術式?呪力?最終的に物言うのはフィジカルですが?   作:ありがとうはなまる

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大変長らくお待たせいたしました。呪術廻戦0の部分が全て書けたので投稿します。

ぜひ楽しんでいってください



【一章】呪術廻戦0
18 最強陰陽師の宣戦布告


 

 

2016年11月、東京都〇〇学校に通っていた16歳の少年─乙骨優太が同級生の男子生徒4人をロッカーに詰める重症を負わせた。

 

この事件の実行犯は乙骨優太に取り憑いている呪霊の仕業と断定。

 

高専はすぐに乙骨優太に取り憑いている呪霊を祓おうと準1級術師を派遣するが結果は惨敗。

 

派遣された術師は重症を負っていたものの命に別状はなく、生還した術師の証言により呪術総監部は乙骨優太に取り憑いている呪霊を準1級〜特級と判断し、呪霊の出自を調査。

 

調査の結果、呪霊が乙骨優太の恋人である折本里香であることが判明。呪術界は乙骨優太に取り憑いている折本里香を特級過呪怨霊に指定。

 

呪術総監部は乙骨優太(折本里香)の危険さから、秘匿死刑が決定。

 

しかし五条悟が呪術総監部にある提案を持ちかけ、乙骨優太は呪術高専東京校に途中転入することになる。

 

乙骨優太は登校初日に同級生である禪院真希と任務へと駆り出され、そこで乙骨優太は推定3級呪霊と対峙。

 

戦闘の際に禪院真希が負傷、行方不明になっていた子供2名を発見。

 

自分の力では勝てないと悟った乙骨優太は折本里香の完全顕現を行い〇〇小学校に巣食う3級呪霊を祓うことに成功。無事禪院真希と子供2名を救い出すことに成功。

 

◯月◯日、乙骨優太は狗巻棘と共に◯◯商店街に巣食う呪霊討伐の任務に向かう。

 

そこで予期せぬハプニングに見舞われ、補助監督が貼った帳の内側から帳が貼られ帳を解くことができなくなり、新たに準1級相当の呪霊が乱入し、乙骨優太と狗巻棘の2人に襲いかかってきた。

 

乙骨優太と狗巻棘は協力し襲いかかってきた準1級相当の呪霊をなんとか祓いどちらとも軽症で帰還した。

 

なお、補助監督の帳に被せて帳を貼った人物は現在も調査中。

 

 

〜〜〜〜(乙骨優太の稽古や任務などの詳細が続く)

 

 

乙骨憂太が呪術高専に入学してから約1年が経過したが未だ折本里香の解呪には成功していない。

 

乙骨優太並びに折本里香に何かあれば随時報告していきます。

 

 

 

 

 「ふぅ~これで最後ですね」

 

 

 呪術高専東京校のとある一室。上層部に送る乙骨優太に関する記録をまとめた資料を作成した伊地知潔高は、仕事が一段落したことで一時の休息を1人行っていた

 

 

 「しかし、もうすっかり肌寒い季節ですね」

 

 

 伊地知はその季節特有の雰囲気を窓から眺めながらデスクに置かれた熱々のコーヒーを持ち上げ飲もうとした直後、突然けたたましいアラートが鳴り響き、伊地知は突然の大音量アラートに驚き手に持っていたコーヒーを盛大にこぼし断末魔を上げながら床をのたうち回った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 伊地知潔高がコーヒーをこぼした同時刻

 

 

 

 任務が終わり高専に帰ろうとしていた、防寒着を着た乙骨優太、禪院真希、狗巻棘、パンダが高専の空から降りてくるカラス型の呪霊に気づき歩を止めて降りてきた呪霊を見つめる

 

 

 「関係者…じゃねぇよな」

 

 「見ない呪いだしな」

 

 「すじこ」

 

 「わーでっかい鳥」

 

 

 四人は上から来た正体不明の呪霊と、その上から現れた人物を警戒し、いつでも戦闘ができるよう戦闘体制を取る(約1名を除く)

 

 カラス型の呪霊に乗っている男の容姿は男とも女とも捉えられるほどの美形をしており、肩にまでかかる黒髪に立烏帽子(たてえぼし)を被り、白を基準にした狩衣(かりぎぬ)(はかま)を着ている神社などにいる神主(かんぬし)や陰陽師のような格好をした

 

 

 「ここが呪術高専、現代で唯一術師を育て育む場所か。」

 

 「オマエ何者だ!! 侵入者は優太さんが許さんぞ」

 

 「こんぶ!!」

 

 「えっ!!?」

 

 「優太さんに殴られる前にさっさと帰んな!!」

 

 「えぇ!!?」

 

 「はじめまして乙骨優太君。君に会えて嬉しいよ。」

 

 「えっ あっ はじめまして」

 

 

 (((速い!!!)))

