Madoka☆tale まどマギ×Undertale   作:Uruto

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遅なった。
忙しい…。

あ、前回の次回予告と今回のタイトルを変えました。
許してくだちい。



第二話 *決意

前回、ほむらから逃げ切ったマミ一行は、せっかくだからとマミのお茶会に誘われるのだった。

 

まどか「わぁ…!とっても美味しい!」

 

さやか「これ全部手作りなんですか!? 凄いですマミ先輩!」

 

マミ「先輩だなんて、マミでいいわ。美樹さん。」

 

「…。」

 

 

 

*(…とてもおいしい。)

 

 

 

マミ「ふふっ、そんなに焦らなくても、ケーキはまだまだあるからね?」

 

「…。」コクッ…

 

 

さやか「それにしても…アイツ、何なんですか?」

 

「…。」

 

 

 

*(…おそらく ほむらの ことだろう。)

 

 

 

マミ「彼女も私と同じ魔法少女。多分だけど、縄張り争いを危惧してキュゥべぇに魔法少女の才を見出されたあなた達を魔法少女にさせないように邪魔しに来たんだと思うわ。」

 

さやか「ま、魔法少女同士に縄張り争いなんてあるんですか!?」

 

マミ「えぇ、残念なことだけどね。」

 

マミ「これを見て。」

 

 

 

*マミは ゆびわに 手を ふれた。

*ゆびわは タマゴのような ほうせきに かたちを かえた。

*それを 手のひらに おいて こちらに 見せた。

 

 

 

まどか「わぁ!宝石みたいできれいですね!」

 

さやか「うわぁ…!って、これ何なんですか?」

 

マミ「ふふっ、これは魔法少女の魔力の源、『ソウルジェム』よ。」

 

まどか「ソウルジェム…。」

 

マミ「少し汚れて見えるでしょう?」

 

まどか「確かに…。」

 

さやか「なんか薄汚れて見える気も…?」

 

 

 

*(…なんだか 黒く ひずんで 見える。)

 

 

 

マミ「これを『穢れ』って言ってね。穢れがたまりすぎると魔法が使えなくなるの。」

 

マミ「でも、この()()をとあるものを使って洗い落とせるの。それがこの、『グリーフシード』よ。」

 

 

 

*(マミは 黒い つまようじのような こけしのようなものを ソウルジェムへと 近づけた。)

*(すると…?)

 

 

 

さやか「すっげぇ!」

 

まどか「穢れが取り除かれていく…!」

 

マミ「魔女一体につき、一個手に入るの。だからこれをたくさん手に入れれば、それだけ多くの魔法を使うことができるの。」

 

マミ「それだけに、グリーフシードを求めて魔法少女同士で争うこともあるわ。」

 

まどか「そっ、そんなっ…。」

 

さやか「…なんか、思ってたよりも魔法少女って暗いんですね…。」

 

さやか「…マミさんも魔法少女と戦ったことあるんですか?」

 

マミ「…えぇ、何回かね。」

 

まどか「そんな!魔法少女同士で争うなんて、絶対間違ってます!」

 

マミ「えぇ、鹿目さんの言う通り、私も間違っていると思うわ。」

 

マミ「それでも人間同士、お互いに争うときはどうしてもあるわ。」

 

マミ「もし、魔法少女になればそういうこともあるということよ。」

 

 

まど&さや「「…。」」

 

 

 

「僕からもいいかな?」

 

さやか「うわっ忘れてた。誰だコイツ!」

 

「…。」

 

 

 

*…きみょうな いきものだ。

 

 

 

マミ「ふふっ、この子はキュゥべぇ。魔法少女の才がある子を見つけて、魔法少女としての力を与える。私たちのパートナーみたいなものね。」

 

QB(キュゥべぇ)「そんな認識で構わないよ。」

 

QB「君たちには魔法少女としての才がある。だから、僕と契約して魔法少女になってほしいんだ。」

 

さやか「契約って?」

 

キュウベエ「僕は、君たちの願い事を何でも一つ叶えてあげる。」

 

さやか「え、本当?」

 

まどか「願い事って?」

 

キュウベエ「なんだって構わない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ。」

 

さやか「うぅわ。金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか?」

 

まどか「いや、最後のはちょっと。」

 

