「「「「「「「いただきまーす!」」」」」」でござるー!」
来客のひなのも加えみんなで食事を始めた
ひなの「噂に聞いてたけど本当に美味しい♪」
ルイ「ありがとうございます♪ひなのさんも手伝ってくれたおかげです♪」
ラプラス「ご飯中に申し訳ないが仕事の話をいいかひなのさん」
ひなの「うん!いいよー!」
ラプラス「では…みんなには前にぶいすぽと会議していると伝えたな?」
クロヱ「そういやそんなこと言ってたねー」
いろは「話が進んだんでござるか?」
ひなの「こっちもだいたいまとまったからね!」
ラプラス「いろいろ調べてみたら結構繋がっていたんだよ」
凛央「”繋がっていた”?」
ラプラス「そう。特に看守お前だ。」
凛央「僕?」
ひなの「やっぱりあれ凛央くんの関係者なんだ?」
凛央「??」
ひなの「凛央くんは”景野明博”って人知ってる?」
凛央「!?!?…僕の兄です…」
ひなの「おー…お兄さんだったか…」
凛央「…なんで兄の名前が?」
ラプラス「順番に説明しよう。前に看守言ってたな?
幼少の頃、瀕死だったお前を兄が研究していた”喰種化の異能”の施した…と」
凛央「…うん…僕のなかにいた”死堪”ってやつがそう言ってた」
ラプラス「その兄の研究が悪用されてるのが今回の件だ。
どこかからデータが盗まれたらしくてな。」
凛央「…」
ラプラス「そしてholoXに入る前に”とある研究施設”を壊滅したと言ってたな?
お前が博士に渡したUSBからデータを調べてみたところ、兄の研究を元に獣人相手に”喰種化の薬”の投与といったものらしい。」
凛央「!?」
いろは「それって…」
ラプラス「あぁ最近話題になってる例の”Rc薬”だ。
看守の初任務の取引に使われてたものだな。」
ひなの「それと昼間の強盗が使ってたやつね」
凛央「なるほど…兄さんの研究を悪用…」ギリッ
凛央からとてつもない殺気が放たれる
凛央以外「「「「「「!!!」」」」」」
ラプラス「落ち着け”凛央”」
凛央「…!…ごめん」
凛央は殺気を抑えた
いろは「凛央くん…」
ラプラス「それで今回我々holoXとぶいすぽが合同でその組織を討つことになった。
詳細はまだこれからだがな。とりあえず決まったことは伝えておく。」
ひなの「だからこれから顔合わせとかも兼ねて配信とかでもぶいすぽがお世話になると思うからよろしくね♪」
こより「配信は別に嬉しいけど…」
クロヱ「明博お兄さんの研究を…」
ルイ「私も話を聞いた時は驚いたわ…」
ラプラス「とりあえずまた話が進んだら報告する形になると思うから。
お前たちも覚えておいてくれ。」
凛央「…」
いろは「凛央くん大丈夫?」
凛央「あ、うん…ちょっと驚いて…」
ラプラス「無理もない。
一応大掛かりな任務になる予定だからこの山が片付くまではしばらく”裏”の仕事はない。
表の配信とかの仕事を頑張ってくれればと思う。」
凛央「うん。わかったよ。…一つ聞きたいんだけど。」
ラプラス「なんだ。言ってみろ。」
凛央「”喰種化の異能”の成功例は僕の他にいるの?」
こより「それはこよの方でも調べたみたけど情報は全くなかったよ。
ただ りっくん自身こよたちは全く知らなかったからかなり大きな力が働いて情報の漏洩を防いでると思う。」
凛央「そっか…」
ひなの「ぶいすぽの方でも調べてるんだけどね…
こっちも”喰種化の異能”についてはお手上げ」
凛央「そういえばひなのさん昼間、喰種を相手するには喰種か”専用の武器”が必要って言ってましたよね?
それってなんなんですか?」
ひなの「あぁそれね?こよりちゃんが詳しいかな?」
こより「りっくんは身をもって分かってると思うけど普通の刃物や銃弾が効かないでしょ?」
凛央「確かにそうだね」
こより「喰種自体いまのご時世全くいないからね…
喰種に対抗するには薬か専用武器”クインケ”が必要なんだよ〜」
凛央「…あれ?でも僕のロッテンフォロウ…」
今までの戦闘を思い出す凛央
こより「そう!
りっくんのロッテンフォロウは明博さんが作った
りっくんの異能のトリガーの他に対喰種武器クインケの役割があったの!」
凛央「…兄さんはこうなることを予測してたのかな?」
こより「もしかしたらそうかもしれないね…」
凛央「…」
いろは「凛央くん…」
クロヱ「お兄ちゃん…」
ひなの「とりあえず現状話せることはこれくらいかな?
むしろこれくらいしかわかってないけど…」
ラプラス「そうだな。
ひなのさん今日はもう遅いし泊まって行くか?部屋は貸すぞ?」
ひなの「ん?いや大丈夫だよ!”八雲”が迎えに来てくれるらしいから!
また機会があったら泊まらせてもらうね♪」
ルイ「とりあえずこれから交流が多くなるならよろしくお願いしますね♪ひなのさん♪」
ひなの「うん!よろしく♪
あ、ルイさんのことルイ姉って呼んでもいい?」
ルイ「いいですよ♪」
ひなの「やったね!」
こより「こよのことも こよって呼んでください!」
ひなの「ならこよちゃんね♪」
こより「わ〜い♪」
ひなの「他2人は…いろちゃんとクロちゃんね!」
いろは「いいでござるよ♪」
クロヱ「クロちゃん…まぁいいか…」
ひなの「凛央くんのことは呼び捨てにしてもいい?」
凛央「別にいいですよ」ニコッ
ひなの「!///じゃあ凛央って呼ぶね!」
いろは、クロヱ「「ムッ…」」
こより「あちゃ〜…」
ルイ「あらあら…」
ひなの「二人ともそんな怖い顔しないでよ!」
クロヱ「別に〜」フンッ
いろは「してないでござる」フンッ
凛央「?」
ラプラス「看守。お前いい加減にしろよ?」
凛央「え!?なんで!?」
その後ひなのは迎えに来た”八雲べに”と一緒に帰っていった
凛央「…僕、部屋で休んでるね」
ラプラス「いろんな情報が入ったからな。無理もない。今日はもうゆっくり休め。」
凛央「うん…ありがとラプちゃん」
ラプラス「おう」
凛央「それじゃあみんなおやすみ」
ルイ「おやすみなさい♪」
こより「おやすみ〜♪」
クロヱ「沙花叉が添い寝しようか?♡」
凛央「それは遠慮するよ」
凛央は自室に戻る
クロヱ「ぶー!」
いろは「…」
ラプラス「心配なら傍にいてやれ」ボソッ
いろは「え?」
ラプラス「…」
いろはを真剣な眼差しで見つめるラプラス
いろは「うん!ありがと!ラプ殿!」
凛央の後を追ういろは
こより「クロたん珍しいね?引き下がるなんて」
クロヱ「さすがに沙花叉もそこまでバカじゃないよ。
いまのお兄ちゃんに必要なのは沙花叉じゃない…悔しいけど…」
ルイ「大人になったじゃないクロヱ」ナデナデ
クロヱの頭を撫でるルイ
クロヱ「でもいろはちゃんに負けるつもりもない。
きっとお兄ちゃんを振り向かせてみせる!」
ラプラス「ハァ… あいつは本当に大変だな…」
〜凛央自室〜
凛央「ふぅ…」バサッ
凛央はベッドに寝転んだ
凛央「兄さんがここになって関わってくるなんてな…」
凛央は今日新たに知ったことを改めて思い出していた
凛央「過去のことは振り切ったつもりだったけど…
僕も大概弱いな…こんなんじゃまたあの死堪ってやつにバカにされるな…
(つーかあいつ”僕”なんだよな?なんであんな自分をバカにする?)
