Cクラスの王様はまだ出ません!
けど近いうちに登場するのでしばらくお待ちください。
今回は暗殺教室からあのキャラが登場します。
入学式を終えて自由時間となった俺達は
敷地内を見て周ることになった。
俺と椎名さん、そして伊吹さんの三人で
見学していた。
俺はというと敷地内を見学しながら
監視カメラの数と位置を確認していた。
この学校やけに監視カメラ多く設置されているな。
異常な数だ。
防犯のため…………という訳でも無さそうだね。
これじゃイタズラするのも一苦労だ。
けど、監視カメラの向きやない場所を把握できたのは収穫かな
特にカラオケや特別棟などにはなかった。
カラオケはともかく特別棟は理科室がある。そこに監視カメラが一つもないのはさすがにおかしい。
何かしら学校側の意図が見れたね。
図書館は広い上に書籍の数が段違いだった。
何でも揃ってるね。静かだから勉強に励む生徒も多かった。
あと椎名さんがずっと嬉しそうにしてた。
「カルマ君!この本とかどうです!他にも、これと、これとこれと……………」
「椎名さん。少し落ち着いて。」
「あ、すみません。夢中になっちゃって。」
椎名さんは本のことになると止まらないな。
一通り回り終えた俺達は食堂に来ていた。
「2人はポイントの支給額についてどう思います?」
「………………ただの高校生相手に10万は大盤振る舞いしすぎだよね。」
「みんな10万ポイントに浮かれてたけど、やっぱり何かあるの?」
「そうですね。まず先生はポイントの支給日について話していました。しかし、ポイントの支給額については明言していません。」
「それに、仮に毎月10万ポイント振り込まれたとして今年の入学者はたしか160人だったはずだから、1ヶ月に1600万ポイント、それが1年もすれば1億9千200万、3年で5億7千600万、1クラスだけでこんなにもポイントを支給しないといけない。1年で4クラスもある。いくら国立の学校とはいえこれだけの金が与えられる訳がないからね。」
「つまり、来月のポイントは10万じゃないってこと?」
「おそらくそうなると思います。」
「多分、ポイントの決め手はあれだろうね。」
そう言ってカルマが指を指したのは
「……………監視カメラ?」
「そう。登校の時にやけに監視カメラが多いと感じたから見学するついでに確認したけどこれだけあった。」
カルマは見学の時に監視カメラの位置と向きをチェックしていた。
「………………こんなに?!」
「全部数えてたのですか?」
「あぁ、これで全部だ。防犯目的じゃないだろうね。教室や食堂や中庭、図書館、あっちこっちにあったよ。」
「でも、何のために。」
「………………俺達の監視だろうね。」
「そうですね。おそらくこれが来月のポイントの決め手になっているかもしれませんね。」
「俺達の授業態度や日々の生活での行動や言動を監視して、ポイントを決めているかもしれないな。減点された分、来月のポイントは減る。」
「けど、このポイントの変動が私たちにどう影響するのか、それがまだわかりませんね。私たちの成績だけでしょうか。」
「そうだね。まだ情報が少ないから断定はできないし。」
俺達がポイントについて考えているとちょうど正午になった。
「そろそろ時間だし、お昼にするか。」
「そうですね。伊吹さんも一緒に行きましょう。」
「そうね。」
俺は食堂でメニューを確認していると
「………………山菜定食無料。日用品やコンビニでも見たけど無料商品がちらほらあるな。」
おそらくポイントない生徒への救済措置だろう。
「(けど10万ものポイントがあるのにも関わらず救済措置もあるということは、やっぱりポイントは減るのは確定っぽいね。)」
試しに山菜定食を頼んでみることにした。
「カルマ君、それは山菜定食ですか?」
「あぁ、無料だったから、試しに。」
「コンビニでも見たけど、無料商品もあるのね。」
