超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~ 作:ソルヒート
いや~、仁良の野郎は最後までゲス野郎でしたね~。
ブレンもブレンで最後(?)は実に哀れでしたし(笑)
でもいつか自分もこんなゲス野郎を書いてみたいと思っているマル。
.....だってその後にボコして絶望させるのが楽しそうだし(黒笑)
メテオ「だからって仲間にひどい目を逢わせるってぇんなら、容赦はしないぞ?」←怒りの変身5秒前
ウソウソ!?嘘だから!だからやめてぇ!?
と、取り敢えず、第4章前半ナイツ編の最後、ご覧ください!
第43話 終焉、その果てに.....
OP ・ time (仮面ライダー4号 主題歌)
バイクに跨がりながらも、そのバイクの馬力に振り回されるアイエフが、ライフルを構えるDライダーに突貫する。
「何よこのバイク!?馬力が半端じゃないわよ!?何よこのスピードメーター!"1000㎞"まで出せるじゃない!!」
白いカラーリングを主体としたバイク....."テンベスト(大嵐)"の性能にアイエフは阿鼻叫喚の叫びをあげる。
「チィ!」
「そうは.....」
「させない!」
咄嗟にアイエフに照準を向けるDライダーだが、ストームがアイエフの乗るバイクに飛び込んで強引に運転を代わり、ネプテューヌがDライダーに攻撃をする事によって妨げられる。
「.....チッ」
舌打ちをしたDライダーは、額にあるポインター....."ダークシグナル"を点滅させて、あるものを呼び出す。
「.....なるほど、そうやって呼び出すのか....」
それを見ていたナイツも、何を呼び出すのかわかっているのか、同じように自身の額にあるポインター....."ナイトシグナイター"を点滅させて同じくあるものを呼び出す。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ダークネス戦闘員達がキラーマシーンを運び出して撤退している場所に隠れているネプギアとマーベラス、すると近くにあった何台も停めてある"バイク"が突然エンジンをかけ始め、自ら"意志"を持っているかのように動き出す。
「ッ!?え?」
「バイクが.....勝手に!?」
突然の出来事に驚き、見届けるしかなかったネプギアとマーベラス、しかしそのなかに"黒いバイク"が混じっていたことに気付く事はなかった.....。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「来たか.....」
そう呟くDライダーの視線には先程自らの意志で動くバイクが横一列に並んで向かって来ている。
Dライダー達はそれぞれのバイク.....テンベストに乗り込む、しかしその内の一体をナイツが後ろから取り押さえる。
「は、放せ!!貴様.....なにをする気だ!?」
「まーた、解ってるクセに.....」
Dライダーとナイツの前には、激しくバイク同士でぶつかり合うテンベストと、ナイツ専用の黒いバイク....."マシンナイトメア"が向かってきていた。
そしてそのまま2台のバイクは二人を撥(は)ね飛ばし、激しい轟音をたてる.....。
「カズマ!!」
撥ね飛ばされたナイツとDライダーは地面に激突し、地に倒れ伏す。
ストームは思わず叫びをあげてしまうが、ナイツがむくりっと起き上がったのを見て、胸を撫で下ろす。
「い....てて....って事は、へへ....まだ生きてる」
「もう....あいつもあんた達に似て無茶するんだから....」
痛みが走る頭を抑えながら生きている事に笑うナイツだが、目の前で"心臓"とも言える"ベルト"を破壊され、絶命しているDライダーの亡骸を見て、仮面の下で苦虫を潰したような顔をする。
そんな事を知らずか、寿命が縮んだような感じにとらわれたアイエフはそう呟く。
「....あいつら、体当たりを仕掛けてくるつもりね.....」
「ああ、しっかり掴まってろ、いいな?」
「え?.....ええ!」
安心するも束の間、今度はバイクに乗ったDライダーの2体が、ストームが運転し、その後ろに乗るアイエフが乗ったバイクの後ろを着いてきている。
その事を確認したストームはアイエフにしっかり掴まっているように言い、アイエフもストームを離さないと言わんばかりにしがみつく。
