術式?呪力?最終的に物言うのはフィジカルですが?   作:ありがとうはなまる

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虫くん対天授君の戦い、果たして決着はいかに


4 VS 特級呪霊〜宿儺を添えて

 

 

 

 

 虎杖side

 

 

 

 すげぇ、それしか言えねぇ

 

 

 「殺傷拳!」

 

 「グェ゙!!」

 

 

 俺と同じ、少し前まで呪いのことなんて知らなかった天授が、あの化け物を圧倒してる

 

 

 「木ノ葉旋風!」

 

 「ッ゙!!」

 

 「狼牙風風拳、ハイー!!」

 

 「グゥ゙!!」

 

 「魔弾!!!」

 

 「ガベァ゙ッ゙!!」

 

 

 いや圧倒しすぎてないか!?さっきから一方的に呪霊をボコボコにしてんだけど!?

 さっきまで呪霊の攻撃を避けながら、刀身が白い呪具使って的確に呪霊を攻撃してたのに、途中から格闘メインに切り替わってるんですけど

 

 

 「チッ⋯派手に叫ぶ割には全然効いてねぇ、詐欺もいいところだろ」

 

 

 天授の言葉に呪霊の体に目を向けると、確かにあれだけ天授が攻撃を仕掛けたというのに全く傷が見当たらない

 

 

 「持久戦ね了解。テメェの顔面の形を叩き壊すまで殴ればいいんだろ、やってやるよ」

 

 

 そう言い放つと、いつの間にか呪霊の背後に回り込んでいた天授が呪霊の体を持ち上げバックドロップをしかけ地面に亀裂を走らせる

 

 天授が呪霊と戦っているっていうのに俺は、何も出来てない。ただ呪霊と天授の戦いを見てることしか出来ねぇ

 

 天授と俺じゃ身体能力が違いすぎる。呪力も使えない今の俺じゃ、あの場に行っても返って天授の邪魔をするだけ

 

 天授に向けて放った呪霊の黄色いエネルギー弾を天授は軽々と避けながら逃げる呪霊を追いかけ、俺はエネルギー弾が地面に着弾した衝撃で出た風圧を受けながら、先程天授と話した内容を思い出す

 

 

 

 「虎杖、行っちゃ悪いがお前は何もせずここで待機しててくれ。お前は俺が失敗した時の最終保険だ」

 

 「は?どういう⋯」

 

 「もし、伏黒たちの合図が来ないまま俺がドジ踏んで、死にかけてどうしようもなくなったら、宿儺に代わってほしい」

 

 「!」

 

 「ただし、これは最終手段、もし呼び出した宿儺に襲われたら目も当てられないしな。伏黒の合図が鳴り次第神速で逃げるぞ!!」

 

 「⋯おす」

 

 

 

 確かに宿儺に変わればあの呪霊に勝てるかもしれないけど、近くにいる伏黒や釘崎たちが危険に晒されるかもしれない⋯⋯

 

 俺はこんなに弱かったのか

 

 天授に全部任せて自分は何もせず見てるだけ

 

 俺は強いと思ってた。自惚れてたんだ、手の届く範囲の奴らなら助けられるぐらいには強いと思ってた、自惚れてないって思ってただけなんだ

 

 ⋯⋯俺は弱い

 

 目の前に救わなくちゃいけない人がいても、今の俺の手じゃ救えない

 

 こんなんじゃあ誰も守れない、誰も助けることなんてできない

 

 『人を助けろ』

 

 強くならねぇと、どんな人も助けられるぐらい強く

 

 

天授と呪霊の戦いを見て己の弱さを痛感した虎杖は、人を助けるため強くなろうと決意を固め、天授たちの戦いを静かに観戦する

 

 

 

 

 

 天授side

 

 

 「牙突!」

 

 「ガッ゙!!」

 

 

 特級舐めてた、滅茶苦茶硬ぇぞこいつ!!

