超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~ 作:ソルヒート
そうです!2話連続投稿です!
無事、仮面ライダーとなったカズマを救出をしたメテオ達!しかし事件は立て続けに起こる!
第44話 ノワールさん、事件です!
OP ・ climax jump(仮面ライダー電王 OP)
メテオ達がカズマを救出し、無事にダークネスのアジトの一つを潰したと言う報告を受けて安心したノワールがいつものようにラステイションの勤務に勤しむようになってから一週間.....。
その日の夜に起きたこと.....。
「ふふ~ん♪」
上機嫌に鼻歌を歌い、スキップして自分の部屋を回るここ、ラステイションの女神ブラックハートことノワール。
彼女が何故ここまで上機嫌なのか.....。
「やっと始められるわ.....」
すると彼女は徐に自分の服を脱ぎ始める.....しかし、スカートまで手を伸ばした時にその手を止めた。
「.....そうだわ!」
何かを思い出したかのようにノワールは自身の机の中に隠した"あるもの"を取り出す.....それは.....。
「久々に愛でてみよう.....ねぇ"メっちゃん"♪」
それはメテオを模した小さな人形で、通称"メっちゃん人形"(ノワール命名).....ノワールは人形を手に取ると、自分の胸に持っていって抱き締めたり、頬ですり寄ったりする。
その様子は、彼女からは大量のハートマークが出るくらいの甘々な雰囲気で、普段の彼女からは想像できない程の愛でっぷりである。
「ふふ.....『ノワールは.....俺が守る!!』.....あ~、言われてみたいな~♪」
頬を赤らめ、あらぬ妄想までする始末.....その日ノワールは一日中、メっちゃん人形を愛でていたとか.....。
だが、このとき彼女は気付かなかった.....彼女自身を見ている存在に.....。
「.....ゾクッ!?な、なんだ!?」
《どうしたのですかマスター?》
「い、いや、なんか急に寒気が.....」
《今はまだ夏ですよ?》
その日のメテオは、いつものようにプラネテューヌでネプテューヌ達の夕飯を作る為に買い物をしていたが、突如の悪寒に足を止める。
因みにデスティニーの言う通り、ゲイムギョウ界はまだ夏の季節である。
「.....一応、ホッカイロも買っておくか?」
その日の夜、メテオはほんとにホッカイロを買い、寝るときに着けたが、暑すぎて逆に眠れなかったのは余談である。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
次の日の朝のプラネテューヌ。
「おおっと、危ない!間一髪!」
教会の中の一室、一週間前にあんな事があったにも関わらず、ネプテューヌは今日もゲームに勤しんでいた。
「ぴぃたいくつ!あそんで!ねぷてぬ!!」
そんな中、ネプテューヌに声を掛ける少女.....ピーシェである。
今現在もプラネテューヌで保護している迷子の子である。
今日も彼女はネプテューヌの事をねぷてぬと呼んでいる。
「だからピー子!何度も言っているでしょ!!ねぷてぬじゃなくて、ネ・プ・テュー・ヌ!!」
「ねぷてぬねぷてぬ!」
そのたびにネプテューヌは訂正をするが、頑なにピーシェはねぷてぬと連呼する。
まあ、呼び方をそう簡単に変えられたら誰も苦労はしないだろう.....何より、ネプテューヌと言う名前が単に言いづらいだけだろう.....。
そんな中でもネプテューヌはゲームをやめない。
因みに我らが主人公であるメテオとは言うと.....。
「あ!?おい、ネプギア!何グレネードを投げてんだ!!これ見つかったらゲームオーバーのミッションだぞ!?」
「え?あ!そうだった!」
「おいおいギアちゃ~ん、ゲームにまでおっちょこちょいを持ってこないでよ~?」
「そう言ってお前も後ろから麻酔銃で俺を撃つな!!さりげなくサプレッサー付きの奴で!!」
《マスターの不幸体質がゲームにも影響を及ぶとは.....》
ネプギア、そして新たに仲間に加わり、一週間の治療を終えたカズマと楽しくゲームをやっていた。
因みにやっているゲームは、某蛇のコードネームを持つ伝説の傭兵が敵陣に潜入するステルスアクションゲームで、その中にあった協力プレイが出来るミッションを三人、いや四人でやっていた。
「おぃぃぃいいい!?ベール姉さん!?何俺にCQC で投げ飛ばしてんの!?なんか恨みでもあるの!?」
「ごめんなさいメっちゃん、手がすべって.....」
「手がすべった勢いで俺を盾にするなぁぁぁ!!」
《マスター、マジ悲惨(笑)》
その四人目とはリーンボックスの女神であるベールであり、ベールも三人がゲームをやってるのを見て、途中参加をしたのである。
.....と言うか、潜入任務から途中で味方であるはずのメテオをボコっているのに変わっているのは気のせいだろうか.....?