その際、アイエフの顔が嬉しそうなのは野暮だから黙っておこう.....。
Dライダー達がストームとアイエフの乗るバイクを挟み込むように回り込み、ストームは前方にナイツが倒れている事に気付いて動きを止めてしまう。
それを狙っていたかのようにDライダー達が前後から挟み撃ちで突貫してくる。
「挟み撃ち!?」
アイエフは慌てるものの、ストームは冷静にバイクの上体を持ち上げ、所謂ウィリー走行の状態にして飛ぶ。
それを逃がさんとDライダー達も飛ぶが、ストームはそれを見越していたかのようにタイミングを見計らってアクセルを吹かして勢いよく更に飛ぶ。
その際にアイエフがストームから手を離してしまって落ちかけるも、ストームが彼女の手を掴む事によって事なきを得る。
そして味方同士による正面衝突をしそうになるDライダー達は、ふと横に目を向けるとそこには.....。
「終わりよ.....」
剣を構えて待ち構えていたネプテューヌが向かってきていてそして.....。
「ヴィクトリースラッシュッ!!」
Vの字を描くような斬撃を放つネプテューヌによってDライダー達はバイクもろとも真っ二つに切り裂かれて爆発する。
「へっ.....やるじゃねぇか.....なんだ?」
その光景を見ていたナイツはそんなストームとネプテューヌの二人を称賛していると、どこからともなく聞こえてくる機械音と、鳴き声.....そして突如突き破れる壁.....。
「な.....んだあ!?」
その正体は燃え盛るキラーマシーンと、悲鳴をあげて燃え尽きる戦闘員達、ナイツは思わずに叫ぶ。
「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「これでも食らって!!」
キラーマシーンと戦闘員達が燃えている原因は、彼らの後ろから砲撃を放つ女神化してMPBLを構えたネプギアと、忍術で炎を放つマーベラスであった。
彼女達は持ち運ばれようとしているキラーマシーン等の兵器を破壊する為にやっているのである。
「どうしてこんなものが!」
諜報員としてキラーマシーン等の事を知っているアイエフは、何故このプラネテューヌにあるのかを疑問の声をあげると、最後に残ったライフルを持ち、バイクに跨がるDライダーが笑いながら答える。
「クク.....こいつらは前の守護女神(ハード)戦争で残された.....ルウィーの置き土産だよ」
「おい.....まさかこいつで昔見たいに、プラネテューヌを焼き払おうってんじゃないだろうな.....」
傷付き、がたついた体に鞭を打ち、立ち上がるナイツにDライダーは答える。
「無論だ!ダークネスの目的は"全次元世界の征服"、俺達改造人間はその悲願を達成するために造られた"兵器".....こいつらと同様というわけだ」
"兵器"と同様の存在.....それが改造人間の存在意義であり、最終目的は"全次元世界の征服"の為の悲願を達成するものだとDライダーは答える。
「へ.....確かに.....この体は"兵器"に違いねえ.....」
立ち上がりながらナイツは、口を開き、その言葉を否定するかのように叫ぶ。
「だがなダークネス!!こいつはてめえらを叩き潰す為に使わせてもらうぜ!!」
ナイツはふらつきながらも近くに倒れてたバイク.....マシンナイトメアを掴み、立たせる。
「カズマ.....無茶をするな!!」
「へっ.....」
止めようとするストームの叫びにナイツは笑いながら前に自身が秘めた思いを思い出す。
ーーーペンは剣より強し
「.....隠蔽・抹消、報道をも越えた"悪".....!!」
「死人に口なし.....シンプルな力だ」
「だがら....."ダークネス(てめえら)"みたいな巨悪は!!結局こいつでぶっ壊すしかねえって事だ!!」
自身の拳を握りしめて叫んだナイツは、マシンナイトメアに乗り込み、Dライダーの真っ正面に突貫する。
「.....自力で立てもしない男が!!」
Dライダーはライフルでナイツに数発、発泡するが、マシンナイトメアのフロントガラスによって阻まれる。
「まだだ、今かわせば後ろを取られる!!擦れ違い様に撃ち抜く!!」
リロードで弾を込めて再びライフルを構えるが、いつの間にか、もうマシンナイトメアにナイツが乗っていない事に気付く。
「っ!?」
一瞬驚くものの、ふと上を見上げれば、既に跳躍して右拳を振り上げるナイツの姿があった。