 

 呪霊の喉に牙突叩き込んでもうめき声上げる程度、傷1つ付いてない

 

 

 「!」

 

 

 俺を攻撃しようと振りかぶった呪霊から距離を取り、空振ったタイミングで近づく

 

 

 「牙突弐式!」

 

 「ガァ゙ッ!?」

 

 

 喉におかわりをくれてやる

 

 牙突弐式を食らわせた俺は後方へ下がり、特級呪霊と一定の距離を取り息を整える

 

 どこを切っても効果無し、突き攻撃も効かず打撃攻撃は論外。このカッコいい呪具も薄皮すら切れない鈍器に成り下がってる、いや効いてないから鈍器以下だなこんちきしょう

 

 

 「っ!!」

 

 

 呪霊が呪力のバリアを展開してきたので後方に走って逃げる

 

 呪霊の硬さは脅威だが、それ以外は注意しておけば特に脅威ではない。放ってくる呪力もアイツの放つ打撃も目に見えるスピードだ、避けるのは容易い。さっき展開してきた広範囲の呪力バリアも至近距離で展開されない限り問題なく逃げれる

 あと足りないのは、やっぱりこっちの攻撃力だよな。推定2級呪具じゃ、特級呪霊に傷1つ付けられないとは世辞がらいぜ

 

 伏黒の合図はまだか、このまま戦ってても埒が明かねぇぞ⋯⋯時間稼ぎしてんだから別にいいんだが

 

 走る俺に追いついてきた呪霊の大振りの攻撃を横に飛ぶことで避け、呪霊の空振った拳が地面にヒビを入れるのを見る

 

 これを食らうのは痛いじゃ済まなそうだな、避けられるって言っても油断しないよう注意しねぇと

 

 俺が甚爾みたいに呪具バンバン持ってて強ければ楽に倒せたってのに。かと言って今宿儺を出したら、この呪霊には勝てるだろうが俺が殺されかねない、そしたら原作直行

 

 あの宿儺の縛りなんてろくな結末になる気がしない。厄ネタは無いに越したことはない

 

 どうする、どうする 

 

 時間稼ぎを終えても逃走でこいつを撒けるか、下手したら領域外までこいつをおびき寄せてしまい二次災害、なんて結果になる可能性がある

 援軍が来ても五条先じゃないなら勝てるか全く分からん。それに、いつ援軍が来るかなんて全く分からない、下手したら丸一日追いかけっこ、地獄でしかない

 

 かと言って急所を攻撃してもこいつにはダメージは与えられない。祓うことも負傷させてその隙に逃げる策も無理

 

 う~んどうするか⋯⋯⋯

 

 俺は呪霊の攻撃を避けつつ、うろ覚えだが知っている範囲の全集中の型を呪霊に食らわせながら、呪霊を一時でもいいので足止めできる策を考える

 

 あれも駄目これも駄目こいつも駄目どれもダメダ⋯⋯⋯あ

 

 呪霊を攻撃する手を止めその場に立ち止まり、顔を歪め拳に呪力を込め振り下ろす呪霊を見据える

 

 1つ、思いついた

 

 俺の頭蓋を砕くため、上から振り下ろされた呪霊の攻撃を避けると、呪霊の攻撃は地面へと吸い込まれ、地面を砕き砂煙を起こす

 

 

 「天授!!」

 

 

 すまないが虎杖の大声に反応する余裕はない

 

 

 「グガ ガ ガ ガ ッ!!」

 

 

 俺は砂煙の中、呪霊に足払いをかけ転ばせると、的確に呪霊の目玉に何度も呪具を突き立てる

 思いついた作戦は、成功すればこの呪霊を祓う事ができる⋯かもしれない必殺の策だが、同時に俺の命をかけるリスキーな策でもある、下手すると俺だけ死んでこいつだけ生き残るかもしれない

 

 

 「ガ ガ ガァ!!」

 

 

 目への攻撃を嫌がった呪霊が振りかぶった腕を後ろに飛ぶことで避け、地面に着地するや否や走り出し寝転ぶ呪霊の顎めがけ渾身の蹴りを入れる

 追撃の手は緩めない。蹴りを入れ吹き飛ぶ呪霊に向かい地面を蹴り上げ、吹き飛ぶ呪霊に追いつき両手で持った呪具を用いて、呪霊にヒビが入るほどの突きを再度目玉へと叩きつける

 これだけ弱い場所に何度も刺してんのに傷一つ付かないとか頑丈すぎるだろ⋯!

