ニセ物のコイはズレて行く   作:ミラノ風お好み焼き

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はい!俺です!!

ポケモンカードの開封がいまいちで萎えてたんすよ……





早速ですがどうぞ!




8話 男は一生女と分かり合えないものである

 

 

 

 

 

「楽の弁当は相変わらず健康的だな〜。かーちゃんが作ってんのか?」

 

「アホ言え、オレが作ってるに決まってんだろ?母ちゃん家にいね〜し」

 

「お前は良い嫁になるな」

 

「なってたまるか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「祐斗の弁当は相変わらず白米とふりかけだけか」

 

「おう、おかずは桐崎に分けてもらえるしな」

 

「お前は良いヒモになるな」

 

「ヒモに良いも悪いもあんのか??」

 

 

 

 

 

 

 

俺らの弁当を見た集が感想を漏らす。

集はサンドイッチか。……フ、まるで社会人だな。

学生の時から食事に気をつけていないと痛い目を見るぞ〜?

 

 

 

 

 

 

 

……さてと、俺はおかずを取りに行くかね

 

 

 

 

 

「しかし俺らと対照的に桐崎さんの弁当はでけーな」

 

 

 

 

 

桐崎、小野寺と宮本が席を囲んで昼食を食べている様子を遠目に見たみたいだ。

 

 

 

 

 

 

「フ……だから俺が手伝ってやろうと思ってな」

 

 

 

 

 

 

 

桐崎の方へと弁当の蓋を持って近づいていくが………

 

 

 

あ!待って!!小野寺宮本!!!

桐崎の弁当そんなにガツガツ食べないでぇ!!!

 

 

 

 

 

俺の生命線がぁぁぁぁぁああああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

 

 

小野寺と宮本は桐崎の弁当を覗き込み、埋め尽された高級食材に圧倒されていた。

 

 

 

 

「キャビアにフォアグラ、トリュフがあってオマール海老……」

 

「これフカヒレかなぁ?テレビで見たことあるかも……ウニに何のお肉かわからないけどステーキだね……」

 

 

 

 

 

「「桐崎さんって実家何やってるの??」」

 

「え!?べ、べべ別に普通の実家だけど……!」

 

 

 

 

 

 

 

言えるはずもなかった。タダの一般人に

 

 

『私の実家ギャングなの!!』

 

 

なんて言った日には折角良い友達になった2人が離れて行くのは必須!!

桐崎は隠すしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ宮本さん」

「るり、で良いよ桐崎さん」

「本当!じゃあ私も下の名前で呼んで欲しい!」

「あ、なら私も小咲って呼んでよ」

「るりちゃんに小咲ちゃんね!」

 

 

 

 

 

 

 

  『『『和むわぁ……』』』

 

 

 

 

 

 

クラス男子人気1位、2位、?位(五十嵐、舞子調べ)の日常会話はまるで深夜寝る前に聞くラジオの様に聞いてる者全てを魅了した。

 

 

 

 

そしてここに周囲と同じく会話を聞いていた男がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「(こ、これが祐斗と集の言っていた『てぇてぇ』ってやつか……!?こ、心が洗われる様だ……あの暴力女のそばに小野寺がこんなにも尊いものになるのか……!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

  ………戦慄していた。

 

 

 

 

 

 

「昨日はごめんね。せっかくの助っ人で出たのに失格になっちゃって…」

「なんだ、そんなこと。千棘ちゃんに大事がなくてほっとしてるんだから」

 

 

 

 

 

 

 

「(……それにあなたには少なからず罪悪感も感じてるのよね……)」

 

 

宮本は五十嵐と桐崎の関係を疑っていた!!………いた!

 

 

 

 

 

 

「るりちゃんが気にすることないわよ。どーせ私が溺れたのだってあの天パが悪いんだわ」

「五十嵐君??」

 

 

 

 

 

「そう!あいつときたらレース前からムカツク事ばっかり言ってくるし!人が溺れた時も人の寝込み襲おうとしてたし!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

桐崎のこの言葉に小野寺と宮本は顔を見合わせる。

 

 

2人は悟った。

 

 

桐崎はあの時何があったのかわからないんだと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「プールで千棘ちゃんを助けたの

 

           五十嵐君だよ」」

 

 

 

 

 

_______________

 

 

 

 

----- 千棘 side -----

 

 

 

 

「…………え?」

 

 

 

 

小咲ちゃんとるりちゃんが話した内容が良く分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

あの天パが私を助けたの??

 

 

 

 

 

 

 

レース直前までケンカしてた私を??

