「体育祭! 超学校っぽいじゃん!」
そんないつもの言葉と共に、体育祭への準備が始まった。第1回戦の障害物競走はあまり活躍できず、第2回戦の騎馬戦。
「30位だから俺は……70点か!!」
2~4人のチームを組み障害物競走の順位に応じた持ち点の合計がチームのポイントになる。
彼のチームは柳レイ子、角取ポニー、取蔭切奈。
「うっひょハーレムじゃん俺」
「ワット! ハーレム! なんてハレンチ!!」
「もしかして角取って外国人?」
「知らなかった? アメリカ出身よこの子」
取蔭が角取の情報を補足する。
「まァじで!? アメリカってヒーローの本場じゃんどうして日本に?」
「準備の時間15分しかないから、早く作戦練らないとうらめしいことになる」
「あ! そうだそうだマジだ!」
「じゃあまず皆さんの個性確認しまショー!!」
「私の個性は『トカゲの尻尾切り』。まぁ身体を分割して宙に浮かしたりできる個性ね」
「じゃあ偵察とかに向いてるわけだ」
「そゆこと〜」
未効の言葉に肯定する取蔭。
「ワタシの個性は
「私の個性はポルターガイスト。人ひとりの半分くらいまでの身近なものを操ることが出来るの」
「んで俺の個性は個性が効かない個性。そうだなぁ例えば爆豪の爆発とか、まぁ個性によるものだったら何でもだ。全部効かない」
「つまりウチの物間のコピーも?」
「効かない」
「泡瀬の溶接も?」
「効かない」
「円場の空気固めんのも?」
「そう、攻撃が通る」
「あと……」
「思いつかないならいいよ? 取蔭ちゃん」
「んじゃあまず騎手は取蔭、君に任せたい。取られそうになったら首を飛ばす。角取は自分の判断で角飛ばしてくれ。んで柳は自分の判断で飛ばした取蔭の部位を操る。俺が先頭を行く。爆豪とか轟とかのやべえ奴の防御は任せろ」
「単純だけどいい作戦ね。攻撃系の子はほぼ安心だとしてじゃあ他に脅威な子とかっている?」
「あぁ、多分1番の脅威は葉隠透。透明になってる個性だ。多分騎手になるだろう」
「え!? 透明だったら見えないじゃないデスカ!!」
「いやまぁ……ハチマキはしてるから頭の位置はお前らにもわかるとは思うが、全体像を見れるのは俺だけだ。見えてからの指示じゃちょっと遅れるから、宙に浮いてるハチマキを見たらソッコー逃げる。いいな?」
いつもの様子とは違い、真面目な未効。
「うん」
「おっけー」
「わかりました!!」
「あと……俺は勝ちたい。10,000,000点見つけたら危険だけど、取りに行っていいか?」
「もちろん、いいに決まってるじゃない」
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負けました。
「いやほんっとごめん!!」
常闇の影に巻かれ飛び出した緑谷がハチマキ取ってすぐに戻るなんて予想もしてなかった……。しかも常闇の個性防御に使うだなんてそんなの本人にも思いつかなかったんじゃないかな……。もしかして緑谷って頭いい?
「いやあんただけのせいじゃないよ。まさかあんだけノーマークだった緑谷に取られるとはね」
「誰のせいとか言い合うのはやめましょ。やれることは全部やった。それでこれなんだから」
「柳は優しいね〜」
惜しくも決勝戦のキップは逃しちまったが
とまぁ、
「おぉいおいおいおいA組の未効君!!
「あ! もしかしてお前がB組の物間? ちょっかいておま……そんなつもりじゃねーよ!」
なんて両方笑いながら言い合いが始まったのだ。
「ハーレムなんて言葉が出てたって証言も出てるんだけど〜!?」
「やっべ!!」
「こら気持ち悪い絡みするんじゃないの」
手刀で落とされた物間。え!? 手刀で!?
「き、君は?」
「あー私はB組の委員長、拳藤一佳。こいつはあんま……気にしないで」
笑顔で手を振りながら物間を引っ張っていく拳藤。
「強ぉ……」
体育祭も終わり、教室に戻った俺たち。
「おつかれっつうことで、明日明後日は休校だ。プロからの指名等をこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ」
そう、あれだ、職場体験が始まるんだ。
「どんなヒーローから指名来るんだろうな〜。楽しみだな〜。ただいま!!」
「おかえり!! めっちゃかっこよかったよお兄ちゃん!!」
「ふふ、私がプロならすーぐ声掛けちゃうんだけどな〜」
家に着いた俺はもちろんテレビ中継を見ていた料と母さんに出迎えられ、労いの言葉を受けるのであった。
個性は、使い続けることで更に強くなっていくぞ!
次回はヒーロー名考えるためかなり遅くなると思います
主人公に好感は持てますか?
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はい
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いいえ
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キャラが薄い