「これで.....当たって!!」
「食らいやがれぇぇぇ!!」
「貴方には.....ここで果ててもらいますわ!!」
今度は、二足歩行で歩く機械兵器のボスと戦う任務で、ネプギア、カズマ、ベールはそれぞれロケットランチャーでボスに目掛けて一斉に撃つ。
「だから俺を.....巻き込むなぁぁぁぁぁぁ!!?」
ボスの近くで戦っていたメテオのキャラもろとも.....。
そしてボスを倒してミッションクリアとなり喜ぶ.....たった一人、メテオを犠牲にして.....。
「「「イェーイ♪」」」
「.....お・ま・え・らぁぁぁぁぁ!!」
そんな事をよそにハイタッチして喜ぶ三人に、メテオは青筋立てて拳を握り締めるが.....。
「うわああああああ!!?」
「ネプテューヌ?」
ネプテューヌの絶叫に、ゲーム及び、その怒りが中断され、なにかあったのか?とメテオ達が振り向くと。
「あれは完全に根元から切れてるわね.....」
「ですね.....」
「あ~あ.....」
ピーシェがネプテューヌのゲーム機のコンセントのコードを引きちぎり、壊したのである。
その様子を、アイエフとイストワール、そしてメテオが見ていた。
ピーシェはそのまま満面の笑みを浮かべてネプテューヌに飛び付く。
「ねぷてぬ!!あそんで!!」
「ぐほぉ!?」
ピーシェの体当たりがネプテューヌの腹にクリーンヒットし、ネプテューヌはそのまま倒れる。
だが、すぐさま起き上がり、ピーシェとの鬼ごっこを始める。
「なんだかんだで仲良しだなあの二人は.....ネプテューヌが振り回されている感が否めないが」
「本当、イストワール様、あの子の保護者はまだ?」
「ええ、もう3週間がたっていると言うのに.....何か手がかりが掴めればいいのですが.....」
その事にはメテオとアイエフも同意である。
彼女が来てからもう3週間も経っている.....それなのに手がかり一つ見つからない。
現在、この前のカズマ救出以降、手を貸してくれるマーベラス達にも協力して探しているが、成果は全く実らない、唯一わかっている事は彼女がアイエフとコンパを知っている事だけである。
「.....まあ名前がわかっただけでもめっけもんだろう?その点、マーベラス達には感謝だな」
「そうね.....それにしてもまさかあんた以前にもマーベラス達と会っていたなんてね」
「その点に関しては俺も驚きだ.....」
《世間は広いようで狭いですねぇ~》
そんな会話をするメテオとアイエフ、そしてデスティニー.....実はメテオはマーベラスと会うのが二度目である。
「まさかあのとき助けたのがマーベラスとその友達とは.....な」
メテオが思い出すのは、以前宿敵ファートゥスとの戦いに向かう前に、怪人に襲われていた二人の少女、実はその内の一人がマーベラスだったのである。
『あのときは本当にありがとうございました!.....これならファルコムちゃんが一目惚れするのもわかった気がする.....かな?まあ私はカズマさん一筋だから別にいいけどね!』
カズマ救出に成功して別れる際に、マーベラスからお礼の言葉を貰ったのを思い出す。
.....途中、後半が何を言ってるかメテオには理解出来なかったが.....。
「まあ取り敢えず、まだプラネテューヌの中でしか捜索していませんから、今度は他の国にも捜索範囲を広げれば.....」
「ぴぃぱぁぁぁぁぁんち!!」
「ぐほぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
イストワールが話している最中にピーシェのパンチがネプテューヌの顎にクリティカルヒットし、そのまま後ろに倒れるが、その倒れた先には先程メテオがプレイしていたメテオのゲーム機があり、そのまま.....。
ーーーグシャリ
「「「「「.....あ」」」」」
ネプテューヌの全体重が乗っかった重みが、メテオのゲーム機を粉々に砕いた。
「.....」
それを見たゲーム機持ち主のメテオは一瞬固まり、そして.....。
「Nooooooooooooooooooo!!?My Game!?Noooooooooooooooooooooooooooooooooo!!?」