「ポイントを使いすぎた生徒への救済措置だろうけど、仮に10万ポイントが配られるとして普通それだけのポイントがあれば救済措置は要らないと思うけど、ポイントが減少するとしたらこの措置も納得がいく。」
「アンタ達よく気づいたね。」
「先生の発言からなんとなく予測しただけですよ。カルマ君には及びません。」
「まぁあくまで予想だし。ルールの隙間を探すのが好きなだけだよ。けどこれじゃイタズラもできないな。」
「何をする気だったの。」
「そんな大層なことじゃないよ。他の人からちょっとポイントを拝借しようと思っただけ。」
「カルマ君、カツアゲはダメですよ。」
「うそうそ。冗談だよ。」
そんな話をしていると
「あの~ちょっといいかな?、」
会話賀途切れたのを見計らったかのようにストロベリーブロンドの髪の女子が話しかけてきた。
「隣いいかな?」
「別にいいよ。」
周りも混んでるみたいだし、見た感じ他のクラスの生徒かな、この機会に交流しておくか
「ありがとう!」
その少女はあけすけな笑顔を浮かべて礼をいった。
「せっかくだから自己紹介した方がいいよね。
私は1年B組の一之瀬 帆波。よろしくね。」
初対面の人にもこの笑顔。性格も快活そうで見た感じいろんな人に好かれるタイプそうだ。
「こちらこそよろしく。俺は1年C組の赤羽 業。カルマで呼んでいいから。」
「同じく椎名 ひよりです。」
「……………伊吹 澪」
俺と椎名は自己紹介したけど伊吹は相変わらず無愛想に名前を名乗った。さっきからもそうだけど、一匹狼タイプなのかただ面倒なのか。あんまり人付き合いが得意なタイプじゃないな。
「三人ともよろしく!」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「………………それで、さっきから聞き耳を立ててたみたいだけど、ポイントの話かな?」
交友を広げる目的もあるだろうけど、さっきから近くでこそこそしてたから気になってたんだ
「あはは………気づいてたんだ。」
「少なくとも俺が説明してる時からいたよね。」
「えぇ。ずっとこちらを気にしておられましたから。」
「さっきからずっと着いてきてた。」
「だって皆ポイントのこと気にしてなかったのに真剣に話してたからつい。」
縮こまりながらそう言ってる姿は何か小動物みたいだった。
面白そうだしちょっとからかってみるか。
「まぁ、さっきの話はあくまでも仮説の一つだからね。もしかしたら他にもあるかもしれないし。」
「そうなんだ。せっかくだから教えてくれないかなぁ~」
「え?いやだ。」
「にゃにゃ!そんなこと言わないでよ~」
「ダメ~教えたら面白くないし。」
おちょくって見たら素直で面白い子だな~
「………………意地悪いな。」
「カルマ君おちょくりすぎですよ。」
「いや~面白かった。」
「もう!」
ちょっと拗ねちゃったか。
「まぁ、おふざけはここまでにして。さっきの続きだけど
一之瀬さん。Bクラスでも同じような説明だったかな?」
「えっと、Bクラスの先生は星之宮先生ていう人なんだけど聞いてもまだ言えないみたいだった。」
ふーん、どうやら箝口令でもしかれてるのかな。分かるのは来月かな。
あの仮説………………以外といい線いってるかも。
その後、食事を終えた俺達は互いに連絡先を交換して一之瀬さんとはそこで別れて再び敷地内の見学に戻った。
「広かったですね。書店にも色々な本がありました!」
「………………私疲れたんだけど。」
「今日はこの辺にしてそろそろ帰るか。」
「そうですね。」
「そうね。」
そう2人と話していると
「1年だからって舐めてんじゃねぇ、あぁ?!」
コンビニの前で不良同士の喧嘩が起こっていた。
カルマと同じ赤髪の男子とおそらく2年の先輩が言い争っていた。
「見るからに不良って感じの人達ですね。」
人前で大声で叫んで、沸点の低い奴だ。
「椎名あんたはカルマみたいにあんな奴らと関わらないでよ。」
「ひどいなぁ~伊吹さんは、俺はまだ何も言ってないのに。」
