超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~   作:ソルヒート

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来年に発売予定の仮面ライダーバトライドウォー"創世"!新たに出てくる仮面ライダーゴースト、さらには昭和ライダー達の登場!興奮が止まりませんよ!!

そして今日のドライブ.....チェイスゥゥゥゥウウウウウ!!君は本当に男前だったよぉ!!
剛も仮面ライダーチェイサーマッハに変身してカッコいい!!

でもメディックゥゥゥゥウウウウウ!?死んじゃったぁぁぁあああ!?
しかし遂にくたばった蛮野.....ザマァッ!!

次回はいよいよドライブ対ハートのラストバトル!!
実に楽しみだぁぁぁぁぁぁあああああああ!!

っと常に叫びっぱなしでした(笑)

さて、今回は前回のヤンデレラステイションズから逃れ、外の仕事に回ったメテオ、そこにとある人物が.....。




第57話 戦慄の"男爵(バロン)"

第57話 戦慄の"男爵(バロン)"

 

OP ・ きりひらけ!ロープレ☆スターガール(超次元ゲイムネプテューヌRe; birth 2 OP)

 

 

 

メテオが借金返済の為にラステイションに来てから三日が経ち、彼は着実に借金を減らしていった。

 

初めはノワール達のぎっしり詰まった呪いの人形、もといメっちゃん人形のある部屋を掃除させられそうになったが、メテオの決死のDO☆GE☆ZAでなんとか教会内の仕事から外の仕事.....つまりラステイションの街で行う仕事に回して貰い、 工場の視察と言ったものをこの国の女神であるノワールの代わりに行っていた。

 

元々機械類に明るく、たまにプラネテューヌでネプギアと一緒にメカ等を作っていたメテオはなんと言うか.....あの"出来事"があってか、教会の外の仕事に生き生きと取り組んでいた。

 

「メテオさん、この技術はどうですか?」

 

「ん?これか?これはここの.....」

 

「メテオの旦那!こっちの作業は終わりやしたぜ!」

 

「お、そうか!なら次はこっちの作業に取りかかってくれ!不備とかあったらいつでも呼べ!」

 

「あいよ!」

 

それが三日も経ち、今日も今日とて、工場にて技術者とお互いの持つ技術を交換しあったり、時には指導者となってラステイションの発展に貢献していた。

 

「それにしてもメテオさんがラステイションに来てからより一層、この工場が明るく、活発的になった気がするよ!」

 

「ん?そうか?.....まあ、良くなったようでなりよりだ"シアン"」

 

ふと、そんなメテオに笑みをこぼす青髪に頭にゴーグルをかけて作業服を着る女性.....シアンに微笑みを見せる。

メテオはここ三日間、ラステイションにある様々な工場を視察又は技術提供と指揮をし、時にはその工場に一日ぶっ通しで籠ったりもあったが、彼のぶっきらぼうだが、人当たりのいい性格由縁か、色んな人から人望を得ていて、シアンを初めとするこの工場の人々とも親しくなっていた。

 

「そうですね、貴方がプラネテューヌに拾われ、そこに住んでいると言うのが本当に悔やまれますよ.....これを機にラステイションに住んではいかがですか?」

 

「悪いな"ガナッシュ".....俺はまだプラネテューヌで返さなきゃならない恩があるからな.....それはまた今度考えさせてくれないか?」

 

「いいですとも、メテオさんならいつでも大歓迎致しますよ」

 

眼鏡をクイッと上げて言うスーツの男性.....ガナッシュはちょっと残念そうな顔をしながら小さく頷いた。

 

「それにしても本当に不思議なもんだよな、人の"繋がり"って奴は.....」

 

《藪から棒に.....どうしたんですかマスター?》

 

「いやな、シアンとガナッシュの二人だが.....昔は敵対してたらしくてな.....ガナッシュに関してはノワールにも敵意を向けてたらしくてな」

 

シアンとガナッシュと別れて一人、細々と作業をするメテオの呟きにデスティニーが反応し、メテオはそのまま話を続ける。

 

「シアンを初めとする多くの工場の人達を潰して、ラステイションの技術を我が物にしてたガナッシュの会社.....確かアヴニールだったか?はそのままノワールを蹴落として教会を乗っとり、ラステイションを自分達のものにしょうと企んでいたが、ネプテューヌを初めとする彼女の仲間がそれを食い止めて、自分を改めたあいつはノワールを信仰して今ではラステイションの発展に貢献してるんだからな.....」