大事に扱っていたゲーム機が潰されたショックで何故か英語で泣き叫ぶメテオ.....実に哀れなり。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「それはそうと、今日はネプテューヌ、貴方を誘いに来たんですのよ?」
一室の隅っこで三角座りをして泣き崩れるメテオをよそに、ベールは思い出したかのようにネプテューヌに声を掛ける。
「ねぷ?私を?」
「ええ、正確にはメっちゃんとカズマさんもご一緒で、ブランから連絡が来ていますわよね?.....今メっちゃんはあんな状態ですし.....カズマさんはそのメっちゃんを慰めている最中ですので.....取り敢えずは貴方に確認を取るのですが.....」
そう言ってベールは未だに一室の隅っこで三角座りをして泣き崩れるメテオと、メテオの肩に手を置いて子供を慰める父親のように慰めるカズマに目を向ける。
「...............ショボーン.....」
「その....な?元気を出せよメテオ....な?な?」
「....ラステイションに集まるとの連絡があった筈なのですが....」
「え?そうだっけ?」
相変わらずそういった連絡事項に目を通さないネプテューヌにベールは呆れるのであった。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「どう?ミミナガバンディクートのクラたんよ、最近飼い始めたの」
ユニの回りを駆け回る小動物を抱き抱えてロムとラムに紹介するユニ、クラたんを見た二人の目は興味津々と輝いていた。
「可愛い....!」
「抱っこさせて!」
小動物と戯れている三人とは別に対談している人物が四人いた、ノワールとブラン、そしてネプテューヌ達よりも先に着いたメテオとカズマであった。
「おお!ノワール様とブラン様だよメテオ!生ノワたんと生ブラたんだよ!!」
「お前は何を興奮してんだカズマ?」
《二人に対する目線が実にいやらしいですねぇ....》
メテオは知らないが、変身前後問わずにこのゲイムギョウ界では女神と生で対面するのは一般人にとっては恐れ多い事であり、カズマはその禁固から解き放たれた存在になった事で生で、しかも間近で会えたことに興奮しているのである。
....正直仮面ライダーになってよかったぁ!っとそんな心の叫びがただ漏れになるほどに....。
「....で?この人が二人目の仮面ライダーになったカズマ・カスミ?」
「は、はい!ラステイション建設デンゲキコジャーナル社社員であり、料亭 霞家の店長をやっているカズマ・カスミです!!」
「この人が....仮面ライダー....メテオと同じ....."神殺し".....」
ノワールの言葉に上擦った声で自己紹介をするカズマ、そんな彼に何か思う所があるのか、ブランは呟く。
「じ、自分!!ノワール様とブラン様を信仰しているものでして!あ、会えて光栄です!!」
「.....ん?お前、前はネプテューヌの事を信仰しているって言わなかったか?」
ぎこちない敬礼をしながら叫ぶカズマの言葉に、メテオは疑問を持つとカズマは隠す事も恥ずかしがる事もなく堂々と叫ぶ。
「俺はなぁ....."可愛い"や"美しい"って思った女性には誰にでも信仰する.....美女好きなんでね、くぅ~やっぱり女神様はみんな最っ高の美女だぜ!!」
まるで堂々とハーレム宣言をするかのように清々しく言うカズマにノワール、ブランの二人は.....。
「最低ね」
「女の.....敵」
.....バッサリと切った。
因みにその際、ノワールとブランは顔を赤らめながらメテオを見て、何かを言ってほしそうな顔をするが、彼にはそれが一切伝わっておらず、ガッカリするのであった。
「.....それでブラン、一体話ってなんなのよ?まさかこんな女たらしな二人目の仮面ライダーを紹介する為にみんなをここに呼んだ訳じゃないわよね?」
「.....ええ、簡単に言うと、ネットワークセキュリティーに関するの事よ」
その言葉を聞いた瞬間、ノワールの目が輝いた。
彼女はこの国に絶対の自信を持っており、他の国の女神がその技術を聞いて来たのだと思い、生き生きとした態度で答える。
「ああ、うちの鉄壁のセキュリティーを手本にしたいのね!まあ当然ね!一流のスタッフを惜しみなく雇って作った難攻不落のファイヤーウォールだもの!」
「.....最近稼働を始めた人工衛星システムもそれで守られているの?」
「ええもちろん♪真似させてあげてもいいけど.....正直お金はかかるわよ♪」
