超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~ 作:ソルヒート
前回のコラボで無事、ダークネス四天王の一人を倒したメテオ達!
しかしそこに大問題が発生して.....(笑)
第54話 俺の不幸は続くよどこまでも(涙)
第54話 俺の不幸は続くよどこまでも(涙)
OP ・ dimension tripper !!! (超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION OP)
皆さん、こんなことをいつも思ってはいませんか?
始まりはいつも突然だって事を.....。
いやね?ほら、日常的によくありますよね?
ある日、ストーカーを捕まえたのにストーカーと間違われたり。
ある日、痴漢と間違われて危うく警察沙汰になりかけた時。
ある日、助けた女性の胸を触ってしまうラッキースケベとか.....よくあるでしょ?.....あるよね?
..........え?それって俺だけ?.....俺だけ.....か.....。
「何を馬鹿みたいな現実逃避してるのよあんたは.....」
「いやな、アイエフ.....そりゃあ行きなり呼び出されたかと思えば何の前置きもなく.....」
謎の現実逃避をし始めたメテオにツッコミを入れるアイエフだが、それでもメテオは饒舌になり始めて開いた口を閉じずに喋り出す。
「プラネテューヌ以外の4国を各一週間ごとに過ごしてこいって言われたらなぁ.....」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
どうしてこうなったのか.....時は数分前に戻る。
ある日の朝、目覚めたメテオはイストワールから呼び出され、何事かと思って彼女の元に訪れてみると.....。
「メテオさん、貴方には申し訳ございませんが、ラステイション、ルウィー、リーンボックスの三国を、全部各一週間ごとに過ごして働いてもらいます」
会って挨拶早々のこの台詞。
メテオは全く理解出来ずに頭を悩まし、嘗て自分の兄の一人である平成ライダーの一人、仮面ライダーWの片割れ、"フィリップ"がやっていた、顎に手を当てるポーズを取って考えてみるが、何も浮かばない.....。
「なにか言いなさいよ」
「ちょっと待ってろ、物事には順序というものをな.....」
「今は事態を急いでいますのでそんなものは省きます」
そんな彼にイストワールの隣にいたアイエフが声をかけるが、未だに事態を飲み込めていないメテオはより考えようと、どこぞのとんち坊主のようなポーズを取ろうとするが、イストワールによってそれを止められた。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
そして何度か同じようなやり取りを繰り返し、ようやく今に至る。
「.....で?その急ぎの事態ってなんだ?」
「はい、単刀直入に言いますメテオさん」
ようやく話を聞く気になったメテオにイストワールは衝撃的な事を口にした。
「実はこの教会には.....多額の"借金"を抱えてしまっているのです」
.....ああ、今日の空は青いな.....洗濯物がよく乾きそうだ.....今日は涼しいし、昼飯はラーメンにしてみようか.....それが終わったらまたテラスのベンチに寝そべって昼寝でも.....。
「また現実逃避をしない!」
下らない現実逃避を再びするメテオの頭にチョップを入れるアイエフ、メテオは軽く頭を擦りながらイストワールをジド目で見る。
「.....イストワール、エイプリルフールならまだだぞ」
「これが嘘ならどれだけ良かったのか.....」
涙を流しながら遠い目をするイストワールにメテオはいい加減に話を聞くだけ聞いてみようと思い、耳を傾ける。
「以前、別世界から現れた.....宗谷さんと向こうの私が来たあの事件の時にこの教会に怪人が現れたのですが.....何を考えたのか、絵美さんが"ロードローラー"を爆発させて怪人どころかこの教会まるごと破壊して.....」
「ロードローラー!?一体何があった!?」
「お陰で教会が木端微塵になってしまいました.....まあ、今はこうして復興が終わって元通りですが.....」
ああ、だから一時期教会には戻れなかったのか.....宗谷達との共闘が終わり、教会に戻ろうとしたが何故か立ち入り禁止の看板があって戻れず、仕方なく近くのホテルに過ごす日々があり、そのときには何故?と疑問に思ったメテオだが、理由がわかって納得し、静かに頷いた。
「ご覧ください.....その際に払う教会の修理費なのですが.....とても現段階では払えません.....」
イストワールから修理請求書の紙を手渡され、メテオは恐る恐るその修理の金額を見てみると.....。
