冬コミで本とかだしてました。
pixivにも投稿しています。
「いま欲しいものっすか?」
”うん、何かあるかな?”
学内の廊下を歩いていると、急な提案に頭を悩ませた。
「んー、急にそう言われても迷うっすね」
今欲しいものと言われると迷いなく時間と答える。というのもここ最近は正義実現委員会の電話がひっきりなしでまともに休めていない。
先生に買ってもらったギターの練習もできてないし、”忙しそう”という理由だけで当番だって最近は任せてもらえてない。ちょっとノイローゼ気味になっているのも事実だった。
こういう時、自分が糸目で良かったと思わなくもない。眠気に負けそうなだらしがない顔になるのが少しは隠せる。
「んー…あ、そこは左っすよ。こっちっす」
”おっと、ありがとう。助かるよ”
「いえいえ
。トリニティは広いっすからねー。迷子になるのも無理はないっす」
右に曲がろうとした先生を羽根で制して、改めて先生の質問を考える。うん、よく考えなくてもコレはとびきりのチャンスだ。先生がなんでも、といったからにはおよそ大体のことは叶うだろう。例えば…
薄く目を開いて先生の体を盗み見る。ネクタイを締めてスーツを着た姿。うっすらと香るシトラスの匂いが心地いい。大人として中肉中背の体つきは一目見れば女生徒とは違うことが分かる。
この胸に飛び込んでみたい、とお願いしたらら先生はどんな反応をするかな。驚く?恥ずかしがる?それとも抱きしめてくれる?
”イチカ”
「あっはい、なんすか先せ」
先生の顔を見上げると、廊下の端を埋めようかというくらいの本棚がカートに載せられて運ばれていた。
あっやば
くだらないことを妄想していたせいか、それとも寝不足が祟ったのか、すぐに反応できなかった。
ダメだぶつかるッ...!
瞬間、グイっと腰に手を当てあられ、勢いのまま先生の横へと体が寄せられる。その横を本棚がすいーっと流れていった。
”あぶなかったね。イチカは大丈夫?”
「あ、えっと。」
”教室の掃除中なのかな?なんにせ急に来るからびっくりしたよ。イチカはケガしてないかな”
先生の腕に抱かれて、胸に顔を埋める形で先生が投げかけてくる。
「あっ…す。」
”?”
「だ、大丈夫っす。先生のおかげでなんともないっすよ」
”そう、良かった”
消して小さくない胸元が先生の体に触れるが、先生は意にも返さない。
「それより先生、その。そろそろ手を放してくれると…」
”えっ…?”
ぎゅっと抱きかかえた右手は上着の隙間を縫うように中へと入りこみ、イチカのお腹をわしづかみにしていた。丈が足りていない自覚はあったが、めんどくさいと後回しにしていた弊害がここにあらわれるとは。
んっ
先生が右手をさすって何かを認識した瞬間、まるで降参する立てこもり犯のように両手を掲げて離れた。勢いのあまり柱に頭をぶつけて、しゃがみ込んでしまった。
”ごごごごめん!わざとじゃなくて!えっと…”
「あー…いいっすっよ。わざとじゃないのはわかってるんで」
先生の手で触れられたことよりも、こんなことで慌てふためく先生を見ていると、さっきまでの大人はどこに行ったのだろうと可笑しくなった。
もしかして結構うぶなところがあるのだろうか。それとも生徒だからセクハラを気にしているとか?
どちらにせよ、先生の意外な一面が見れたのは得した気分になった。
「あーもう。早く立ち上がってください。会議始まっちゃうっすよ」
そうやって先生に手を貸して立ち上がらせると、そのままに手を引いて小走りに廊下を通り抜ける。
「ここの突き当りを右に行って、すぐの部屋が会議室っす」
”分かった。ここまでありがとうねイチカ”
「いえいえ、お時間間に合ってよかったっす。あ、それと先生。先生が聞いてくれた欲しいもの、決まったっすよ」
肩で息をする先生の顔を覗き込む。
”お、何かな。私に用意できる範疇だと嬉しいんだけど…”
「制服。制服を買いに行くんで付き合ってくれませんか。この制服丈が短くて、ちょうど新しいのを買おうと思ってたんで。先生にその…あはは…」
思い出すと耳のあたりが少し火照る。
”ももももちろん!何着でも買ってあげるよ!!”
先生も思い出したのか、走った汗とは別に冷汗が流れたように見えた。
「いや一着で十分…じゃあこの会議が終わった後とかどうです?お時間あるっすか?」
”この会議のあとね、わかった”
「約束っすよ。じゃあ私は巡回で適当に時間潰してるんで、終わったらモモトークで連絡くださいね。」
”オーケー。改めて道案内ありがとうイチカ”
「いえいえ、お役に立てて良かったっすよ。それじゃまた」
そのあと買った制服はきちんと飾ってある。もちろん予備として。
買ってくれたほうを着るなんて約束は、してないっすもんね?