「あんたさっきからあいつら見てロクな事考えてないでしょ。」
「そうですよカルマ君。暴力はダメですよ。」
「はいはい。」
喧嘩売ってくれたらその場で買うつもりだったけど。そしたら楽にポイント増やせるのに。
そう思いながら踵を返して離れようとした。
「おー怖い。お前クラスは何だよ。なんてな。当ててやろうか?Dクラスだろ?」
「だったらなんだってんだ!」
「聞いたか?Dクラスだってよ。やっぱりな!お里が知れるってもんだよなぁ。」
「あ?そりゃどういう意味だよオイ。」
「可哀想なお前ら『不良品』に今日だけはココを譲ってやるよ。行こうぜ。」
『不良品』その言葉が頭に残った。
「…………………『不良品』………か。」
「?カルマ君どうしました?」
「いや。なんでもない。」
その場ではそう言ったが、俺の頭にはその言葉がしばらく気になっていた。
寮の前に来た俺達はそれぞれ別れて部屋に入った。
椎名さんと伊吹さんと別れた俺は
一階フロントで402と書かれたカードキーと寮でのルールが書かれたマニュアルを受け取りエレベーターを待っていた。
俺の後に続き同じ1年生と並んでいた。
「(…………………同じ1年生かな?)」
その男子は茶髪で中背中肉、そしてどこか無気力な目をしていた。
「………………」
少し気まず雰囲気だったが話しかけた。
「あー………1年C組の赤羽 業だ。よろしく。」
「……………1年D組の綾小路 清隆だ。よろしく赤羽。」
「部屋は何階かな?」
「401だ。」
「俺は402。隣同士これからよろしくな。」
部屋が隣だったためクラスのことなど色々話しながら途中まで一緒に行くことにした。
「そうだ。連絡先交換しとこうぜ。」
「あ、ああ。」
端末を取り、俺は連絡先を交換した。
「これからよろしくな。じゃあまた。」
「ああ。」
俺達はそれぞれの部屋に入った。
部屋はそこそこ広かった。
「電気代やガス代も無料か。端から見れば楽園だな。」
正直、自由すぎて逆に不自然だな。
「それにしても、綾小路。なんだか変わった人だね。」
やけに感情のない目。
「初めてあった頃のイトナに似てるかな?」
堀部 糸成
俺と同じE組の生徒で同級生。彼はシロこと柳沢 孝太郎に利用され殺せんせーの触手を埋め込まれ暗殺者として送り込まれた。そして殺せんせーに解放された後、改めてクラスの一員となった。
「けど、イトナとはまた違うね。人畜無害そうだけど、なんだかモヤっとするな。」
イトナはその境遇から強さを求めた。触手が埋め込まれた時は感情の起伏が激しく何もないときはよくわからない子だった。
「この学校。色んな生徒がいるんだな。」
そう考えていると
「カルマ君入学式お疲れ様でした!」
突然、端末から声が聞こえた。
「……………こんなとこにも入れたの。律。」
「はい!探すのに時間がかかりましたが、やっと見つけました!」
彼女は自律思考固定砲台。皆からは律と呼ばれている同級生。
彼女は高度なAIで、世界各国が殺せんせーとの契約
「生徒に危害を加えない」ことを逆手に取り作られた。
「この学校に接続されているネットから入りました。セキュリティは国の学校だけに高度でしたが今の私には効きません!」
そりゃそうだ。律は宇宙ステーションもハッキングしたんだ。国の機関とはいえ今の律には余裕だ。
「これからは陰ながらサポートしていくのでよろしくお願いします。」
「よろしくな。ところで皆元気かな?」
「はい!皆さん入学式を終えて一息着いているみたいです。」
今の律は本体はなくネットを拠点に活動している。その事を知っているのは俺達E組関係者だけ。
「…………………そっか。皆に伝えておいて、俺も元気だって。」
「はい!承知いたしました!」
色々大変だけど、心強い仲間もいる。
遠く離れていても繋がっている。そう感じたよ。
原作主人公綾小路君登場!
果たしてこの出会いは何をもたらすのか!
そして律登場!
学校のパソコン経由でカルマの端末に入りました。
この作品におけるチートです。