まぁいいか…」
もう一人の自分である死堪を思い出す凛央
凛央「(今回の件…全ては僕が原因みたいなものだ…このことにみんなを…holoXを巻き込むわけにはいかない…ラプちゃんの考えであれば相手はかなり強大だ…)
僕だけでどうにか…」
コンコンコン
扉をノックする音が聞こえた
凛央「ん?」
いろは「凛央くん?まだ起きてるでござるか?」
部屋の前にいるのはいろはだ
凛央「いろはちゃん?入ってもいいよー」
ガチャ
いろは「お邪魔します…」
凛央「?どうかした?」
いろは「その…凛央くんが元気ないように見えたから…」
凛央「あぁ…ごめんね?心配かけたね」ナデナデ
いろはの頭を撫でる凛央
いろは「!///」
思わず赤面するいろは
凛央「あ!ごめん!クロヱのくせで…!嫌だったよね! 」
慌てて手を引く凛央
いろは「嫌じゃないからもっと撫でてほしい…ダメでござるか?」ウワメヅカイ
凛央「!///別にダメじゃ…」ナデナデ
凛央は恐る恐る再度いろはの頭を撫でる
いろは「えへへ…///」
凛央「(可愛すぎる…!)」フイッ
凛央は自分に甘えるようないろはを見て思わず顔を背けた
すると
ギュッ…
凛央「!?!?!?」
突如いろはが凛央の腰に手を回して抱きついてきた
凛央「ちょちょ!?いろはちゃん!?!?///」
予想外の出来事に慌てる凛央
いろは「凛央くん…無理してない?」
凛央に抱きつきながらそう問ういろは
凛央「え…?」
いろは「凛央くんさっきから苦しそうな顔してる…」
凛央「いろはちゃん…」
いろは「風真は心配なの…
このままじゃ凛央くんがどこか遠くに行っちゃうんじゃないかって」
凛央「…」
いろは「風真は凛央くんとずっと一緒いたい…」
凛央「え…それって…」
スッ
いろはは凛央から離れ真っ直ぐな目で凛央を見つめる
凛央はその瞳に吸い込まれそうになる
いろは「うん。風真は凛央くんが好きです。
ずっとずっとこれからも一緒にいたい。」
凛央「…!」
いろは「だから…凛央くんには…我慢したり…無茶をして欲しくない…」ポロポロ
涙を流すいろは
凛央「いろはちゃん…」
いろは「…ごめんね!勝手なこと言って!
こんなの迷惑でござるよね!でも風真はなにがあっても凛央くんの味方でござるから!」
そう言って立ち去ろうとするいろは
凛央「待って!」
ギュッ…
立ち去るいろはを抱きしめる凛央
いろは「!」
凛央「心配かけて本当にごめん…それとありがとう」
いろは「り、凛央くん…」
凛央「大丈夫だよ…僕はどこにも行かない
今の僕の居場所はこのholoXだから
それと…さっきの…」
いろは「っ!?
そ、それは忘れて欲しいでござる!
その気の迷いで…!」
凛央「あの言葉は嘘なの?」
いろは「…嘘…じゃないです…///」
凛央「僕からも言わせて欲しい…僕の傍にずっと一緒にいて欲しい…
その…お付き合いして欲しい…です…どうかな…?」
いろは「…」
凛央「…」
バッ
いろはは凛央の手から離れる
その直後いろはに顔を押さえられる凛央
チュッ…
突如、唇に柔らかい感触を感じる凛央
そこにはいろはの唇が重なっていた
凛央「!?」
唇が重なったまましばらく時間が止まる二人
実際は数秒なのだろうが二人にはこの時間が永遠と錯覚するほどのものだった
いろはが唇を離すと
いろは「これが返事と受け取って欲しいです…」
凛央、いろは「「…」」
二人の間に静寂が訪れる
いろは「そ、それじゃあ風真はこれで!おやすみ!」
足早に凛央の部屋を去るいろは
凛央「…」
凛央は突然の出来事に硬直していた
凛央「…!僕…いま…」
ここでようやく思考を回転させる凛央
凛央「!?!?!?!?///////」
〜いろはside〜
バタンッ
いろはは自分の自室に逃げ込んだ
いろは「風真…風真は…なんてことを…!///////」
今しがた自分のした行動を恥じるいろは
いろは「明日からどんな顔で凛央くんに会えば…///
でも…えへへ…///風真…凛央くんと…♪」
思わず顔がニヤけるいろは
スッ
先程とは打って変わって真剣な表情をするいろは
いろは「これからは風真が凛央くんを守る…
holoX用心棒の風真いろはは景野凛央の用心棒にもなる…!」
固い決意を決める秘密結社holoXの用心棒改め、
景野凛央の用心棒の風真いろはだった
ひなのとの出会いや
いろはとの一件があった翌日
〜凛央自室〜
凛央「やばい…まったく寝られなかった…」
凛央は一睡も出来なかった
凛央「(昨日頭にいろんな情報入ってきたはずなのに昨日のいろはちゃんに全部思考持ってかれた…)
どんな顔して会えば…」
凛央「そうか…僕…いろはちゃんと…
(あんなに画面越しに応援してた憧れの女の子に会えて一緒に暮らすだけでもやばいってのに…)
付き合ったのか…」
コンコンコン
ドアのノックする音
いろは「凛央くーん?いつまで寝てるでござるかー?みんな待ってるでござるよー?」
音の主はいろはだった
凛央「いろはちゃん!?!?」
いろは「沙花叉ですらもういるでござるよー?」
時刻を確認すると8時30分を示していた
凛央「ごめん!今行く!!」
いろは「待ってるでござるねー」
〜数分後〜
ガチャ
凛央「お、お待たせ…」
いろは「おはよう♪凛央くん!
