Madoka☆tale まどマギ×Undertale   作:Uruto

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作者が夜間モードで書いているため、夜間モードでの閲覧をお勧めいたします!









第一話 夢の中で、逢ったような…

灰色に染まる、荒れ果てた見慣れた街並み……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不気味な笑みと笑い声を上げ、文字通り街を進撃していく空に浮く巨大な人形……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その周りを踊り狂う小さなバケモノ達……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…そして、それらと相対する1人の黒髪の少女……

 

 

 

 

 

 

戦いの差は歴然のようだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まどか「ひどい…。」

 

?「仕方ないよ。彼女1人では荷が重すぎた。でも、彼女も覚悟の上だ。」

 

 

 

 

フカシギな白い動物が、こちらに話しかける

 

 

 

 

まどか「そんな……あんまりだよ。こんなのってないよ……!」

 

?「諦めたらそれまでだ。」

 

 

 

 

まどかに向き直り、彼女の欲しいであろう言葉(キセキ)を投げかける

 

 

 

 

?「でも、君になら運命を変えられる。」

 

?「避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。そのための力が、君には備わっているのだから。」

 

まどか「本当なの?」

 

まどか「私なんかでも、本当に何かできるの?こんな結末を変えられるの?」

 

?「勿論さ。だから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕と契約して、『魔法少女』になってよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……だ……ぇ……!!」

 

 

 

黒髪の少女が絶叫する 

 

 

 

しかし、それは届かない

 

 

 

 

 

だが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まどか「うん、決めた。」

 

 

 

 

 

 

 

まどか「私、魔法少女に……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴリュウウウン……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガァアアンッ!!!!

 

 

 

9999999

 

 

まどか「!?」

 

?「これは……いったい何が起きているんだ!?」

 

 

 

 

切り裂かれる巨大な人形、消滅する小さなバケモノ達……

 

その光景を、自分の目に映る映像を、

 

まどか達は信じられなかった

 

 

 

ザッ…

 

まどか「!」

 

 

 

巡る困惑と疑問を中断し、思わず叫ぶ

 

 

 

まどか「誰っ!?」

 

 

 

目の前の視界に映るその足音の主は…

 

 

 

?「子供…?」

 

 

 

…意外にも小さかった。見た目は幼く見え、小学4年生だろうか…?

 

1本のボーダー線の入った緑の服、赤くも黒くも見える瞳

 

そして表情の読み取れない、不気味なほど変わらないその笑顔

 

…これは誰だって思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「……君は一体、何者だい?」

 

 

 

そう問う不思議な白い動物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズズドオォォン!!ドオオオォーーン!!!

 

 

 

 

 

二つに割れ、墜落するワルプルギス。

 

 

 

死してなおその不気味な笑みを崩さない、裂けた人形を背景についに口を開いた

 

 

 

そして………その答えは極めて単純(シンプル)だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ニンゲン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まどか「……んんぅ?」

 

 

ふわぁぁ〜

 

と、大きなあくびをするまどか

 

辺りを見渡し、見慣れた自室だと気づく

 

 

まどか「……ん…夢オチ?」

 

 

 

やけに鮮明な夢だったなぁ…

 

……起きてリビングへ行こうっと

 

 

 

まどか「おはようパパ。」

 

パパ「おはよう、まどか。」

 

まどか「ママは?」

 

パパ「タツヤがいってる。手伝ってやって。」

 

まどか「はぁい♪」

 

 

 

バァン!!

と、勢いよく扉を開け放つ!

 

 

 

まどか「起きろ〜!」

 

ママ「どぅああああ!!……あれ?」

 

タツヤ「ママ起きたね♪」

 

まどか「ね♪」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

ママ「最近どんなよ。」

 

 

 

洗面台で身支度しつつ、ママの言葉に声を返す

 

 

 

まどか「ひとみちゃんにまたラブレターが届いたよ。今月になってもう2通目。」

 

ママ「ふん……直にコクるだけの根性のねぇ男はダメだ。」

 

ママ「かずこはどう?」

 

まどか「先生はまだ続いてるみたい。ホームルームだのろけまくりだよ。今週で3ヶ月前だから記録更新だよね。」

 

ママ「さぁ、どうだか。今は危なかっしい頃合いだな。」

 

ママ「ホンモノじゃなかったら大体この辺でボロが出るもんさ。まぁ、乗り切ったら1年は持つだろうけど。」

 

