超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~   作:ソルヒート

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お待たせ致しました!

遂にこの小説も50話を越えました!
これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします!

尚、思った以上にボリュームが出てしまったので、前編と後編に分けます!


第51話 復讐の果実(ディープ・パープル)と追跡撲滅のマッハと女王女神様《前編》

第51話 復讐の果実(ディープ・パープル)と追跡撲滅のマッハと女王女神様《前編》

 

OP ・ SURPRISE-DRIVE (仮面ライダードライブOP)

 

 

 

 

突然のイストワールの異変に戸惑った一同だが、いつもの調子に戻ったイストワールによって落ち着きを取り戻し、場所をシェアクリスタルの間に移す。

 

「ふう、先程は失礼しました、別次元から着信を受けるなんて初めてだったもので、マニュアルを見て対応するのに時間が掛かってしまって」

 

『こちらこそ、突然電話してすみませんm(ー ー)mうちのプルルートさんと絵美さんがお世話になっています』

 

落ち着いたイストワールと話している人物、それ姿は今のイストワールを幼くした容姿で、ご丁寧に挨拶をする。どうやら彼女は別次元、つまりプルルート達の次元のイストワールである。

.....しかし、言葉の中に顔文字が混じっているのは気のせいであろうか?

 

「.....何だかちっちゃいですね」

 

《そして中身も意外とマスター並みにポンコツだったりして》

 

「あ!ちっちゃいからって馬鹿にしないでくださいね!後誰ですか!?私をポンコツって言った人は!?(#`皿´) プルルートさんと絵美さんをそちらの次元に送ったのは私なんですから!(>_<)」

 

「誰が誰並みにポンコツだって?この駄ベルト?」

 

イストワールの一言で怒らせてしまい、さらにデスティニーが余計な一言を言ったせいでさらに怒り、とばっちりを受けたメテオも青筋を立てる。

 

『そう言えばそちらの方は?(゜O ゜)』

 

「この人はメテオ・ソルヒートさん、こちらの次元の仮面ライダーで、絵美さんと生き別れたお兄さんです」

 

すると向こうのイストワールがメテオに気付くと、こちらのイストワールがメテオの紹介をする。

 

「紹介に与ったメテオ・ソルヒートだ、そっちで妹の絵美が世話になった、ありがとう、そしてよろしく」

 

『貴方が絵美さんがよく話していたお兄さんですか、こちらこそよろしくお願いいたします(  ̄▽ ̄)』

 

「メテオさんは仮面ライダーであり、そして"神殺し"という存在なのですが.....何かご存知ですか?」

 

『か、"神殺し"!?あ、あの!?あわわわ.....あの伝承に残っているあのこの世全てにおいて"究極の存在"のですか!?Σ(゜Д゜)』

 

こちらのイストワールが"神殺し"という単語を言った瞬間、あちらのイストワールは途端に大慌てする。

 

「知ってるのか?」

 

『は、はい!詳しい訳ではありませんが、遥か大昔、初代女神達と協力し、"究極の絶望"を司る"絶望神"....."初代犯罪神"と呼ばれた神を倒した五人の戦士の事だと言われてるらしい存在で.....』

 

「"初代犯罪神"....."究極の絶望"....."絶望神".....」

 

向こうのイストワールの言葉にこちらのイストワールは何か考えて事をし初め、呟き出す。

 

『"神殺し"はその名の通り、神を殺す程の強大な力を持ち、この次元世界において最も頂点に立ち、その力は神すらも恐れる"究極の存在"と言われています.....その"神殺し"の力の前には女神は愚か、あらゆる力すらもねじ伏せるとか(・・;) .....その"神殺し"の力を持つお方がいるのであればすぐにでも"異変"を解決出来るかもしれないです』

 

「"異変".....?」

 

向こうのイストワールの言葉にメテオは聞き返す、そして向こうのイストワールは徐に口を開いた。

 

『実はですね、こちらの次元からそちらの次元へ大きなエネルギー転移が確認されたんです、そして代わりに、そちらの次元からこちらとは別の次元により大きなエネルギーの転移.....恐らくこれは....."神殺し"の一体です』

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

「つまりプルルートと絵美はそのエネルギーの存在を突き止め、連れ戻すのが目的か」

 

「うん、そうなの~!」

 

「ざっくばらんにまとめるとそう言う事」

 

プルルートと絵美から目的を聞いたメテオ、その内容はダークネスとはまた違った世界をレベルという事で驚いている。

それほどの大きな存在.....恐らくはネプテューヌ達みたいな女神か、自分達のような仮面ライダーか、ダークネスが送り込んだ刺客か、それとも.....先程話題に出た"神殺し"という存在か.....いずれにせよまた面倒な問題が増えたなと頭を抱えるメテオ。