ラプ殿がお腹空かしてるでござるから急ぐでござるよ♪」
凛央「う、うん…
(いろはちゃん…案外普通だな…僕だけ浮かれすぎてたか…?)」
二人で共同スペースに向かう
〜共同スペース〜
いろは「凛央くん連れて来たでござるよー!」
クロヱ「お兄ちゃん遅〜い」
ラプラス「吾輩腹ぺこだぞ!」
こより「りっくんすごい隈だね?眠れなかったの?」
凛央「う、うん!
ちょっと考え事してたらこんな時間になっちゃった!」
ルイ「はい、じゃあみんな揃ったことだし頂きましょう!」
一同「「「「「「いただきまーす」」」」」でござる」
本日の朝食は
・ご飯
・納豆
・ほうれん草のおひたし
・目玉焼き
だった
ラプラス「侍か看守そこの醤油とってくれ。目玉焼きにかけるから」
こより「え〜目玉焼きにはマヨネーズがいいよ〜?」
クロヱ「それはこんこよだけだよ…」
凛央、いろは「「いいよ」」ピトッ
2人の手が触れる
ガタタッ!
凛央、いろは「「!?!?」」
跳ね上がる凛央といろは
ラプラス「なにしてんだ?お前たち?」
いろは「な、なんでもないでござるよ!?はい!お醤油!」
ラプラス「お、おう…そうか?さんきゅ」
こより「おやおや〜?♪」ニヤニヤ
ルイ「なるほどね…」ボソッ
クロヱ「ムッ…」
凛央、いろは「「…///」」
凛央「ルイ姉!き、今日もご飯美味しいね!!」
ルイ「ありがとう♪」
その後みんなで朝食を済ませた
クロヱ「お兄ちゃんちょっといい?」
凛央「ん?どうかしたクロヱ?」
クロヱ「いいからいいから♪」
凛央「?」
〜アジト廊下〜
凛央「なぁクロヱどうしたんだよ?」
クロヱ「…」
凛央「?なぁって」
ヒュッ ガッ!
凛央「!?」
突如クロヱが凛央を壁に追いやり顔の横にナイフを突き立てた
凛央「っ…危ないだろ!?」
クロヱ「ねぇお兄ちゃん…」
凛央「な、なんだよ?」
クロヱ「いろはちゃんとなんかあったでしょ?」
凛央「なんのことだよ…」
クロヱ「とぼけないで!」
凛央「っ!…昨日の夜いろはちゃんに告白された…」
クロヱ「それで?」
凛央「え?」
クロヱ「それでお兄ちゃんはどうしたの?」
凛央「…僕も気持ちを伝えて…付き合ったよ…」
クロヱ「そっか…」
スッ 凛央を離すクロヱ
凛央「クロヱ?」
クロヱ「沙花叉諦めた訳じゃないから…
沙花叉だってずっと前からお兄ちゃんこと大好きだったんだから」
凛央「クロヱ…」
クロヱ「それにいろはちゃん悲しませたら許さないよ?
沙花叉の大事な仲間で家族なんだから!」
凛央「わかってるよ」ニコッ
クロヱ「もし悲しませたらお兄ちゃん殺すから♪」ニコッ
凛央「わ、わかったよ…
ごめんなクロヱ…ありがとう」
クロヱ「謝らないでよ。
とりあえずはいろはちゃんにお兄ちゃん譲るけど
沙花叉はまだグイグイいくよ?♡」
チュッ
そう言うとクロヱは凛央の頬にキスをした
凛央「!?クロヱ!?」
クロヱ「覚悟してよね?お兄ちゃん♡」
凛央「う、うん…」
〜いろはside〜
こより「いろはちゃ〜ん?♡」
いろは「な、なんでござるか?こよちゃん…」
こより「りっくんとなんかあったでしょ?♪」
いろは「う…わかるでござるか…?」
ルイ「さすがにあれはねー?」
いろは「ルイ姉まで!?」
ラプラス「とりあえずおめでとう。だが節度は守れよ?」
いろは「ラプ殿…ありがとう♪」
こより「でもりっくん大丈夫かな?
クロたんに呼ばれて行ったけど…殺されてない?」
ルイ「さすがのクロヱでもそこまで…いやありえるわね…」
いろは「え!?」
ラプラス「さすがのあいつでもわかってるさ。」
クロヱ「戻ったよー!」
凛央「…」
こより「あ!りっくん生きてた!」
凛央「え?うん。生きてるよ?」
ルイ「とりあえず配信とかどうするの?隠してやるの?」
凛央「え?いろはちゃん言ったの!?」
いろは「いや風真は言ってないでござるよ!?」
こより「2人ともわかりやすすぎ〜♪」
凛央、いろは「「…///」」
ラプラス「まぁ公表するしないは当事者同士に任せるよ。
運営もそこまでうるさく言わないだろ。」
クロヱ「いろはちゃん!!!」
いろは「は、はい!」
クロヱ「沙花叉諦めた訳じゃないからね?
油断してるとお兄ちゃん食べちゃうんだから♡
それと一旦お兄ちゃん預けるんだからしっかり用心棒してよ!」
いろは「沙花叉…わかってるでござるよ!
凛央くんは風真がきちんと守るでござる!」
凛央「あれ?それって僕が言うべきじゃない?」
ルイ「まぁいいじゃない♪今日はせっかくだからご馳走にしましょうか!」
ラプラス「え!ハンバーグ!?」
こより「ラプちゃんはいつもハンバーグだね〜♪」
クロヱ「仕方ない…せっかくだからたまには手伝うか…」
凛央「え?クロヱ大丈夫?毒とかいれない?」
クロヱ「大丈夫大丈夫♪入れても惚れ薬か媚薬だから♪」
いろは「大丈夫じゃないでござるよ!?」
こうしてholoXは今日も賑やかだった
いろはと交際を始め
配信も順調に行いしばらくたった後
〜holoX訓練所〜
いろは「本当にやるでござるか?」
模擬刀を構えるいろは
凛央「うん!お願い!腕なまらせるわけにもいかないし!」
同じく模擬刀を構える凛央
いろは「まぁ凛央くんがそう言うならいいけど…
風真手加減とか苦手でござるよ?」
凛央「いいよいいよ!むしろそうして!
いろはちゃんの動きも勉強したいし!
(僕のロッテンフォロウは概ね刀みたいなものだからいろはちゃんの戦いは参考になる)」
いろは「ハァ… ならいくでござるよ。」
真剣な眼差しのいろは
凛央「よし…こい!」
ヒュッ
バゴォ!