 

 

 呪霊に乗っていた男を警戒し見張っていた3人は、いつの間にか隣りにいる乙骨の手を握り挨拶を交わす男の速度に驚きを隠せなかった

 

 

 「君はとても素晴らしい力を持っているね。私はね乙骨君、大いなる力は大いなる目的のために使うべきだと考えている。」

 

 「乙骨君、今の世界に疑問はないかい?」

 

 「?」

 

 「一般社会の秩序を守るために呪術師が暗躍する世界さ。」

 

 「つまりね、強者(呪術師)弱者(非術師)に適応する矛盾が成立してしまっているんだよ。嘆かわしいとは思わないかい?」

 

 「はぁ…」

 

 

 乙骨に自身の話を話しながら男は乙骨の後ろに回り、肩に両手を乗せてきた

 

 

 「万物の霊長が進化の歩みを自ら止めてしまっている。これほど無意味で滑稽なことはない。」

 

 「そろそろ人類も生存戦略を見直さなければならない(時代)が来たんだよ。乙骨優太君、君にも手伝ってほしいんだ。」

 

 「?何をですか?」

 

 「非術師(弱者)を皆殺しにして呪術師(強者)だけの世界を作り、世界を浄化するのさ。」

 

 「雑草駆除のようなものさ。簡単だろう?」

 

 (何…)

 

 (言ってんだ?)

 

 「…」

 

 

 「僕の生徒にイカレた思想を吹き込まないでもらおうか」

 

 「ん?」

 

 

 男が乙骨の肩を保ったまま声のした方へ顔を向けると、そこには現在高専にいた術師達と乙骨達の教師を担当している五条悟が立っていた

 

 

 「君は……あぁ、五条家の子孫か。」

 

 「その子達から離れてもらおうか変態コスプレイヤー(不法侵入者)

 

 「フフフ 変態とは失礼だね………成程、この子達は君の受け持ちか、通りでいい術師(生徒)が揃っているわけだ。」

 

 「特級被呪者(はじゅしゃ)。」

 

 「完全自律思考できる呪骸。」

 

 「呪言師の末裔。」

 

 「そして、何故かその中に紛れ込む呪力も使えないおちこぼれ()。」

 

 「っ…テメェ…」

 

 「発現には気をつけたほうがいい。君のような猿、チリすることは造作もないのだから。」

 

 

 男の発言に怒りを覚えた真希が手に持った薙刀を男に向け睨みつけるが、男はそんな真希を冷たく鋭い目つきで睨みつけた

 そんな中、ずっと男に肩を持たれていた乙骨は、男の手を払い除ける

 

 

 「ごめんなさい。あなたの言っていることはまだよく分かりません。けど、友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない!!」

 

 「…すまない。君を不快にするつもりはなかった。」

 

 「じゃあ一体どういうつもりでここに来た」

 

 「宣戦布告さ。」

 

 

 男は腕を広げ、悟たちへと体を向けると高らかに宣言を開始した

 

 

 「お集まりの皆々様!!私の言葉をよーく聞いていただきたい!!!」

 

 「私の名前は安倍晴明、千年前、陰陽師として活動していたものだ。私が現代に姿を表した理由はただ一つ、非術師(弱者)を絶滅させ呪術師(強者)だけの世界を作ること!」

 

 「そこで私は、来たる12月24日!!日没と同時に百鬼夜行を行う!!!」

 

 「場所は呪いの坩堝(るつぼ) 東京新宿!!呪術の聖地京都!!」

 

 「各地に5万の呪いを放つ。下す命令は全ての"鏖殺"だ。」

 

 「地獄絵図を描きたくなければ死力を尽くして止めにこい。」

 

 

 

「思う存分呪い合おうじゃないか」

 

 

 「以上だ、皆さん静かに聞いてくださりありがとうございます。」

 

 

 宣戦布告を終えた安倍晴明は悟たちに背を向けカラス型の呪霊の方へ歩き出す

 

 

 「このまま行かせるとでも?」

 

 「やめておいたほうがいい。」

 

 

 瞬間、おびただしい数の呪霊が出現し、乙骨達を取り囲んだ

 

 

 「可愛い教え子が私の間合いですよ五条先生。」

 

 「それでは皆さん戦場で。」ニコッ

 

 