 

「でも~、それがどんな存在か全然わからないの~、それに~、わかるのはこの世界の変化を早めに察知することだっていーすん言ってた~」

 

「そうか、まあ、そういう存在がいるってわかっただけでもめっけもんだな」

 

「うん.....ねえメテ兄、さっきイーちゃんが言ってた別の次元にとんだ存在って.....」

 

「.....恐らくそれは、"ブレイズ"だな」

 

絵美の言葉に顔を強ばらせて言うメテオ。

以前出会った三人目の神殺し"ブレイズ".....人目あっただけでそのまま去ってしまったが、あのときの放たれたプレッシャー.....覇気は恐ろしいものであり、因縁の敵ファートゥスやその後に現れ、戦ったシャットとは比べ物にならない程であり、自身やカズマ、ネプテューヌ達が協力して挑んでも恐らく.....いや、絶対に勝てないと直感で悟る程であった。

恐らく実力は未知数でも、プルルートと絵美がそこに加わっても結果は変わらないだろうとブレイズと会い、肌でそう感じとったメテオはそう思う。

 

「まあ、今はブレイズの事よりもプルルートと絵美が追いかけているその存在を突き止める事だ、すぐに見つけられるように俺も.....いや、俺達も協力する、お互いに頑張ろうな?プルルート、絵美」

 

「ありがと~、メっくん~!」

 

「ありがとう、メテ兄」

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

「と、言うわけで.....何か変わったことがあれば早めに報告をお願いしたいのですが.....」

 

イストワールがメテオ達に丁寧に説明をする。

内容は昨日プルルートと絵美が言った内容と同じだが、改めて説明してくれると非常にありがたいものであるのだが.....。

 

 

 

「ピーシェちゃん返して~!!」

 

「きゃははははははははは!!」

 

「ちくちくちく~♪」

 

「おりゃあああああああ!!」

 

「メテ兄プリンまだ~?」

 

「おい、ネプテューヌ、プルルート、絵美.....俺は後どのくらいお前らのプリンを作ればいいんだ?」

 

「「「満足するまで!!」」」

 

「マジか.....」

 

「見事に聞いてないぜみんな」

 

「「「ですよねぇ~.....」」」

 

 

大事な内容を話していると言うのに、ネプギアは前にノワールから貰ったメテオを模した人形"メっちゃん人形"をピーシェに取られ、必死に追いかけ回し、プルルートは人形を作るのに夢中で、ネプテューヌは熱心にゲーム、絵美は兄にデザートをせがみ、その兄のメテオはネプテューヌ、プルルート、絵美の三人に大量のプリンを作らされている。

そんな光景にカズマ、イストワール、アイエフ、コンパは苦笑いをするのであった。

 

「皆さん、聞いてますか?」

 

「あ、はい、いーすんさん!すいませ、ピーシェちゃ~ん!」

 

「変わったことがあったらでしょ?今のとこないよ~?」

 

「って、何も見に行ってないじゃないですか!!」

 

「悪いイストワール、俺も見に行きたいが.....」

 

「「「メテオ(メっくん)(メテ兄)プリンまだ~?」」」

 

「.....この有り様だ」

 

「大丈夫ですメテオさん、貴方とネプテューヌさんがセットでいる時点でさほど期待してないので」

 

「.....え?」

 

何気なく放たれたイストワールの爆弾発言でプリン作りをしていた手を止め、その場にフリーズするメテオ.....哀れなり。

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

「.....まさかイストワールにあんな事を言われるなんてな.....」

 

《マスタードンマイ♪》

 

なんとかネプテューヌ達にプリンを与え、教会のテラスに逃げ込んだメテオ、しかし先程のイストワールの爆弾発言に激しく落ち込んでいた。

するとメテオは何かを思い出したかのようにパーカーのポケットから二つの物を取り出す。

 

 

 

「..........シンシア」

 

 

 

ーーー約束だよ..........。

 

 

その内のひとつは、以前訪れて出会った別世界の少女から再会の約束として貰った白い花の髪飾り、あのとき貰って以降、メテオはずっと大事に肌身離さずに持っているのである.....弱き己への"戒め"として。

 

《.....まだ気にしてるのですかマスター?》

 

「.....ああ、俺が.....俺が弱くて何時までもダークネスとの戦いを長引かせたせいで巻き込ませてしまったあの子への"贖罪"としてな.....」

 

《あの子はそんなことを気にするような子ではないと思いますが?》

 

「わかってるさ.....けど、それでも許せねぇんだよ、経緯はどうあれ、俺のせいで結果的にあの子を傷付けてしまったんだからな.....それに.....」

 

 

ーーーお前がするのは、罪を告白することじゃなくて、そんなことを"繰り返させない"為に、ダークなんちゃらを倒す事だろ?