凛央「ぐはぁ!?」
吹き飛ぶ凛央
いろは「凛央くん!?大丈夫でござるか!?」
駆け寄るいろは
凛央「いてて…全く反応できなかった…クロヱより早いんじゃないの?」
凛央は以前に手合わせしたクロヱを思い出していた
いろは「え?あぁ…風真も日々修行してるでござるからかな?」
凛央「まぁholoXの用心棒だしね…いてて…修行は欠かせないか…僕も頑張らないと」
いろは「それもあるでござるが一番は凛央くんを守る為でござるよ?」
凛央「…え?」
いろは「前々から思っていたでござるが凛央くんの戦い方は自分を犠牲にしてるように見えるでござる。
そんな凛央くんを見ないで済むなら風真は誰よりも強くなるでござる。」
凛央「あ…その…ごめんなさい」
いろは「別に責めてるわけじゃないでござるよ。
ただもう少し自分を労る戦いをして欲しいとは個人的に思うでござるね♪」
凛央「”労る”か…」
いろは「風真は用心棒なんでござるから風真が凛央くんを命を懸けて守るでござる!」
凛央「その気持ちは嬉しいけど…僕はいろはちゃんが傷つくところは見たくないよ…」
いろは「凛央くん…
…なら!一緒に強くなろ!
二人で強くなって二人でholoXやホロライブのみんなを守るでござる♪」
凛央「うん!僕頑張るよ!」
いろは「よし!なら続きしよ!」
その後数時間二人は特訓していた
〜こより研究所〜
凛央「いてて…」ボロボロ
こより「どんな特訓したらこんなになるの?
いろはちゃんに虐められた?」
凛央はこよりの治療を受けていた
いろは「凛央くんごめんね?」
凛央「いやいいよ…僕がお願いしたんだし…
それにしても僕はロッテンフォロウがなかったらてんで弱いな…」
いろは「そんなことないと思うけど…」
こより「そうだよ?いろはちゃんがバカみたいにおかしいんだよ♪」
いろは「こよちゃん!?もう少し言い方があると思うんだけど!?」
凛央「でもロッテンフォロウがない時のことを考えたら致命的だよ」
こより「そうかな?そこらへんの”裏”の人間なら十分じゃない?」
凛央「普通の人間ならね…いろはちゃんならわかると思うけど相手がRc薬を使ったら話が変わるよ…」
いろは「確かに喰種相手では手を焼くでござるな…
それで言ったら風真も喰種相手の特訓したいんでござるが?」
凛央「あの力を仲間相手には使いたくないよ…
ロッテンフォロウだけならまだしも…」
こより「でも喰種相手の特訓も必要なのは間違いないよねぇ〜」
いろは「でも凛央くん以外が薬使ったら副作用があるんでござろう?
凛央くんが相手してくれないならどうするでござるか?」
凛央「喰種か…ねぇ本当にもう原種の喰種っていないのかな?」
こより「う〜ん…どうだろうね?
いるってのは聞いた事ないけど個人的にはこうやって薬が出回ってるなら少ないにしろどこかにはいると思うけど…」
いろは「見分ける方法ってあるんでござるか?」
こより「りっくんを見たら分かると思うけど見た目じゃ力を使うまではわからないね〜
一応Rc値を測定するっていう方法もあるけど街中の人を一人一人調べるわけにもいかないし…」
いろは「そうでござるか…」
凛央「…”肉”…」
いろは、こより「「ん?」」
こより「お肉がどうかした?」
いろは「お腹空いたでござるか?」
凛央「ん?あぁ…いやさ?
喰種化した時に思ったんだけど…
人間のその…血とか肉の臭いとかに敏感になったなって…」
こより「文字通り”餌”で釣る的な?」
凛央「一つの可能性でね…傷つくならやる価値はないけど」
いろは「まぁ考えても仕方ないでござるな
世間一般的には喰種は都市伝説のものでござるし
それこそ宇宙人や雪男を探すようなものでござるよ!」
こより「宇宙人ならうちに角生えた子がいるけどねw」
凛央「そう考えたらUMAって案外いるのかな…?」
こより「探したらいるかもね!ホロライブにもエルフも鬼も天使も悪魔もいるし!」
凛央「(喰種か時間あるときに探してみようかな…)」
とある日
凛央「天気晴れて良かったね♪」
いろは「そうでござるね♪気温もちょうどいいでござる!」
凛央といろはは外へ外出していた所謂デートだ
凛央「こうして任務とか別で二人で出かけるのっていろはちゃんのお礼デート以来?」
いろは「そうでござるね〜
考えてみたらあれもデートか…
まさかその男の子とこうやって付き合うとは思ってなかったでござるがw」
凛央「そうだねw
当初の僕からしたら話せるだけでも驚きだよw」
いろは「ホロリスで隊士でござるからな♪」
凛央「それより次どこか行きたいとこってあったりする?」
いろは「うーん…
風真は凛央くんと一緒ならどこでもいいでござるよ?♪」
凛央「!///
(不意にドキッとすること言うんだよな…本人は無意識なんだろうけど)」
いろは「ん?どうしたでござるか?」
凛央「ううん!なんでもないよ!
…あれ?こんなとこに喫茶店なんてあったっけ?」
いろは「ほんとだー?ここら辺はあまり来ないでござるからな〜」
凛央「お店の名前は…”あんていく:re”…れ?」
いろは「”あーるいー”か”り”じゃないでござるか?」
凛央「せっかくなら入ってみようか!
コーヒーのいい匂いもするし!勉強になるかも!」
いろは「ふふw
凛央くんは本当にコーヒーが好きでござるね♪いいよ!はいろ♪」
カラーン
女性店員「いらっしゃいませ♪二名様でしたか?」
店内に入ると藍色の髪で片目が隠れている女性店員が迎えいれてくれた
凛央「はい!大丈夫ですかね?」
店内は既に何名か客がいるようでカウンター席に眼鏡をかけた橙色の髪の男性と奥のテーブル席には髭面の若干無愛想な男性がいた
女性店員「はい♪大丈夫ですよ♪こちらの席にどうぞ」
店員に案内され席に座る凛央といろは
いろは「綺麗な店員さんでござるな!」
凛央「そうだね大人って感じだね」
いろは「ムッ
凛央くんはああいった人がタイプなんでござるか?」
不機嫌そうに聞くいろは
凛央「いや!そう意味じゃなくて世間一般的にさ!
僕にとってはいろはちゃんが一番だよ!
(自分から綺麗な人ってふってきたのに…女心って難しいな…)」
そうしていると奥の席から無愛想な男性客が凛央の元へ来た
凛央「?どうかされましたか?」
不思議に思い質問する凛央
無愛想な男性客「お前変わった匂いがするな」
女性店員「ちょっと!四方さん!お客さん困ってるから!」
四方さん?「む、すまない」
席に戻っていく四方さんと呼ばれていた男性
女性店員「すみません…悪い人ではないんですけど…」
申し訳なさそうにする女性店員
凛央「あぁ…ちょっとびっくりしましたけど大丈夫ですよ!」
女性店員「本当にすみません…ご注文はお決まりでしたか?」
凛央「僕はこの”あんていくブレンド”と”ハムエッグのサンドイッチ”をお願いします!」
いろは「かざm…私も同じのを!」
女性店員「かしこまりました」ニコッ
カウンターに戻る女性店員
凛央「言い直すんだねw」
いろは「さすがにこういう場はね…にしてもオシャレな場所でござるね!」
凛央「そうだね〜他のメンバーにも教えてあげようか♪」
カラーン
白髪の男性「トーカちゃん、いま戻ったよー」
灰色髪の女の子「ママー!ただいまー!」
店内に親子?が入ってきた
白髪の男性「あ、お客さん?いらっしゃいませ♪」
凛央といろはに気づき挨拶する白髪の優しそうな男性
話ぶりからすると店員で女性店員の旦那だろう
女性店員「こら!一花!お客さんいるから静かに!」
一花「あ、ごめんなさい!いらっしゃいませ!」
明るく挨拶する一花と呼ばれた女の子
いろは「元気なお子さんですね♪」
一花「あれ?