 

 地面に倒れていた呪霊が叫び声を上げた瞬間、バリアを展開され、半またがり状態にあった俺は吹き飛ばされ、後ろにあった壁を貫通し隣のフロアまで吹き飛ばされると、そのまま重力に沿って落ちていき地面に叩きつけられた

 戦い始めて初めての痛みと衝撃に、意識が真っ白になりかけるが、なんとか踏ん張り、すぐに肺に空気を送り込み跳ねるように起き上がる

 

 習い事で学んだ受け身をして衝撃を軽減したが、俺の体頑丈すぎないか?天与呪縛って言ったって虎杖の手が炭になる威力のバリア直撃して推定6〜7階程度あるであろう高さから落下して痛いで済んでんの少しおかしい気がする、まぁ細かいことはこれが終わったら考えよう

 

 俺は周囲を見渡しながら、軽く体を動かし体に不備がないことを確認すると、俺が突き破った壁から俺を追って呪霊が飛び出してきて、そのまま俺の少し前に着地した

 地面に着地した呪霊の顔は、最初合った時の余裕たっぷりな顔から、血管ビキビキ怒り心頭苛立ち全開って顔でこっちを見てる。よほど俺の存在が憎たらしいんだろう

 

 人間で言うところの、耳元にいるずっとぷ〜んって音を鳴らし続ける虫ってところかな、呪霊にとっての俺の存在は。勝手に怒って勝手に判断力が鈍るのは大変嬉しいことだ

 

 俺は呪霊に背を向け走り出し、壁にあるパイプや出っ張りを使い上へ上へと登っていく。呪霊も走り出した俺を追うように走り出し、呪力を投げつけてたり発射したりしてくるので、飛んでくるものを上下左右死ぬ気で避けていく

 

 良し、壁を張って登ってきたな

 

 壁に張り付き俺を追いかけてくる呪霊を確認し、呪霊と一定の距離を保ちつつ上へと登っていく

 下から来る呪力のビームをなんとか左右に避けつつ登りきり、ついに領域の端っこなのか?、天井に辿り着いた俺は下を見やり壁に張り付く呪霊を見下ろす

 呪霊との距離は5メートルもないほど、高さは⋯恐らくビル20階程度、もっとあるか?

 

 別に高所恐怖症という訳では無いが、ここから飛び降りるとなると流石に怖い

 

 

 「すぅ~〜ふぅ~〜」

 

 

 俺は深呼吸をして意識を整える。呪霊の方を見ると、口に呪力を溜めこちらに狙いを定めている

 

 

 「お前に、物理法則の暴力と最高最強の作家、鳥山明先生の技を喰らわせてやる」

 

 

 呪霊の口から放たれたビームを合図に、俺は天井を蹴り上げビームを回避する

 ビームが服の端を焼いたが、無視して下へと落下する

 

 

 「ラリアット!!」

 

 

 落下する俺に呪力ビームを放とうと、口を開け呪力を溜めいていた呪霊にラリアットを仕掛ける

 

 ラリアットを食らった呪霊は驚き、口に溜めた呪力をそのまま俺の後ろの壁へと放出し、後方で爆発音と風が吹き荒れる

 後ろから来る爆風で体が押され、ラリアットの威力が上ったおかげで、壁に手をかけていた呪霊を壁から離すことに成功した

 

 作戦第一段階はクリアした、最終段階に移行する

 

 俺は、腰に着けたポーチから任務に行く前、あらかじめ買って持ってきておいたワイヤーロープを逆さまのまま落ちる呪霊の体に一巻し、動きを簡易的だが封じ、呪霊の背中に移動する

 暴れる呪霊をなんとか抑えつつ背中に移動したら、呪霊の首元に生喰蛇を押し付け、呪霊の頭を鷲掴みにして腕をクロスにした状態で全体重を生喰蛇にかける

 空中で暴れる呪霊のパワーでワイヤーロープがブチブチと切れそうになりながらもなんとか抑えこみ、地面へと一直線に落ちる

 

 呪霊の弱点は人間と変わらず頭。胴と頭を切り離せばこいつらは死ぬ、喰らえ!!

