超次元ゲイムネプテューヌ ~嵐の仮面ライダー~   作:ソルヒート

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今回のゴースト、フォームチェンジのオンパレードで面白かったですね!
けど次回が主人公が消滅する予感、一体どうなるか気になります!

さて、今回の番外編はいつものようにダークネスの怪人と戦っていたメテオ達だが、その怪人が放った攻撃によってある人達に悲劇(?)がおきてメテオがパパとして大奮闘します!
まずはその《前編》です!


第80話 メテオパパ奮闘記!?これが孤児院年長者の実力だ!《前編》

 

第80話 メテオパパ奮闘記!?これが孤児院年長者の実力だ!《前編》

 

OP ・ dimension tripper !!! (超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION OP)

 

 

 

 

プラネテューヌ市街地。

人々が賑やかに集う街中にて激しい戦闘が繰り広げられていた。

 

「トォ!」

 

「ウォ!」

 

街並ぶビルを飛び越えんと大きく跳躍した二つの人影.....仮面ライダーストームとナイツは互いに息の合った動きで空中前方宙返りをして飛び蹴りの体勢に入り、その真下に待ち構える怪人の群れに目掛けて飛び込む。

 

「「ライダぁぁ.....ダブルキックッ!!」」

 

怪人達の群れに吸い込まれるように放ったストームとナイツの蹴りは、群れの先頭に立っていた怪人を突き飛ばし、その勢いで後ろにいた怪人達もボーリングのピンの如く次々と吹き飛ばされて行く。

 

《シグナルコウカン!キケーン!》

 

「これで.....撲滅っ!」

 

別の所ではマッハがベルトに装填されてるシグナルバイクを交換し、ゼンリンシューターの銃口光弾を放つ。

 

《キケーン!》

 

そしてブーストイグナイターを叩き、放たれた光弾を魔獣に変化させ、魔獣は次々と怪人を噛み付き、撃破させて行く。

 

「きゃあ!?」

 

「っ!ぎっちゃん!?」

 

近くで女神化したネプギア、パープルシスターの悲鳴を聞き、マッハは顔をそちらへ向ける。

ネプギアは怪人達の数の多さに手を焼き、次第に押され初めてしまい、ついに怪人の攻撃を受けてしまい、その勢いで転倒してしまったのである。

 

「邪魔ぁ!」

 

《ゼンリン!》

 

危機的に陥ってしまった彼女を助けるべく、マッハは彼女に群がる怪人を蹴散らそうとゼンリンシューターの前輪部分にエネルギーを纏わせて殴り飛ばす。

 

「大丈夫ぎっちゃん!?」

 

「う、うん.....ごめんね絵美ちゃん」

 

「いーよいーよ!友達のピンチは見過ごせないからね!」

 

ある程度怪人を蹴散らし、ネプギアを救出したマッハに彼女は申し訳ない顔をするが、マッハは一切気にせず仮面の下で笑う。

そんな彼女達に数体の怪人が飛びかかってくるが.....。

 

 

 

「油断は禁物よネプギア、絵美」

 

 

 

ネプテューヌが女神化する.....パープルハートが横一閃に切り裂き、二人の前に優雅に降り立って咎める。

 

「お姉ちゃんごめんなさい.....」

 

「ごめんネプ姉.....」

 

「謝るのは後にしてちょうだい、今怪人の多さに手を焼いてるんだから.....」

 

ネプテューヌに謝る二人だが、ネプテューヌは群がって一斉攻撃をする怪人達を剣で受け止めてそれどころではないと言う。

 

 

 

「エレクトロ.....ファイヤー!!」

 

 

 

そこにストームが電撃を纏った拳を地面に打ち付け、周囲に電撃を放って蹴散らし、彼はネプテューヌに駆け寄る。

 

「無事かネプテューヌ?」

 

「ええ、助かったわ...ありがとうメテオ.....」

 

「.....気にすんな」

 

無事かどうかを聞く彼にネプテューヌは若干頬を赤らめて答えてお礼を言うと、ストームは顔をそっぽ向けて怪人達の群れに身構える。

そんな彼にネプテューヌは首を傾げるが、今は怪人達の相手だと自身に言い聞かせて彼の隣に立って構える。

 

 

 

「アハハ♪いいわぁ~、最高よぉ~♪もっと、もっと!いい悲鳴を聞かせてちょうだい!!」

 

「ぷ、プルちゃん怖えぇ.....!?」

 