お姉ちゃんもしかしてホロライブのいろはちゃん?」
いろは「え!?」
一花「やっぱりそうだ!ママ!
ホロライブのいろはちゃんだよ!」
女性店員「あぁどこかで見たことあると思ったら…
てことは男性の方は…」
一花「りおくんだ!」
凛央「僕のことも知ってるんだ…」
白髪の男性店員「うちの子がすみません
あなたたちの大ファンで毎日動画とか配信見てるんですよ 」
凛央「ああ!いえ!ありがとうございます!」
いろは「見てくれてありがとうでござる♪」ナデナデ
一花の頭を撫でるいろは
一花「えへへぇ♪」
嬉しそうな顔をする一花
白髪の男性店員「あ!自己紹介しておきますね♪
僕はここのお店の店主で”金木研(以下カネキ)”と言います♪
こちらが妻の…」
女性店員「”金木董香(以下トーカ)”です」ニコッ
一花「一花です!」ニコッ
凛央「ご丁寧にありがとうございます!
僕はホロライブの景野凛央です!」
いろは「同じくホロライブの風真いろはです!」
トーカ「あ、いまご注文の品お待ちしますので少し待っててください!」
そう言い再度カウンターに戻るトーカ
カネキ「ゆっくりしていってくださいね♪」ニコッ
続いてカウンターに戻るカネキ
凛央「ありがとうございます♪」ニコッ
いろは「明るい家族でござるなぁ♪憧れるでござる♪」
凛央「そうだね♪」
…しばらくし
トーカ「お待たせしました♪ご注文の商品です♪」ニコッ
凛央、いろは「「ありがとうございます!」」
トーカ「あの…失礼を承知して聞くのですがお二人は付き合ってるんですか?」
凛央、いろは「「え!?」」
凛央「…実は…そうです…」
いろは「凛央くん!?」
凛央「だってこの人たちに嘘つくのは心痛むし…」
いろは「そうでござるけど…」
トーカ「ふふw仲がいいんですね♪
大丈夫ですよ。言いふらしたりはしないので♪」
眼鏡の男性客「うわぁ…外面トーカきっつ…」
トーカ「あ゛ぁ?なんか言った?ニシキ?」
突如ドスのきいた声を出すトーカ
凛央、いろは「「!?」」
その様子に驚く二人
カネキ「ちょっとトーカちゃん抑えて
西尾先輩も挑発しないでください! 」
ニシキ「へいへい」
カネキ「すみません… 」
凛央といろはに謝るカネキ
凛央「大丈夫ですよ 」
いろは「アハハ…」
凛央「それにしてもコーヒーもサンドイッチも美味しいですね!」
いろは「そうでござるね!
凛央くんに劣らないくらい美味しい!」
凛央「いやいや それはさすがに…」
カネキ「凛央くんもコーヒーをいれるの?」
凛央「あ!まぁはい!趣味の範囲ですが…」
カネキ「いいね♪
ここではコーヒー豆も販売してるから是非また来てよ♪」
凛央「はい!また来ます!今度は友達も連れてきてもいいですか?」
カネキ「うん!大丈夫だよ♪」
一花「お友達ってholoXのみんな!?」
凛央「うん♪そうだよ♪今度紹介するね♪」
一花「わぁーい♪」
凛央「…あ、そうだ…一応ここら辺気をつけてください。」
カネキ「ん?どうして?」
凛央「最近悪い人たちが薬を売買してるらしくて…
なんでも都市伝説の”喰種”になっちゃう薬らしいんですよ。
まぁこれ自体が都市伝説みたいなものですけどw」
ピリッ
凛央「?」
いろは「凛央くん…」
カネキ「…君たちはその都市伝説の喰種を信じてるの?」
凛央「どうですかねぇ?
うちの上司や先輩にも宇宙人や鬼や天使、悪魔もいるんでいてもおかしくないのかなとは思いますけど…」
カネキ「…悪いことは言わないからあまり喰種に関わらない方がいいと思うよ。
きっと危ない目に遭う。」
凛央「…カネキさんは喰種についてなにか知ってるんですか?」
カネキ「…」
凛央「…」
いろは「凛央くん…?」
カネキ「いや…特に知らないよ?
都市伝説の通りなら喰種は人を食べるらしいからね。
関わらないに越したことはないよ」ニコッ
カネキは顎を触りながらそう答えた
凛央「まぁそうですね♪お互い気をつけましょう!」ニコッ
ニシキ、四方「「…」」
〜食事を終え〜
凛央「ご馳走様でした!コーヒー豆もありがとうございます!
また来ますね♪次はholoXのみんなと一緒に!」ニコッ
いろは「ご馳走様でした!一花ちゃんもまたね♪」
一花「また来てね〜♪お仕事頑張ってね〜♪」
カラーン
二人は店を後にした
いろは「…凛央くんどうかしたでござるか?」
凛央「ん?なにが?」
いろは「カネキさんに対してなんかおかしかったでござるよ?」
凛央「あぁ…うん…なんかあの人…僕と似たようなオーラを感じて…」
いろは「凛央くんと似た…?」
凛央「うん…上手く言えないけど…それに店内にいた二人…
西尾さんと四方さんって呼ばれてた人…喰種の話をした途端…」
いろは「殺気を放ってたでござるな…」
凛央「いろはちゃんもやっぱり気づいてた?
そんなんだよね…少なくても喰種に関してなにかは知ってると思う…」
いろは「…戦うんでござるか?」
凛央「いや…
向こうに敵対の意思があるなら対抗するけど向こうは様子見って感じだったから…」
いろは「そうでござるね…とりあえず一応みんなには報告しておこ?」
凛央「うん。そうだね。」
そうしてアジトに戻る二人だった
…
喫茶店から帰ってきた凛央といろは
〜共同スペース〜
ラプラス「なに?喰種だと…?」
凛央「あくまで可能性ね?少なくてもなにかは知ってると思う」
凛央は喫茶店での出来事をみんなに説明していた
いろは「でもカネキさんたちは優しそうな人でござったよ?」
クロヱ「でも喰種って人を食べるんでしょ?