「ライ.....ダァァアア.....」
慌ててライフルを構えるも、既に遅く、撃つよりも早く、ナイツの拳がDライダーの顔面を捉えた。
「パァァァァァンチ!!」
ナイツの放った拳は、見事にDライダーの顔面に直撃し、Dライダーの仮面は、木端微塵に吹き飛ぶ。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
『.....失敗したな、マッド・ヘルよ.....だがその命、まだ生かしておこう.....』
「はっ!あ、ありがたき幸せ!」
第2の神殺しの計画に失敗したヘルは、大首領ゼ・オにその事を追及されるが、特別に見逃してもらい、滝のように冷や汗を流しながら頭を下げる。
「この失態は必ずや、現段階に進めている"三人目の神殺し"で取り戻します!!」
『"三人目の神殺し"....."ブレイズ(業火)"か.....』
「はっ!.....あやつは現在、このゲイムギョウ界で行われている"女神反対派"の連中の一人....."アノネデス"との協力で造りあげています.....何分、ストームやナイツとは違い、"ブレイズ"以降の"神殺し"は一癖も二癖も強いもので.....」
『当然だ....."ブレイズ"以降の"神殺し"の連中は未だに"覚醒"の段階に至っていないストームやナイツとは違い、"初めから"覚醒の段階に至っている.....その分、その力は絶大で、裏切り者のストームとナイツ.....そして女神どもが束になっても恐らくは赤子を捻るが如く容易く葬るだろう.....』
「はっ!では急ぎ、残り三人の"神殺し"....."ブレイズ(業火)"、"フリーズ(氷結)"、そして"ロード(君主)"の開発に取り掛かります!」
報告を終えたヘルはそう言ってゼ・オとの通信を切り、別の人物と通信を取る。
「聞こえるか?....."アノネデス"」
『アラァ~?な~にヘルちゃん?貴方から通信なんて珍しい?』
通信は音声のみだが、その声が聞こえてくるのは女口調の男性の声。
ヘルは気にせずに続ける。
「"ブレイズ"の段階はどうだ?」
『ああ、"ブレイズ"ちゃんの状態~?もうじき完成よ~、けどまだまだ調整が必要ね、スペック等とかがまだオリジナルの"10分の1"しか再現出来ていないの.....』
「それは当然じゃ.....何せ装着者への安全の為に力にリミッターを掛けているストームや初めから安全性重視のナイツとは違って"ブレイズ"は初めから性能重視で安全性等、初めから度外視しているのだからな.....」
『その分スペックは非常に強力だけど、装着者も殺すようなデメリットがあるなんて....見切り発車も良いところよね~?』
「じゃからこそ"業火の愚者(ぐしゃ)"と言う異名を持っているのだ"ブレイズ"は....さて、裏切り者のストームとナイツ、そして女神どもよ....こやつに対してどう動くかな?」
通信で会話をしながら楽しそうに笑うヘルの顔は....あまりにも不気味だった........。
すべては大首領ゼ・オの野望...."全次元世界の征服"、そして.....自身の"全て"を否定した.....イストワールを初めとする4国の"教祖"達への"復讐"の為に.....。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ストーム、ネプテューヌ、アイエフの三人はアジトから脱出する為にアイエフはナイツから変身が解けてしまい、気を失ったカズマを連れて....ストームとネプテューヌは、群がるキラーマシーンや、戦闘員達を蹴散らしていた。
「メテ....オ.....ネプ.....テュー.....ヌ.....流石に強いなあ.....」
「カズマ!?」
意識を取り戻したのか、口を開くカズマにアイエフは驚く。
「けど俺だって.....負けてねえ、初めてで二人も"殺し"ちまったんだからな.....」
いつものようにスクープを求めていたら、ある日突然人間ではなくなり、"化け物"となって同じ"化け物"を二人も殺した.....そんな突然の非日常に足を踏み入れてしまったカズマ.....。
「それでもよ....クソッ....」
まるでそれを後悔するように彼はそのまま語り続ける。
「もう人間じゃねえなんて....」
ーーー実感が湧(わ)かねえ.....