一方、女神化したプルルート、アイリスハートと合流して怪人の群れと戦うナイツは蛇腹剣を振るって怪人を蹴散らし、その悲鳴に快楽を覚えて妖艶な顔を浮かべるプルルートに恐怖を感じ、怯えつつも得意の徒手格闘で一体一体確実に倒して行く。

 

「あらぁ~?もう終わりぃ~?物足りないわねぇ~」

 

「えっ?マジっすか!?もうそちらは終わりで!?」

 

気づけばプルルートの周りにいた怪人は既に倒し尽くされ、残りはナイツとナイツと戦う怪人の数体のみであった。

いつの間にか先に終わり、驚いて焦るナイツだが、次第にそれどころではなくなる。

 

「それじゃあ.....フィナーレに行こうかしらねぇ~?」

 

「..........え"っ?」

 

足を組みながら宙を浮くプルルート、気のせいか彼女の頭上には幾つもの雷が鳴り響いてるように見える。

プルルートの視線の.....ナイツを含めた怪人達を捉え、彼女はそこに目掛けて無数の雷を飛ばす。

 

 

 

「いい悲鳴を.....聞かせなさい?」

 

 

 

敵味方関係なくと思われる死刑判決を下して。

 

 

 

 

「ん?」

 

別の所で戦うストームは、こちらに飛んでくる.....雷を視界に捉え、思わず足を止める。

怪人達を蹴散らす事に夢中であるネプテューヌ達は気付いていない。

 

「.....ネプテューヌ!」

 

「きゃあ!?」

 

飛んでくる雷がネプテューヌに向かってくる事に気付いたストームは彼女を突き飛ばし、ネプテューヌは可愛らしい悲鳴を上げてその雷から逃れるが、代わりにストームが食らう事になる。

 

「うぉぉぉぉおおおおおお!?」

 

雷を受けたストームは激しい電撃で漫画の如く骨が見えるくらいまでに痺れる。

その電撃は彼だけにあらず.....。

 

「あばばばばばばばばばばばぁぁぁぁあ!?」

 

「何事何事何事何事ぉぉぉぉぉおおおお!?」

 

ネプギアとマッハも同様に雷を受け、骨のシルエットが見える程までに痺れる。

怪人達も以下同文にとその雷を受けて激しく痺れ、一斉に爆発する。

 

 

 

「やめてやめてやめてぇぇぇぇぇええええええ!?プルちゃんやめてぇぇぇぇぇぇええええええ!?」

 

敵味方関係なく放たれたプルルートの雷は、街全体を飲み込み、ネプテューヌを除いてナイツ達全員が電撃を食らって真っ黒焦げになる。

 

「アハハハハ♪最っ高~♪とってもスッキリしたわ~♪」

 

「.....際でっか...」

 

その光景を見てプルルートは大いに満足し、大きな笑いをあげる。

真っ黒焦げになってうつ伏せに倒れるナイツはそんな彼女に畏怖を感じるのであった。

 

「みんな無事.....じゃあなさそうね.....」

 

「だ、大丈夫ですか皆さん!?」

 

「あいちゃん!こんぱ!」

 

別の所で戦っていたアイエフとコンパが駆け付け、真っ黒焦げになったストームを抱き抱えるネプテューヌはほっと胸を撫で下ろす。

 

「な、なんだったんですかあの雷.....メテオ兄さん達をこんなに黒焦げにするなんて!」

 

アイエフとコンパと共に行動していた.....最近メテオの"弟"となり、彼から戦いの手解きを受けているソルも駆け付け、この状況に驚きながらも憤慨していた。

 

 

 

「あらぁ?あたしだけど坊やぁ~?」

 

 

 

「ん!?.....いっ!?」

 

そこに真っ黒焦げになったナイツを肩に担いで現れたプルルートが合流し、憤慨の言葉を言うソルに顔を向ける。

突然現れた露出の多いプロセッサユニットを着るプルルートを見たソルは顔を赤く染めながら大慌てて顔を逸らす。

.....純情少年には今のプルルートの姿は刺激が強すぎるようである。

 

「な、なんなんですかあの人.....!一体誰なんですかアイエフさん!?」

 

「あんたは知らないのよね、あれは.....女神化したプルルートよ」

 

「えっ!?ぷ、プルルートさんですか!?お、思いっきり別人じゃないですか!?」

 

目の前にいる女王.....否、女神の正体が無事かだと遠い目をするアイエフの言葉を信じられず、ソルは目を丸く見開いて驚く。

 

 

 

「クケケケ.....」

 

 

 

「っ!また怪人ね!」

 