 

 

「.....稜牙」

 

懺悔をする罪人のような顔をするメテオが思い出すのはシンシアと出会った次元とは違うゲイムギョウ界で出会った戦士との記憶.....その時戦った宿敵の思念体に言われた己の罪をばらされた時にその戦士が言いはなった言葉。

 

「お前が言ってる事は最もだって言うのはわかってる.....でも.....」

 

彼の脳裏に浮かぶは元の世界から続くダークネスとの戦い。

 

 

ーーー常に暗躍する怪物。

 

 

ーーー狙われるか弱き人々。

 

 

ーーー終わることのない"化け物"同士の死闘。

 

 

 

「いつまで.....いつまで続くんだ.....!!」

 

 

 

 

 

 

ーーーこんな"地獄".....!!

 

 

 

 

 

 

《マスター.....》

 

終わりなき戦いに身も心も疲弊している彼にデスティニーはどう言葉を掛ければいいのかわからないでいた。

 

「.....それにしても」

 

そんな暗い雰囲気を出していた時とはうってかわってもう1つ取り出した物を見るメテオ。

 

「なんだろうな.....この"スイッチ"?」

 

それは以前、ラステイションで起きたハッキング騒動が終わり、それと同時に現れたプルルートと絵美の二人に下敷きにされて倒れた際にメテオの手に持っていたシェアクリスタルが封じ込まれた小さな球体が付いた"スイッチ"であった。

 

「これ.....ネプテューヌ達の持っているシェアクリスタルと似てるよな?」

 

《そうですね、私の方で分析をしてみた結果.....その"スイッチ"には膨大な"シェア"が詰め込まれていますね》

 

「そんなもんがなんで俺の手に.....」

 

全く色がついていない灰色の"スイッチ"を眺めるメテオ、その時.....。

 

「.....?なんだ?」

 

突然パーカーのポケットに入れている自身のNギアがバイブ音を鳴っているのに気付いたメテオは、Nギアからかかる電話に出る。

 

「なんだ?」

 

『メ、メテオさん!大変なんです!』

 

「ネプギアか、どうした?何があったんだ?」

 

電話をしてきたのはネプギアで、物凄い慌てようである。メテオは落ち着かせるようにしながら耳を傾ける。

 

『あ、アイエフさんが何者かに捕まったんです!画像と場所が宛先不明のメールが送られて.....』

 

「なんだって?場所は?」

 

『い、今メテオさんのNギアにデータを送ります!今私達とカズマさんと絵美ちゃんが先に向かっているのでメテオさんも!』

 

「わかった!すぐに向かう!」

 

着信を切ったメテオのNギアにメールが届き、そこにはアイエフが捕まった場所の地図が記載されていた。

 

《マスター!》

 

「わかってる!急ぐぞ!」

 

メテオは急ぎ、テラスから自身のバイク、テンペストが置かれている車庫に向かう。

その時メテオは気付かなかった.....パーカーのポケットにしまったシンシアの白い花の髪飾りと"スイッチ"が、共鳴するように光っていたのを.....。

 

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

「ぐっ.....けほ!な、なにするのよこの年増!!」

 

「うるさい!」

 

「うぁん!?うぅ.....うむっ!?うぅんむぅ!?んんんん~!?」

 

「ほ~れ、なすの皮にはポリフェノールがいっぱいだぞぉ~?」

 

そのアイエフが捕まっている見晴らしのいい草原では、アイエフが縛りつけられ、とある人物がアイエフの口に"なす"を押し付けていた。

涙目になり、抵抗しても口になすを押し付けられる.....端からみたらなにこれエロイ.....みたいな風景を作り上げられている。

舌なめずりをして、その様子を楽しむように見つめるその人物.....その時.....。

 

「止めなさい!」

 

そこに女神化したネプテューヌ、ネプギア、ネプテューヌに抱えられているプルルート、漆黒のバイク、マシンナイトメアに跨がるカズマと白いバイク、"ライドマッハー"に跨がる絵美の姿があった。

さらに.....。

 

「待たせたな」

 

遅れてテンペストに跨がるメテオが姿を現す。

 

「ふふっ.....待っていたぞ、女神ども、そして.....仮面ライダァァァァァアアアア!!」

 