『プラネテューヌ教会、及びその周辺の修理・復興費用.........."1000万クレジット"』
"1000万".....その金額を見たメテオは暫く黙り込み、そして何度も何度も無言でその紙を見るが、そんなんで金額が変わる訳でもなく、"1000万"とでかでかと大きな字でかかれている金額を見つめる。
そして..........。
「いっっっっっっせんまんんんんんんんん!!?」
プラネテューヌどころか、この世界のゲイムギョウ界を飛び越えて全ての次元世界に響き渡るメテオの叫び.....。
それはもう、とてつもなく、どこぞの"赤き勇者"は驚いて躓いて目の前にいた史書の女性の胸にダイブし、本の角による制裁を受け、どこぞの"魔戒騎士"も同じく驚いて隣にいたオレンジの女神に抱き付いて彼女に殴られる羽目に.....。
「..........さて、イストワール様.....」
「あが.....が..........ぁ.....がが.....っ!?」
「衝撃のあまりに言葉が出なくなったメテオをどうしますか?」
人通り叫び終えて言葉が出ない状態になったメテオに呆れながらアイエフはイストワールに指示を仰ぐが..... 。
「ふふふ.....そうですよね、普通ならこんな金額を見て叫ぶなって言う方が無理ですよね、こんな金額一体どうやって返せと.....うふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ..........」
ーーーキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ.....
(イストワール様の胃までヤバイ事になってる!?本当にどうしょう!?)
肝心のイストワールまでもが狂ったように笑いながら口から滝のように血を流す始末.....この事態に収集が着かない事にアイエフは激しい頭痛に悩まされた。
「.....で?どうして俺が各国に回る必要があるんだ?借金返済になにか関係しているのか?」
ようやく落ち着きを取り戻したメテオとイストワールにほっとするアイエフ。
メテオは疑問に思った事をイストワールに口にする。
「はい、メテオさんには各国に回って働いてもらい、そこで貰った給料等を借金返済に当てたいのです、正直ここではそんなに宛にならない微々たるものですから.....」
「そうか.....」
「それに.....」
「?」
理由を聞いて納得したメテオにアイエフがなにかを持ってきて彼の前に置く。
それは手紙らしきものがたくさんつまった段ボール箱であった。
「.....なんだこれ?」
「ノワール様達女神からの手紙よ.....」
(.....何故だろう.....これ全部、開けてはならない"パンドラの箱"のオーラを出しているように見えるのは.....)
目の前にあるどっさりと積み上がった手紙の山を見て滝のように冷や汗を流すメテオは、恐る恐るながらも一枚の手紙を手に取って読んでみた。
ネプテューヌへ
ねえ、貴方はいつまでメテオをそっちに置いているのかしら?前の話し合いでは次の週にはメテオをラステイションへと移住させるって決めたのに.....なんで?
そんなに私とメテオをくっつけたくないのかしら?
私はこんなにもメテオに会いたいっていうのに.....。
メテオに会いたい.....会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ..........
ノワールより
「..........」
なにこれ怖い.....。
ノワールからの手紙の一枚を読んだメテオは激しい悪寒に襲われ、静かに手紙を閉じてそっと段ボール箱の奥にねじ込んだ。
(おかしいな、ノワールってヤンデレなのか?ってかなんでヤンデレ?なんで俺にただ会いたいだけでわざわざヤンデレになるんだ?.....わからん)
何故ここまで彼女が病んでしまったのか検討もついていない鈍感(メテオ)は、首を傾げながらも他の手紙を手に取って読む。
ネプテューヌへ
貴方いい加減にしなさい、いつまでメテオをプラネテューヌに閉じ込めているの?ロムとラムだってメテオに会いたがってうるさいし、何よりもあの誘拐事件でのお礼を彼にしてないから.....。
とっととメテオをルウィーに連れて置いてきなさい、さもないと.....。
プラネテューヌを潰すわよ?
わかったならメテオを私に譲りなさい。
ブランより
「..........」
脅迫だろこれ.....。
なんか自分を巡ってのプラネテューヌとルウィーの全面戦争が知らない所で起きている事を知り、恐怖したメテオは顔を青ざめながら手紙を閉じてそっと段ボール箱の奥にねじ込む。
(大体なんで俺如きに全面戦争が勃発されようとしてんだ!?訳わからん!?)
