あこがれから本物に   作:アニメに特撮ネタ含む系のやつ好き

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ヴェナリータの手によりロードエノルメの安否が不明のまま終わり、信夫の気は晴れないままだった、トレスマジア達と別れ帰路に着くが何者からメールが届きその場所へ向かうのだった

注・シスタギガントについて独自解釈あります


不穏な修道女

 

ロードエノルメとの戦い後、俺達は被害に遭った街へと向かった

「あこがれチェンジ!グリッドマン!」

 

俺の左腕にアクセプターが現れ、叫ぶ

 

「アクセス・フラッシュ!!」

 

アクセプターのスイッチを押しグリッドマンへと姿を変える

 

「はあ〜〜ハアッ!」

力を込めてグリッドマンの胸部から修正光線であるフィクサービームを放ち、壊された街は戻っていく

 

「すっすごいわ!?壊された事がなかったみたいに!?」

 

「ウチらよりも、すごいなぁ〜」

 

「ガンサックもう、色々と凄くなったね!」

 

トレスマジアのみんなは、絶賛するが

 

「そうだな・・・けど、いやなんでもない 結局は正しく使わなきゃ意味がない、俺も正しく使わなきゃああなるかもしれないしな・・・」

 

グリッドマンからガンサックに戻りながら、ロードエノルメを思い返しやりきれない気持ちだった。

 

「「「・・・・」」」

 

それはトレスマジア達も一緒だった

 

「まぁ、割りきれないが・・・前向いてこんな事二度と起こさせないことだな・・・こんな事言ってるが、助けられなかった事は本当に悔しくて辛いもんだな・・・またな皆」

 

暗い雰囲気を出し、去ろうとすると後ろから

 

「の!?・・・ガンサックのおかげで、たくさんの人を・・・」

マゼンタが、俺の名を言いかけてしまうが咄嗟にガンサックと呼ぶ、俺のせいじゃないと励まそうとするが

 

「マゼンタ人数じゃないんだ、目の前だったのに助けられなかった、この事実がここに残るんだ、でも次は絶対にさせないし今日の事は絶対に忘れない、忘れちゃダメなんだ」

 

胸に拳を当てながら語る

 

「大丈夫、明日からは日常通りになるさ、まぁエノルミータはどうだかな」

 

「せやった!エノルミータは、倒されてへんしまだまだやなぁ」

 

「まぁな、じゃあ帰りますか!・・・また・・・明日」

 

マジアチェイサーを呼び出し孤独に帰る、トレスマジア達もその場から離れて変身を解除する

 

「モヤモヤやけど、信夫はんの方が辛い・・・よな・・・」

 

「ええ、でも戦いは終わってないわ」

 

「そうだね、でもさ!信兄に何かお礼もしたいな・・・元気づけたいし」

 

「いい考えね!」「そうやな!祝勝パーティーくらいしても罰当たらんやろ」

 

そう言い はるか達も帰路へとつく

 

 

ブォーン!

 

 

1人バイクを走らせ適当な場所で変身解除した信夫

 

ブーブー

 

「ん?メール差出人は不明?どういう事だ?(JKは差出のところもJKだから分かるが)なっ!?」

 

メールを開くとこう一文書かれていた

 

"ロードエノルメの安否を知っている、1人でここに来い"

 

「ここはって、罠かもしれんが行くか」

 

バイクを走らせ目的の場所へ向かう

 

 

〜〜

 

 

差出人不明のメールに示された場所に着き

 

「ここ・・・か・・・一応」

降りてアイテムを発言させる、この姿になってから任意で出せるようになった。

 

コツ・・・コツ・・・

 

しばらく歩き、異変に気づいた

 

「ん?危ねっ!?」ズシン!「おいおい、マジかよオマエ!レオパルトにたおされてなかったのか!?」

 

信夫は咄嗟に避け、襲撃してきた方を向き驚く

 

「シスタギガント!?」

 

レオパルトに倒された筈の実際レオパルトが無事だから倒したと思ったが

 

「レオパルトには、やられたフリしたって事か?温情か?身内びいきか?」

 

距離をとり警戒しながら問いかける

 

「ホントは、そのつもりでしたぁ、けどぉ邪魔が入ったんですよぉ」

 

「邪魔がはいった?」

 

どういう事だ?と思ったが

 

「トレスマジア?いやレオパルトだったら、一緒に戦わずにまとめて戦う筈だ・・・イヤ気にはなるが本題に入ってもらうロードエノルメの安否についてを」

 

疑問をとっぱらい、シスタギガントに本題に入らせる

 

「そうですか一言聞きたいのですが、彼女はロードエノルメは、救うに値しますか?世界を支配しようとしていた巨悪ですよぉ?」

 

シスタギガントは、俺にロードエノルメを救う価値はあるのかと質問される

 

「・・・確かにそうだ、ロードエノルメがやった事は悪いし多くの人を悲しませた、けどな改心出来るのなら一回くらいは許したい、甘いがな・・それでダメなら俺が倒す、力を持ったときから自分自身で決めた事だ」

 

本当は怖いだけだ・・・

 

「そうですか・・・約束どおり答えてますが、その前に!!」

 

ドスン!!

