超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~ 作:ソルヒート
プロローグ ~世界との別れ~
OP・『流星のビヴロスト』(超次元ゲイムネプテューヌ OP)
「はぁ...!、はぁ...!」
とある大都市にて二つの異形が戦っていた。二つの異形は、お互いの攻撃で傷だらけで、片方の異形は、仮面ライダーウィザード・インフィニティースタイルに似た上半身の鎧は、あちこちに切り傷があり、そこから多少の血が流れ、仮面ライダーブレイドに似た下半身は、上半身同様、あちこちに切り傷でぼろぼろに、仮面ライダー1号に似たバッタを連想させるオレンジの複眼の仮面は、所々にヒビがついている。一方、もう片方の異形は、アークオルフェノクに似た顔は、左の片方の目が潰れ、そこから多少の出血が、ン・ダクバ・ゼダに似た上半身は、切り傷と痣で血に染まっていて、白い魔法使いに似た下半身は右ふくらはぎが爆発か何かで剥き出しになった骨...というよりは機械のような者が見えている。こんなに激しい戦いをしているのにも関わらず、大都市には二つの異形以外誰もいない、それもそのはず、この二つの異形の戦いによって大都市が崩壊しているのである。
「はぁ...はぁ...どうやら...互いに...はぁ...満意喪失...はぁ...だな...!」
ぼろぼろながらも勝ち誇ったように言う仮面の異形は左腕についているぼろぼろになった折り畳み式の銃剣を投げ捨てる、よく回りを見ると、お互いが使っていたと思われる大破した武器があちこちに転がっていた、しかし、白い異形はふんっと鼻を鳴らすように笑う
「満意喪失?これを見てどこがた?」
「...何?」
「お互い、『あの力』を使ってないじゃないか...あの、『己の意のままにすべてを破壊する力』を......お前が最も恐れている力を!」
「......っ!!」
白い異形の言葉に顔を強張らせる仮面の異形
「わかんねぇなぁ...あんなすべてを破壊する力を互いに持っているのにお前はそれを恐れる理由が...全く...そんなお前に望みとやらを託して散ったお前の仲間の気が知れねぇなぁ」
アギャギャギャギャっと不気味な笑い声をする白い異形
「............れ」
「あぁ?」
突如、仮面の異形が何かを呟くと、白い異形は聞き直す
「......黙れぇ!!!」
仮面の異形が叫ぶと仮面の異形の体から赤に近い色のオーラが全身に放たれ、その直後
《Destroy from Awayking take of》
仮面の異形の腰についている仮面ライダー1号に似たベルトから音声が流れる。その時、仮面の異形の体に赤に近いラインがあちこちに入り、仮面の複眼も、オレンジから赤に発光し、口部分からプシューっと煙が吹き出る。
「!!?....ふふっそうだ...その時を待っていたのだよ......兄弟ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいい!!!」
白い異形も一瞬驚愕するが、待っていたと言わんばかりに先ほどの仮面の異形と同じように赤に近いオーラを放ち、同じくその白い体に赤に近いラインが入り、眼も血のように赤く染まる
「「............」」
崩壊する大都市の中、訪れる静寂。互いに距離を開けて向き合う二人の異形 そして
バッ!
バチチィ! バッ!
バチチィ!
互いに歩み寄りながら白い異形は右手を前に出し、そこから赤い波動を放つ、放たれた波動は仮面の異形に当たり、全身に電撃が走り一瞬苦しむも、仮面の異形は左手を前に出し、同じく赤い波動を放ち、白い異形にも同じく電撃が走るが、互いにその歩みは止まらない
バッ! ダッ!
バッ! ダッ!
互いに全身に走る電撃を白い異形は片手で、仮面の異形は両腕で払い互いに残った距離を走って一気に詰める。そして互いの距離が狭まった瞬間、同じタイミングでジャンプし、仮面の異形は左拳で、白い異形は右拳で、互いの顔面にクロスカウンターでぶち当てる、そして互いにぶっ飛び、コンクリートの地面に転がる
仮面の異形「ぐふぅ!?」
白い異形「があぁあ!?」
互いにコンクリートの地面に叩きつけられてダメージを負うもののすぐに立ち上がり、走って再び距離を詰め、何度も、何度も殴り合う
仮面の異形「うおぉぉぉお!!」
ドガッ! ピキシッ...
白い異形「ぐがぁ!?」
仮面の異形の放った左ストレートは、白い異形の腰の銀色のバックルのような者に当たり、銀色のバックルにヒビが入り、白い異形はもがき苦しむ
仮面の異形「うわぁぁぁあ!」
白い異形「ぜやぁぁぁあ!!」
ドゴッ! パキシッ...
仮面の異形「ぐおぉっ、く!」
もう一発と言わんばかりに左拳を大きく振りかぶって再び左ストレートを放つも、そうはさせまいと白い異形が放った右ストレートで逆に自信のバックルを殴られ、白い異形と同じバックルにヒビが入り、もがき苦しむ
「「ハァ...ハァ...ハァ...」」
互いにバックルにヒビが入り、虫の息になる二人の異形、すると二人の姿が変わる、仮面の異形はボサボサの天然パーマの茶髪に白い瞳の青年に変わり、白い異形は同じくボサボサの天然パーマだが黒髪で、瞳の色も血の色のように真っ赤な瞳、そして何より特徴なのは二人とも......
同じ容姿に、同じ声なのである
???2(白い異形)「ハァ...ハァ...く、くははは..」
???(仮面の異形)「ハァ...ハァ...うあぁぁぁあ!!」
バキッ!
???2「ぐ!?...ぁぁぁあああ!!!」
ドガッ!
???「ぐふっ!?...ぉぉぉおおお!!!」
ドゴォン!
仮面の異形だった青年が殴ったことから始まり、再び殴り合う二人、崩壊した大都市からは二人が殴り合う音しか聞こえなかった
???・???2「「ハァ......ハァ......ハァ......」」
お互い、もう立つことは愚か、呼吸することすら困難になるまで殴り合い、虫の息の二人、そして...
???・???2「「............うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!」」
ーーーズガアァァァァァアン!!
互いに残された力を振り絞り、再びクロスカウンターになり、そして
ーーーーーーーーードサッ......
力尽きて大の字に倒れたーーー相討ちである
二人が倒れてしばらくすると、二人の所に二つの魔方陣が現れる、白い異形だった青年は赤黒い魔方陣に、仮面の異形だった青年は白い魔方陣にそれぞれ飲み込まれる、すでに力尽きて、死んでいるように眠る二人は抵抗することもなく、魔方陣に飲み込まれる。二人を飲み込んだ魔方陣はそのまま何事もなくすぅと消えていった
崩壊した大都市には、倒れた二人の姿は無く、嵐が過ぎ去ったような寂しい風しか吹かなかった
プロローグ・fin
ED・『青空になる』(仮面ライダークウガ ED)
いかがでしたでしょうか、衝撃のプロローグ!次回はゲイムギョウ界に変わりネプテューヌ達が登場&早くもオリジナルの敵組織が宣戦布告!そして消えた二人の異形の行方は以下に!?次回と今後の展開を見逃すな!
次回、超次元ゲイムネプテューヌ~嵐の仮面ライダー~
第1話 『超次元に現れし流星の名を持つもの』
ネプテューヌ「次回も刮目せよ!」