一体何がブランをそうさせたのか、思い当たる節がないと思っている馬鹿(メテオ)は次で最後にしようとまた別の手紙を手に取って読む。
ネプテューヌへ
メッちゃんに会わせなさい?じゃないと.....
プラネテューヌを潰しますわよ?
ベールより
「..........」
シンプル・ザ・ベストに潰しにかかって来たぁぁぁあああああ!?
短く、しかしながらもシンプルな内容で脅す義姉(ベール)からの手紙に怯え出すメテオ。
そんな彼にアイエフはメテオの肩に手を置いて喋る。
「これでわかったでしょ?あんたを借金返済の目的以外に他の三国に送る理由が.....」
「今すぐにでもメテオさんを送らないと、今度はプラネテューヌ全体が焼け野原になりかねないので.....」
「..........」
俺にこんな手紙を送ってくる奴らの所に行って死んでこいと言いたいのかこいつら?
遠回しにそう思えてきたメテオは顔を青ざめ、体を震わせながらアイエフとイストワールの二人を見る。
「お願いメテオ、借金返済もそうだけど.....プラネテューヌが全面戦争で焼け野原にならないようにノワール様達とうまくやって!.....じゃないとイストワール様の胃が(色んな意味で)ヤバイ事になるから.....」
「うふふふふふ.....」
ーーーキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ.....
「わ、わかった!行くから!すぐに準備して行くから!!頼むからそれ以上満面の笑みで吐血しないでくれイストワール!!」
未だに満面の笑みで吐血しているイストワールに指を指しながら必死に頼み込むアイエフに、ようやく折れたメテオは承諾したのであった。
だが、ここである疑問が浮かんだメテオはアイエフに聞いてみる。
「.....そういえばカズマは?後、借金を背負った原因である絵美はどこに行った?」
「.....ああ、屑.....カズマなら.....」
『俺、そろそろ本業のジャーナリストに戻るから、ダークネスの連中が来たら連絡してちょ♪』
「.....って言って仕事先のラステイションに帰ったわ」
「..........」
逃げやがったな屑マァァァァァアアアアアア!!
何の音沙汰なしに本業に戻った相棒(カズマ)にメテオは激しい殺意が沸いたのであった.....。
「ま、まさか絵美は.....?」
気を改め、今度は自分の妹について聞くと.....。
「ああ、絵美なら今回の原因を作ったって事で.....」
ーーーいぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!?ごめんなさいぃぃぃぃぃいいいいいいい!!?
ーーーあらぁ絵美ちゃん.....こんなになっちゃってぇ~、いけないこねぇ~.....ならあたしがもっと!もぉっといけない事をしてあげるわぁ~!!
ーーーメ、メテ兄助けてぇぇぇぇぇぇええええええええええ!!
「別室でプルルートにお仕置きされているわよ」
「..........」
絵美.....強く生きろ!
どこからか響く妹の悲鳴に.....心の中で応援する兄(メテオ)。例え重度のシスコンでも、命は惜しむものである。
「因みにねぷ子達は.....」
ーーーねぷぅぅぅぅぅぅぅううううううう!!?
ーーーねぷぎゃあぁぁぁぁぁああああああ!!?
「ああ、何となく予想できた」
同じくどこからか響く紫姉妹の悲鳴.....大方、借金返済の為に仕事を頑張っているんだろ。
そう思っていたメテオだったが.....。
「.....絵美だけじゃ物足りないってプルルートからの要望でねぷ子とネプギアも犠牲になったわ.....」
「え、そっち!?」
まさかの予想を裏切るものでメテオは驚く.....まあ、何がともあれ.....。
「メテオ、借金1000万を返済するために(色んな意味で)頑張りなさい!」
「はぁ.....逝ってくるか.....」
《マスター、字が違いますよ.....》
これからメテオが行う、借金返済の為の三国巡り.....始めに彼が向かうは黒の女神、ノワールがいる"ラステイション"。
これからの事に気が気でないメテオは重い足取りで向かうのであった.....。
第54話・fin
ED ・ ネプテューヌ☆さがして(超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION ED)
ふう、いつもの調子が戻ってきた.....。
いかがでしたか?
次回からは借金返済の為に頑張るメテオの奮闘?が始まります!
そして次回はラステイションに訪れたメテオだが、早くも問題が.....。
次回、第55話 放置プレイって、誰得?
次回もお楽しみに!!