油断させてばっくばっくするんじゃない?」
ルイ「まぁ警戒しておく必要はありそうね…」
こより「りっくん戦おうなんてしちゃだめだよ?
原種の喰種の力がどれ程なのか分からないんだから」
凛央「わかってるよ!
まぁ向こうから手を出して来たら話は別だけどね…」
ラプラス「とりあえず喰種関連ならぶいすぽにも報告しておくか」
ルイ「それがいいわ」
ラプラス「来週みんなの時間が合う日を見つけて行ってみるか」
クロヱ「戦闘の準備もしとく?」
ラプラス「そうだな…万が一があるからそうした方がいいだろう」
〜数日後〜
凛央は喰種探しも兼ねて外回りをしていた
凛央「まぁ喰種なんてそう簡単に見つからないか…」
凛央「…」
凛央は誰かからつけられてる気配を感じる
凛央「(裏路地はいって迎え撃つか)」
裏路地に入る凛央
??「景野凛央だな。」
背後から追跡者が声をかけてきた
凛央「そういう君は?」
凛央は振り向き相手の顔を確認しようとしたが相手は顔に黒いウサギの仮面をしていた
凛央「(ウサギ?)
ずいぶん可愛い見た目だね」
黒ウサギ「質問に答えろ。」
凛央「(とりあえずのっとくか)確かに僕は景野凛央だけど…
君は?僕は名乗ったんだからそっちも答えてよ」
黒ウサギ「…」
凛央「え?無視?」
黒ウサギ「お前は喰種を嗅ぎ回ってなにを企んでる。」
凛央「質問するだけでこっちには答えくれないのか…まぁいいや。
別に喰種自体に用があるってわけじゃないよ。
どちらかと言うと喰種化薬”Rc薬”をばらまいてるやつらに用がある」
黒ウサギ「…Rc薬のことも知ってるのか」
凛央「僕は答えてるんだからいい加減そっちも答えてくれない?
君はなにものなの?」
黒ウサギ「知りたければ着いてこい。」
凛央「…
(どうするかな…罠の可能性もあるし…信号送っておくか?
…いや、とりあえず探るだけ探るか…もしなにかあったら僕だけなら逃げられる)
わかったよ」
凛央は黒ウサギの後をついて行った
〜あんていく:re〜
凛央「この喫茶店…
(やっぱり…ここに来たってことはカネキさんたちは…)」
カラーン
カネキ「あ!おかえりアヤトく…ん…凛央くん?」
トーカ「おい。アヤトどうしてその人と一緒にいんだよ?」
大人しそうな女性「アヤトくん…?」
アヤト?「こいつがいまだに俺たちのこと嗅ぎ回ってたんで一旦連れてきた。」
凛央「その言い草だとやっぱりあなたたちは喰種で間違いないんですね…?」
…
カネキ「だとしたら凛央くんはどうする?戦う?」
凛央「まさか。
まぁあなたたちが襲ってくるならいくらかは抵抗はしますけど
個人的なあれですが、カネキさんとは戦いたくない。」
カネキ「ははwそっか♪
なら正直に話すよ。でも少し待ってね。みんな揃ってから話すよ。」
凛央「みんな?」
バタンッ!
いろは「凛央くん大丈夫でござるか!?」
凛央「え!?いろはちゃん!?」
ラプラス「こいつらがお前たちが言っていた喰種関係者か。」ギロッ
カネキたちを睨みつけるラプラス
クロヱ、ルイ、こより「「「…」」」
3人は臨戦態勢をとる
カネキ「ちょっと待って!?
凛央くんを連れてきてしまったのは申し訳ないけど
僕たちに戦う意思はないよ!」
いろは「みんな多分カネキさんの言ってることは
本当でござるから武器をおろそう」
カネキ「ありがとういろはちゃん」ニコッ
大人しそうな女性「そろそろアキラさんが”彼女たち”と一緒に戻ってくると思うよお兄ちゃん」
カネキ「そっかありがとうヒナミちゃん♪」
ヒナミ「うん!」
カラーン
ブロンドヘアの女性「いま戻った琲世。」
カネキ「おかえりなさい!アキラさん!」
屈強な男「?眼帯。そっちの人たちは?」
カネキ「おそらく”彼女たち”の関係者ですよ亜門さん」
ひなの「あれラプちゃんたち?」
凛央「ひなのさん!?」
つな「あ、凛央くんだ〜!おひさ〜!」
ひなの、つなに続きぶいすぽの”フルメンバー”がやってきた
ラプラス「なんでぶいすぽのメンバーがいる?」
すみれ「それはこっちのセリフだよー
holoXに紹介する前にすみれたちでまず顔合わせの予定だったのにー」
凛央「どういうこと?」
カネキ「揃ったし改めて説明するね。
凛央くんたちが思っている通り僕たちは喰種だよ。
ただ僕たちは元から”こっちの世界”にいた訳じゃないんだ」
こより「”こっちの世界”?」
カネキ「うん。僕たちはこの世界とは別の世界…
言ってしまえばパラレルワールドみたいなものなのかな?
そこらへんは僕たちもわかっていないけど…
半年くらい前にいきなりこっちの世界にやってきたんだよ。」
クロヱ「そんなこと有り得るの?」
ルイ「天使や悪魔もいるんだから異世界転移もあっても不思議じゃない」
カネキ「話を続けるね。
それで僕たちは元のいた世界に戻るためいろいろ情報収集をしていたんだ。
その過程で出会ったのが…」
べに「私たちぶいすぽですか?」
カネキ「そう。
君たちぶいすぽが喰種…正しくは喰種化薬について調べてるって知ってね…
もし協力できたら君たちは喰種について僕たちは元の世界に戻る情報を手に入れられるかなって。」
凛央「薬の発生源がわかれば元の世界への戻り方がわかると?」
カネキ「おそらくね。
この世界では喰種自体あまり浸透していないだろう?
そんな中どうして喰種に関する薬が出回ってると思う?」
凛央「…ここ数年の間に”誰か”が喰種を異世界から連れてきた…と?」
「「「「「「「「「っ!?」」」」」」」」」
カネキ「僕たちはそう考えている。
こっちの世界では魔法や異能といった特殊能力があるんでしょ?
だったらその中でも異世界から連れて来る能力があっても不思議じゃない。」
凛央「…もしそうだとしたらそれは少なくても20年以上前からだと思います。」
カネキ「どうしてそう思うの?」
凛央「僕は幼い頃兄に”喰種化の異能”をこの身体に施されています。
ですので研究過程なども考えるとそれくらい前から行われているかと…」
カネキ「そうか…君”も”喰種にされた側なんだね…」
凛央「”も”…?」
カネキ「実を言うと僕は”半喰種”なんだ。
元々は人間だったんだけどある人物に喰種にされてね…」
凛央「そうだったんですね…」
いろは「凛央くんが似た雰囲気を感じるというのはそういうことでござったか…」
ナルシストそうな男性「まぁここは僕たちみんなで協力し合おうというわけさ!