キュウベエ「でも、それと引換に出来上がるのがソウルジェム。この石を手にした者は、魔女と戦う使命を課されるんだ。」

 

まどか「あっ魔女…。」

 

「…。」

 

 

 

*…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*…こいつはウソをついている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さやか「魔女ってなんなの?魔法少女とは違うの。」

 

キュウベエ「願いから生まれるのが魔法少女だとするば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ。魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を撒き散らす。しかもその姿は普通の人間には見えないからたちが悪い。不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう(わざわ)いのタネを世界にもたらしているんだ。」

 

マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件はかなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。形のない悪意となって人間を内側から蝕んでいくの。」

 

さやか「そんなヤバイ奴らがいるのに、どうして誰も気づかないの?」

 

キュウベエ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を表さないからね。さっき君たちが迷い込んだ、迷路のような場所がそうだよ。」

 

マミ「けっこう危ないところだったのよ。アレに飲み込まれた人間は普通は生きて帰れないから。」

 

まどか「マミさんはそんなこわいものと戦っているんですか…?」

 

マミ「そう命がけよ。だからあなた達も慎重に選んだほうがいい。キュウベエに選ばれた貴方達にはどんな願いでも叶えられるチャンスがある。でもそれは死と隣り合わせなの。」

 

まどか「ふえ。」

 

さやか「うえ、悩むな。」

 

マミ「そこで提案なのだけど、二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない。」

 

まどか・さやか「ええ。」

 

マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ。その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えて見るべきだと思うの。」

 

「…。」

 

マミ「あ、そういえばこの子は?」

 

まどか「私たちを助けてくれたんですけど…。」

 

さやか「そういやこの子どっからきたんだろ?」

 

さやか「ねぇ、君。お父さんやお母さんは?」

 

「…?」

 

さやか「そ、そんなに首を傾げられても…。」

 

マミ「おうちの場所はわかる?」

 

「…。」

 

 

 

*あなたは 「分からない…。」 とだけ 伝えた。

 

 

 

さやか「分からない…って、それめっちゃヤバいじゃん!」

 

マミ「美樹さん、ちょっとこっち。」

 

 

 

*(マミは 手を あおいで さやかを よんでいる。)

*(あなたも さやかに ついて行く?)

 

*行く? 行かない?

 

*(行く。)

 

 

 

さやか「あっ、えと…君はついてこなくてもいいんだよ?」

 

「…。」

 

マミ「ふふっ。」

 

マミ「そうだ♪ さっきね、試しにバタースコッチパイを焼いたの。」

 

マミ「よかったらみんなに試してもらいたいわ。」

 

「…!」コクッ…

 

マミ「ふふっ、ありがとう。じゃあ、オーブンの中で冷ましてあるから、先に行って待っててくれる?」

 

「…。」コクッコクッ…

 

マミ「まだ熱いから、一人で触らないようにね?」

 

 

テクテクテク…。

 

 

マミ「…さて、話の続きね。」

 

 

 

*キッチンの つくえの上に やきたての バタースコッチパイが ある。

*さらごと 手にとってみた。

 

*ホカホカの いちばんおいしい じきの ようだ。

*だが とても ひとくちで たべられる 大きさ ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ナイフはどこだ。

 

 

 

 

 

 

まどか「う、う~ん…少しだけならママに言って、私の所に置いていてもいいんですけど…。」

 

さやか「いやいや、急にこどもを拾ってきたら、まどかのお母さん困っちゃうでしょ!?」

 

マミ「…。」

 

まどか「じゃ、じゃあさやかちゃんは?」

 

さやか「えっ!?あ~……こっちに回ってきたか~。」

 

さやか「…う~ん?」

 

マミ「…。」

 

さやか「…(ウチ)は、両親が家にいることが少ないし、いけるかもだけど…。」

 

まどか「…話すのが?」

 

さやか「…うん。」

 

マミ「…。」

 

マミ「…わかったわ。」

 

 

まど&さや「「え?」」

 

 

マミ「私は一人暮らしをしているし、丁度いいもの。あの子はうちで預かるわ。」

 

マミ「まぁ、あの子の両親が見つかるまでだけどね。」

 

まどか「わぁ、ありがとうございます!マミさん!」

 

さやか「いや~,すみませんマミさん。」

 

