つきツキ!南条家の長女(仮)   作:ゆりンス

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キャラ説明をしようかと思ってたんだけど、ゆかりの性格がいまいち分からないんですよね。
作者なのに←

今の所どんな感じだと思いますか?教えてくださいm(__)m
↑作者として終わってねーか?


黒髪ロングさん登場!

sideゆかり

 

学校へと続く通学路。家を出てすぐ私と忍の間を歩くなずなちゃんは頬を緩ませながら言った。

 

「ルナさん綺麗だったね」

「そうだな」

「たしかにそうだね」

「いってらっしゃい、って頭撫でてくれたよ」

「よかったな」

「私はルナさんを撫でてみたいな」

 

何かを考えながら歩く忍に、なずなちゃんが顔を覗き込む。

 

「お兄ちゃん、なにか怒ってる?」

「きっとルナさんのおっぱいについて考えてるんだよ!」

「別に怒ってるわけでもルナさんのおっぱい──胸について考えてたわけでわない。悩んでいるんだ」

「哲学だね」

「きっとルナさんの魅力についてだよ」

 

忍のマネしてか、悩むんでいる顔をするなずなちゃん。

アホだと思ってしまうではないか…。

それにしてもルナさんはいいおっぱいを持っていると思うんだよね。揉み心地も良かったし。

そういえば忍も揉んだのよね?

なずなちゃんと会話をしている忍にその事について聞こうとすると、

 

「ゆかり、新聞をとるときに玄関の鍵はどうだった?開いてたり、壊れてたりしてなかったか?靴の位置は?」

「靴の位置は知らないけど、玄関の鍵はちゃんと閉まってたよ」

 

これはもしかして…

 

「もしかして忍、ルナさんを連れて帰ったとか思ってるんでしょ?」

「うっ…。あぁ、そうだよ。その通りだよ」

「ええ!?お兄ちゃんがルナさんを連れて帰ったんじゃないの?」

「違うからな」

 

忍が連れ込んだのでなければ誰が……まさかお父さん?あり得そうだけど、それならお母さんに会っていくし。

私たちのお父さんは海外へ出張中なのです。飼い猫と共に。

 

「……あれ?お兄ちゃん、指輪してる」

 

なずなちゃんは忍の左手を取る。薬指には指輪がはまっていた。

私となずなちゃんはしばしの間、その指輪を見つめた。

 

「どうしたのこれ?」

「変なヤツに貰った」

「ルナさんじゃなくて?」

「あぁ」

 

普通、変な人から貰った指輪をはめるものなのだろうか?それも左手の薬指。つまり結婚指輪をはめる所にだ。

忍の感性に疑問視していると

 

「お兄ちゃん、お爺ちゃんの道場に言ったの?」

 

……なずなちゃん、確かにあの道場には変な人がたくさんいるらしいけど、きっと忍に指輪をあげるほど変な人はいないはずだよ。

道場とは私の祖父が館長をしており、忍となずなちゃんはそこの門下生だ。たしか二人ともかなり強かったと思う。

昔は私も門下生だったのだが、教わった型や技がまったく出来ず、始めて1ヶ月も経たずにやめてしまった。

周りの人曰く、構えすら出来ていなかったらしい。

今ではそのことを笑い話にしているが。

そういえば、忍も一時期やめたらしいが、今では道場に通っている。

 

「でもよかったね、お兄ちゃん」

「……ん?なにがだよ?」

 

忍は左手にはめていた指輪を右手にはめかえながらなずなちゃんにたずねると、なずなちゃんはふにゃっと笑って、

 

「だって、お兄ちゃん、彼女さんができたんでしょ」

 

どうやら、なずなちゃんの中ではルナさんは忍の彼女らしい。

 

「でも、お兄ちゃん。彼女さんができたからって、私と遊んでくれないと怒っちゃうからね。かまってくれないとグレちゃうからね」

「そのときは私と遊ぼうね」

「おいおい、それは穏やかじゃないな。ちなみにグレたらどうなるんだ?」

「お姉ちゃん約束だからね。わたしがグレたら好き嫌いとかする。たまに噛みつくんだ。カブッてするよ?」

「怖っ、怖いよ、なずにゃん。とんでもない悪だよお前は。BADなずにゃんだよ」

「むしろ可愛い!」

「えへへ」

 