 

《それが不思議.....だと?》

 

「ああ」

 

デスティニーの言葉にメテオは頷き、作業を止めていた手を動かす。

 

「やっぱさ.....人は変われるんだよ、ガナッシュ然り、絵美然り、カズマ然り、そして.....宗谷然り、シンシア然り、もちろん、俺もな」

 

《それが良い意味でも、悪い意味でも.....ですね?》

 

「ああ、みんな.....誰でも"変身"出来るんだよ、どんな事でも....."きっかけ"があればな.....」

 

《そうですね、ダークネスのような絶望をもたらすものにどれ程叩きのめされても.....人は変われます.....マスターがそう信じてるように、私も、そう信じています》

 

「..........そうだな」

 

デスティニーとの会話を終え、一通り作業を終えたメテオは工場の人達と別れを次げ、次の仕事に向かった。

 

「次はクエストで場所は.....ミッドカンパニーって所か.....」

 

《内容は新種の素材、"オンドゥル草"の採取ですね》

 

「..........なんか何処かで聞いたような名前な気がするが.....まあいいか」

 

頭をかきながらクエスト場所へ向かうために自身のバイク、テンペストを置いてある駐車場へと足を向けるのであった。

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

廃業となった工場のような建物に草が生い茂る場所.....ミッドカンパニーに着いたメテオは、早速目的の素材を探すべくバイクから降り、地面に足を着けた。

 

「.....っで?オンドゥル草ってのはどんなものなんだデスティニー」

 

《なんでも.....「ウェェェイッ!」や「ザヨゴォォォオオオオ!」とか、「ムッコロスッ!」って叫ぶなんとも世にも奇妙な草らしく、近所に住む人は大変迷惑してますが、あまりにも不気味で誰もいかないので詳しい詳細は不明ですね.....》

 

「..........やっぱり聞いたことがあるような.....まさか剣崎兄さんとかが草に化けて叫んでるとかじゃないよな.....?」

 

目的の素材がどんなものか、相棒に聞くメテオだが、内容が内容で、なんとも不気味で、しかしながら何処かで聞いた事があるような素材に一人の兄の存在を思い浮かべ、まさかと疑い始める。

 

《馬鹿な事を考えてないでさっさと探しましょうよマスター.....》

 

「..........すまん」

 

そんな彼に相棒から呆れた言葉を掛けられ、とりあえずは探そうと、オンドゥル草の散策に動いた。

 

 

 

『...............』

 

 

 

そんなメテオを見つめる存在に気付かず.....。

 

 

 

 

「..........あったよ、本当に叫んでるよ.....」

 

散策を初めて数分、げんなりとした顔で見つめるメテオの視界には.....。

 

 

 

『ナズェミテルンディス!?』

 

 

『コレクッテモイイカナ?』

 

 

『オレハァクサマヲ.....ムッコロスッ!』

 

 

 

どこぞのケンジャキとダディ、そしてハジメェが変身する仮面ライダーの顔に似た草が、互いに睨み合って謎の叫びを上げていた。

 

《..........本当に叫んでますね.....何処かで聞いた事があるような台詞で.....》

 

「..........」

 

目の前にある目的の素材を前にメテオは躊躇いを感じていた。

何処かで見たことがある姿に、台詞.....これからこの草達を採取すると考えると何故か罪悪感がふつふつと沸いてくるのである。

 

(採りたくねぇ.....採ったらなんかスゲェー罪悪感が沸きそう.....)

 

だが、そうも言ってられない、この草を採取することはクエストの達成、ラステイションの貢献、引いては借金返済に繋がるのだから.....背に腹を抱えられないメテオは勇気を出してその草を採るのであった。

 

 

『ウソダドンドコドォォォォォン!?』

 

『ザヨゴォォォオオオオ!?』

 

『ケンジャキィィィィイイイイイイ!?』

 

「...............」

 

 

彼ら(?)の叫びを聞いて溢れ出てくる涙を堪えながら。

 

 

 

《..........なんとか目的の素材を手に入れましたねマスター》

 

「..........ああ」

 

目的の素材を手にし、後はクエストの管理を行っているギルドに届けるだけとなったメテオ、だが.....。

 

