八坂 めぐみはバーチャルシンガーになってみたい   作:layRa

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「プロセカのキャラは他社のボカロが嫌いなのかな?」、「どうして初音ミクをバーチャルシンガーと呼ぶのかな?」、そんな思いから始めた小説です。

*本気で嫌っているわけではないので「アンチ・へイト」タグは付けませんでした。


第1話 胸に穴が空いたような

私、天馬 咲希(てんま さき)には苦手な先輩がひとりいる。明るくて、成績優秀で、運動神経バツグンで、おまけに背が高くてスタイルもいい、そんな先輩。

 

先輩「さっきー、お〜い!」

咲希「あ、八坂(やさか)先輩…」

先輩「えー、昔みたいにめぐみちゃんでいいのに〜」

 

私のことを「さっきー」と呼んだこの先輩、八坂 めぐみ先輩はいつも私に付き纏う。厄介なことにこの先輩とは付き合いが長い。高校に入ってからではなく、幼いころからこの先輩とはいつもいっしょだった。

 

咲希「え〜と、じゃあめぐみちゃん!私これから友達とバンド活動だからね、それじゃあ!」

 

先輩を「ちゃん」付けで呼ぶのは失礼と思うかもしれないがその心配は無い。彼女は私の親の腹違いの妹、つまりは叔母にあたる。まぁ私と彼女の関係はさておき、3人の友達のところへ向かった。

 

「咲希〜」

「遅いよ〜」

「はやく練習始めよう〜」

 

彼女達が私の友達、ギターの星乃 一歌(ほしの いちか)、ベースの日野森 志保(ひのもり しほ)、ドラムの望月 穂波(もちづき ほなみ)。私はキーボード担当だ。私たちは鏡音 レンを自称するファンの少年とバンド対決をするのだがそれはまた別の話。

 

志保「咲希、来るのが遅かったね」

咲希「いやぁ、八坂先輩に絡まれちゃってさぁ」

 

と、ウワサをすればなんとやら。

 

めぐみ「さっきー、ここにいたんだね!」

 

うわっ、見つかっちゃった。私がこの先輩が苦手な理由はいくつかある。この明るい性格もそうだけど、ただ一番の理由が…。

 

めぐみ「あ、その青い楽器ギターでしょ!」

一歌「え、そうです」

めぐみ「ねえ、ちょっと貸して」

一歌「えぇ、いいですけど…」

 

一歌ちゃんは言われるがままめぐみちゃんにギターを貸した。

 

めぐみ「ねえ、何かリクエストとかある?」

一歌「じゃあ初音 ミクの曲で」

めぐみ「OK!じゃあいくよ、せーのっ!」

 

ジャカジャカジャカジャン ジャジャーン

 

一歌「えっ!?」

志保「うそっ!?」

穂波「上手!」

 

そう、演奏のレベルが私たちより上だということ。彼女は動画サイトで「GuMi」の名義で演奏してみた動画をアップしているぐらいだ。メグッポイドと彼女の推しのバーチャルシンガーを足して2で割ったような外見からそう呼ばれたらしいが、彼女は誰から呼ばれたのかよく覚えてないらしい。

 

穂波「あ、あの是非よければバンドメンバーに…」

咲希「それはダメ!うちの兄をバンドメンバーに加えるようなものだから」

穂波「じゃあ結構です」

 

「うちの兄」、このワードで穂波ちゃんはあっさりとメンバーにするのを諦めた。残念ながらめぐみちゃんも兄と同じく問題児なのだから。

 

めぐみ「えー、じゃあ楽器のコーチならいいかな?」

咲希「まぁ、それなら」

 

これは私と仲間たちとちょっと厄介な先輩の青春コメディ。おもしろいかどうかは保証できない。

 

 

 

 




めぐみちゃんのプロフィールです。

・名前…八坂 めぐみ (やさか - )
・年齢…17歳
・趣味…SNS、動画配信、おしゃれ
・将来…服屋さん、ミュージシャン
・身長…175cm
・好きな人…あるバーチャルシンガー

キャラのモデルは髪がボカロの「gumi」、顔のパーツがバーチャルシンガーの子、そして内面が「天馬 司」です。
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