私が撫でると気持ち良さそうに目を細めるなずなちゃん。

そうしていると分かれ道までたどり着いた。

なずなちゃんは中学生なので、私たちとは逆の道を通らなければならないのだ。

分かれ道の丁度真ん中で立ち止まったなずなちゃんは「にゃあ」と敬礼して、元気一杯に駆けて行った。

それを見送った私と忍は再び通学路を歩いていく。

 

「そういえば、聞こうと思ってたんだけど、さ」

「なんだよ改まって」

「ルナさんのおっぱいどうだったの?」

「っ!?」

 

忍が何かを飲んでいたら吹き出していただろう。それくらい驚いている。

 

「な、なんだよ、急に」

「急にじゃないよ。家を出てからずっと思ってたんだよ。それでどうなの?」

「べ、別に、なんとも…」

「じー」

「き、気持ち良か──」

「あ、ごーぎょーーうーさぁーん!」

「あ、おい!」

 

私は少し前を通る1人の少女に抱きついた。

 

「ひゃんっ」

 

ついでに胸を揉んで。

彼女は五行 聖さん。私と忍のクラスメイトで、黒髪ストレートの美人さんです(忍談)

男子生徒から人気だが、それ以上に女子生徒に人気があるらしい。普通女子には嫌われるものなのだが、彼女の凛々しさに掘れる娘が多いようだ。

そしてなによりおっぱいが大きいのだ。あ、ルナさんほどではないよ。ルナさんに勝てる人が世界で何人いるのやら。

彼女は剣道部らしく、手には竹刀袋を持っている。

 

「や、やめて、くれ」

「そうだぞ、ゆかり」

「分かってるよ五行さん。あと忍は目がアウトだから」

 

忍は五行さんのおっぱいを凝視していた。

殴ろうかと思っけど、五行さんのおっぱいのほうが優先順位が高かったので、見逃すことにした。

おっぱいを一揉みしたあと手をおっぱいから離した。

 

「……南条さんのえっち」

「同性にだけだから」

 

顔を真っ赤にさせた五行さんはとても可愛かった。普段とのギャップもあり、可愛さは数割増しだ。

きっと五行さんファンクラブの方々が見ていたら出血死していたかもしれない。

 

「コホン、おはよう、南条さん、南条君」

「ああ、おはよう。ゆかりが悪かったな」

「おはよー五行さん。今日もいいおっぱいだったよ」

 

きっと私が男なら即通報だと思う。

なんて考えていると五行さんが忍に近づいていき。

 

「……臭うな」

「家……帰るわ。風呂に入って、香水つけて出直してくるわ」

「でも帰ったらお母さんに殴られるよ?」

「そうだった……オレはどうすれば」

「あっ、ち、違う。そうじゃないんだ。そっちの匂いじゃなくて、なんというのか、その、よくない感じの臭いが……」

「首吊るわ。遺書には『五行さんにクサイから死ねと言われて悲しかったです。クラスの議題にしてください』と書き残しておくわ」

 

忍の眼に光が……

 

「なくなってないからな!臭くないから、そうじゃないから!」

 

まさか五行さんにつっこまれるなんて、相思相愛?まぁ、いいや。

 

「では私は忍の遺書に手を加えようと思います。そうですね『五行さんにフラれて悲しかった。しかも不良と間違われて殴られたんだ、もう死のう』にしましょう」

「お兄さんなんだから、助けようよ!」

「不良なお兄さんなのに?」

「たしかにそう見えるけど」

 

忍は五行さんに心を抉られたのか、悲しそうな顔でうつむいている。

私からすればいつものことなのだが、普段学校でボッ──一匹狼の忍しか見たことのない五行さんは、どうすればいいのか分からず慌てていた。

 

「いじめ格好わるい」

「この程度で悲しむのなら、いじめられっ子に謝りなさい」

 

私はつい、昔のことを思いだしながらそう言った。

忍は耐えきれなかったのか、駆け出していた。

五行さんは、忍の突然の行動に反応ができず、忍を見送っていた。

 