まどか「ふぅん。」

 

ママ「完成。」

 

まどか「リボンどっちかな?」

 

 

 

そう言うと、ママは2色のリボンの内ピンクの方を手に取った。

 

 

 

まどか「えぇ、派手すぎない?」

 

ママ「それくらいでいいのさ。女は外見でなめられたら終わりだよ。」

 

ママ「ふ、良いじゃん。これならまどかの隠れファンもメロメロだ。」

 

まどか「いないよそんなの。」

 

ママ「いると思っておくんだよ。それが、美人の秘訣。」

 

まどか「ふふっ♪」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まどか「おはよう。仁美ちゃん、さやかちゃん。」

 

仁美「おはようございます。」

 

さやか「まどか遅い。」

 

 

私の親友、さやかちゃんと仁美ちゃん

さやかちゃんはいつも元気で活発なの!

仁美ちゃんはお金持ちな家のお嬢様なんだ

美人だから色んな人にモテてて、少し羨ましいな〜っなんて♪

 

 

さやか「お、可愛いリボン!」

 

まどか「そ、そうかな?派手すぎない?」

 

仁美「とても素敵ですわ。」

 

 

そんなやり取りをしながら、学校へと歩みを進める。

 

 

まどか「でね、ラブレターでなく、直に告白できるようでなきゃ駄目だって。」

 

さやか「相変わらずまどかのママはカッコイイな。美人だし、バリキャリだし。」

 

仁美「そんな風にきっぱり割り切れたら良いんですが……ハァ…。」

 

さやか「羨ましい悩みだね。」

 

まどか「良いなぁ。私も一通くらい貰ってみたいなぁ…ラブレター。」

 

さやか「ほぅ。まどかもひとみみたいなモテモテな美少女に変身したいと?そこで先ずはリボンからイメチェンですかな?」

 

まどか「ち、ちがうよ。これはママが……」

 

さやか「さては、ママからモテる秘訣を教わったなー?けしからん、そんな破廉恥な子はこうだ!」

 

まどか「や、ちょっ、やめて〜///」

 

さやか「可愛いやつめ、でも男子にモテようなんて許さんぞ〜!まどかは私の嫁になるのだ〜♪」

 

仁美「ん、コホン!」

 

さやか「う…。」

 

 

何気ない…

そう、本当に何気ない日常。

 

 

しかし、何事に永遠は無い。

 

 

その兆しは、少しずつ……

 

 

けれど着実に、迫って来ている。

 

 

…そう、たとえば……

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

先生「うん。今日は皆さんに大事なお話があります。心して聴くように。目玉焼きとは堅焼きですか、それとも半熟ですか。はい、なかざわくん!」

 

なかざわ「え、えっと・・・ど、どっちでも良いんじゃないかと。」

 

先生「そのとおり。どっちでも宜しい。たかが卵の焼き加減なんかで女の魅力が決まると思ったら大間違いです。女子の皆さんは、くれぐれも、半熟じゃなきゃ食べられないとかぬかす男とは交際しないように!」

 

さやか「ダメだったか。」

 

まどか「ダメだったんだね。」

 

先生「そして男子の皆さんは、絶対に卵の焼き加減に、ケチをつけるような大人にならないこと!」

 

先生「はい。あとそれから、今日は皆さんに転校生を紹介します。」

 

さやか「そっちが後回しかよ。」

 

先生「じゃあ、あけみさん、いらっしゃい。」

 

 

コツ コツ コツ……

 

 

さやか「うわ、すげぇ美人。」

 

 

上品な黒色の髪が(なび)き、

小顔ながらキリッとしている整った顔立ち、

鋭くも何処となく儚げなげな印象を受けるクールな目つき、

そしてエリートをそのまま具現化したかのようなその雰囲気、

 

何より……

 

 

まどか「ぇ」

 

まどか「うそ…まさか?」

 

先生「はい、それじゃ自己紹介いってみよう。」

 

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」

 

 

……夢で見た、あの女の子だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜放課後のカフェにて〜

 

さやか「えぇ、なにそれ?」

 

まどか「訳わかんないよね。」

 

さやか「文武両道で才色兼備かと思いきや、実はサイコな電波さん。くぅ!どこまでキャラ立てすりゃ気が済むんだ、あの転校生は。…萌か。そこが萌なのかぁ〜!」

 

 

まどかは思い出す…

あの後、ほむらに保健室に連れて行って欲しいと言われた直後の、

彼女の発したあの言葉を

 

 

 

『鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?』

 

 

 

『大事だ』と答えた後、彼女は何処となく安心?

