Grand Theft Archive:Kivotos 作:火焔茸
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メタフィクションを多分に含みます。
作者の自己満足と、裏設定整理のためのパートなので読み飛ばしてくださっても支障ありません。
議事録の青焼き 01
作者の自己満足と、裏設定整理のためのパートなので読み飛ばしてくださっても支障ありません。
「…どういうおつもりですか?」
可能性の追求、それが俺の趣味であり目的だから。
「貴下の打ったその一手が、テクストをどれほど掻き乱したか、理解しておられるか?」
「そうだそうだ!」
もちろん、文脈をなぞっていては可能性を観測できない。
「理解に苦しむ…これが、箱庭の伝統ある原形に介入してまで観測される歪みが、貴下の芸術性だと?」
ずいぶん回りくどい言いぐさだが…そうだ。
とはいえ君たちの目的を邪魔する気はない、俺は君たちの行動も織り込んでここに来ている。
「では…アビドスが彼に宛てた手紙も、想定済みですか?」
そうだな、おそらく先生はアレを無視しないし、君の障害になるだろう。
きっと本来のテクストよりも苛烈で、厄介な存在になる。
裏から企業を支援するのも結構だが、引き際を間違うなよ。
「ククク…分かっていますよ。」
なら良いんだが。
「本来であれば先生は"外から来る"予定だった。だが実際に訪れたのは貴下で、かの男が先生の役割を負った。
貴下と同じように試みた者たち、数多のテクストを見聞きしてきたが…これほどに本筋から狂ったのは初めてだ。」
「そういうこった!」
数多のテクスト…か。
君も知覚していたとはな。
「ゴルコンダ…何のお話ですか?」
「テクストを扱う者ゆえの気付きが少々。技術・芸術とは異なる分野ゆえ、理解いただくのは難しいかと。」
そうだな…俺としては想定外なんだが、ゴルコンダとは仲良くなれそうだな。
さて、先生がそろそろ動くようだ。
これ以上伝えるべき事が無ければ、俺はもう行くよ。
「では、今回はここでお開きとしましょうか。」
*1:
某所、部屋の中心には円卓が置かれている。
*2:
4つの陰がそこに就く、そしてゲマトリアの会合が始まる。
*3:
黒い背広を纏った、人型の影と形容すべき風貌の男がそういって私を詰問する。
*4:
俺はつとめて淡々と答える。
*5:
余計な事を言わないように、彼らよりも外側の存在だと悟られないように。
*6:
しかして彼らが"原作"から大きく外れないように。
*7:
絵画が黒服に追従する、それを抱える虚無は相変わらず相槌しか打たない。
*8:
…失言だったか、まあ問題はあるまい。
*9:
この双頭木偶人形はいちいち言い回しが面倒くせえな、コミュ障か?
*10:
…失礼、少々取り乱した。
*11:
この時点で知ってはいたのか、驚いたな。
*12:
とはいえ止めたところで止まる奴じゃないのは分かっている。
*13:
あの先生は頭が切れるが、腹芸は苦手な方だ…少し口添えしておくか。
*14:
こうして、私が加入して最初のゲマトリア会合は幕を閉じた。
はい、筆者自身も「外の人間」としてキヴォトスに介入しています。
まぁ神曲のダンテとかと同様のやり口です。
出演はこの「議事録」のみで本編には一切顔を出さない予定なので、ご安心ください。
【7/1追記】
今後の展開を鑑みて、作者自身もゲマトリアとしてキヴォトスに接触することにしました。
掌を返す形になり申し訳ありません。
さて、俺が何をしたかと言いますと…
まずゲマトリアとして空席だった1つに就きました。
そしてトレバー・フィリップスという、本来ならば絶対に関わらない原形を持ち込み、生徒たちと似たような形で先生として顕現させました。
もちろん作劇のために本来の形とは少々変わっていますが。
それから、ゴルコンダはテクスト(物語)を扱う性質上、ここ以外の二次創作を異なる世界線として知覚しています。
今後の方針としては、彼を持ち込んだ事で生じる不具合やらを裏から何とかしていこうと思ってます。
俺が占拠したせいで枠を潰したベアトリーチェの対処もしないといけませんね。
実に忙しくなりそうだ…