まだ怪人が残ってたらしく、アイエフを始め、プルルートや電撃を逃れたネプテューヌやコンパ、ソルも身構える。

 

「食らえ仮面ライダー!!」

 

その怪人はネプテューヌ達に目もくれず、真っ黒焦げになって倒れるストーム、ナイツ、マッハに目掛けて光線を放つ。

 

「なっ!?」

 

「させない!!」

 

予想外の行動にソルは反応が送れてしまうが、狙いがストーム達仮面ライダーだと気付いたネプテューヌ、プルルート、アイエフの3人は彼らの前に立ち塞がり、代わりにその光線を.....真っ黒焦げになって倒れるネプギアと共に浴びてしまった。

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

 

 

「メテオ兄さん起きてください!メテオ兄さん!」

 

「.....ぅ.....?」

 

プルルートの放った電撃を食らい、意識を失っていつの間にか変身が解けていたメテオはソルに叩き起こされ、重い瞼を開ける。

 

「.....つぅ.....!なんだったんだあの雷.....?」

 

「メテオ兄さん!」

 

「おぉ、ソル.....悪いな起こしてもらってな」

 

「それどころじゃないんですよメテオ兄さん!」

 

未だに残る痛みを感じながらも起き上がったメテオは慌てた様子のソルにお礼を言うが、それどころではないと言った様子で落ち着きのない彼にメテオは首を傾げる。

 

「落ち着け、一体どうしたんだ?」

 

「ネプテューヌさん達が!ネプテューヌさん達が!」

 

「っ!ネプテューヌがどうしたんだ!?」

 

「こ、これ!」

 

大慌てな様子でソルがメテオに見せたもの.....それは.....。

 

 

 

「「「「..........」」」」

 

 

「.....おい、ソル....."この子"達は?」

 

 

 

一見すると五、六歳くらいの"見覚えのある"小さな四人の"女の子"が何やら怯えた様子で互いに身を寄せ合い、こちらを見ていた。

迷子か、親に捨てられてしまった孤児達なのか.....ソルのよっぽど慌てた様子で出したものに彼はそう思考を巡らすが、弟から告げられた言葉によってその考えは予想斜め45度以上に覆されることになった。

 

 

 

「..........ネプテューヌさん達です.....」

 

 

「..........はっ?」

 

 

「.....この子達は"子供になったネプテューヌさん達"なんです!!」

 

 

 

 

 

 

「...............は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!?」

 

 

 

 

 

 

予想もしない、しようと思わない答えにメテオの叫びがプラネテューヌの街中に木霊するのであった。

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

「これネプ姉にプルちゃん!?スッゴく可愛い!!」

 

「ひぅ.....!?」

 

「うぅ~?」

 

後から目覚めたカズマや絵美を連れ、プラネテューヌの教会に戻ったメテオはソルから事情を聞き、絵美は子供のように小さくなったネプテューヌとプルルートを抱き締める。

因みに言うと.....彼女達は"女神化したまま"、見た目も中身も子供である。

 

「.....つまりは.....その怪人の光線を浴びたネプテューヌ、プルルート、ネプギア、アイエフの四人があんな子供姿になったって事か.....」

 

「はい.....」

 

「..........ぐりゅ.....」

 

「..........あによ?」

 

先程の怪人騒動.....突然プラネテューヌの街に怪人が攻め込んで来たと住民から報告を受けたネプテューヌ、ネプギア、プルルート、メテオ、アイエフ、絵美、コンパ、ソル、そして仕事が休みで遊びに来ていたカズマは現場に駆け付け、怪人を蹴散らしていたが、まさかこんな事態になるとは思わず、メテオは頭を抱え、ため息を吐き、後ろにいる小さくなり、怯えた目で見る"女神化したまま"のネプギアとこちらをじっと見るアイエフをちらりと見やる。

 

「まあ、とりあえず.....その怪人はどうなった?」

 

「ネプテューヌさん達をあの姿にした後、何処かへ消えて行きました.....」

 

「そうか.....じゃあその怪人の目撃情報とかを聞き込みに行く.....?」

 

ネプテューヌ達を子供にした怪人はあの後何処かへ逃げて行き、行方が知らしず仕舞いなようで、仕方なくメテオは聞き込みに行こうとすると突然誰かに袖を引っ張られたのでそちらへ目を向けるとそこには彼の腕にしがみつくネプテューヌ達の姿があった。

 

「.....ネプテューヌ、お前ら一体どうした?」

 

気になったメテオが彼女達に声を掛けると、代表してネプテューヌから驚くべき事を言われる。

 

 

 

 

「.........."パパ"、何処へ行くの?」

 

 

 

 

「「「「..........?」」」」

 

 

 

 

 

.....今、なんと言ったのだろうか?

