超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~ 作:ソルヒート
改造人間にされたカズマの運命はいかに.....
第40話 新たなる誕生
OP ・ time (仮面ライダー4号 主題歌)
「ひ....酷い目にあった.....」
《へいへい、マスター大丈夫~?》
「.....これが大丈夫な訳あるか」
プラネテューヌ教会にてピーシェに"男のチェリーエナジー"を蹴られ、意識を失っていたメテオは未だに残る痛みに耐えながら離れた所でネプテューヌと戯れているピーシェを見ていた。
「だ・か・ら!戯れていないって!!あ、こらピーシェ!それは私のプリーーーーン!」
「あはははははは!!」
「返せぇーーーー!それはメテオが私に作ってくれたプリンなんだからぁーーーー!」
ネプテューヌは楽しみにしていたメテオ作のプリンをピーシェに盗られて怒りの表情で彼女を追いかけ回していた。
「なにやってんだか....プリン位、俺がいくらでも作ってやるって言うのに....」
《マスター....》
「ん?」
《.....このわからず屋》
「.....は?どういうことだ?」
デスティニーからの一言にメテオは意味をわからずにずっと頭に疑問符を浮かべていた。
『ネプテューヌ、メテオ、ちょっといいかしら?』
「ん?ノワールか、どうした?」
突如メテオのNギアに、ノワールからの連絡が入って来る。
『実は.....』
『お願い!ネプちゃん!仮面ライダーさん!助けてください!!』
『カズマさんが.....カズマさんが!!』
「ねぷっ!?マベちゃん!?サイバーコネクトツーちゃん!?」
Nギアの映像からノワールの姿が写し出されるが、そこに割り込んで来るようにオレンジ髪の爆乳の少女と、獣のような格好をした金髪の少女が現れ、助けを求めてくる。
ネプテューヌは二人の事を知っているらしく、驚く。
「とりあえず落ち着け、何があった?」
『は、はい!カズマさんが怪人に襲われている私達を助ける為に、自分を犠牲にして.....カズマさんがダークネスに捕まってしまったんです!!』
「なに?.....あの、馬鹿!ダークネスに関わるから!」
《落ち着いてくださいマスター、場所は特定してあるのですか?》
カズマがダークトゥダークネスに捕まった.....以前にダークネスに関わるな、と忠告していたメテオはそれを無視した事に苛立ちを露にするが、デスティニーに諌められ、そのままデスティニーは彼女.....マーベラスAQLに質問をかける。
『はい、友達の伝でカズマさんがプラネテューヌの廃棄物処理所に隠された地下施設に連れ込まれたって情報を得たので、恐らくそこに.....お願いです!カズマさんを助けて!』
『ネプテューヌ、メテオ、私からもお願い、ラステイションの国民がダークネスに連れ込まれた事は私にとっても由々しき事態なの、出来れば私も行きたいけど、ファートゥスやあの魔女の残していったモンスターと怪人の討伐で手が回らないの.....お願い!』
必死に頼み込む彼女.....サイバーコネクトツーとノワールの二人にメテオはやれやれ、と顔を俯かせて頭を左右に振る。
「.....そうだな、忠告を無視したとは言え....俺見たいな改造人間をこれ以上生む訳には行かないからな....わかった、引き受ける」
《まあ、なんだかんだでお人好しのマスターなら引き受けるって私にはわかってましたけどね~♪》
「マベちゃんとサイバーコネクトツーちゃん....そしてぼっちのノワールの頼みだもんね、それにダークネスを放っとく訳には行かないもんね!任せてよ!」
『ありがとう....でもぼっちは余計よ!』
マーベラスとサイバー、そしてノワールの頼みを引き受けたメテオとネプテューヌ。
二人はさっそく作戦会議を始める。
「んで、乗り込む人選は....なるべく少ない方がいいな、敵陣に乗り込む訳だし」
「そうだね、とりあえずは私とメテオは確定で、後は....」
『わ、私も行きます!』