 

「あぁやはりダメでしたかぁ、あなたはこうでなくてはいけませんから」ニヤッ!

 

いきなり殴りかかるが、咄嗟に避ける

 

「おっそろしい顔だなぁ、あん時もそうだったがオマエ ヴェナリータのヤツと独自で協力してるだろ?だが俺を握りしめたのを緩めたのも、俺に連絡送ったのもヴェナリータには何も言ってないオマエの独断だろ、オマエ何考えてんだ?」

 

 

シスタギガントは、あの時と同じ表情手俺を見下ろし、確証はないもののシスタギガントの行動が独断ではないか問う

 

 

「なぜぇでしょうかぁ?もしかしたらヴェナさんの指示かもしれませんよぉ〜」

 

「ああ確証は無い、けどなその・・・人を痛ぶる表情は、ベーゼと違って醜悪だ、それにな独断の理由は裏切りというよりオマエも楽しみたいからだろ?そんなに自分の強さに自信があるのか?」

 

これまで戦ってきた時の彼女の表情は、自分よりも弱い存在を痛ぶる表情に見えた。それにコイツはいきなり現れたが、元々存在は感じていた為ゲートから出てきたのではなく、元々ココにいて俺を待ってたのだ。

 

極めつけは、ヴェナリータの反応がない事だった、遠くから見てるかもしれないがな。が今は目の前の事だ

 

「悪いが、アンタは信用できない トランス・・・マジア」

 

そう言って俺は変身した

 

「ふふ、さぁてどう、来ますかね?ガンサックさん」

 

今のシスタギガントの表情は、無表情とは程遠い狂気に満ちた、獲物狩る獣だった

 

「(こりすは、ああはなって欲しくないな)たっく、それが本性ってワケか」

 

夜の中、戦う巨人と戦士

 

「的がデカいだけだぞ、シスタギガント!ハアッ!イキってた割には、俺の方が有利だな」

 

正直パワーとしてはオレの方が優勢だが、怪しい

 

 

「(一旦様子見するか)ハアァァ!」

 

右足に力を込める

 

「トドメだ!ハアッ!」

 

シスタギガントに向けキックを放つ

 

「ぐっ!?ぐああぁぁ!?」

 

キックは、シスタギガントを吹っ飛ばし煙が上がる

 

「ハアッハアッ・・・プハ!やっぱな」パシッ!

 

放熱するために、メットを外し一息つこうとした時、気配を感じ掴み取る

 

「残念だが、嘘だメットは外してない怪しいと思って一芝居うたせてもらったが、なるほどな・・・アンタそういう事もできるのか」ジジッジッ

 

電子音が鳴ると素顔からメットになり、手を開くと小さいシスタギガントがいた

 

 

「はぅぅ、チャンスだと思ったのにぃ」ピョン グゥン!

 

ガンサックの手から降りて、元の背丈になる

 

「怪しかったしな、まだやるか?」

 

構えるが・・

 

「いえ、今日はやめときます。そして約束どおり教えてあげます」

 

「そうか・・・信用はできんがな」

 

バチバチな雰囲気の中シスタギガントは口を開く

 

「一つ目私は、ロードエノルメを適当に痛めつけた後敢えてロードエノルメを逃しました、場所は分かりませんがね。でも魔法少女へ変身するトランスアイテムを持っているので彼女は、なんとかなってるでしょうね。二つ目は、私の独断なのはあってますぅ私はヴェナさんの忠実な僕ですが、せめて私も楽しませてもらえないとぉ不平等じゃないですかぁ」

 

「なるほどな、痛みつけた本人が言うならそれは信用してもいいかもな、だが楽しむ・・・か」

 

シスタギガントの考えは、仮面ライダーギーツに出てくるベロバと同じだと感じた。人の不幸を喜び人を痛ぶる表情は、まさに彼女そのものだった。

 

「だが疑問に思うのは、何故ロードエノルメを生かした?ヴェナリータとオマエにとって邪魔になるかもしれないのに、そこは敵とはいえ理解出来ない」

 

 

俺は疑問だった何故コイツがこんな事をやったのか

 

 

「ふふふ・・だって見ものじゃないですかぁ!ずぅ〜と偽りの玉座に座りふんぞり返った彼女の転落!アレはぁほんとぅに最高でしたぁ、でももう一回くらい見たいじゃないですかぁ!それに彼女実は才能があるんですよけど、それも知らずに!ああ笑いも!?」

 

「テメェ、もういい加減黙れ」

 

聞いた俺が馬鹿だった、コイツの発言一つ一つが俺を逆撫でし気づいた時には殴り飛ばしていた、更に駆け出し

 