 

 

 

 

 

 

「う、ウソウソウソウソ!!あんな変態がそんな事……!」

 

 

「ウソじゃないよ、ホントだよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人があの時あったことをちゃんと教えてくれた。

 

 

 

 

 

 

「凄かったんだよ、あの時の五十嵐君。千棘ちゃんが溺れてるってわかった瞬間誰よりも早く飛び込んだんだから」

 

 

 

 

 

「千棘ちゃんが溺れてるかも、って気付いた時には彼、走り出してたからね。

  ……彼は水中の楽しさと怖さをきちんと分かっているからこそ必死だったんでしょうね」

 

 

 

 

 

「真っ先に千棘ちゃんの元に辿り着いて引き上げてくれたんだから。

  ……それなのにそんな風に言われたら、少しかわいそうだよ。」

 

 

 

 

 

 

2人に言われて私がどれだけの境地にいたのか客観的にわかった。

 

私ってホントに危なかったのね……!

 

 

 

 

 

 

 

 

………ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私そうとは知らずに3回どつき回しちゃってるんだけど……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう!私はあの天パを助けてもらってから3回殴ってる!!

 

 

1回目は、助けてもらったのを知らずに胸を触られた時

 

2回目は、私の水着写真を持ってた罪で

 

3回目は、天パと舞子君が、わ、私のお腹に肉がついてると言った時!!

 

 

 

 

 

 

あの天パ!何が

 

 

-----肉がついたお腹を触りながら『ハニー?肉がついてきたな。幸せ太りか??』と言って羞恥に苦しむ桐崎が見たい。

 

 

………よ!!!殴るに決まってるでしょ!!

 

 

 

 

 

 

 

「お礼くらい言ったほうが良いよきっと。私たちも手伝うからさ」

「同じく」

 

 

 

 

私は良い友達を持ったわ!!

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

「あ"〜……そこの天パ君」

「………?」

 

 

「あ、あんたよダーリン!!キョロキョロしない!!あんた以外に天パなんているわけないでしょ!!」

「……あ、何だ俺かよ。焦ったぜ。俺以上に酷い天パがいるか確認しちゃったぜ」

 

 

 

……お、落ち着きなさい千棘!これはいつのものダーリンのギャグよ!な、殴らない殴らない………!

 

 

 

 

 

 

「き、昨日の事なんだけど……。その……私がさぁ……」

「………???」

 

 

 

 

さ、察しなさいよ!普段の察し力のあんたはどこ行った!!

 

 

 

 

「……あ!なんだよ、んな事気にしてたのか?」

 

あ!気付いてくれた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「安心しろよ。他の奴らには絶対出回らんから」

「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

「集に取られた写真が俺以外に見られるの気にしてんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  私は殴るしかなかった

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

「ちょっと天パ」

「な、何ぃ?」

 

 

頬が腫れたダーリンが振り返る。

 

 

 

 

 

 

「単刀直入に聞くわ!あんたの好きなものって何!」

 

 

 

 

 

 

 

 

小咲ちゃんの作戦!

 

「私があんたの好きなものあげたんだからコレでチャラよ!」

作戦よ!(桐崎に正しく伝わらず!)

 

 

 

 

 

 

「え?俺の好きなものは………

    「言わなくても分かるわ!!」

             えぇ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつの目の前にたい焼きの入った紙袋を渡す。

 

 

私は良くたい焼きを食べてるこいつを見ている。

は!伊達に一緒に帰ってるわけじゃないんだから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………もう少し腹の溜まるものがいいなぁ……」

 

 

 

「文句があるなら返せ!!」

 

   

 

 

    また殴っちゃった!!

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

「天パぁぁぁぁぁあああ!!!」

「今日のお前なんなのぉぉぉおお!!!」

 

 

 

 

 

こ、ここしかない!

小咲ちゃんとるりちゃんがずっと見守ってくれてるんだ!!今の私は3人分よ!!(←………?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ほら。昨日プールで溺れたでしょ?私……その時、あんたがさ………」

 

 

 

 

 

「(……あの時あった事といえば……)」

←殴られた事で『助けるために心臓マッサージをした』から『助けるために胸を触った』という事になってる。

 

 

 

 

 

「あ、あ〜〜あれの事かよ」

 

 

 

 

 

   よ、ようやく察してくれた!!

 

 

 

 

 

 

「聞いたの……あなたが1番先に来てくれたって。

 ………なんてゆーか案外男らしいとこもあるというか……結構大胆ね……」

 

 

 

「えぇ!?……ば、バカが。こっちだって必須だったての」

 

 

 

 

 

 

 

   な、なによ……そ、そんなに心配してくれたの?