マミ「いいのよ、あの子もここを気に入ってるみたいだったし……あら?」

 

マミ「…。」

 

まどか「…?」

 

さやか「どうかしたんですか?」

 

マミ「…あの子、かなり無口な子だけど、やけに静かすぎないかしら?」

 

まどか「言われてみれば、確かに…。」

 

さやか「たしか…キッチンにいるはずじゃ?」

 

マミ「…なんだか嫌な予感がするわね。」

 

マミ「ねぇ、大丈夫ー?」

 

 

シーン…。

 

 

マミ「…ちょっと見てくるわ。」

 

まどか「あ、私も行きます!」

 

さやか「なら、私も!」

 

マミ「…ええ、お願いね。」

 

 

 

 

まどか「…えと、キッチンこっちでしたよね?」

 

さやか「ほえぇ~、きれいなキッチン…。」

 

マミ「ねぇ?大丈夫~?」

 

さやか「ど、どこにもいない?」

 

まどか「い、いや…ちいさいから、『かくれんぼ』してるのかも?」

 

マミ「もしそうならちょっと()()だけど、仕方ないわね。」

 

 

マミ「変身。」

 

 

さやか「わっ、姿が変わった…!」

 

まどか「きれいな服…マミさんに凄く似合ってます!」

 

マミ「ふふっ、ありがとう鹿目さん。」

 

マミ「それじゃあ、ちょっと気配を探してみるわ。」

 

マミ「…? 普通に、リビングの方にいるわね?」

 

まどか「え?あ、ほんとだ!」

 

さやか「なぁ~んだ!お姉ちゃんたちを心配させやがって~!」

 

まどか「ねぇ、だいじょう…あ。」

 

さやか「ん?どうした、まどk……あちゃ、ねちゃってるなぁ…。」

 

「…。」

 

さやか「ッフフ、ぐっすりでまぁ。」

 

まどか「…あのねさやかちゃん、そっちじゃないの。」

 

さやか「ん?そっちじゃないって?」

 

まどか「…机の上を見てみて。」

 

マミ「…あの大きさのパイをひとりで全部食べたわね。」

 

まどか「この大きさのパイ皿が空っぽ…。」

 

さやか「ちゃんとナイフで切って食べてるし…。」

 

マミ「ふふっ、これからは戸棚やオーブンにカギをかけないといけないわね~。」

 

 

 

まどか「ぐっすりですねぇ~。」

 

さやか「そりゃ、こんな大きさの一人で食べたらね…。」

 

マミ「あら、もうこんな時間。そろそろ日も暮れるし、みんな家に帰った方がいいわね。」

 

さやか「えぇ~もうそんな時間!?」

 

さやか「マミさんの家は居心地がいいからずっといれそうです~!」

 

まどか「さ、さやかちゃん!」

 

マミ「ふふっ、ありがとう。なら、また来てくれるかしら?」

 

さやか「はい!絶対行きます!」

 

まどか「わ、私も!絶対また来ます!」

 

 

 

さやか「じゃ、バイバイ。君~。」ワサワサ…

 

まどか「あ、私もあたま撫でていこうかな。」ヨシヨシ…

 

「…。」

 

 

 

 

マミ「じゃあ、また明日ね。」

 

さやか「はい!今日はありがとうございますマミさん!」

 

まどか「紅茶とケーキとっても美味しかったです!」

 

マミ「ふふっ、また用意するわね。」

 

 

 

キィー……ガチャン。

 

 

 

マミ「ふぅ…さてと、お風呂でも入れようかしら。」

 

「…。」ムクリ…

 

マミ「あら、起きたの?」

 

「…?」

 

マミ「あぁ、鹿目さんと美樹さんは帰っちゃったわ。」

 

マミ「それと…よかったら、これからしばらくはこの家にいないかしら?」

 

「…。」

 

 

 

*(マミから "いそうろう"の さそいを うけた。)

*(どうする?)

 

*(いっしょにいる かえるべきばしょがある)

 

*(いっしょにいる。)

 

 

 

マミ「ふふっ……ありがとう。」

 

 

 

 

*マミの あたたかな えがおを 見て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*ケツイが みなぎった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「第三話 忍耐する甘~い痛み」

 




最近デルタルーンがんばってる。


追記:次回予告のタイトル変更。

追記:(2回目)
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