いや表情は常にポーカーフェイスだったけど……

…何となく、そのクールさに何か別の『モノ』を感じた

 

 

『そう。もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて絶対に思わないことね。さもなければ、すべてを失うことになる。』

 

 

 

…。

 

 

「……さ…ん……まどかさん!」

 

仁美「まどかさん!」

 

まどか「…ふぇ?ひゃっ、ひゃい!///」

 

さやか「随分あの転校生にお熱だねぇ。まどか。」

 

仁美「…まどかさん。本当に暁美さんとは初対面ですの?」

 

まどか「うーん。常識的にはそうなんだけど……。」

 

さやか「なにそれ。非常識なとこで心当たりがあると?」

 

まどか「あのね、夕べあの子と夢の中で会った…ような……?」

 

 

ズズズズゥーーーーー……

 

 

さやか&仁美「「アハハハww!」」

 

 

思わず放心して飲んでいたジュースを全て飲み切り、爆笑してしまったわw

 

 

さやか「すっげえ。まどかまでキャラが立ち始めたよ。」

 

まどか「ひどいよ!私真面目に悩んでるのに!」

 

さやか「あぁ、もう決まりだ。それ前世の因果だわ。あんたたち、時空を超えてめぐり合った運命の仲間なんだわ。」

 

仁美「夢って、どんな夢でしたの?」

 

まどか「それが、なんだかよく思い出せないんだけど。とにかく変な夢だったってだけで。」

 

仁美「もしかしたら、本当は暁美さんと会ったことがあるのかもしれませんわ。」

 

まどか「へ?」

 

仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも、深層心理には彼女の印象が残っていて、それが夢に出てきたのかもしれません。」

 

さやか「それ出来過ぎてない。どんな偶然よ。」

 

仁美「そうね。」

 

仁美「あら、もうこんな時間。ごめんなさい、お先に失礼しますわ。」

 

さやか「今日はピアノ?日本舞踊?」

 

仁美「お茶のお稽古です。もうすぐ受験だっていうのにいつまで続けさせられるのか。」

 

さやか「うわぁ、小市民に生まれて良かったわ。」

 

まどか「私たちも行こっか。」

 

さやか「うん、まどか帰りにCD屋に行ってもいい?」

 

まどか「良いよ。また上条くんの?」

 

さやか「まあね。」

 

仁美「ではまた。」

 

さやか「じゃあね。」

 

まどか「ばいばーい。」

 

 

そのままCD屋に足を運び、ヘッドフォンを付けるまどか

その耳には……

 

 

 

 

『助けて。』

 

 

 

『助けて、まどか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

()()の立ち入り禁止区画〜

 

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こっちから きこえたと おもったけどな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ! キミは…! ひょっとして おちてきたの…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケガはない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいじょうぶ? たてる…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯◯◯ って いうんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい なまえだね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクの なまえは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…。」

 

「…!」

 

 

*知らない天井だ。とても暗い。

 

 

…ムクリ

 

 

*立ち上がり、考えた。

 

 

「…?」

 

 

*ここはどこなのだろう?

 

 

「…。」

 

 

*とりあえず、歩いてみる事にしよう。

 

 

「…。」

 

 

スタスタスタ…

 

 

「…。」

 

「…!」

 

 

*(木の棒が、落ちている。)

*(どうする?)

 

 

「…。」

 

 

*(木の棒を、手に入れた。)

*木の棒を、装備した。

 

 

ズダァアン!!

 

 

「!」

 

 

*…銃声だ。

 

 

*(行ってみる? 辞めておく?)

 

 

「…。」

 

 

*行ってみる事にした。

 

 

「……!」

 

 

カチャッ!

 

 

?「っ!だれ!?」

 

「…。」

 

 

*黒い格好をした、黒髪のニンゲンの少女だ。

*黒い武器を持っている……銃だ。

 

 

まどか「…!」

 

 

*ピンク色の髪をした、ニンゲンの少女だ

*何かを抱え、守るようにしているようだ

 

 

黒い人「……子ども?なぜここにいるかは分からないけど、早く帰りなさい。」

 

?「……キュウ。」

 

「…!」

 

 

*ピンクの少女から、小さい声が聞こえた。

*…動物の声のようだ。(……動物?)

