八坂 めぐみはバーチャルシンガーになってみたい   作:layRa

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前作「鏡音レンによろしく 〜ついでにニコニコ動画にも〜」からのキャラが登場します。今回の話ですが、筆者はあまり音楽ジャンルに詳しくありません。少し内容がめちゃくちゃなところがありますが、そこはご了承ください。


第5話 心から伝えたい音色

私は志保。私は今日、近くの公園で開催されている和風ロックフェス(なんだそのジャンルとかツッコミは言わないでね…)に来ている。何か今後のバンド活動の参考になればいいんだけどね。それにただ純粋に音楽を楽しみたいという気持ちもある。お、次のグループだ。

 

「続きまして、高校生の八坂 めぐみさんと中学校教師の相野 茅絵里(あいの ちえり)さんによる琴とギターの演奏です!」

 

ポロン ギロ〜ン

 

どうして私たちの行く先に現れるのかな、あの先輩は!スタンド使いぐらいにひかれ合うんだけれど!?

 

めぐみ「あ、しぃちゃん!来てくれたんだ!ヤッホー!」

志保「…」

 

演奏が終わったと同時に私のところへ駆け寄ってきた。「しぃちゃん」とは私のことだ。おそらく私の姉がそう呼んでくるので真似しているのだと思う。

 

志保「先輩に会いに来たわけじゃないですよ。ところで隣でいっしょに演奏していた女性は?」

めぐみ「ああ、私の幼馴染みの相野 茅絵里お姉ちゃん。みんなは"幽々子先生"と呼んでいるの」

幽々子先生「こんにちは。あなた、めぐみちゃんのお友達ね」

志保「あっ、どうも」

 

大人の女性だけあって落ち着いた雰囲気だな。八坂先輩とは正反対。

 

幽々子先生「このイベントはね、みんなに和風音楽の楽しさを知ってもらおうというイベントなの。私のお家も協力しているの」

志保「協力って…」

めぐみ「茅絵里…、ゆゆちゃんは名家のお嬢様なんだ」

 

そうなのか。つまり運営の手伝いもしているし、さっきみたいにアーティストとしてステージにも立っている。

 

幽々子先生「それでしぃちゃんは」

志保「志保と呼んでください!」

幽々子先生「ごめん、志保ちゃんはどうしてこのイベントに?」

志保「普段バンド活動をしているのですが、何か参考にならないかと思ってこのイベントに来ました」

幽々子先生「へぇ〜、真面目なのね」

 

よく言われるよ、その言葉。ただ私一人だけじゃなく、レオニのみんなが一生懸命に頑張っているから全員に当てはまると思う。

 

幽々子先生「ねえ志保ちゃん、ステージに上がってみない?」

志保「え、そんな!?他の出演者さんに失礼ですよ」

幽々子先生「大丈夫よ、欠員が出たから。それに…」

志保「それに?」

幽々子先生「志保ちゃんあの子にそっくりなのよね」

めぐみ「ああ、幽々子様とくればあの子か!」

 

あの子って誰だろう?どうやら許可は取れたらしく、私もステージで演奏させてもらえることになった。ただ…。

 

「続いては、魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)さんによるベースの演奏です!」

志保「はーい、民謡を弾き語りします」

 

なんかコスプレさせられているんだけど!?てか、ベースがソロで弾き語りとか普通する!?私がいましているコスプレは幽々子様のボディガードを務める女の子、魂魄 妖夢というキャラクターらしいが…、そんなに似てるかな?

 

ジャーン

 

志保「ありがとうございました!」

 

でも観客のみなさんに喜んでもらえるように演奏はちゃんとやったよ。その結果、大成功に終わった。

 

幽々子先生「ねえ、何か参考になった?」

志保「あ…」

 

そうだった、そもそも私はバンドの参考になるのかと思って来たのだ。ただステージに上がって演奏しただけにすぎない。いや、ひとつ得たものがあったといえば…。

 

志保「コスプレするの楽しかった…」

 

 




めぐみ「私のセリフ少なーい!」
幽々子先生「じゃあおまけコーナーで言いたいこと、とにかく言っちゃいましょう」
めぐみ「そうだな…、今度はコスプレ演奏会しない?レオニのみんなも誘ってさ」
志保「それはダメ!!」
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