 

....."パパ"..........パパ?ダディ?お父さん?ホワイ?

 

.....誰が?誰が何だって?

 

.....つぶらな瞳で何を言ってるのこの子達?

 

一言、たった言われた一言、"パパ".....それを聞いたメテオ達は思考停止し、その場で硬直する。

 

「え、えっと.....誰が.....何だって?」

 

一番早く復活したメテオが未だに硬直している3人の気持ちを代弁する為に子供のネプテューヌ達と同じ目線までにしゃがんで言うと、ネプテューヌ達はぽかんとした顔で互いの顔を見た後、全員一斉に指を差して告げる.....。

 

 

 

「「「「パパ!」」」」

 

 

 

.........."メテオ"に。

 

 

 

 

 

「..............................はっ?.....はぁ.....はぁぁぁぁぁああああああ!?」

 

まさかの父親指名に本日2度目の嵐の叫びがプラネテューヌに木霊するのであった。

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

「えっと.....つまりメテ兄がネプ姉達のお父さんに選ばれた訳?」

 

「..........みたいだ」

 

プラネテューヌ教会、その中にあるいつもみんなで集って賑わうリビングのソファーに座り、頭を抱えるメテオの言葉に困惑する絵美。

当のメテオ自身も信じられず、溜め息を溢してしまっている。

そんな彼の両隣にはぐっすりと眠っているネプテューヌ達の姿がいた。

因みにメテオが彼女達の"パパ"に選ばれ、彼女達にせがまれて身動き取れない状態の為、代わりにカズマとソル、そしてコンパが情報収集に行っている。

 

「.....とりあえずどうするのメテ兄?」

 

「.....とりあえずは.....だ、彼女達の服を"作って"やるか」

 

これからの事に絵美が考えると、メテオは彼女達の着る"服"をちらりと目にやって言う。

今のネプテューヌ達は申し訳程度に白いワンピースを着てるだけである。

何をしようにもまずは服を着させてやらないといけないと思った彼は彼女達の服を"作る"と言い出した。

 

「え.....あ、そういう事か」

 

一瞬驚いた絵美だがその意味を理解してか、静かに頷いた。

するとメテオは何処からか取り出した"毛糸"を初めとする"編み物セット"を両手に持った。

 

「見せてやるぜ.....孤児院年長者であり、散々みんなの服を仕立てて来た俺の実力を.....!」

 

ゴゴゴゴ.....と効果音が出るくらいに凄ましい気迫を出し、取り出した編み物セットを構えた。

 

「行くぜ、これが俺の.........."クロックアップ"!」

 

 

 

 

 

 

ーーーClock up!

 

 

 

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

「こ、これは.....全てメテオさんが仕立てたのですか.....!?」

 

「うん、そうだよイーちゃん」

 

何気なくメテオ達の様子を見にやって来たイストワールが驚愕の顔を浮かべて見つめる先には.....。

 

 

 

いつもネプテューヌが着ているジャージとワンピースを足して割ったような服装をした"五、六歳ぐらいのパープルハート"。

 

同じくいつもネプギアが着ているセーラーワンピの服装をした"五、六歳ぐらいのパープルシスター"。

 

プルルートにも同様に、いつも着ているパジャマのような服装をした"五、六歳のアイリスハート"。

 

アイエフは"五、六歳"の身長に合わせたいつもの服装をしている。

 

 

 

「ふぅ.....久々に編み物をやったが腕は落ちてないようだな、すぐに出来たぜ」

 

「久々に.....!?久々の腕で.....たった"1分"で四人の服を編み物で仕立てたと言うんですか.....!?」

 

「ああ、孤児院の頃は絵美を含めて十数人もの妹弟達の分を仕立てた事なんて沢山あるからな.....なかなかの仕上がりだろ?」

 

あまりの手際の良さ、器用さ、その速さと量にイストワールはあんぐりと開いた口が塞がらないでいるのであった.....。

 

 

第80話・fin

ED ・ ネプテューヌ☆さがして(超次元ゲイムネプテューヌTHE ANIMATION ED)




色々と都合が重なって執筆の気力を失って力尽きた結果前編と後編に分けることにした今回.....。

いかがでしたか?

次回の後編はもっと、メテオの本領が発揮されます!

お楽しみに!

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