*どうやらその動物を守っているようだ。

 

 

黒い人「……何度も言わせないで。早く元いた場所へ戻りなさい!」

 

 

*こちらは動物に()()があるらしい。

*どうやら少しきげんが悪いようだ。

*(どうする?)

 

 

「…。」

 

 

*(…木の棒を、構えた。)

 

 

黒い人「……まさか、戦う気?」

 

 

*(頷いた)

 

 

まどか「えっ…?」

 

 

*胸の奥が共鳴する…

*ケツイが、みなぎった。

 

 

 

ーENCOUNT!ー

 

 

 

*黒髪のコスプレイヤーが現れた!

 

 

「…。」

 

 

*ACT:ぶんせき【黒髪のコスプレイヤー】

 

*暁美ほむら - ATK 80 DEF 30

*時を止める魔法少女だ。

*……なぜか、知っている。

 

 

ほむら「早く去りなさい!」

 

 

バァン!バァン!!

 

 

「…。」

 

*あなたは動じなかった。

*どうやらいかく射撃のようだ。

 

 

ほむら「っ!」

 

 

*動揺しているようだ…。

 

*ACT:時間(かせ)

 

*「そんなこうげき、楽勝だ!」と、煽ってみた。

 

 

ほむら「っ!言わせておけば……!!」

 

 

*イラつかせただけの様だ……。

 

 

「…。」

 

 

バァン!バァン!!

 

 

「…。」

 

 

*やはりまた、いかく射撃のようだ。

*あなたは動じなかった。

 

 

ほむら「…こんなことをしている時間はない。早くそこを退きなさい!」

 

 

*あなたは拒否した。

*さっきまでのクールな()()()()*1が消えている。

*どうやら珍しくムキになっている様だ。

 

 

「っ!なんで退かないのよっ!!」

 

 

*……ちょっとかわいい。

 

 

まどか「……ちょっとかわいい///」

 

 

*……どうやら、時間かせぎがうまく行ったようだ。

 

 

プシューーーー!!!

 

 

*周りが白えんにつつまれた。

 

 

?「まどか、こっち。きみも。」

 

まどか「え?」

 

 

*どうやら逃げ切れたようだ……。

 

 

「…。」

 

まどか「さやかちゃん…!」

 

さやか「なによアイツ!今度はコスプレ通り魔かよ。つか、なにそれ。ぬいぐるみじゃないわよね。生き物?」

 

まどか「わかんない…でも、助けなきゃ。」

 

さやか「あと、そこの子。」

 

「……?」

 

さやか「そう、きみ!」

 

さやか「まどかを勇気を出して助けるとか、小さいのに男気あるじゃん!」

 

「…?」

 

まどか「本当にありがとう。私は『鹿目まどか』……えと、きみの名前は?」

 

「……!」

 

 

*嫌な気配がする……!

 

 

さやか「?…どったの?」

 

まどか「…さやかちゃん。」

 

さやか「ん〜?どしたの、まど…か……。」

 

「…。」

 

 

 

ショッピングモールの地下が、蜃気楼のようにボヤけ、

 

一瞬のうちに奇怪な姿形を変える。

 

絵本の中に迷い込んだように、現代的な建築は消えていき、

 

いくつもの絵の具をごちゃ混ぜにした(つたな)い色を、デタラメに塗ったような空間が広がる。

 

 

「…。」

 

 

*……まるで薔薇(バラ)園のようにそこらに花壇がある。

 

 

 

 

まどか「変だよここ!どんどん道が変わって行く!」

 

さやか「ああもう、どうなってんのさ!」

 

 

*……なにか、いる!

 

 

さやか「冗談だよね。私、悪い夢でも見てるんだよね。ねぇ、まどか!」

 

 

白くて丸い綿菓子が、お髭を付けている……。

手の様なものには、鋭いハサミが握られている。

10体程だろうか……?

 

 

 

「…。」

 

 

*ハサミを鳴らし、囲むように近づいてくる。

*……どうやら、話は通じなさそうだ。

 

 

 

ーENCOUNTー

 

 

 

*バケモンが現れた。

 

 

まどか「たっ、戦うの…?」

 

 

*まどかは心細そうだ。

 

 

「…。」

 

 

*ACT:ぶんせき【バケモンA】

 

*使い魔 - ATK 10 DEF 5

*魔女の使い魔。体がまほう的な何かでできている。

*これも……なぜか知っている。

 

 

使い魔「musida!musida!sonowoarasu,gaitilyuuda!

