っている姿は未だ見れない。

「……逃がしたよ、全員ね」

シンの表情は見えない。トレーナーがポケモンを手放すということは、普通は有り得ない。勿論、捕まえたばかりですぐに放したり、やむを得ず手放すことはあるだろう。だが、それこそ何年も連れ添ったポケモンを手放すなんて、ポケモンの方も望むとは思えない。

「そんな、冗談でしょう?」

「いや、本当さ。俺はもう、トレーナーには戻らない」

「どうして!?」

地方のバッヂを8個手に入れるのは、そう簡単な出来事ではない。それこそ星の数ほどいるトレーナーの一掴みしかなれない。8個のバッヂを持つということは、8種のタイプのジムリーダーを倒した事、それらを上回るポケモンを育て上げた証。それこそ山ほどの数のトレーナーから熟練であると認められたトレーナーとポケモンのみに与えられるジムリーダーという栄誉を8度にわたって下して見せたのだ。

「トレーナー失格だからだよ」

話を続けようにも、山小屋についてしまった。

「どうしたの、怪我でも?」

「足をね。軽い捻挫だ、治療してくれ」

シンは私をターネに預けるとすぐに出かけていってしまった。話の続きをするのを嫌がる様に、足早に去ってしまった。

 




読了、ありがとうございました。

最初に書いたとおりMH4Gにドはまりしてますので、当分更新はないと思います。
ストックはあるけど、見直してないし、ひと段落ついたら頑張る予定。

ポケモンの世界での色違いってどんな認識なんでしょうか?

そんな疑問を持ちつつ、ココまで読んで下さった方に最大の感謝を。
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