八坂 めぐみはバーチャルシンガーになってみたい   作:layRa

10 / 13
さて、本編の文章ですが…。

「咲希のおじいさんの隠し子」

にする予定でした。それではめぐみちゃんが少しかわいそうなので…。

「咲希の親の腹違いの妹」

としました。それだけです。





第10話 ああ、八坂 めぐみの奇跡的な軌跡

私は一歌、私たちはいま「教室のセカイ」にいる。「セカイ」は私たちレオニの想いから生まれた場所だ。そんな場所で何をしているかというと、八坂先輩から逃げてきた。

 

?「あ、みんな〜」

 

この緑色のツインテールの女の子は、みなさんご存知の「初音 ミク」。といっても、あくまでこのセカイの初音 ミクだけどね。

 

ミク「どうかしたのみんな?」

志保「八坂先輩から逃げてきたの」

 

事の始まりは八坂先輩が、神山高校の文化祭のステージで夕作くんが踊ったラブライブのダンスを観たことがきっかけだった(前作12話 参照)。そんな夕作くんに対抗しようとして…。

 

めぐみ「ねえ、みんなの前で演奏しよう!」

 

と言ってきた。ただ、あまりにも突然で心の準備ができていない私たちにはどう対応していいのか分からなかった。

 

一歌「いつも突然言いだすのよね。良く言えば行動力が高くて明るい性格だけど、どうして周りを振り回すような人になったのかしら?」

咲希「あ〜、そのことなんだけどね…。ずっと昔の話なんだけどね…」

 

咲希は私たちに話した。八坂先輩の過去を…。

 

咲希「あれはめぐみちゃんが小さいころ…」

 

 

〜回想〜

 

八坂先輩は元々はあまり笑わない子だったらしい。咲希の親の腹違いの妹ということを気にしていて、おまけに遊び相手は変わり者の咲希のお兄さんしかいなくて、周囲からは変な子の印象を受けていたらしい。

 

咲希「このときから楽器の演奏を始めたんだけど、始めた理由が寂しさをまぎらわすためだったんだ」

 

そして小学生、中学生となっていくうちに多くのことに挑戦した。歌にダンスにイラストなど…。が、それでも何もかもうまくいかず落ち込んでしまった。そしてそんなある日、街中を歩いていると…。

 

♪〜

 

たまたま大きなスクリーンに映っていた「元祖バーチャルシンガー」の映像を観たらしい。悲しい歌でも力強い歌でもニコニコ笑顔で歌う彼女の姿に心を打たれたみたい。それからの先輩はいつでも笑顔でいることを心がけた。失敗してもへこたれず性格もだんだん明るくなりその結果…。

 

 

〜回想終了〜

 

 

咲希「高校に入学したときには今みたいになったわけ」

一歌「なるほど」

 

その気持ちはわかる。私の場合は感激した相手がミクだった。ただ、みんながみんなバーチャルシンガーが好きというわけではない。その気持ちを誰かに押し付けるのはどうかと思う。悪気はないと思うけれど…。

 

穂波「ねえみんな、先輩ともう一度話し合ってみようよ」

一歌「でもなぁ…」

ミク「ちょっといいかな?」

 

ミクが私たちの話に入ってきた。何を言いだすのだろう。

 

ミク「みんなはその先輩のことを本気で嫌っているわけじゃないんだよね。だったら大丈夫、本気で互いの気持ちをぶつければ!」

一歌「そ、そうかなぁ?」

ミク「きっと伝わるよ!それに、そのチャンスができたみたいだし」

?「お〜い、みんな〜」

 

私たちが見たのは驚くべき光景だった。そもそもこの「教室のセカイ」には、私たちレオニの想いから生まれたからレオニしかくることができないのに…。

 

一歌「えっ!?」

志保「うそっ!?」

穂波「どうして!?」

咲希「ここに!?」

 

レオニ「「「「八坂先輩!?」」」」

 

 

 

 

 




めぐみがレオニと合流する前

めぐみ「うわっ、ここはどこの学校!?」
教室のセカイのレン「そこの君…」
めぐみ「あれっ、夕作くん!?どうしたのその金髪、「俺は怒ったぞー!!」って叫んだの!?」
レン「えっ、gumi!?どうしてこのセカイにいるの、他社のボカロなのに!?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。