「……そんなつもりで言ったのでは、ないのに」

「五行さん、話は歩きながら聞くから学校に行こ?」

 

私と五行さんは先程の事情や学校の話などをしながら学校に登校した。

 

 

 

 

 

 

 

___________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

四時間目の終わるチャイムが鳴り、先生が教室から出ていくと周りは昼ご飯を食べる準備をしたり、他のクラスへ行ったりなど、慌ただしくなった。

私も五行さんと、クラスメイトの南さんと一緒にお弁当を食べる準備をしている。

ちなみに、忍は机の上でぐだー、としている。どうやら朝を抜いたせいで動く気力すらないようだ。

お弁当もないので、どうするのだろうか?え、売店で買えばいい?忍のお財布は私の手の内にあるからお金を持ってないから行っても無駄だ。

お母さんの命れ──言い付けはちゃんと守るからね。

 

「南条さん、南条君が今にも倒れそうなのだが……」

「朝食べてないのかな?」

「忍は忙しかったから朝ぬいてきたんだよ、忙しいあまりお弁当も、忘れちゃったみたいだけどね」

「大丈夫なのか?」

 

五行さんと南さんの疑問に答えていると、忍は変態──じゃなくて、一人の男子生と会話をしている。

女子から『顔だけはいい』と評されている変態浅田だ。なんだかんだで、忍の数少ない友達である。

 

「それにほら」

 

私が忍のほうを指さすと、忍は浅田のお弁当を奪いとり、パクパク食べている。若干涙目な浅田に、近くの生徒はひいていた。

その顔を見てしまった南は口を手でおさえている。

可哀想に。

 

「み、南さん、大丈夫か?」

「だ、大丈夫」

 

そんな南さんを心配する五行さん。男女ともに人気なのはこのおかげなのかもしれない。

南さんの気分が落ち着いたと思ったら浅田が「きやああ、助けて五行さん!」と乙女のような悲鳴をあげて私たちのほうを見た。

あ、浅田のせいでまた南さんの気分が…。

助けを求められた五行さんは箸を置き、忍と浅田のほうへ近づいて行く。

南さんは気持ち悪そうにしながら「保健室行ってくるね」と言い教室から出ていった。一緒について行こうかと思ったが「いいよべつに」と断られてしまった。

悲鳴だけで保健室に行かせるとか……。

暇なので私は五行や忍たちのほうに向かう。

 

「ふたりとも喧嘩はよくないぞ」

「すまん。浅田のヤツが『五行さんのおっぱいを触りたい!こねくり回すように触りたい!』とか言ってうるさいから、つい……」

 

流石は変態。だが、私と同じ事を考えていたので少しムカついた。

 

「……あ、浅田君、冗談でもそういうのはやめて欲しい」

「そうだよ、変態。うっかり通報しちゃったじゃない」

「いやいや、違うよ、そうじゃないよ。南条さんはなに通報しちゃってるの!?全部、南条のウソだよ。信じちゃダメだよ!」

「見苦しいぞ、浅田──いや犯罪者」

「犯罪者が犯罪者呼ばわりしても説得力ないかね」

 

私の言葉に「うっ」と言葉がつまり、浅田はサイレンを鳴らしながら近くを通りかかったパトカーにビクッ、身体を震わせている。

私が「通報はウソだから」と言うとホッとしたのか汗をかいた。

 

「そういや、南条、五行さんとなにかあったのか?」

「実は今朝、登校時に五行さんに『臭う』とか言われたんだ。それで少し気になってな。オレってそんなに臭うか?隣のヤツは何も言わなかったぞ」

「知らねえよそんな話!全然匂わねえよ!ただ単にお前が五行さんに嫌われているだけだ!」

「はっ、まさか、本当にヤってしまったの?」

「だからオレはなにもやってねえし。嫌われてなんか……」

 

忍は五行さんへ視線を向けた。真偽を取ろうとしているようだ。

私と浅田も同じ視線をそそぐ。

 

「南条君を嫌ってなんかいないからな」

「ちっ」

「おい、浅田、殴っていいか?」

「殴ろうとすんな!」

 

私も殴ろうかな?でも変態が移ったら嫌だから蹴るだけにしよ。

 

「いたっ、誰だよ蹴ったのわ!」

 