レディース&ボーイ♪」
トーカ「おい月山。いきなり割って入るなよ…」
月山「これは手厳しいね♪マドマアゼル?♪」
トーカ「ハァ…」
凛央「(癖の強い人だなー…)」
クロヱ、ひなの「「癖強っ」」
ラプラス「では我々holoXとすみれたちぶいすぽとカネキさんたち喰種が協力するということか?」
アキラ「喰種と一括りされるのはちょっと違うな
こちらにも何名か人間はいる」
中性的な人物「そうですねぇ〜真戸ちゃんの言う通りです〜」
カネキ「アキラさんや什造くんの言う通りだね。
僕たちには喰種と人間がいるから…
組織名で言ったら”黒山羊(ゴート)”と言っておこうか」
ラプラス「ではholoX、ぶいすぽ、黒山羊の合同で例の組織を潰すということでいいか?」
カネキ「うん。君たちさえ良ければ協力させてほしい。」
ルイ「別にいいんじゃない?
相手は喰種化もしてくるのならそれに対抗出来る人は一人でも多くいた方がいいと思うわ」
こより「でも喰種以外はクインケがないと戦えないよ?」
亜門「こちらでもクインケという言葉を聞くとはな…」
アキラ「元々は我々の世界の物だからな。
まぁ安心してくれ。こちらはクインケを持っている。
それに喰種が相手となればプロフェッショナルだ。」
マスクをした男性「その言い方はちょっと棘があるっすよアキラさん…」
カネキ「ヒデの言う通りですよ…」
アキラ「それはすまないな。」
白衣の女性「クインケでしたらこちらでいくらかご用意できます」
ニシキ「無理するなよ?貴未」
なずな「協力するにしてもまだ相手のことはわかってないよね?」
うるは「そうだね…相手も警戒してるってことかな…」
アヤト「俺たちも俺たちなりに情報を集めてるがおそらく同じ感じだろうな」
凛央「ならまだ情報を集めなくちゃって感じか…」
ヒナミ「私たちもあまり表立って行動出来ないから…」
こより「原種の喰種だってバレたら大変ですからね…」
月山「お相手方に怪しまれないように喰種と人間の二面性があれば…だね…」
凛央、カネキ「「…」」
いろは「凛央くん…」
トーカ「研…」
亜門「まぁ積極的に行動するのであれば
”美食家(グルメ)”の言う通り半喰種である俺たちが動くべきだろうな」
カネキ「まぁそこらへんはおいおい決めていきましょう
今日は顔合わせが出来ただけ十分です」ニコッ
ラプラス「それもそうだな。すみれもそれでいいだろ?」
すみれ「うん!問題ないよ!」
のあ「じゃあ真面目な話はこれで終わりでええの?」
とと「大丈夫じゃない?」
セナ「真面目なの疲れるー!」
リサ「さすがに気抜きすぎ!w」
クロヱ「ぶいすぽって結構マイペースな人多いんだね」
凛央「僕たちも人のこと言えないけどね…てか今更だけどなんでみんなここに来れたの?」
こより「いろはちゃんが血相変えて連絡してきたんだよ〜♪」
ラプラス「凛央くんが危ないでござる!って半ベソかいてなw」
いろは「な!?
半ベソなんてかいてないでござるよ!適当なこと言うなチビ!」
ルイ「いろは落ち着きな?」
凛央「そうだったんだ…心配してくれてありがと♪いろはちゃん♪」
いろは「当たり前でござるよ…」
エマ「お二人って付き合ってるんですか?」
こより「そうですよ〜♪この前ひなーのちゃんが帰った後に♡」
ひなの「え!?くっそー!泊まってけばよかった!!八雲のせいだー」
べに「え!?ひなーのひどい!せっかく迎えに行ったのに!」
れん「それよりお腹空いたね」
るな「四宮も〜」
トーカ「なにか作ろうか?」
きゅぴ「え!いいんですか!?」
カネキ「うちは喫茶店だからね♪ご挨拶も兼ねてご馳走するよ♪」
ミミ「わぁーい!」
ルイ「お料理するなら私もお手伝いしますよ」
ひなの「私もー」
ラプラス「ならハンバーグ作ってくれ!」
めと「ひなーののご飯!」
らむね「お腹ペコペコー♪」
クロヱ「ホロメン揃った時もそうだけどこんなに人いると人酔いしそうw」
こより「クロたん吐かないでよ?」
いろは「賑やかでござるね!凛央くん♪」
凛央「そうだね♪」
その後喫茶店では賑やかな声がこだましていた
黒山羊と協力をし始めて数日がたったある日
〜共同スペース〜
ピロンッ
誰かから凛央のもとに通知がきた
凛央「?誰からだろ…カネキさん?」
カネキ『捜索のことで相談したいんだけどこのあと時間あるかな?』
凛央「例の作戦のことかな…
『大丈夫です!これから向かいます!』…と
よし、行くか」
凛央はそう言いアジトを出ようとした
いろは「凛央くん?どこ行くんでござるか?」
いろはに呼び止められた
凛央「え?えーと…気分転換に散歩だよ?」
いろは「…ほんとに?」ジー
詰め寄るいろは
凛央「…ほんとだよ…?」
いろは「…ほんとのほんとに?」ジー
さらに詰め寄るいろは
凛央「…ごめんなさい…カネキさんのとこに今後のことで…」
凛央は観念した
いろは「ハァ…
そんなことだろうと思ったでござるよ」
呆れるいろは
凛央「…なんでわかったの?」
いろは「凛央くんのことはだいたいわかるでござるよ。
これでも短くない時間一緒にいるんだから。
カネキさんのところに行くなら風真も行くでござる!」
凛央「…わかったよ。一緒に行こう!」
いろは「うん!」
二人でカネキの喫茶店に向かった
〜あんていく:re〜
凛央「お待たせしました!」
カネキ「凛央くん!急に呼び出してごめんね!
…いろはちゃんも一緒だったんだ!いらっしゃい!」
いろは「ご一緒してしまってすみません 」
カネキ「いやいいんだよ!