 

 

 「天空×字剣(てんくうぺけじけん)ンンン!!」

 

 

高さ数十メートルから地面に叩きつけられた呪霊と天授、激しい衝突音と共に煙と風圧が空高く吹き荒れ部屋を揺らし、その威力がどれほどだったのかを物語っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 第三者視点side

 

 

 「やった⋯のか?」

 

 

 壁をよじ登り破壊された箇所から部屋へとやって来た虎杖は、天授と呪霊が一緒に落下地面に叩きつけられたところを目撃した

 虎杖はすぐに砂煙の舞う激突地へと走り出し、天授の安否を確認しようと天授の名を呼びながら向かう

 

 砂煙の舞う場所へと近づく虎杖は、煙の中から人影が現れたことで足を止め、人影が天授だと思い声を掛けようと手を上げながら近づいたが、次の瞬間、虎杖は何かが叩き切られたような鈍い音を拾った

 

 そして、挙げていた腕の手首から先の感覚がなくなり、生暖かい液体が腕を伝ってきていることに気づいた虎杖は、足を止め恐る恐る挙げている手の先へと目をやる。すると、

 

 そこにはあるはずの手首から先が無くなっており、そこから大量の血が流れ出ていた

 

 

 「⋯ッ!!あ゙あ゙ああ!!」

 

 

 手の損傷に気づいた虎杖は、腕から来る激痛に絶叫し、腕を掴みながら地面に膝をつけ蹲る

 そんな虎杖を前に、ニタニタと嘲笑うかのように笑う者が立っていた

 

 

 「ハァァ ハァァ な、何で⋯」

 

 

 腕から来る激痛を精神力で押さえつけ、大量の汗を流しながらも虎杖は目の前にいる呪霊を睨む。息は荒れ、何とか絞りました疑問の言葉も小さくか細い、高笑いする呪霊の声でその言葉はかき消されたてしまう

 

 虎杖は辺りを見渡し天授の行方を探すと、壁に出来たクレーターの中でピクリともしない天授の姿を発見し、血の気が引く

 

 呪霊は、弱者(虎杖)をもて遊ぶように笑みを浮かべながら、蹲っている虎杖に向け蹴りを入れる

 

 

 「がふっあっ!」

 

 

 呪霊からしてみればほんのお遊び程度の威力の蹴りだったが、天授を凝視し、注意力が散漫した無防備状態の虎杖には重すぎる一撃。口から血を吐き出しながら後方へ吹き飛ばされ、地面を転がり壁へと叩きつけられ地面に倒れる

 

 その一連の動作に呪霊は手を叩き、先程までいた存在より遥かに弱く心地良い悲鳴を鳴くオモチャを前に、心底嬉しそうな笑みを浮かべ笑う

 

 地面に伏す虎杖は、口から少量の血を流しながら、蹴られた腹部の痛みを我慢し、呪具の鞘を持ち歩くために付けられていたベルトを外して、出血し続けている腕に巻き付け簡易的に止血処置を取る

 

 その間にも呪霊はドスドスと虎杖に近づいていき、虎杖は未だ痛む体にムチを打ちフラフラとだが立ち上がり、床に置いていた「屠坐魔」を持ち呪霊に向ける。しかし、呪霊は向けられた呪具を意に返さずニタニタと嘲笑う笑みを浮かべながら虎杖に近づいていく

 

 

 「うぉああああああああああ!!」

 

 

 自分を鼓舞するためか、虎杖は大声を出し手に持つ呪具を一心不乱に振り回す。その姿はまるで怯えた子供のようで、悲鳴が混じっているような声だった

 

 

 (嫌だ嫌だ嫌だ怖い怖い怖い怖い怖い怖い、死にたくない!!)