ぷぷっ。

 

「真面目な話、本当にオレは臭っているのか?」

「いや、臭ってないから安心してくれ。すまない、私の言い方が悪かったな」

「言い方ってことは、おおまかに言うと同じ感じなの?」

「南条さんのいう通りだ。匂いというよりも、その……気配と言ったらいいのかな?よくない気配が南条君から感じて……」

「俺を無視すんな!」

 

変態がわめいているが、スルーしましたょう。

それにしても、忍によくない気配ね……。

 

「そういえば、五行さんって霊感強かったよな」

 

浅田が思い出したように言った。

ちなみに私は五行さんが霊感に強いと初めて聞いた。親友とまではいかないが、よく話す友達だと思っていたので、少し傷ついた。

 

「気をつけろよ、南条。五行さんの言うことは結構あたるらしいぜ?お前、なにか悪いことでもしたんじゃないか?」

「なにをバカな。紳士であるこのオレが悪行に走ると思──」

「──胸揉み」

「うっ……」

「え?なに、なんかしたのか?」

「いや、なんでもない!」

「まさかお前、真夜中に寄生をあげながら悪魔召喚でもしたのか?」

「バレたか」

「うわっ!こいつ本物だ。悪魔みたいな顔をしているのもそれが理由だ!」

「たしかに……」

「誰が悪魔だ。ゆかりものるなよ。冗談に決っているだろ」

 

あ、嘘だったんだ。忍のことだからやっていても可笑しくないのに。

私はどうだったかな……あれ?小学校低学年ごろまで全く思い出せないや。

 

「そういえば、子供の頃の話だけど、オレ、悪魔召喚したことあったなあ」

「え?お前も?」

 

浅田はセクシーな悪魔お姉さんを出そうと、漫画で見た魔方陣を書いたらしい。召喚は出来なかったらしいが。まぁ、召喚出来たら出てきた悪魔が可哀想にだね。

 

「あのなあ、浅田。本気で悪魔を呼ぶつもりなら、オレのように古本屋で怪しげな黒魔術の本を買って、きちんと己の血で魔方陣を書いた上に、正式な呪文を唱える必要があるんだぞ?」

「それにそんなつまらないお願い事で魂を売るの?いいカモね」

「カモってなんだよ!それにお前ら、黒魔術に興味津々?」

 

何故か私と忍に期待したような目をする変態。

本当に魂を刈ってやろうか?

あれ?なんか今、妙に興奮したような……きっと五行さんのおっぱいのせいだね。

 

「変な期待をすんな。さっきも言っただろ?小学校の頃の話だよ」

「そうか残念だ。……しかし、どれだけ暗い小学生だったんだよ、お前。南条さん、そこのところはどうなの?」

「んーと、今とあまり変わらないと思うよ」

「昔からそんなんだったのかよ……」

「で、悪魔を召喚して何を企んでいたんだ?世界征服か?」

「いや、そうじゃない」

「なら、俺のようにセクシーなお姉ちゃんか?」

「それでもない」

「じゃあ、なんなんだよ?」

「……なんでたろう?」

 

浅田は呆れたような顔をして忍を見る。

そんなことより忍が悪魔召喚をしただなんて初めて知ったよ。いつやったんだろ?

 

「──っ!」

 

急に忍が頭を押さえだした。苦痛に耐えるような顔をしている。

 

「忍、大丈夫?」

「大丈夫か、南条君?」

「……なんでもない」

 

私と五行さんの心配したが、直ぐに痛みが収まったのだろう。普段と同じように「よし、浅田のお弁当のおかずを貰おう」と笑っている。

 

「何が『よし』だ。人の弁当をほとんど食いやがったくせに」

 

それに、私は笑い、五行さんは苦笑した。

忍と浅田と一緒にお弁当を食べ、途中五行さんが忍におかずを分け与えていた。

そして、五行さんは真剣な顔をして、悪魔儀式は行う側のリスクが大きさや危険性を話し、してはいけないと言われた。

あと、南さんは昼休みが終わるまで帰って来なかった。




現在、ヒロインアンケート的な事をしています。
どしどし来てください!

どしどし来るほどお気に入りされてないんだけどね(苦笑
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