 そう言い残し安倍晴明は乗ってきた呪霊の背に乗りこの場を去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「安倍晴明。先程の一件で彼の術式が呪霊操術であることでほぼ間違いないでしょう。呪霊操術は主従制約のない自然発生した呪いなどを取り込み操ります。彼が本物の安倍晴明というなら千年以上生きている術師ということになり、彼が所持する呪霊がどれほどのものか判断がつかず、京都、東京に放つ数10万というのもハッタリではないかもしれません」

 

 「それに総合的な相手(呪霊)の等級が分からん以上、こちらも悠長に事を構えてはいられない」

 

 「総力戦になるでしょうね…確実に」

 

 「ガッデム!!」

 

 「OB、OG、それから御三家、アイヌの呪術連にも協力を要請しろ」

 

 『!!』ザワ…

 

 「総力戦だ!確実に安倍晴明という呪いを祓う!!!」

 

 

 会議が終わり皆がドタバタと準備を進めている中、夜蛾と悟は話しをしていた

 

 

 「悟」

 

 「?なんですか学長」

 

 「仁のやつを呼び戻せ」

 

 「言われなくても誘いますよ。こんな大事(お祭り)」ニッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 12月24日百鬼夜行開始まで残りあと10分

 

 

 高専もとい呪術総監部は、十万もの呪霊を相手取るため出来得る人脈とコネで呪術師をかき集め、来る百鬼夜行に向け準備を進めてきた。そしてついにこのときがやってきた

 

 

 京都には禪院仁、恵、加茂亜生衣、高専術師の東堂葵、加茂憲紀、究極メカ丸こと与幸吉、禪院真依、三輪霞、西宮桃、灰原雄、七海建人、秤金次、羅亜面麺丸、世紀松岡、夏油一派の夏油傑、枷場美々子 、枷場菜々子、菅田真奈美、祢木利久、情報伝達係兼負傷者の救助担当の如月春奈、松坂太郎の計21人*1

 

 東京渋谷には楓、禪院向日葵、高専術師の五条悟、夜蛾正道、狗巻棘、パンダ、冥冥、猪野琢真、日下部篤也、大道育子、三代為右衛門、猿飛剛、中山剛樹、夏油一派のミゲル、ラルゥ、情報伝達係兼負傷者の救助担当の信田明、伊地知潔高、負傷者の治癒担当の家入硝子の計18人がそれぞれ配置についていた*2

 

 

仁「久しぶりに思いっきり暴れられるな」 準備体操をしている

 

恵「フフッ 私も久しぶりに仁と一緒に戦えて嬉しい」

 

亜生衣「見ていなさい仁、お姉ちゃんの勇姿を!!」

 

 

 恵は黒のメッシュジャケットと黒のレザーパンツを着ており、手には黒の手袋をつけている

 亜生衣は脇と脇腹が見える黒のボディスーツと白のニッカポッカを着ている

 

 

恵「チ……こいつさえいなければもっと良かったんだがな」ボソッ (⁠ಠ⁠益⁠ಠ⁠)⁠

 

仁「?…どうした恵」

 

恵「ううん何でもないよ仁、2人で一緒に(強調)頑張りましょう」(^^)

 

 

秤「…アレが修羅場か…怖えぇ」 若干引き気味

 

真依「そうかしら、恋する女なんてあんなもんよ」 呆れた顔をしながら仁と恵を見ている

 

 

憲紀「姉さん……」 腹違いの姉の落ち着きのなさに頭を抱える

 

メカ丸「お前も大変そうだな…」 憲紀に同情する

 

 

西宮「ケッ 鈍感男め、ラノベじゃないんだから自分の好意ぐらいすぐに気付きなさいよ!!」 仁の鈍感さに他人事ながらイライラしている

 

三輪「アハハハ……」 乾いた笑い声をしながら頬を掻く

 

 

東堂「ふむ…」 左頬を赤く腫らし腕組みをしながら仁と恵たちのことを見ている

(頬は出会ってそうそう仁にいつもの(性癖質問)をして、仁の答えに上から目線の発言をしてしまったことで恵の怒りを買い、パンチをモロに食らったせい)

 

 

世紀「ヒャッハー!! 善良な一般人の平穏な生活を脅かす社会のゴミ共をまとめて消し炭にしてやるぜぇー!!」 サブマシンガン片手に端から見たら目茶苦茶怖い高笑いをしている

 

 

麺丸「ラーメン最高!!ラーメン最高!!」

 

夏油「ラーメン最高!!ラーメン最高!!」

 

 

麺丸・夏油『ラーメン最高!!ラーメン最高!!』

 

 

 

『ラーメン最高!!ラーメン最高!!』
*3

 

 

美々子「夏油様、嬉しそう」

 

菜々子「しゃーないっしょ、夏油様は久しぶりに麺丸さんに会ったんだから少しぐらいテンションが上がるぐらい仕方ないでしょ」*4

 