むしろ話の内容的に一緒に聞いてくれた方がいいかもね」
いろは「…凛央くんを呼んだってことはやっぱり前に言ってた作戦のことですか?」
トーカ「ごめんね?私も賛成ではないんだけど…」
申し訳なさそうにするトーカ
アキラ「そうも言ってられないだろ。ラビット。」
カネキ「アキラさん…」
亜門「揃ったことだし話を始めるぞ。眼帯。」
カネキ「そうですね亜門さん。
…前にも話した通り、捜索も手詰まりでね。
より深く調べるためにも喰種と人間を併せ持つ僕たちが、協力して調べたいと思ってるんだ。
…ただ気づいてると思うけどかなり危険なことになると予想される…」
凛央「いややりましょう」
いろは「凛央くん…」
凛央「捜索が長続きすればそれほど相手の力が増してしまう…
そうなれば大切な仲間を危険に晒すことになる。
僕は誰かが傷つくところは見たくない。」
決意を見せる凛央
カネキ「…」
トーカ「ふwあんたみたいなこと言うね。研?」
凛央の言葉にカネキを重ねるトーカ
亜門「景野の言う通りだな。これ以上相手が力をつける前に叩いた方が良いだろう。」
アキラ「そうだな。琲世も覚悟を決めろ。」
カネキ「…わかりました。では僕たち金木研。亜門鋼太朗。景野凛央で相手方に扮して情報を探りましょう。」
亜門「ああ」
凛央「はい」
いろは「…一つ条件があるでござる。」
凛央「いろはちゃん?」
いろは「凛央くんが作戦に参加するのは了承します。
ただ風真にも参加させてほしい。それと喰種との戦い方も教えてほしい。」
凛央「!?いろはちゃんそれは…!」
いろは「風真はholoXの…景野凛央の用心棒でござる!
凛央くん一人に無茶はさせたくない!」
凛央「いろはちゃん…」
トーカ「いろは本気なの?」
いろは「はい。」
真剣な眼差しで答えるいろは
トーカ「…うん。わかった。
それなら私も参加する。」
カネキ「トーカちゃん!?」
トーカ「作戦には凛央の存在が必要不可欠でしょ?
いろはも意志が固いみたいだし、それに私も研にだけ任せたくないと思ってたの。」
アキラ「安心しろ琲世。二人には私もサポートする。」
亜門「おいアキラ…まさか…」
なにかを察する亜門
アキラ「私も参加しよう。元よりそのつもりだったしな。」
亜門「…」
カネキ「……」
凛央「………」
「「「(女(の子)ってのは…)」」」
亜門「…どうする…眼帯…」
カネキ「参加してもらいましょう…トーカちゃんも強情だから…」
トーカ「あ゛?」ギロッ
カネキ「…」
凛央「いろはちゃんもこうなったら折れないしな…」
いろは「当たり前でござろう?」ジー
凛央「…」
アキラ「女性は強いものなのだよ。」
こうして例の作戦に
『喰種化の異能』holoX看守”JAIL”
景野凛央
『風真流剣術』holoX用心棒”風斬り”
風真いろは
『鱗赫の半喰種』隻眼の王 ”眼帯又はムカデ”
金木研
『羽赫の喰種』S+レート喰種”ラビット”
金木董香
『梟の半喰種』元喰種捜査官”フロッピー”
亜門鋼太朗
『クインケのプロ』喰種捜査官”背骨使い”
真戸暁
が参加することになった
作戦のメンバーが決まった翌日
〜holoX訓練所〜
凛央「ほんとにやるんだね?いろはちゃん…」
いろは「くどいでござるよ?凛央くん?さっさと始めるでござる!」
凛央「ハァ… わかったよ…こい”ロッテンフォロウ”!」
凛央はロッテンフォロウを起動させこよりからもらった”喰種促進剤”を口にした凛央の背中から鱗赫が現れた
いろは「”風真流奥義:風神”!」
いろはは風の鎧を纏った
凛央「いくよ!」
ズガガガッ!
凛央はいろはに鱗赫を放った
いろは「ふっ!」
サッ ガキンッ!キンッ!
いろはは鱗赫を紙一重で避けたり、チャキ丸で捌いていた
凛央「(手加減してるわけじゃないのに…さすがいろはちゃんだな…)」
いろは「もっとくるでござる!」
凛央「…わかった!」
凛央は鱗赫に続いて羽赫を展開した
シュカカカカカカッ!
いろは「”風神:神威太刀(カムイタチ)”!」
羽赫による弾丸をかまいたちで相殺するいろは
凛央「(いろはちゃんがいくら強いっていっても
喰種と対抗出来るのって喰種かクインケだけだったんじゃなかったのか?)」
自分の攻撃に対応しているいろはを見てそう思う凛央
〜観戦side〜
凛央といろはの戦いの様子を見ているのはカネキ、トーカ、亜門、アキラの4人だった
亜門「ごく稀にクインケ無しで喰種に対抗できる人間もいるが…あれは…」
二人の戦いを見て言葉を失う亜門
アキラ「あぁ奇妙な光景だな。屈強な身体の持ち主とかでもなく。
喰種捜査官として育てられた訳でもないのにな。」
カネキ「…僕の憶測ですがおそらく彼女の剣術が喰種に対抗できるものなんだと思います。
よく見ると喰種の特徴を理解したような動きの型に見えます。」
トーカ「そんなことが出来るのか…」
〜観戦sideアウト〜
凛央「もう少し上げるね!」ニヤッ
いろは「望むところ!」ニヤッ
その後も二人は激闘を繰り広げた
〜数時間後〜
凛央「はぁ…はぁ…はぁ…」
いろは「はぁ…はぁ…」
二人は激闘の末疲弊していた
トーカ「お疲れ様♪二人とも」ハイッ
二人にタオルと水を差し出すトーカ
凛央「はぁ…ありがとう…ございます…」
差し出されたものを受け取る凛央
いろは「はぁ…はぁ…ふぅー…流石にしんどいでござるな!」
凛央「いろはちゃん…異常すぎるよ…どうしてついてこれるの…」
いろは「日々鍛錬してるでござるからな!」
カネキ「それもあると思うけどおそらくいろはちゃんの剣術が関係してると思う」
いろは「風真の剣術でござるか?」
凛央「”風真流剣術”がですか?」
カネキ「うん。あの型の動きは喰種をよく理解したものだ。
いろはちゃんの”風真流剣術”は喰種に対抗する流派なんだと思うよ。」
いろは「風真の…が…」
凛央「…そうなるといろはちゃんのご先祖は喰種の存在を知っていて、それでいて喰種を相手していたということですか?」
カネキ「あくまで僕の憶測だけどね」
凛央「いろはちゃんは知ってt…その反応じゃ知らないよね…」
いろは「そうでござるね…
実家には幾つか文献などもあったでござるが、それらしい記述は見た事ないでござる…」
亜門「…謎が一つ増えたが、対抗できる手段を知れたのはいいことだろう」
アキラ「鋼太朗の言う通りだな。戦えるのであれば問題ないだろう。」
トーカ「そうだな。そこまで難しく考えなくてもいいんじゃない?」
凛央「そうですね…」
いろは「戦えることがわかったっていうことは!」
いろは以外「「「「「?」」」」」
いろは「もっと訓練が出来るでござるね!♪」
いろは以外「「「「「…」」」」」
カネキ「え?まだやるの?」
いろは「もちろん!」
明るい笑顔でそう答えるいろは
トーカ「あんたの彼女って体力バカ?」
凛央に問うトーカ
凛央「…」
諦めている表情をする凛央
その後数時間
凛央といろはをひたすら戦い続けた
to be continued