 

 

「出てこいよ、そこにいるのはわかってるんだぜ?」

 

 

 

何かの気配を察知したメテオ、離れた所にあるひび割れした壁を睨み付け、呼び掛ける。

すると、その壁の影からそっと何者かが出てくる。

 

 

 

『..........気配を消していたのに、気付いたなんて.....貴方やるじゃない』

 

 

 

出てきた何者.....その姿は.....。

 

 

 

「.....仮面ライダー.....バロンか.....」

 

 

 

バナナを模した上半身の鎧に紅いアンダースーツを着た.....運命の女神が変身する仮面ライダーバロンであった。

バロンは自分の存在に気づいたメテオに称賛の言葉を送り、彼の元へ歩むが、メテオは警戒するように、身構えていた。

 

「このゲイムギョウ界に俺とカズマ、絵美の三人以外はいない.....お前はダークネスの手先か?」

 

そう、メテオがバロンに警戒していた理由は.....このゲイムギョウ界に存在するライダーは、メテオが変身するストーム、カズマが変身するナイツ、そして絵美が変身するマッハの三人のみ.....それ以外に存在していたと言えば以前、敵対していたマジェコンヌが変身したソーサラーと.....ダークネス四天王の一人、シャット・ザ・ハードが変身した斬月・極であった。

 

それらに該当していないライダーが現れたと言うことは、シャットと同じ、ダークネスの手先が変身した者か、はたまた別勢力か.....メテオはそう考えていて、敵か味方かを判断出来ない以上、こうして警戒しているのである。

 

『そうね.....簡単に言うなら、貴方の.....敵でも味方でもないってところかしら?』

 

軽口にはぐらかすようにおどけるバロン、だがメテオはそんな事に特に感じる事もなく質問する。

 

「じゃあ、なんで俺を尾行していた?何が目的だ?」

 

するとバロンは鼻で笑うかのように鳴らし、手に持つバナスピアーを構えた。

 

『目的ね.....それは貴方を試すためよ!』

 

走り出し、メテオの頭目掛けてバナスピアーを振り下ろすバロンにメテオは咄嗟に両腕を交差させて防ぐ。

 

「俺を.....試すだと?」

 

『そうよ、白銀の嵐さん?さっさと変身したら?』

 

「なら.....そうさせてもらう!」

 

バナスピアーを押し返したメテオは、己を戦士へと変える構えを取った。

 

「ライダー.....変身!」

 

メテオを包み込むように風が吹き、変身したストームは直ぐ様バロンに向かって走り出し、蹴りを放つが、バロンはその蹴りをバナスピアーで受け止め、押し返し、逆にストームを蹴り飛ばした。

 

「.....ッ!この.....ッ!」

 

『アハハハ♪それそれそれぇッ!!』

 

怯み、少しだけ後退ったストームはパンチのラッシュをかけるが、それを楽しそうに笑いながらバナスピアーで全て受け止め、お返しと言わんばかりにバロンは右、左、上とあらゆる方向にバナスピアーを振り回す。

 

「チッ!ライダーパンチ!」

 

『アハッ♪』

 

なんとかそれらを防いだストームは反撃にとライダーパンチを放つが、バロンはあろうことか、それを片手で受け止める。

 

「なにっ!?」

 

『フフン♪.....ハァ!』

 

「うぐぉ!?」

 

正面からパンチを受け止められ、動揺するストームにバロンは得意気に笑いながらストームの胸部にバナスピアーを突き立てる、それを避けることもできずに食らったストームは刺された胸部を抑えながら後退する。

 

『こんなもの?さっさと本気を出しなさいよ!』

 

「ッ!!」

 

バロンの再び突き立てて来るバナスピアーの攻撃をストームは避け、がら空きの脇腹に蹴りを放ち、さらに顔面に肘打ちを食らわせる。

 

『ッ!.....そうこなくっちゃね!!』

 

「うおおおおおおお!紅蓮脚!!」

 

顔を抑えながら後退するバロンにストームは炎を宿した飛び回し蹴りをバロンの腹部に放ち、食らったバロンはさらに後ろへ下がる。

 

『くっ.....!.....でも、まだ"弱い"!』

 

「なに.....?」

 

弱い.....押されぎみな筈なのにバロンから放たれた言葉にストームは反応し、仮面の下で顔をしかめ、僅かに動きを止めてしまった。

 

