ブルーアーカイブ超   作:OBTS

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初投稿です
仕事しながらゆっくり書くんで投稿は遅いと思います。


突如現れた謎の戦士

 

 

『ニュースです!

昨夜未明、ゲヘナ学園自治区上空にて高速で飛翔する球体のようなものを観測したとの報告が多数入りました!

住民からはUFOなどの類ではないか、や、新型の兵器なのでは無いか、などの様々な憶測が飛び交う事態になっており、波紋を呼んでおります!!

現場からの中継です....』

 

ピッ

 

全体的に紫色の意匠が施された大きめの部屋、先程まで皆で見ていたテレビが消される。

 

「はい、今見ていただいた通りこの高速で飛翔する球体、というものが昨夜ゲヘナで見つかりました、たまたまその場の近くで不良生徒の鎮圧を終えた私たちがそれに近づいたところ、まさにあなたが中から出てきたという訳です、しかし、その時既にあなたの意識はなく、このまま放置していたらそのまま野垂れ死ぬ所だったのをヒナ委員長のご厚意によって保護されたという訳です」

 

「なるほど...ヒナ委員長さん、ありがとうございます!

あなたは僕の命の恩人だ!どうお礼すればいいか...お金も家も、記憶もないんです。」

 

 

おどけて見せるが内心ちょっと怖い。

()()()だが、紫っぽくて、ちっこいのは大抵めちゃくちゃおっかないのだ。ここで敵対の意志があるとされてしまえば僕はこの場所から「退去」させられるだろうし、今度こそ野垂れ死ぬだろう。

記憶が無いのは本当のことだからだ。

 

「委員長は肩書きだから、さんをつけなくていいよ、

記憶が無いとのことだし辛いかもしれないけれど、いくつか質問をさせて頂戴。」

そこからまずは名前や年齢を聞かれた、これも僕は覚えていないので正直に答えようとした。

瞬間、ズキ...と頭が痛む。

 

『プラント、きさまは弱虫ラディッツより酷い戦闘力なうえ、面白くない野郎だ、雑魚は二人もいらない..ここで殺してやろうか...くくく...』

 

フラッシュバックとやらは記憶喪失越しにも襲ってくるらしい。

とても不愉快だが、少し記憶が戻った。

この名前は嫌いだ、もう名乗りたくもない、いっその事ヒナさんに名付けてもらうか。

 

「歳は...わからなくて、えーと...名前も覚えていないです。

そうだ、もし良ければ僕の名付け親になってくれませんか?貴重な体験だと思いますよ。」

 

「名付け親...?真面目にやってるの?ちょっとふざけてるように見えるけど...

まあ考える。」

うんうんと悩む素振りを見せるヒナさんと僕の間に体を入れ込むようにしてイカレ服女が割り込んでくる。

 

「ちょっとあなた!ヒナ委員長を親にしたいだなんて!?よくもまあそう図々しいことを〜〜ッッ!!

あなたなんか砂まみれのよく分からない宇宙船から出てきた砂かぶり男でいいと思いますが!」

 

名付け親という言葉が相当気に食わなかったのか、凄い剣幕で僕を睨みつけて来た....ちょっと変な解釈してないか?

しかし、砂まみれのポッドから出てきた砂かぶり男...ね。

 

「ちょっ...アコちゃん、それはさすがに酷「なるほど、じゃあ僕は今日からスナと名乗ることにします。」えぇ...」

 

銀髪ツインテの言葉を遮ってしまった、彼女は驚きと憐憫を半分半分に宿した目で僕を見るが、興奮状態にあるイカレ服...アコとかいったな、アコにこれ以上声を掛けることは得策ではないと判断し、これ以上発言することは無かった。

 

 

「まあ、スナがいいなら、それでいいよ。」

 

酷いとは言われたがヒナさんに否定されることがなかったおかげか、アコの機嫌は少しだけ復活したような気がした

その後はこの星の常識を少し問われて、本当に何も知らないことに驚かれた。

ここは学園都市キヴォトス、学園都市とあるように各学園がそれぞれの自治区を持っており、その場所の生徒会や武力組織...まあここで言うところのヒナさんたちのゲヘナ風紀委員会が該当する組織が治めているらしい。

 

学園間で解決できない問題などを連邦生徒会という組織が解決したり、交通などのインフラなどを管理してると、まあこれについては僕はたぶん関わらんね

 

そしてここからが大事、キヴォトスでは銃撃戦が常日頃から巻き起こっており、特に酷いのはここゲヘナ、良くも悪くも、この場合悪くしかないのかもしれないが、生徒達の素行が良くないらしい。

戦闘力としてはヒナさんや、銀髪ツインテ...イオリなんかは上澄みらしい、そこにも戦闘力の差は大きく開いてそうだが。

そして統一された服装と装備をつけた女生徒たちが一般兵並なんだって。

 

不良と渡り合える程度なのが不安だが..マジか...