その人物はメテオやネプテューヌ達を見るやいなや、激しい憎悪をぶつけてする。

その人物の正体とは.....。

 

「お前....."マジェコンヌ"か!?」

 

「ふふ.....そうとも、お前達への"復讐心"で甦った.....マジェコンヌ様だ!!」

 

そう、嘗てリーンボックスでメテオの宿敵ファートゥスと手を組んでメテオ達を苦しめた魔女.....マジェコンヌであった。

 

「女神!そして仮面ライダー!今日こそお前達を葬ってくれる!」

 

「お望みならいくらでも戦ってあげるわ!とにかくあいちゃんを離し.....うぐっ!?」

 

「どうしたネプテューヌ!?」

 

突然ネプテューヌが苦しみだし、心配して駆け寄るメテオ、その時ネプテューヌの顔が赤いのは具合が悪いのか何かと思い、気にしなかったが.....。

 

「なすの匂いのせいでこうなってるの.....」

 

「.....は?なす.....?」

 

メテオは首を傾げながら辺りを見渡すと、そこにはなすなすなすなすなすなす.....辺り一面なす畑となっていた。

 

「ふん、今頃気付いたか?お前の"弱点"を突く為にこの農園を買い占めたのだ!ここがお前の墓場となる!!」

 

「....................は?」

 

その言葉を聞いて唖然とするメテオ、思わず顔が引きつっている。

 

「.....え?なにその作戦?ダークネスの連中も考えないような馬鹿な発想は?あれ?ちょっと待て、俺.....こんな奴に殺されたの?.....穴があったら入りたい.....」

 

《マスタードンマイ.....》

 

思わずそう言うメテオ.....まあ、確かに以前死闘を繰り広げたマジェコンヌがこんなアホな作戦を考えていれば突然である。

 

「.....え?メテオってこんな奴に殺されたの?.....だっせぇ.....」

 

「メっくん.....ひょっとして弱い.....?」

 

「メテ兄.....しっかりしてよ.....」

 

「ミナザァン!?ナズェミテルンディス!?」

 

そんなメテオに当時の事を知らないカズマ、プルルート、絵美の三人が物凄い冷ややかな目で見ていることに気付き、叫ぶメテオ。

ぶっちゃけ総司兄さんや良太郎兄さんみたいに過去に戻ってやり直したい.....メテオはそんな気持ちでいっぱいになっていた。

 

「女神と仮面ライダー!貴様達に引導を渡してやろう!」

 

「ふざけないで!貴方のせいでメテオがどんな目にあったか.....引導を渡すのは私たちの方よ!こんななすの匂いで私の戦力が落ちるなんて思わないでね!」

 

マジェコンヌの言葉に怒りを覚えるネプテューヌ。

好意を持った人を一度は殺した事がよっぽど許せないようである。

その証拠にネプテューヌは拳をぎりぎりと握りしめ、歯を食いしばってマジェコンヌを睨み付けている。

 

「ね、ねぷちゃん痛いよ~!」

 

「あ、ごめんなさい.....ぷるるん」

 

無意識にプルルートの手を強く握ってしまったらしく、苦悶の表情を浮かべるプルルートを見てネプテューヌは慌てて謝罪しながら力を緩める。

その隙をマジェコンヌは見逃さなかった。

ニヤリと笑い手にするのは籠、そこから何かが入っているようだが.....。

 

「ふふ.....出でよ!我が紫の僕よ!!」

 

そしてマジェコンヌは籠から何かを放り投げた.....その何かとは"なす"であり.....。

 

「んな!?」

 

「なすが.....モンスターに!?」

 

「おいこら!なすを粗末にするんじゃねえ!!」

 

放り投げられたなすは姿を変え、モンスター.....ナスライダーに変わり、驚くメテオと絵美、料理人として食べ物を粗末に扱われる事に怒るカズマを含む、ネプテューヌ達に襲いかかる。

 

「ヒッ!?」

 

ナスライダーを見て怯えるネプテューヌ、天敵であるなすの前には女神化した彼女でも苦手意識を持ってしまう。

そのせいか、力が抜け、女神化が解けてしまう。

 

「うっ!?くぅ!?」

 

「うわぁ!?」

 

「へぅ~!?」

 

「ネプテューヌ!?ネプギア!?プルルート!?」

 

「やっべ!?」

 

「ああもうぅ!!」

 

ネプテューヌは女神化が解けたせいで飛行が不可になってしまい、結果唯一女神化しているネプギアがネプテューヌとプルルートの二人を支える事になってしまい、必死に耐えるが、限界を迎え、二人の手を離してしまう。

 

「あっ!?」

 

「「うわぁぁああああ!?」」

 

「プルルート!?ネプテューヌゥゥゥウウウウ!!」

 

落下していくネプテューヌとプルルート、このままでは二人は地面に激突してしまう.....メテオは必死に走るがこのままでは間に合わない.....しかし、メテオは諦めなかった。

 

(ネプテューヌを初めとしてみんなをダークネスとの戦いに巻き込んだ.....だからこそ俺はその責任を取らなきゃならない!その為に俺は"変身"するんだ!)

