Sufia non ha mai conosciuto I'amore 作:斎藤ピコ
すっと話が進んだりしてるよく分かんないお話
「朝帰りなんてあんたにしては珍しいな。リゾット………⁉
なんなんだ……その女一体どっから連れてきたんだよ…」
「拾ってきた」
「ひろっ……⁈」
プロシュートにいつもの兄貴面は無かった。そこにあるのは動揺だけだった。
そんなプロシュートに反してリゾットは淡々と説明する。
「言葉通りだ。裏路地を歩いていたら俺の服に”これ”がついていた」
リゾットの服や手の平には凧形のシールのようなものが、いくつもくっついていた。
ただそのシールのようなものはリゾットが手から剥がした瞬間
目にも見えぬ速さでリゾットの手に吸われるように再びくっついた。
連れてきた女に目を向けると彼女の近くから
その不思議なシールが飛んでくるのがプロシュートにも見えた。
「こいつはスタンド使いだ。何かに使えるかもしれん」
『何かに使えるかもしれん』か…とプロシュートはさらっと流した。
”自慢の娘なのよ”
嘘つけ、ろくに家にも帰ってこないで最後には失踪して。
本当に自慢の娘だと思っていたなら男と遊んでばかりいるわけないだろ。
……何故だ、柔らかい。どうせ道端に寝っ転がってたはずなのに……
私はその違和感によって目を覚ました。
私はご丁寧にベッドの上で横になっていたことに気づいた。
上体を起こして見てみるとそこは知らない部屋だった。
一体ここはどこなのか、私は混乱していた。
すると部屋の壁に掛けてある随分と大きい鏡の中から突然男の上半身が出てきた。
「ぅわっぅぅ‼」
「男みてぇで可愛くねぇ驚き方だな。なぁ、リゾット」
驚いて声を上げた私のことを変なおさげ頭の男は貶すと「りぞっと」という人を呼んだ。
「ようやく目覚めたのか……」
私は低く威圧的な男の声がする方へ体を向けた。
そこには身長が2mはありそうな男が立っていた。
この人がリゾットか…と思うのと同時に、彼の右肩のあたりに
何かがうごめいているのが見えた。
「名はなんだ」
「スフィア」
「そうかスフィア、お前のスタンドを見せてみろ」
……? すたんどってなんなんだ。私は必死に思考を巡らした。
だが私が答えを見つけるよりも
先にリゾットが自分自身の「すたんど」を出すのが先だった。
「幽波紋《スタンド》とはパワーを持った像《ヴィジョン》であり他人を攻撃したり
自分を守ったりする守護霊のようなものだ」
とリゾットが説明すると同時に、彼の指先のまだ血の滲んでいる傷口から
さっき見えていたうごめいていたものと、恐らく同じものが出てきた。何匹も。
それは動く金属、銀のような見た目をして「ロオォォオォド」と呻くような声をあげていた。
私はこのスタンドに恐怖を覚えた。すると私の周りで何かが舞い始めた。
舞っているのは凧形の紙のようなものだった。
するとそれは急に迷いもなくおさげ頭とリゾットの体に吸い付くようにくっついた。
(気持ちおさげの方が貼りついてる枚数が多いのは気にしないでおこう)
「これがお前のスタンドか…この能力は自分でコントロールできないのか」
彼に悪意は無いと思うがその低い声と感情が読めない顔のおかげで
必死に『取れろ取れろ取れろ……‼』と念じるとくっついていたスタンドが
粉々になって空気中に散っていった。
「このスタンドに名前はないのか」
(名前…どうしよう今さっき自分の目で確認したばかりだからまだ無い…)
なんて言えばよいのだろうか。
「このイルーゾォが考えてやろう。Chase《追跡》はどうだ」
「チェイス……うん。私のスタンド名はChase(チェイス)」
なんだか
すごく
夢小説感が
否めない
テラー○ベルいこうかな