1人づつなら僕も倒せるだろうがほんとに大勢で向かってこられたら厳しいと思う

エネルギー弾やエネルギー波を放つだけなら僕にもできるが、逆に言うとそれだけなのだ。

 

で、当然ここでやっていくつもりはあるか?とか、ここでやっていくならある程度の戦闘力が必要なもんで、どんくらい戦えるか、なんてのも聞かれたね。

目覚めた時にはスカウターが装着されていなかったので多分僕は過去の仲間に見捨てられたのだろう。俺はもうこの星に骨を埋めるつもりで生きていくつもりだ。

 

僕だって誇り高き戦闘民族サイヤ人だ。雑魚星人くらいは倒せる、だが、さっきみたいにおどけてふざけて、ナッパとかベジータとかの怖いやつのお零れを貰っていただけに過ぎないので大物とはあんまり戦ったことがない。

そもそもこちらに攻撃してこなかったり、無抵抗で逃げ回るだけの奴らを鏖殺なんかしたくもなかった。

 

向こうが攻撃してくるってんなら話は別だけどね。

 

最後、俺にとっては嬉しいような悩ましいような言葉を投げかけられた。

 

「スナはここ、ゲヘナ自治区で見つけられた。

私たちと万魔殿にどうするかという判断が委ねられるのだけど。

最終決定権はあなたにあるわ。

私としてはゲヘナに編入という形が1番ましだと思うけどね。」

 

僕のような男性人間型の生き物は誰も見た事がないという、オマケに頭についてる光輪...ヘイローまでないと来た、僕は星の侵略で変なのいっぱい見てきたから正直言われるまでその違和感に気づかなかった。

そうなると三大学校ではお嬢様学校のトリニティは居心地が悪く(それ抜きに性格悪い奴が多いからそもそも居心地が良い場所では無いらしい)

ミレニアムではなんの実験に付き合わされるか分からない。

 

そして学園の生徒でない人間には受けられない待遇が沢山あり、ヘルメット団なる組織や不良に堕ちてしまう奴らも沢山いるとかいないとか。

 

「そんなの選択肢はひとつしかないようなもんでしょう、僕もゲヘナ所属にさせてください、空から落ちて来たものの、人間としては落ちぶれたくないんです、」

 

「分かった、めんどくさいけど、万魔殿への報告書を書いておく。

報告書が受理されるまでは仮として風紀委員会で保護しているという形をとるから、私たちの誰かと一緒じゃない時はゲヘナ学園の中を出歩かないようにして。」

 

アコが頭を抱えている、どうやら万魔殿は訳あり組織らしい。

 

...ふぅ、ちょっと疲れた。傍から見たら割と順応してそうと思うかもしれないが僕もいっぱいいっぱいなんだよね...

 

「もう終わり、みたいな顔をしていますが、この風紀委員会に身を置くからには戦闘能力を把握しないといけません! 先程は人並み以上には戦えるだのなんだのほざいていましたが、第一あなたは武器すら持っていないでしょう!」

 

確かに、周りを見てみればみんなそれぞれ銃を持っている。

しかしそんなことを言ってきた当の本人は銃を持っていない。

 

あんたも銃を持っていないよね、と指摘する、自分で思ってるより腹が立っているのかちょっと荒くなってしまった。

彼女はどうやらオペレーターで銃を持たなくても良いらしい。

...いや、治安悪いし一応持っといた方がいいんじゃないか?

 

閑話休題

 

「うん、あの場所いいな。」

 

窓から校舎の外を眺めてみると運動場らしきものが見えた。

僕には銃など必要ない、その事を証明するためには...

 

 

「ダメにしてもいい射撃訓練用の的をあそこに持って行って貰えませんか?

かるーく見せてあげますよ、僕の力を。」

 

実際に見てもらうのが一番だろう。




ナスくん頑張れ
彼はアコに服装云々言っていますが、彼自身ベジータのCC戦闘服(肩パッドがなくてズボンを履いているサイヤ人戦闘服)みたいなのを着ているので、何となく周りからは変な格好だなぁとは思われています
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