 

 

ーーー今こそ、その時.....!!

 

落下していく二人に向かって走りながらメテオは左腕を内側に振りかぶり、素早く反対側に.....。

そして同時に右腕を左腕がある位置に持っていき、交差させる。

 

 

「ライダー.....」

 

 

自身を"戦士"へと変える起動動作と掛け声をかけるべく、彼はそのまま走り出す。

 

 

「.....変身!!」

 

 

そして叫び、右の拳を腰に当て、左腕を右斜め上に伸ばした後、素早く両腕を腰の辺りにひろげる。

 

そしてそのまま走り出すメテオに初めはそよ風だった風が、少しずつ風力を上げて、"嵐"のように彼を包み込み、嵐がやんで、そこから一人の戦士が姿を現す。

 

"白銀の嵐"を持つ、今やこのゲイムギョウ界を女神と守る戦士、仮面ライダーストームがその姿を現す。

 

「うぉおおおおおおお!!」

 

そしてストームはメテオの時よりも早いスピードで落下していく二人に向かって走る。

そして地面に激突する寸前にストームはネプテューヌとプルルートの二人を受け止める。

 

「大丈夫か!?ネプテューヌ、プルルート!!」

 

「う、うん.....ありがとう、メテオ.....」

 

「ほえ~すごいね~、それがメっくんが変身する仮面ライダーなんだ~」

 

なんとか二人を救出したストームは、二人に安否を問うと、ネプテューヌは顔を赤らめながら答え、プルルートはメテオが変身する仮面ライダーの姿を間近で見て驚く。

 

「.....っと!俺も見とれてる場合じゃねえな!」

 

一連の流れを見ていたカズマも、自身を"戦士"へと変える起動動作を行う。

 

 

「こふぉぉぉ.....」

 

 

独特な呼吸法を行いながら右手にピースサインを作りながら前に突きだし.....。

 

 

「変.....」

 

 

素早く突きだした右手を腰に当てるように引っ込め、同時に左拳を所謂正拳突きのように前に突きだし.....。

 

 

「身.....!!」

 

 

突きだした左腕を垂直に上に曲げて叫ぶ。

 

するとカズマの体が漆黒の光に包まれ、そこに一人の戦士が立つ。

 

漆黒の鎧を身に纏う"騎士団"の名を持つ戦士、仮面ライダーナイツである。

 

「あ、メテ兄にカズもズルい!私も変身する!」

 

先を越されてむくれる絵美はどこからともなくやって来た小さな白いバイクを手にし、腰にマッハドライバーを当て、巻き付けると、その白いバイクをバックルにセットする。

 

《シグナルバイク!》

 

「レッツ.....変身♪」

 

《ライダー!マッハ!》

 

ベルトから流れる電子音と共に絵美の体に白い装甲とスーツが身に纏われる。

右手にバイクを模した特徴的な武器、"ゼンリンシューター"を手に持つ"音速(マッハ)"のライダー.....。

 

「さて、派手に行きますか!」

 

変身完了した絵美が変身するライダーは次々とポーズを決め始める。

 

「追跡.....撲滅.....世界も次元もぜ・ん・ぶ越えてい~ず~れ~も~.....マッハーーー!!」

 

右腕をぐるぐる回して叫ぶ絵美が変身するライダー.....そして.....。

 

「仮面ライダー.....マッハ♪」

 

女の子らしく愛らしいポーズに最後に首を傾げる絵美の変身するライダー....."仮面ライダーマッハ"がこの次元のゲイムギョウ界に現れた。

 

そして今、このゲイムギョウ界を女神達と共に守護する三人のライダーがここに並び立つのであった。

 

 

第51話・fin

 

ED ・ ネプテューヌ☆さがして(超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION ED)




気付いたら8000文字越え.....張り切り過ぎた.....ふぃ~.....。

次回は遂にあの女王降臨とメテオに新たなる力が.....!?

次回、第52話 復讐の果実(ディープ・パープル)と追跡撲滅のマッハと女王女神様《後編》

マッハ「次回も、追跡!撲滅!いずれもマッハで刮目せよ♪」

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