真奈美「久しぶりね美々子、菜々子」

 

利久「元気だったか?」

 

美々子「真奈美さん、利久さん。久しぶり」

 

菜々子「おひさ~」

 

 

 菜々子たち夏油一派は会えなかった期間に起きた日常的な会話を笑みを浮かべながら話していく

 

 

灰原「一緒に頑張ろうね七海!!」 七海の肩を掴み太陽のような明るい笑みを向ける

 

七海「…えぇ、そうですね」 定時には帰りたいと切実に願っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、東京新宿

 

 

 

 

 

パンダ「いよいよだな」

 

狗巻「シャケ 明太子」

 

 

育子「…お前そんなイカれた格好で大丈夫なのか?」 為右衛門の服装にドン引きしている

 

 

 為右衛門の服装は雷マークが付いた黄色の泥着を羽織り、力士が履く廻しを履いている力士スタイル

 育子は体毛100%の灰色モコモコパーカーのフードを頭まで被り、白のハーフパンツに黒のストッキングを履いてる

 

 

為右衛門「なんの問題もない(ノープロブレム)。正装に身を包む今の私にはこの程度、なんの支障でもない」 腕を組みながらドヤ顔を決める薄着で12月の厳寒をものともしていない変態

 

育子「えぇ…キモ」 更にドン引き

 

 

悟「…未だ呪霊の気配はなしか」

 

伊地知「もしかして別の場所を襲っているのでしょうか?それとも私達を疲弊するためにわざと遅れている」

 

 

 こちらでは伊地知と悟が神妙な顔で話し合っている

 

 

悟「いや、ああいうやつはそんなせこいことを嫌う節がある。おまけに約束した時間をきっちり守る良い子ちゃんタイプさ」

 

伊地知「え!?出会って数分しか口論をしていないのに、そこまで相手の事がわかるんですか?」

 

悟「いや、なんかあいつの立ち振舞や喋り方なんかが昔のあいつに似ててさ」

 

伊地知「あいつ?」

 

冥冥「やあ 五条君、伊地知君」

 

 

 悟が声を出す前に伊地知と悟の会話を遮るように突如として現れた冥冥

 

 

悟「お久しぶりですね冥冥さん。良くこんな祭りに参加しましたね」

 

冥冥「これに勝るものはないからね」 手をお金マークにする

 

悟「相変わらずの守銭奴っぷりだね」

 

 

冥冥「ところで伊地知君。呪霊一体祓うごとの金額とインセンティブノルマ後の満額ボーナスについて、もう少し"お気持ち"いただけないかい?」 手をお金マークにして伊地知ににじり寄る

 

伊地知「そ、その件については呪術総監部に相談ください。私に言われても困ります冥冥さん」アワアワ

 

 

日下部「…帰りてぇ〜」ボソッ 集団から離れて棒付き飴玉を転がしながら愚痴をこぼす

 

 

 

 

楓「…」ず〜ん 地べたに寝そべりながら暗いオーラを発し、目が死んでいる

 

 

向日葵「…」ず〜ん 体育座りをしながら暗いオーラを発し、こちらも目が死んでいる

 

 

 向日葵の服装は上が紅、下が黒の着物を着ている*5

 楓は髪をサイドテールにして腹が出ている白のトップスに青のジーンズを着ている*6

 

 

伊地知「えっと……これ大丈夫でしょうか」 暗いオーラを発している2人が怖くて冷や汗を垂らしながらオロオロしている

 

五条悟「大丈夫でしょ」 2人を見ずに適当な返事を返す

 

 

 2人がこうなった原因は仁との班分けくじ引きで仁と同じくじを引くことができなかったせい。用はいじけているだけである

 

 

ミゲル「アイツラ、アノママデ本当ニ役ニ立ツノカ?」 体育座りしている楓達を見て呆れた声を漏らす

 

ラルゥ「まぁまぁミゲルちゃん。ここは私に任せて頂戴」

 

 

 凹んでいる楓たちに近づくラルゥ

 

 

ラルゥ「そこのお嬢ちゃんたちそんなところで落ち込んじゃって何かあったの?良ければ私が相談に乗るわよ」

 

楓「………俺に構うな、殺すぞ」

 

 

 顔を地面につけたまま近づいてくるラルゥに警告と言うなの威嚇を放つ

 

 

ラルゥ「あっ ごめんなさい自己紹介がまだだったわね。私の名前はラルゥ。しがないオカマよ」

 

楓「…」(殺すか)

 

 

 楓が話しかけてくるラルゥに向かい術式を発動しようとする

 

