Sufia non ha mai conosciuto I'amore   作:斎藤ピコ

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「イルーゾォ、お前にはスフィアの教育係としてついてもらう」
そうリゾットは淡々と告げた。
「なんで俺なんだよ、ここはおっさんの出番だろ?」
「いや、今回はお前が教育係としてついてもらう。
 俺もプロシュートが妥当かと考えたがあいつにはペッシがいるからな」
「まぁ、このイルーゾォが教育係としてあの女の指導をすることなど、何でもない!!」
イルーゾォは自慢げにそう言った。
「頼んだぞ」




教育係

――教育はイルーゾォが担当する。お前にはしばらくの間イルーゾォと任務を共にしてもらう。

まぁ最初は彼の任務の同行をして実際の現場を見てくるといい。

 

 

 

 

「お前の教育係としてこのイルーゾォがつく。感謝しろ」

「よろしくお願いします」

「フン、やる気は認めてやる。ついてこい」

鏡に寄りかかりながらそうイルーゾォが口にした次の瞬間

彼の体半分が鏡の中へ沈み込むようにしたかと思うと

いつの間にかさっき自分達がいたアジトのとある一室にいた。

 

―――いや違う、ここは先程いた一室ではない。時計の文字盤が反転している。

何が起きているのか私には解らなかった。私が動揺しているのをイルーゾォが気づいたらしく

意地の悪い微笑みを浮かべながら

「お前まだ知らなかったのか、この俺のスタンドは相手を鏡の中へ連れ込める。

『マン・イン・ザ・ミラー』は俺の許可無しでは

本体やスタンド(エネルギー)は入ることはできない

 ここにある物は全て命の無い()()だけだ。俺とお前以外に命をもつものはいない。

 つまりこの鏡の世界は俺が安全かつ無敵にふるまえる―この世界では俺が最強なんだ…!

 とにかくお前のその縛り上げることしか能の無いスタンドと俺のスタンドは違う」

…そういや最初に会った時も貶されたなぁ、そう私は思いながらも

「イルーゾォさんのスタンド能力って鏡の中からの奇襲も可能なんて強いんですね

 尊敬しちゃいます」

「そうご機嫌取りをしようとしても俺は何も思わないからな」

彼は自慢のおさげをいじりながら言った。

だが彼の男にしてはきれいな頬は紅潮していた 下手くそな照れ隠しだな。

「改めて言っとくがお前の指令はは俺の任務の同行だ。

 ヘマすんなよ、叱られるのは監督の俺なんだからな」

「…本当に私も殺しをするんですか?」

「? 当たり前だろ、同行なんだから。今回の指令はもちろん暗殺

 標的の名はマール・カイウッド 年齢17歳、1983年生まれ

 貴族の家の生まれ――令嬢(フィーリア)ってやつだ。情報チームの誰かさんがこの貴族の家の情報入手の

 潜入捜査をしていたがヘマこいてこの令嬢(フィーリア)に怪しまれ、といったわけか…」

「じゃぁこの鏡の中からその標的(ベルサーリオデルアサッシーノ)の現在地を私の()()()()で突き止め

 そこまで進み奇襲をするということですね」

「いや、正確に言うとそうじゃぁない。さっき俺は()()って言ったよな

 だからよぉ晩餐会(チェーナ)があんだよ。会場の近くまではこの鏡の中から行くが

 会場では鏡の中からの奇襲なんかはしない、俺達も紛れるんだよ貴族の中に。

 今回はお前の経験を積むためにあえてこの方法にしただけだからな」

「分かりました、でもイルーゾォさん私たちこの服で行くんですか?絶対入れないですよ」

「俺達チームをナメるなよ、これまでこんな任務はいくつもあった

 変装はその辺のチームよりかは格上だ。しかも俺達にはあのおっさんがいるからな」

「おっさん?」

「プロシュートのことだ、あいつの老けさせる能力のこと言ってんだよ」

「私お婆さんになるの?!」

「違ぇよ、ここではそのままで行く

 年齢をいじったりしなくともこの俺は任務を遂行できるからな

 服はメローネのを借りとけ、ここじゃ一番あいつがへし折れそうな体してて

 お前に似てるだろ。身長はヒールでも履いて適当に盛っとけ」

そう言われ渡されたドレスは大胆に背中が開いているバックレスドレスだった。

 

少し恥ずかしかった




イルーゾォのスタンドって鏡の中での移動が現実世界に反映されるのかな…?
私には分からない…
ここではそれが可能だったマンミラちゃんの世界線です
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