 

 

 手首を切られ、腹を蹴られ、絶対的な恐怖(存在)を前に、恐怖に侵食されつつあった虎杖の出来ることは、恥も意地もかなぐり捨て手に持つ呪具を振り回し、牽制することだけだった

 

 

 (俺があの時指なんて拾わなければ、食わなければ)考えるな!!

 

 「っ!!グッ!!」

 

 

 牽制していた虎杖の前に移動した呪霊は、虎杖の振るっていた呪具を安々と砕き虎杖の首を掴み取る

 

 

 (あの時先輩を止めていれば!!あの時学校に入らなければ!!やめろ!!考えるな!!

 

 「あ⋯はっ⋯!!」

 

 (死にたくない⋯ここで死んで、死んだとしてそれは「正しい死」か?)

 

 

 首を絞め付けられ意識が朦朧とする中、虎杖の脳には恐怖や後悔が広がり過去の映像が流れる

 呪霊は、虎杖の首を持つ手を掲げるとその場で1,2回回転し、虎杖をボールのように壁へと投げつけ衝突させる。遠心力に呪霊の腕力が合わさった一撃に、壁は砕け、砂煙が飛び散る

 

 

 「⋯⋯⋯分かってた」

 

 「⋯っ」

 

 

 砂煙が散ると、壁を背に座り込み頭から血を流しながら下を向くボロボロの虎杖の姿があった

 

 

 「天授との戦いで、俺が弱い事なんて分かってた⋯」

 

 「⋯⋯あ゙あああ!!死になくねぇ!!嫌だ!!嫌だぁ!!」

 

 

 後悔や絶望、痛みなど色んな感情がごちゃまぜとなり子供のように泣きじゃくる虎杖

 

 

 「⋯⋯でも、死ぬんだ」

 

 

 『呪術師に悔いのない死はない』

 

 

 呪術師として歩き始めようとする前、学長から言われた言葉が虎杖の頭に流れる

 

 

 (それでもこの死が正しかったと言えるように)

 

 

 虎杖は立ち上がり拳を握る

 

 

 (呪いは人の負の感情から生まれる。なら⋯)

 

 「憎悪も後悔も恐怖も⋯」

 

 

 頭から血を流し、手に結んだベルトが緩み血が流れ出てきてなお不屈の精神で立ち上がり、己の拳に持てる全てを込め握り呪霊へと走り出す

 

 

 (全て出し切れ⋯!!)

 

 「拳にのせろ!!」

 

 

 虎杖の全てを込めた全力の拳は、赤い炎のようなものを纏い呪霊へと振るわれるが⋯

 

 パシッ

 

 「ニィィィ」ニコニコ

 

 

 特級呪霊には届かず、簡単に受け止められてしまう

 

 

 「クソッ!!」

 

 

 全力の一撃を受け止められ、万事休すかと思われた。その時─

 

 

 

アオーォォン!!

 

 

 ─少年院内に犬の遠吠えが木霊した

 

 

 (この⋯鳴き声は⋯伏黒の合図⋯!!)

 

 

 虎杖は笑みを浮かべ、内に居る呪い(宿儺)へと無理やりバトンタッチをし、虎杖の顔から黒い模様が無数に浮かび上がる

 変貌を遂げた虎杖の放つ威圧に呪霊は恐れを抱き一歩後退る

 

 

 「つくづく忌ま忌ましい小僧だ」

 

 

 呪いの王、(きた)

 

 

 

 

 その頃甚爾は競馬で有り金全てをスり、呪詛師狩りへと赴くため電話を取っていた

 

 

 




特級を凌駕する化け物(宿儺)登場、気絶した天授

果たして次回の結末はいかに

次回:少年院編 完
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