 

 

*何言ってんのか分からん。

 

 

まどか&さやか「…。」ブルブル…

 

 

*2人はふるえている。

*さすがのさやかも、使い魔に対しては消火器を投げれないようだ。

 

 

「…。」

 

 

*ACT:時間かせぎ【バケモンA】

 

*ぶきを遠くの花だんに投げた。

 

 

使い魔「HA!?nanisitennjaomaeeeeee!!!!!!

 

 

*使い魔たちは怒っているようだ。

 

 

使い魔「Yarou,bultuykoroltusilyaaaaaaa!!!!!

 

 

*どうやら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*……間に合ったようだ。

 

 

さやか「あれ!?」

 

まどか「な、なに?」

 

 

鎖がまどか達の周りを飛び回り、辺りの使い魔を弾き飛ばした!

 

 

?「危なかったわね。」

 

 

*まどか達と同じ服を着た、黄色の髪の少女だ。

 

 

?「でも、もう大丈夫。」

 

 

*手に、鎖と『謎の光を放つ宝石?』を持っている。

 

 

?「あら、キュゥべえを助けてくれたのね。」

 

?「ありがとう。そのこは私の大切な友達なの。」

 

まどか「わたし呼ばれたんです。頭の中に直接この子の声が!」

 

?「ふぅん。なるほどね。その制服、あなたたちも見滝原の生徒みたいね。2年生?」

 

さやか「あなたは?」

 

?「そうそう、自己紹介しないとね。でも、その前に……」

 

?「ちょっと一仕事片付けちゃって良いかしら。」

 

 

光がリボンとなり、体に巻き付く。

そして、その姿を『魔法少女』へと変えて行く。

 

 

「…。」

 

 

*『(ともえ)マミ』だ。

*…なぜか、知っている。

 

 

マミ「っは!」

 

 

空へと飛び手を広げ、視界いっぱいのマスケット銃を展開する。

 

 

ズダダダダッ!!!!

 

 

まどか「す、すごぉい!」

 

 

周りの空間が元に戻る……。

 

 

さやか「も、もどった!」

 

マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいなら直ぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる。」

 

 

目線の先には、同じくあの空間に巻き込まれたほむらがいる。

 

 

ほむら「私が用があるのは…」

 

マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの。」

 

 

ムッ と目の鋭さを上げるほむら。

声を低くし、威嚇するマミ。

そのバチバチとした視線の間に……

 

 

ほむら「!?」

 

マミ「!」

 

さやか「あっ、ちょ!きみ!!」

 

まどか「あ、危ないよ!」

 

「…。」

 

 

*手を広げ、マミの方を向く。

 

 

ほむら「!」

 

 

…私を庇う気!?

………あれだけ威嚇射撃したのに?

 

 

マミ「…分かったわ。喧嘩はしない。ここはお互いに、この子に免じて退きましょう?」

 

ほむら「……えぇ。」

 

 

そう言いつつ、名残惜しそうに目を瞑り、一瞬まどかを見ながらその場を去るほむら。

 

 

「…。」

 

 

その後ろ姿には、どことなく哀愁が漂っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

?「ありがとうマミ。助かったよ。」

 

マミ「お礼はこの子たち(まどかとさやか)とこの子に言って。私は通りがかっただけだから。」

 

?「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ。」

 

まどか「あなたが、私を呼んだの?」

 

キュゥべえ「そうだよ、鹿目まどか。それと美樹さやか。」

 

さやか「なんで私たちの名前を?」

 

キュゥべえ「僕、君たちにお願いがあって来たんだ。」

 

まどか「お、お願い?」

 

 

*…。

*どうやらこの先、すごい『ぼうけん』になりそうで………

 

 

 

 

 

キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*……ケツイがみなぎった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「第二話 *決意

 

*1
×ふいんき ◯ふんいき 『子ども……というか大人でも間違えますよね…。』




第一話、やっと投稿できました!
結構アンテ成分も多めでしたね、今回。
次回は少ないかも?

あ、一応今回の補足?をします。

木の棒をぶん投げて注意を逸らした後、マミさんがきて、その後また木の棒は回収しました。

あと、ほむらのことを主人公はイジメられていると思ったみたいです。
主人公は基本的に無口で無表情。何考えてんのかわかりません。
ただ、やっぱり困ってる人がいたらその人をとことん気にかける、ケツイを持った子です。
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