不可思議な島の、不思議な生き物達と生きる   作:名無しのパルテイマー

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前回、思わずムツゴロウさんと化した主人公。
今度は何をするのやら……



意外な事を知った

 キツネビを撫で回し始めてたっぷり30分後……お互いにご満悦となったキツネビと私……その後再び戦力となる仲間を増やすべく、キツネビを伴って歩き始めた。

 

(……この付近には比較的小型のパルが多いのか……)

 

 付近にはモコロン、ツッパニャン、タマコッコに加えて、キツネビ、青いペンギンの様なペンタマ、低空をゆっくりと浮遊するエイみたいなルミカイト、鷹や鷲にも似た姿のホークウィンを確認できた。

 

 道中でホークウィンとは違う鳥型のパルを象った設置物を発見したが、何のためのものなのか分からない……ダメ元で調べてみたが、薄っすらと光るこの構造物は多分何かの“目印”だろうという事しか分からなかった。

 

 調べる中で最初はオレンジ色だった光が、離れる頃には青白く光っていたのは……何だったのだろうか?

 

──────────

 

 緩やかな坂を降りていくと、視界の端に大地ごと蠢く草むらを発見する。

 

(……何だ? 地面の一部が動いて……いや、これは……)

 

 モゾモゾと動いていたのは草むら……ではなく、巨大なパルの背中だった。

 

《ゔぉーん》

 

 茶色い肌に長大な鼻と牙、頭から全身の上部を覆う植物……そして全ての足に付けられた石の足輪。

 

 案の定端末が震えたのでデータを覗くと、“グランモス”とある……

 

(植物を生やしたマンモス……とでも言えば良いのか? というか、でけぇ……!)

 

 体高はおおよそ8mほど……体長は更に長く、尾の先までならば恐らく12mは行くだろう。もし、コレだけ巨大なパルが群れで生息しているのなら、この島の生態系は地力が凄まじい事になる……

 現在の生物然り、恐竜然り。生き物はその個体サイズが巨大化するにつれて必要な食料……つまり栄養が加速度的に増える。

 その為、巨大な生物ほど大量の食事を必要とするし、必然的に栄養価が高いものを食べる必要がある。

 

 この説に当て嵌めると、グランモスの食事は恐らく大量かつ栄養価の高い植物……それも至る所に群生するレベルで大繁殖してないと支えきれない。

 それだけ大繁殖をしている植物があるならば、その植物が生育している環境……つまりこの島の地力は相応に凄い事になる。

 

(こんな島が何故今までヒトに知られてなかったのか……不思議でならないな)

 

 悠然と歩くグランモスを見ていると、いつの間にか足元に擦り寄って来ていたキツネビに促され、私は歩を進めた。

 

──────────

 

 あれから更に歩を進めると、1人で焚き火をしている遭難者に出逢い、彼から重要な情報を手に入れた。

 

 この島には少ないながらも定住者が居り、小さな村もあると言う……

 

 村の位置までは彼も知らない様だったが、定住者が居るというのは重要な情報だった。

 

(定住者達の村があるというのなら、相応の生活水準がある……辿り着ければ、今後は何とかなるかもしれない!)

 

 島からの脱出は叶わずとも、村人からこの島で生きる為の知恵を教えて貰える可能性に見通しは明るくなった。ならば道中の安全を確保する為にも、やはりパルの捕獲は急務である。

 

(この際だ、何かの役に立つかもしれない……なるだけ種類も多く確保するとしよう)




前話のアンケートですが、設定ミスで前のヤツになってました。
なので今話を短くしてアンケート結果反映させます。

また見てね!!

次に捕まえるのは……

  • モコロン
  • ツッパニャン
  • タマコッコ
  • グランモス
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