メテオとネプテューヌが乗り込む人選を考えていると、マーベラスが自ら名乗りをあげる。
「いいのか?相手は怪人、並大抵の人間じゃ勝ち目はないぞ」
「大丈夫だよメテオ、マベちゃんはああ見えて"忍び"、こう言った潜入はお手の物だよ!」
『はい!きっとお役に立つと思います!』
最初メテオは、人間であるマーベラスが来るのを渋ったが、ネプテューヌが彼女の事を話すと、納得してメンバーに加える。
「3人か....出来れば後2人位は欲しいな....」
「それなら私も行きます!」
「ねぷっ?ネプギア、あいちゃん?」
「話は聞かせてもらったわ」
メテオの呟きに、ネプギアとアイエフも名乗りをあげて来て、ネプテューヌは驚く。
「決まりだな....」
《そうですね、ここは二人一組になって行動した方が良さそうですね》
「それはいいけど....一人余るわよ?」
「まあ、そうなったら一人でなんとかするしかないだろ」
《"伝説の傭兵"だって一人でなんとかしてきたんです!ならば私達もそうするべきです!》
「お前は何を言ってるんだ、デスティニー?」
相棒の謎の発言に、メテオは頭を抱えるしかなかった....。
因みに二人一組を作るために"アミダくじ"でそのメンバーを決めたのだが結果は.....。
「頑張ろう、あいちゃん!!」
「まさかねぷ子と組むなんてね」
ネプテューヌとアイエフのコンビと.....。
「よろしくねネプギアちゃん♪」
「はい、頑張りましょうマーベラスさん!」
ネプギアとマーベラスのコンビ、そして.....。
「.....解せぬ」
《マスターの運のなさは世界一ぃぃぃぃぃ!!》
.....メテオが余った。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
プラネテューヌに唯一ある廃棄物処理所。
「プウ.....これはたまげたわね.....」
「マベちゃんの情報は本当だったらしいね.....」
幾つもある入り口のひとつの近くにあるゴミの溜まりにネプテューヌとアイエフの姿があった。
「まさかこんなゴミの溜まり場にダークネスのアジトがあったなんてね.....」
「メテオは?」
「あいつならもう、潜入済みよ」
入り口の所からアジトの内部を眺めるネプテューヌとアイエフ。
一方、メテオは既に仮面ライダーストームに変身して単独で内部に潜入して内部にて黒いフードを被り、機関銃を持って警備にあたっている、ダークネス戦闘員達の様子を伺っていた。
「.....まさかゴミの下にダークネスのアジトがあったなんて.....」
「まさに"臭い"ってやつだね.....でもヒド~イ、女の子なのにぃ.....」
「マーベラスさん、そんなことを言ってる場合じゃ.....」
同じく、既に内部に潜入済みのネプギアとマーベラスのコンビはだいぶゴミの中を渡って来たのか、服がひどく汚れ、体に悪臭が染み付いてしまっている。
「.....ッ!こ、これは.....!?」
「どうしたの?」
窓らしき吹き間から"何か"を覗いていたネプギアは絶句し、気になったマーベラスは同じく覗くと言葉を失った。
「な、何よ.....この桁違いの"軍勢"は.....!?」
そう、廃棄物処理場の地下施設にしてはあまりにも広く、そして尚且つ、プラネテューヌ、ラステイション、ルウィー、リーンボックス.....いずれの国にもないほどの豊富な武装、軍隊がこのたった一つのアジトだけでもそこに備われていた.....。
「こんな組織.....なんなの一体.....!?こんなの.....私達だけじゃとても.....」
一人絶望にうちひしがれるマーベラス、しかしネプギアだけは違った。
「大丈夫です」
「えっ.....?」
「私達には.....軍隊よりも強い人がついています.....そして、誰よりも優しい人が.....」
マーベラスの肩に手を置いて言うネプギアの目は、"希望"に満ち溢れていた.....
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ーーーービシッ!!