可愛らしくウィンクしてブランに言うノワール、そのくらいに自身の国のシステムに自信を持っているのである.....が、次にブランから言われた一言でそれが脆くも崩れ去る事になる.....。
「ラステイションのサーバーから衛生に、ハッキングされた形跡があるわ.....」
「..........はぃ!?」
「ええ~.....」
「うわ~.....」
《難www攻www不www落www》
ブランの一言によって絶対の自信から一気にどん底に落ちた気分になるノワール、そんな彼女にメテオはえ~嘘だろ.....と言う顔をし、カズマはうわ、恥ずかし.....と言う顔でノワールを哀れみ、デスティニーに至っては大爆笑している始末.....。
「だからラス.....」
「あり得ないわ!!」
信じられないと言った顔でブランの言葉を遮るノワール。
「あのセキュリティーが破られるのは空から落ちてきて当たっちゃう位の確率なのよ!?」
まさにほぼないと言い張るノワール。
けど、君は知ってるかい?人はそれを....."フラグ"って言うんだぜ?
ーーーー.....ぁぁぁぁぁああああああ!!
「「「「...............ん(え)?」」」」
突如空から聞こえてくる悲鳴、メテオ達は気になって空を見上げるとそこには.....。
「どいてどいてどいてどいてどいて!!どいてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
空から遥か彼方より落ちてくる紫の女神、ネプテューヌが流星の如くやって来る。
「のわああああああああ!!?」
.....世界が正規のルートを辿っていたらこの場面ではネプテューヌはノワールに向かって落ちるだろう.....しかし!これは正規のルートからかけ離れたルートを辿った世界!しかもそこには我らが誇る不幸体質の持ち主であるメテオがいる!つまり!
「.....え?」
「.....あれ?」
「.....なぁネプテューヌが落ちた所には確か.....」
「.....メテオとカズマが停めたバイクが置いてある場所.....」
教会のバルコニーから軌道がずれて落ちるネプテューヌ、その先にはメテオのバイク、テンペストが.....つまり!
ーーードカシャァァァァァァンッ!!
凄ましい轟音とともに響いた"何か"が壊れる音、メテオ達は恐る恐る下を覗くとそこには.....。
「いたたた.....た、助かった~下になんか凄く硬いのが当たった気がするけど.....」
地面に激突しながらも無事なネプテューヌ.....。
そのネプテューヌの下には見るも無惨な状態でスクラップになったメテオのバイク、テンペストの姿があった.....。
「「「..........あ」」」
「...............」
メテオは見た、見てしまった.....この間手に入れたばかりの専用バイクが早くも、こんなに早くもスクラップになってしまった瞬間を.....。
そしてメテオは顔を俯かせ、全身を震わせ、顔を上げた瞬間。
「.....Noooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!My Bike!!?Nooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!?」
折角手に入れたバイクを壊され、嘆きの絶叫をあげる白銀の嵐の泣き叫びが、ラステイション中に響き渡るのであった.....。
第44話・fin
ED ・ネプテューヌ☆さがして(超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION ED)
こんなに早くも専用バイクを破壊されたメテオ、悲惨(笑)
まあ次回になればギャグマンガの如く復活するのでご安心を(笑)
第4章後半はこんな感じで毎回メテオが悲惨な目に逢います(笑)
なので感想に「メテオ悲惨(笑)」とか「これはヒドイwww 」と送っていただければ幸いです(笑)
次回はラステイションでハッキングをする犯人を突き止めようとするが.....
次回、第45話 新キャラで使い捨てって酷くね?
メテオ「.....orz 」
ノワール「メ、メテオしっかりして、じ、次回も刮目しなさい!」
感想をお待ちしています(笑)