 

 

 

 

 

 

 

 

「でもよぉ、お前もあーゆーの(胸を触る)は初めてだったんじゃねぇの?」

 

 

 

 

   溺れた事助けてもらった事?それは………

 

 

 

 

 

 

 

「初めてで怖かったけど……なんて言うのかな?やっぱ嬉しかったと言うか……」

 

 

 

 

 

   ブフーーー!!

 

 

 

 

「い、いや!で、でもお前本当に良かったのか!?お、俺が相手でよ!?」

←(胸を触った=エッチな行為)と思てる。

 

 

 

 

 

 

 

「え?そりゃもちろん」

「えぇ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

   助けてくれるんならねぇ

 

 

   

 

 

 

 

 

 

「お、お前意外と大胆な……?さ、流石ぁアメリカ育ちというか、ギャング育ちというか、い、色々大胆な?ひ、人がいる前だとはずかしくないのぉ??」

 

 

「え?人が周りにいたから良かったんじゃない。」

 

 

「えぇ!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   え?人がいるから助かったんでしょ??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い、いや………性癖大魔神と言われてる俺でも流石に初体験が人前ってのは………、やっば最初はロマンチックというかムードが大切かと……」

 

 

 

 

 

「…………………………ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何言ってるのこいつは?

 

 

 

 

 

 

 

  ……………

 

 

 

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ……………ハッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この…………!エ◯エ◯大魔神がーーーー!!!」

 

 

 

「ありがとうございますーーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

………ま、また殴っちった………

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

 

ダメダメ!!作戦会議ぃ!!

 

 

 

 

 

 

「あんな奴にお礼なんて必要ないわよ!!ホント何考えてんのあの変態はぁ!!!」

「ち、千棘ちゃん……お、落ち着いて……!」

 

 

 

落ち着けって無理よ!!あいつやっぱりエッチな事しか考えてないんじゃないの!?

 

 

 

助けたのだって私のむ…胸を触りたかっただけじゃないの!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「千棘ちゃん。あなたと五十嵐君って付き合ってるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   あのもやしだって出来たんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実は………………」

 

 

 

 

 

 

----- 千棘 side out -----

 

 

 

 

 

_______________

 

 

 

 

 

 

 

 

………はい。同じところを殴られたせいかほっぺが5倍になった人間です…………

 

 

 

 

 

 

………え?なんで??

 

 

 

 

 

 

 

何で俺が殴られんの???

俺は桐崎が『女子として損害があるであろうこと』を守ってきたよ?って言う事後報告なんだけど!!

 

 

 

 

 

 

集の写真だって『他の野郎に売ったり、渡したり、広めたりしたらお前の◯玉を潰す』とマジ顔で言ったから大丈夫だろう。

 

 

 

俺がマジ顔で言った事はマジで実行する事を知っているからこその力だな。

 

 

 

 

俺は恨まれる事はないはずだ!

 

 

 

 

 

 

 

   ………だが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………んでハニーよ、何で校門で待ってるわけ??まさかの追い討ち??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校門で我らがハニーがまるで強制イベントみたいに微動だにしない!

し、仕方ない!!Aボタンで話しかけるか…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「やあ はにー いったい どうしたんだ こんなとこで」

 

「……………」

 

 

 

 

 

 

え?無視???

 

 

 

 

 

「一度しか言わないわ。

 

 

   Thank You for Loving Me.

 

     I'm sorry

 

       I……shouldn't have hit you.」

 

 

 

 

 

 

「え?」

「……じゃ!私帰るから!今日はついてこないでよ!!」

「え!?な、何で!?」

「うるさい!ついてこないで!!」

「ブベラァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………まぁなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ、俺が英語わからないと思ってんのかよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    中間テストは順位発表ねぇからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    普段の俺じゃあ学年3位とは思えんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………楽が小野寺告白されんのかと思ったらしい…………

 

 

 

………されてねぇなら俺と同類!!

 

 

 

 




   


次回予告は失敗です!!
項目通り、現2人ヒロインをどうにかしたくてさ……

すいません!!
次は必ず新ヒロイン出てくるんで!!
………誰のヒロインか分からんがな?



次回!「ToLOVEる 林間学校って神ゲーだよね」

です!

シリアス展開後、文化祭の話どうしよう?

  • オリジナルルート
  • オリ主と桐崎でロミジュリ
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