++++++++++++++
ミレニアムでの用事を終えての帰り道に、ある生徒が目に入った。背格好と歩き方からしてもしかしてあれは。
最近あったような気がするのは気のせいではないはずだ。歩き方といい、あの髪といい。誰だったか…。
亜麻色のに若干のウェーブが掛かった長い髪、すらりとした足腰、全体的にゆったりとした雰囲気をまとっている。
「…もしかしてアカネ?」
「はい先生。アカネを呼びましたか」
「えっうわっ!?」
いつの間にか後ろに回っていたアカネが私の声に返事する。さっきまであそこにいたのに、いつの間にこんなところまで来たんだ。
「ア、アカネさん?いつからそこに…。」
「ふふ、ついさっき先生の視線を感じましたので、ちょっと驚かせてみたくなったのです。どうでしたか?」
いつもの淑女なメイドの姿は形をひそめて、年相応な笑顔を見せた。
「そりゃもう、寿命が1年は縮んだよ…おかげさまでメイドにメイド送りされるところだったよ…。」
「うふふ、やはり先生との出会いはいつでも印象強くしておきたいですから。それで先生、アカネに何か御用でしょうか。」
くだらない冗談はくすりと流されてしまう。
「ううん、用があって呼んだわけじゃないんだ。後姿が見えたから、もしかしてアカネかなって。」
「後ろ姿、ですか?」
「そう。いつも見慣れたメイド服じゃなかったから気づくのに時間かかったけど」
「この格好ですか。本日は補習授業でしたから制服なんです」
「補習授業?アカネが?」
以外だ。彼女はなんでも卒なくこなすイメージがあったものだから、てっきり勉強なんてお茶の子さいさいだと勝手に思っていたんだがな。もしかして
「そんな以外だ、みたいな顔をなさらないでください先生。メイドにとってご主人様を支えることこそ至上命題。であれば自分のことはすべて卒なくこなしてこそメイド足りえるものです。成績に問題はございません。」
「それじゃ余計になんで補習授業なんか。」
「……出席日数が」
「ん?」
「C&Cの任務にご主人様のお世話、清掃道具の用意に後片付けをしておりましたら…出席日数が、その。」
なるほど。そうだそれがあったか。
室笠アカネは優秀な生徒だ。自己研鑽を忘れず、ともすれば手が掛からない。ゆえに学校に籍を置いていても出る必要性を感じない、というわけだろう。
「今日1日の課題と奉仕活動に準じれば、足りない出席日数分の補填をしていただけるとのことでしたので。それが終わるまでC&Cのお仕事も禁止されてしまって…」
「だから今日はメイド服じゃなくて制服なんだ。」
「はい。しかし本日はご主人様に会う予定はなかったので、この格好で会うのは少し…少し恥ずかしいです。」
言うにつれ袖で顔を隠してしまうアカネの姿は、恥ずかしいという割にはしっかりと可愛らしい。
というかメイドはまだしも、バニースーツを着て往来を行くことの出来るメンタリティで、制服を恥ずかしがることってあるのか。
そっちのほうが私には分からないけど…。
「恥ずかしいなんて、とっても似合ってて可愛いよ」
「!」
素直に思ったことを伝える。
「髪の毛だって、普段はリボンで止めてるのをシュシュにしてるよね。もちろん普段もきっちりとしてて綺麗だけど、緩くまとめてるのもアカネの雰囲気に似合ってる。あと服装もちょっと大きめで袖余らせてるところも可愛いよね。私余り袖が好きっていうのもあるかもしれない。それにいつものヒール高めな靴じゃなくてローファーなのも普段と違うからかな、新鮮に感じるね。そのせいかアカネがいつもよりも小さく見えるのも可愛ムグ」
全てを言い切る前に口をふさがれてしまった。
「も、もう大丈夫ですご主人様。もう十分ですから!あまり今のアカネをそういう風に言わないでください…」
そういってアカネはまた何か言いたそうにしていたが、結局ミレニアムを出るまで二人の間に言葉はなかった。
後日モモトークにて長い長い謝罪の文に、1枚の写真が届いた。
何の写真だったかは、語るまでもない。
なんで制服アカネ実装しないんですか????????????????????おかしいですよねバニーイベントの時もそうだけどアカネとセットで出せるキャラいないからってハブるのやめてくれないか運営さん!!!??!?!。たぶんデカグラでも思ったけどトキアカネ、アスナカリン、ネルで運用していくんだろうけど箱実装してよ!!前みたいに周年終わりました~これから一切情報だしてないナギサトキ実装しますね!みたいなのでいいからさあ!!!復刻まで待てとか言われるけど俺は限定のアカネが欲しかったんだよぉぉぉぉおおおお!!!!!!!
冷静に考えると制服着てない生徒ってなんだよ。でも皆改造してるっぽいんだよな...リオとか見てよあらもう人妻の風格ありますよ言ったら静かに傷ついて誰ももいないところで泣きそうだら心の仲にだけしまっておくけど。
表じゃ言えないけど制服アカネのスカートが膝上なの解釈に迷うところではあった。
さておきローファーになってるのもまじでさあ!!いいよね、いい。。。これで身長が164センチ、女の子の中では高めなんだけどC&Cで見ると真ん中くらいなのよね。普段高いヒールはいてるもんで先生と目線合わせるのがちょうどいいのに少し高さ足りなくて首あげちゃうのカワイイカワイイネ...。