八坂 めぐみはバーチャルシンガーになってみたい 作:layRa
めぐみ「私たち着ぐるみの中に入っていたもん」
穂波「あはは、顔出すわけにはいかないもんね…」
私は穂波。私はいま八坂先輩を取り押さえている。誰に対しても明るく接する八坂先輩だけど、一人だけ仲が悪い生徒がいる…。
めぐみ「なんだと〜、生意気スクールアイドルもどき!」
?「言ったわね、ポンコツ超時空シンデレラもどき!」
先輩と言い争いをしているのは、桃井 愛莉(ももい あいり)先輩。彼女と八坂先輩は顔を合わせる度にいがみ合う、いわゆる犬猿の仲だ。言い争いが起こる度に私たちやモモジャンが止めに入る。
志保「せ、先輩!!」
雫「愛莉ちゃん、落ち着こうね…」
ああ、しかめっ面に変わって。お互い自慢のニコニコ笑顔が台無しだよ。
穂波「先輩、桃井先輩と何があったか知らないですけど…。もうちょっと仲良くする努力はしましょうよ」
めぐみ「ええ、私があのおチビと!?」
一方モモジャン側でも…。
遥「愛莉ちゃん、八坂さんともうちょっと仲良くする努力はしようね」
愛莉「はぁ、私があのデカブツと!?」
私たちとしても二人がいがみ合う様子なんて見ていられない。そこで私はモモジャンの皆さんと話し合ってみようと思った。
穂波「どうすればあの二人が仲良くなれるかな」
雫「原因は知らないけど、一年生のころから仲が悪かったのよ」
みのり「私にいい案があるけど…」
穂波・雫「「なになに?」」
私はみのりちゃんのアイデアに乗ってみようと思った。そして放課後、レオニとモモジャンと八坂先輩で教室に集まった。
みのり「仲良くなるにはゲームが一番!みんなで山手線ゲームをしよう!」
めぐみ「お〜!お題はどうしようか?楽器?」
愛莉「そんなのあんたが有利でしょ!」
穂波「じゃあ、果物にしましょう。それならみんな知っているし」
一歌「ナイス穂波!」
さて、お題も決まったところで(というか私が決めたけれど)、順番はこうなった。
愛莉→雫→みのり→遥→一歌→穂波→咲希→志保→めぐみ
愛莉「じゃあ私からいくね。桃」
雫「りんご」
みのり「ぶどう」
遥「レモン」
一歌「さくらんぼ」
穂波「キウイ」
咲希「バナナ」
志保「オレンジ」
さあ八坂先輩の番だ。肝心の先輩は何を言うのだろう。
めぐみ「いちご」
愛莉「…って、ちょっと待ちなさいよ!」
めぐみ「えっ、何!?」
愛莉「いちごは野菜でしょう!果物じゃないわよ!」
めぐみ「えっ、そうなの!?」
実はそうなんだ。よくフルーツケーキとかの上に乗せられたりするから勘違いする人がいるが、野菜の仲間なんだ。
めぐみ「でもそこは大目に見てくれてもいいじゃない!」
愛莉「ダメに決まっているでしょう、このデカ女!」
めぐみ「言ったな〜、チビ娘!」
二人の距離が縮まるにはまだまだ努力が必要なようだ。この後もお題を変えながらゲームを楽しんだ。
お題 宝石
愛莉「ルビィ」
雫「ダイヤ」
みのり「ヨハネ」
遥「…あれ?」
一年生のころ
めぐみ「ねえ桃井さん、バーチャルシンガーは好き?」
愛莉「大好きだよ!初音 ミクとか」
めぐみ「えっ、Vtuberじゃないの?」
愛莉「バーチャルシンガーって言ったらボカロでしょ?」