「カズマ.....?カズマ!?」
再び意識を失ったカズマにアイエフは必死に声を掛けるも、彼はピクリとも動かない。
まるで死んでいるかのような眠りに、彼は着いていた。
(そうだカズマ.....俺は強くあり続ける筈だった.....)
戦闘員達を殴り飛ばしながら考えるストーム。
(一億人殺しの事件で多くの命を奪った時から俺はそう誓った筈だった!)
ーーーこの世界に来て、ネプテューヌ達から貰った暖かみを貰い.....改造ベットで横たわるお前を.....もう一人の"俺"を見るまでは.....!!
彼の頭に過るは.....この世界に来て、ネプテューヌ達に会い、言葉にあらわしようのない暖かさと、自分と同じく、望まずに体を改造され、人間ならざる者に変えられたカズマの姿。
ーーーメテオさん.....本当は怪人といえど、殺し続けている事に疲れているのではないですか?
ーーーお前、弱くなったな.....
そして以前、イストワールに言われた言葉、とある別世界に飛ばされてその先に出会った宿敵の思念体に言われた言葉.....。
(俺は孤独に敗れて、仲間を求めてしまった!!)
ーーーまるで....人間の様に.....
望む望まずとも、見てみぬ振りなど出来なかった彼は、せめて誰にも悟られず、巻き込ませずに一人で戦うつもりでいた.....しかし、このゲイムギョウ界に来てからはそれが薄れてしまった.....結果、ダークネスとは関係のない世界で生きていたネプテューヌ達、そして自分と同じく改造人間にされてしまったカズマを巻き込む事になってしまい.....更には.....。
ーーー約束だよ.....。
とある別世界で出会い、再会を約束した少女を初めとする多くの別世界の人間も巻き込んでしまった.....全ては.....。
(この戦いを長引かせ、ネプテューヌやみんな、そしてカズマを戦いに巻き込んだのも.....全ては.....)
ーーー己の弱き"力と心".....!!
ストームはそんな自分を許せないでいた、過去の苦しみから一度は解き放たれても.....また新たな苦しみが彼の心と体を蝕んでいた。
「.....メテオ」
「ネプテューヌ.....?」
すると隣で戦っていたネプテューヌがストームの手を掴み、側に寄り添う。
「もう、一人で抱え込まないで.....」
「.....え?」
彼女の言葉に、ストームは理解出来ずに戸惑う。
「貴方はそうやって一人で抱え込んでしまう.....それじゃいつか貴方は壊れてしまう.....私はそんな貴方を見たくないの.....だから.....」
ストームに抱き着き、涙を流しながら彼女は続ける。
「もう....一人で抱え込まないで.....!!もっと私を.....みんなを頼って.....!!カズマも.....きっとメテオの力になってくれるから.....!!」
「.....」
ーーーメテオ君、この"繋がり"はきっと無駄な事じゃない.....人の繋がり、"絆のリンク"は何よりも勝る大きな力となる.....
「絆.....か」
以前に飛ばされた世界で、"魔神"と呼ばれた男に言われた言葉を思い出し、思わず呟く。
「ネプテューヌ.....今すぐとは言えないかもしれない、けど.....少しずつお前やカズマ.....みんなを頼ってもいいか?」
「.....っ!!ええ!もちろんよ.....!!」
仮面の下でネプテューヌに微笑みを掛けるストームにネプテューヌは涙を流しながらも微笑んで返す。
その様子を、戦闘員を蹴散らし終えて合流したネプギアとマーベラス、そして気を失ったカズマを担ぐアイエフが微笑ましく見るのであった。
第43話・fin
ED ・ ネプテューヌ☆さがして(超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION ED)
ようやく終えた第4章前半!!
いかがでしたか、ナイツ編は?
次回は第4章の後半、神次元の来訪者編に移ります!
と言うことは.....あのオカマやあのドS女神も登場致します!
そして次回からはシリアス全開だった前半から一気にコメディとメテオ悲惨(笑)がつくような後半に入ります!
次回、第44話 ノワールさん、事件です!
メテオ「次回も刮目しろよ?」
お楽しみに~、感想をお待ちしています!