「ふん!デリャア!」「がっ!?ぐっ!?かはっ!?」

 

蹴りをいれ、次にカウンターをしかけにきたシスタギガントに対し、すかさず避け腹にパンチをし、回し蹴りで後頭部を強打させる

 

「ぎっ!?キサマ!!死ぬかと思いましたよ、ですがこれまでです」

 

「お〜怖その表情ようやく本性現したな、アンタ」

 

怒りの形相で俺を狙うが

 

「だが嘘つき野郎に負けるワケにはいかない・・・ガンサックスピード」

 

ガンサックスピードに変わり

 

「マシンガンスピードラッシュ!!オラララララララ!!ラァ!」

 

スピードをいかした、パンチとキックのラッシュを放ち、最後にソニックブームを起こしてシスタギガントの腹部に一撃を入れる

 

「ダァッ!」

 

「かっ!?はあ!?」

 

シスタギガントは、白目をむき倒れる

 

「・・・ハアッハアッ、こんなに怒ってても倒す・・・イヤ殺す事の恐怖の方が勝っちまうのか・・・」

 

拳を見ると震えていた

 

「やられたフリか知らないが、これはロードエノルメのぶんだ、じゃあな」

 

ガンサックスピードから元に戻り、その場から去るガンサック

 

 

 

バイクに乗りながら、変身を解除していく

 

しばらくして家に帰り

 

「ただいま、うてなでロードエノルメは?」

 

「・・・やっぱ・・ヴェナリータさんに」

 

俺にすまなさそうに言う

 

「・・・そうか・・・ありがとう(確かに全ての人がいい人なわけじゃない、狡賢い人もたくさんいるだけどな、俺が関わってきた人はアイツを除けば良い人が多いだからこそ、守りたいし信じたいんだ・・・だから俺はヴェナリータとシスタギガントから皆んなを守ってみせる)」

 

ポンポン

 

「ふえ!?おっお兄ちゃん!?何を?」

 

撫でられて驚く、うてな

 

「敵同士だけどな、これからもよろしくな まっ、ロードエノルメへのけつ叩きは止めれば良かったかなぁ〜」

 

俺は、うてなをおちょくり

 

「ちょ!?おっお兄ちゃん!?でもロードエノルメさんは、魔法少女を倒したんです、あれくらい当然です」

 

「はは、はぁ〜オマエらしい・・・うてな、兄だからこそ言っておくヴェナリータには気をつけろよ、アイツはなに考えてるかは分からないが、イヤな感じがする警戒だけはしろよ」

 

「分かりました、あっそういえばヴェナリータさんからエノルミータの総帥に半ば強制的にさせられました〜」

 

「多分、ロードエノルメみたいなモンだろうな、気をつけろよッっくっくでも・・・笑っちまうわ ハッハッハッ」

 

「ちょっと、お兄ちゃん!」

 

総帥にされた事を言われ、笑ってしまう

 

「そんじゃ、おやすみ」「うん、おやすみ」

 

そう言ってベランダから互いの自室に戻る

 

 

 

しばらく離れた場所

 

 

「あぁ、あの力も彼自身も脅威とはいえアレが起きたら彼は、どうなるんでしょうねぇ」ニチャア

 

再び目覚めたシスタギガントは、信夫を嘲笑うように不敵な笑みをしていた。

 

 

 

次の日

 

「・・・父さん、うてなどうしたの?」

 

「あっ・・・なんか、脳が疲れてきて今こんな事に」

うてなは、昨日の疲れが今来たみたいで

 

「うん、ちょっと昨日 無理に身体を動かせすぎたようだ、まだ痛むよ(ここまで、痛いなら言ってくださいよ)イタタ」

父さんは、無理に身体を動かせすぎたみたいで筋肉痛なようだ

 

「そっそう、お大事に」

 

俺も、筋肉痛だが2人の方が重症に見えたのだった。




ロードエノルメとの戦いは、コレで終了ある意味エピローグ的なものです

シスタギガントの独自解釈・・・ヴェナリータを裏切るのかは、不明だが彼女自身も楽しむ為に駒を用意しているのでは?と自分は思っている。そして不幸を見て喜ぼうとしているベロバと同じ思想を持ってそう

シスタギガントからのメール・・・ヴェナリータから聞いたからである

シスタギガントの独断・・・独断で信夫と関わって来たがその理由は原作を読んだ方なら分かる展開に向けて嘲笑おうとしているから、ビフォーアフターを楽しむ為である

ブチギレ主人公・・・シスタギガントの発言にブチギレ、ボコボコにしたこの時手が震えているのは、殺すという悪意に飲まれそうな自分自身にビビっていた、ブラフとはいえ容赦なく攻撃するキウィとは、対象的に位置するのであった。

なおオリ父親の筋肉痛は、他のところでもあるそうで・・・まっそこはここで完結してる認識でお願いします。
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