 

ラルゥ「あなたがこんなに落ち込んでいる理由、それはズバリ恋の悩みでしょ!!」

 

楓「…」

 

 

 ラルゥの発言によって術式発動を止めた楓は、ラルゥの発言に興味を持ち、次の言葉を待つ

 

 

ラルゥ「間違ってたらごめんなさい。あなたたちの好きな人ってもしかして仁ちゃんかしか?」

 

楓・向日葵「……!」ビクッ

 

 

 自分の好きな人を当てられ僅かにだが体を動かし、楓は顔を少し動かし目だけをラルゥに向け、向日葵も体育座りのままラルゥに視線を向ける

 

 

ラルゥ「フフフ オカマの感の良さを舐めちゃいけないわよ。それに貴方達の仁ちゃんを見る目はもう恋する乙女そのものなんだもの」

 

ラルゥ「そこで、ここからは私の独り言だから聞き流してもらっても良いわ。まず大前提に仁ちゃんは貴方達を異性として認識していない節があるわ。こんな美人さんを放ったらかしにするなんて罪な男よね」

 

楓・向日葵「……」ブンブン うんうんと頭を縦に振りラルゥの発言に共感している

 

ラルゥ「仁ちゃんはイケメンで強く優しいイイ男だけど、女の子の気持ちに関しては人一倍鈍感でどれだけアピールをしてもまったく気づいて貰えなくてこっちが参っちゃう。ああいう子はどれだけこっちがアピールしても絶対に気づかないし変な方向に解釈しちゃって間違った捉え方をするわ。こういう相手に対する私の思う対処法は、好きなら真っ直ぐに気持ちを伝えて相手に意識して貰うことよ。最初にもし断られても相手に意識して貰うことが重要、意識してもらって初めて恋のスタートラインに立てるのだから」

 

楓「真っ直ぐ……」

 

向日葵「気持ちを伝える……」

 

ラルゥ「今すぐ行動を起こす必要はないけれど、急いだほうがいいとは思うわよ。仁ちゃんはモテモテさんだからね。うかうかしてたらライバルに取られちゃうわよ。さっさとこんなこと終わらせて仁ちゃんに会わなくちゃね」

 

楓「!そうだな。さっさとこんなこと終わらせて、この気持ちを仁に伝えて結婚するわ」

 

向日葵「あなたが行動したところで結果は見えていますが、そうですね……有益なアドバイスありがとうございますラルゥさん」

 

楓「…お前(実妹)がどんだけ行動したところで妹以上の感情しか向けられることないんだから、無益の間違いじゃね?」

 

向日葵「あ゙?」楓「は?」

 

 

 いつの間にか復活していた楓と向日葵がラルゥのアドバイス(独り言)に対してそれぞれ感想を口にし、いがみ合う

 

 

ラルゥ「あら?私は独り言を言ってただけよ。でも、それでアナタ達の気持ちが軽くなったなら良かったわ。これからもなにかあったらいつでも相談してね、こ♡い♡の相談なら大歓迎よ」ウフフフフ

 

 

 女2人にオカマ1人の距離はグッと縮まり、百鬼夜行後も2人はラルゥに度々会いに行き、恋愛に関する相談をする仲になったとか

 

 

ミゲル「WoW……」

 

 

 ラルゥの一通りのやり取りを遠巻きに見ていたミゲルは、驚きと称賛のwow()を漏らした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『!!』

 

 

 雑談をしていた一同は尋常じゃない呪力の余波を感じ、各々が気持ちを切り替え臨戦態勢を取る

 

 

 「さぁ聖戦を始めようか現在の呪術師共。」

 

 

 安倍晴明の宣言とともに京都、東京に呪霊が解き放たれた

 

 

 「君の相手は私だよ五条悟。」

 

 

 原作同様伊地知から乙骨の家柄について聞き、自信の勘を頼りにパンダと狗巻を高専へと飛ばした五条の前に安倍晴明が立つ

 

 

 「悪いけど、今忙しいんだ」

 

 

 目についた布を解き片目だけを顕わにさせ安倍晴明を睨みつける五条悟

 

 

 

 長い長い夜(百鬼夜行)が始まった

 

 

 

 

 

 

 

*1
芦田瑠奈さんは携帯を持たずどこかで狩りをしているため欠席

*2
直哉君は面倒臭がって欠席しました。これが終わった後向日葵にぶん殴られました

*3
どんな動きをしているのかは読者のご想像にお任せします

*4
少し?

*5
直毘人の色違い。禪院家の正装にして戦闘服のようなものだと解釈したため直毘人の色違いにしました

*6
12月に来てていい服装じゃない

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