『もらったぁ!!』

 

《カモンッ!バナーナ・スカッシュ!!》

 

その僅かな隙を逃さず、バロンはベルトの横にあるカッティングブレードを一回斬り、必殺技を放つ。

 

「っ!?しまっ!?」

 

迂闊だった.....それに気づくももう遅く、バロンの放った地面を這うように次々と現れるバナナ状のエネルギーで相手の動きを封じる技、スピアビクトリーを受けてしまい、拘束されてしまったストーム。

 

『.....これで決まりよ!』

 

《カモンッ!バナーナ・スカッシュ!!》

 

そこに放たれる、バロンの必殺キック"キャバリエンド"が、ストームの胸部へと突き刺さり、変身は解除されなかったものの、地面に倒れ、大きなダメージでストームは動けなくなる。

 

『.....どうしたの?もう終わり?』

 

「くっ.....」

 

バナスピアーの先端を倒れてるストームの首もとに突き立て、見下ろすバロン。

立ち上がろうとするも、ダメージで立つことが出来ないストームは仮面の下で苦悶の表情を浮かべる。

 

『はぁ.....まだ"リミッター解除"していないその姿じゃこの程度ね.....仕方ないわ.....』

 

「はあ?.....一体どういう.....っ!?」

 

リミッター解除.....未だに自身が変身するストームに多くの謎を抱えているストーム.....メテオにはその言葉の意味がわからず、問いただそうとしたが、バロンがフィンガースナップを鳴らす事によってそれが出来なかった。

 

何せ.....。

 

 

 

「ぐっ!?..........ぁ..........!?おい.....!デス.....ティニー..........!どういう.....事だ.....!なんで.....勝手に..........デストロイが....."発動しようとしてんだ"..... !?」

 

《ア.....ガガ.....!?.....わ、わかりま.....せん.....!私と.....マス.....ター.....の意思.....が、関係.....なく.....強制.....的 に..........デストロイ.....フォームが....."発動されようとしています".....!!》

 

 

突如、ストームの全身に血管のような光輝く赤いラインが浮かび上がり、口元のクラッシャーが左右に展開して中の放熱板のようなフェイスカバーが露出される.....現段階でストームが有している最強形態デストロイフォームが勝手に発動し始めたからである。

証拠に、ストームの複眼の色がオレンジと血のような赤色が交互に点滅している。

 

謎のデストロイフォーム発動にストームはもがき苦しみ、地面を転がる。

 

「お前.....一体、何をし.....た.....!!」

 

デストロイフォームの発動には、ストームとデスティニーの二人の意思、もしくはストーム自身の怒りで強制的に発動するの二つのパターンがある。

だが、この発動はどちらにも当てはまらない.....にも関わらず、体が勝手にデストロイの発動し始め、戸惑い、苦しみながらもストームは自分を見下ろすバロンに問い掛けた。

 

『何って.....目覚めさせるのよ、貴方が未だに使うのを躊躇い、恐怖しているその力を.....さっさとなりなさいよ』

 

「ぐっ..........うぅ.....!!」

 

《Destroy from.....Awayking take off 》

 

勝手に発動しかかっているデストロイの力に耐えるストームだが、やがてオレンジと血のような赤色の交互に点滅していた複眼が、血のような赤色に変わり..........。

 

 

 

 

「グオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」

 

 

 

この世のものとは思えない程の不気味で、狂暴で、圧倒的な獣の咆哮が、ミッドカンパニー周辺に響き渡った。

 

 

 

『.....ゼ・オの力の一部である、"究極の破壊"って奴をね.....』

 

 

 

誰に言う訳でもなく、一人呟くバロンは、白紅(びゃっこう)の破壊神と化した嵐に向け、バナスピアーを構えるのであった。

 

『さあ.....目覚めさせてあげるわ、貴方のその姿.....ストーム"本来の姿の力"を!!』

 

 

 

第57話・fin

 

ED ・ Lights of my with(仮面ライダー鎧武外伝 バロン&斬月 挿入歌)




突如現れたバロンによって強制的に発動してしまい、暴走するストーム!
そして彼は否定される、自身が学び、見出だした"大切な事"を.....。

第58話 目覚めぬ"破壊"、否定されし"絆"

次回をお楽しみに!

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