単独潜入したストームは、後ろから戦闘員の首に手刀を当てて気絶させ、とある部屋に入った。
「!!.....これは!?」
「!?.....か、仮面ライダー!!」
そこは手術室のような所で、そこには白衣を来た、戦闘員が何人もいて何かの作業をしていたが、ストームの存在に気づき、騒ぎ出す。
「侵入者だ!!」
「裏切り者を殺せぇ!!」
侵入者であるストームを排除しようと騒ぐ戦闘員、しかし、ストームはそれを気にもしないほどの衝撃的なものを目にしてしまう.....。
「カ.....カズマ.....カスミ.....!?」
そこには手術台の上に両手両足を拘束具で封じられて横たわるカズマの姿があり、カズマの体は既に....."人ならざる者"に変えられていた。
「.....お前は.....メテオ....ソルヒート.....」
「何てことだ.....この姿.....まるで"仮面ライダー"じゃねぇか.....」
目を覚ましてストームの姿を捉えたカズマにストームは思わず仮面の下で大きく目を見開く。
それもその筈、今のカズマの姿は、紅いアンダースーツにの上に黒い装甲が取り付けられた上半身、黒い下地に腰にローブが付いた下半身.....そして、何よりも特徴的なのは.....ストームと同じく首に巻かれた紅いマフラーに腰に巻かれた風車のようなバックルが付いたベルト.....後は顔に仮面を着ければ間違いなく、"仮面ライダー"とも言える姿であった。
『そうとも.....その男は貴様と同じ、"仮面ライダー"』
「!?.....この声、まさか.....マッド・ヘル!!」
手術室に取り付けられたスピーカーから、嘗て自分を改造人間にした科学者.....マッド・ヘルの声が聞こえ、ストームは声を荒らげる。
『ククク.....久しいな、"ホッパー・ストーム".....いや、今は"仮面ライダーストーム"か?』
嫌味を言うように笑うヘルにストームは怒りを隠さずに叫ぶ。
「それよりもこいつも"仮面ライダー"って言うのはどういう事だ!!」
『フフ.....いや、正確には"仮面ライダー"としての貴様のこれまでの戦闘データを元に改良を加え、元より計画していた.....ワシの手で造り上げた"新たなる仮面ライダー"じゃ!!』
「新たなる、仮面ライダー.....だと?」
ヘルの言葉に戸惑うストーム、するとカズマが両手両足の拘束具を"破壊"して起き上がった。
「はぁ.....?なんだ、この"力".....!?」
以前とは比べ物にならない程の"力"の違和感に戸惑うカズマ。
「とっ.....ッ!」
そして立ち上がろうとするが、その違和感により体が思うように動かずに手術台から落ちる。
「く.....取り押さえろ!!」
それを見た白衣の戦闘員が他の戦闘員に指示してカズマを捕らえようとするが.....。
「うるせぇ!今はそれどころじゃ.....ッ!?」
カズマがせめてもの抵抗と腕を振った瞬間、戦闘員達が....."切り裂かれた"。
「.....なっ!?」
それを見たカズマは、驚愕の顔をすると共に更なる驚きに気づく....。
「か...."感じ"ねぇ!?何も"感じ"ねぇ!?」
カズマが気付いた違和感の正体....それは"感覚".....当たったり触れたりする事で体に"感じる"もの....."感覚"がなくなっていることに.....。
「なんだよ.....どうなっちまったんだよ、俺の体.....!?」
「それは"脳改造"をされてなくて人間誰しもが"感じる"....."感覚"が一時的に消えてしまってんだよ」
「な.....にぃ.....!?」
戸惑うカズマの疑問に答えるストーム、彼はその言葉を信じられないっと言った顔でストームを見る。
「.....だがその体を時間を駆けてならして行けば時期に"感覚"を取り戻し....人間の"フリ"を演じる事が出来る」
「に.....人間の....."フリ".....だって.....!?」
「そうだ.....カズマ・カスミ.....」
未だに自身の身に起きてしまった事に信じる事が出来ないカズマにストームは言葉をかける。
「俺と来るか?」
ストームの口から開かれた言葉、それはカズマに何をもたらすのか。
その言葉を答えた先に何があるのか?
ただこれだけの事は言える。
今、ここに....."新たなる誕生"を告げた瞬間であった。
第40話・fin
ED ・ 流星のビヴロスト(超次元ゲイムネプテューヌ OP )
新たなる改造人間、新たなる仮面ライダーとなったカズマ.....果たして彼が選んだ答えは?
次回、第41話 俺が選んだ"正義"
次回も楽しみに!!
感想待ってます!