ウルトラ転移したら現代だったゲコ野郎   作:壊れた炊飯器

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エタらなかったよ!!
まだまだksk、じゃねーや保守、いや加速でいいのか?

物語は『かそく』するッ!(バシャーモ+神父並感)(作者はかそく持ちだとテッカニンのが好きです)


第2話 VSボスゴドラ・ルガルガン(まよなかのすがた)②

わたしは、見た。

 

青い影がとんでもないスピードで鋼と紅に迫り、そして...

 

体をドリルのように捻って、右脚と左脚で同時に二つを蹴り飛ばしたのだ。

 

 

◇◇

 

 

『っしゃあ、行くぞコラァ!!』

 

再び『しんそく』、同時に『アクアストリング』を周囲に張り巡らす!

 

これでこの交差点は───

 

『俺の、独!壇!場、ッだあああァァァッッ!!』

 

『みずしゅりけん』を投擲、起き上がろうとしたルガルガンに追撃!

 

ヤツは一秒、いや二秒か? まあしばらく(・・・・)放っておいていい、その間にボスゴドラを仕留める!!

 

「ゴ───」

 

『『かかとおとし』ィ!!』

 

ゴギョン!!

 

「ゴドアァァァァッッ!?!?」

 

頭部に命中(クリーンヒット)、脳は震盪させていけ!!

 

加えて、

 

『『インファイト』ォァ!!』

 

体から射出するのと違い、『みずしゅりけん』につけて複雑な軌道を描いて設置された『アクアストリング』に指を引っかけ、もしくはプロレスのリングのように反発を利用し───

 

乱打、乱打、乱打乱打乱打乱打!!!

 

ヒット&アウェイ、拳と蹴りの反動すらも利用して飛び跳ね、俺はさらに加速する!!

 

約五秒でボスゴドラをKOし、次に向かうはルガルガン!

 

また起き上がろうとしたヤツに向かって、水の糸に脚をかけ...

 

───『とびはねる』。

 

ボスゴドラを殴った反動を利用した『とんぼがえり』、その勢いを保ったまま『アクアストリング』を足場にして反転加速、さらに『とびはねる』を重ねたことで、俺は地面と平行に(・・・・・・)()ぶ。

 

そして、その勢いで突貫するまま左手と右手のグ-を重ね、腰だめに構えて水を生成し───

 

「ガ───」

 

 

...『みなもぎり』。

 

 

超加速によって威力を3倍以上に増幅された居合は、狙い違わずルガルガンに命中し...

 

一撃で、ヤツに再び青空を拝ませたのだった。

 

 

◇◇

 

 

「すっ、ご...」

 

なんというか、すごいとしか言えない、というか。

 

一瞬で二つ...二匹?を打ち倒してしまった青い影に、わたしは見惚れていた。

 

だが、しかし...

 

「...ん?」

 

視界の隅、倒されたと思った鋼色が再び動き出して───

 

 

◇◇

 

 

振り返って見たのは、口元に光を収束させるボスゴドラ。

 

ヤロー《がんじょう》持ちだったか、と再加速のために足を曲げ、次に目に入ったのは

 

明らかに、俺を見ちゃいない野郎と。

野郎の視線の先、動かずに(動けずに?)いる、一人の女の子だった。

 

『まず、』

 

 

◇◇

 

 

そこからは、一瞬だった。

 

まず、鋼色の口の光が膨れ上がって、目の前に迫って...

 

そして、こっちに向かって跳んでくる青色。

 

ドン、と衝撃を感じて───

 

 

◇◇

 

 

『...あー、ちっくしょ...』

 

ミスった。

しくじった。

 

いや言い方はなんでもいい、とにかく俺はヤツの『はかいこうせん』の直撃を受け、近くのビルに向かってぶっ飛ばされた。

 

『被弾は想定してねー努力値振り(ビルド)なんだが、な...』

 

ダメだ、体が動かない。

 

明らかに《ひんし》だ、こんなことならタスキを持っておくんだった。

 

いや、トレーナーがいたならギリギリ耐えられたか?

 

...ダメだ、思考がまとまらない。

 

ここから、もう一度ヤツに向かっていく意志が湧いてこない。

 

ああちくしょう、目の前が真っ暗になって...

 

「だ、大丈夫!?」

 

...ん?

 

「全身やけどしてるじゃん、ひどい...!」

 

この、声は。

もしかして...

 

「あ、キミの荷物、持ってきたんだけど、何か入ってる!? もしこう、回復薬とかあるなら...!」

 

「...あー、あー。とりあえず落ち着け」

 

「うひゃあ!?」

 

飛び退かれた、まあ驚くわな。

 

 

◇◇

 

 

今日はなんというか、驚きの連続だ。

 

わたしをかばってくれた青色さんを心配して来てみれば、なんと人間の言葉でしゃべり出したのだ。

 

「あー...そん中に、こういかにも薬、みたいのがあるから、それを取り出して...」

 

「こ、これ!?」

 

そう言われてわたしが取り出したのは、なんだか高級そうな緑色の液体が入った...なにこれ、スプレー?

 

「そうそれ。高いんだよなぁソレ...まあいい、蓋開けてぶっ掛けてくれ」

 

「ん、んん~~~っ...!」

 

「...貧弱かい」

 

「ごっ、ごめん!」

 

「あーいやいいよいいよ、...して、さっきからなんかいい匂いがするんですが」

 

「あ、これ?」  

 

今度はわたしのカバンから取り出したそれは、青いオレンジみたいな果物。

 

「これ、珍しいから持っといたんだけど...あ、食べる!?」

 

「おう、よくやった! それくれ!」

 

「は、はいっ!」

 

そうして青色さんにそれを手渡すと、彼はそれを丸呑みにして...

 

「よっしゃ回復ゥ!!」

 

「わ、わーっ!」

 

わけもわからず拍手するわたし。

しかし彼はそこで止まらず、

 

「普段はチビチビ使うんだが...まあ、言ってられんか」

 

さっきの緑色の液体を、そのまま頭から被る。

そうすると、次第に彼のやけども消えていき...

 

「うーし、完全復活!...んでさ」

 

「は、はい」

 

「さっき、きのみ分けてもらったじゃん?」

 

「きのみ...うん」

 

「やっぱ忍者としては、一宿一飯の恩は大切にしたいワケよ」

 

「忍者なんですか」

 

「あ、うん。でね、...こいつを」

 

そう言って彼がザックから取り出したのは、なにやら赤と白に黒いラインとスイッチがついた...ボール?

 

「なにこれ」

 

「モンスターボール。ついでに言うと俺の家。これを受け取って、俺に指示を出してほしい」

 

「...えぇ!?」

 

「頼む」

 

「いや指示って、わたし聖杯に選ばれたマスターとかでは...」

 

「あ、それ知ってんの。でも今はいいから、とにかく頼む。俺の仲間が助けてくれるから」

 

「仲間?」

 

「おう。...ピカさん(・・・・)ティア(・・・)!」

 

そうして、彼はもう二つのボールを取り出し、ボタンを押して───

 

辺りが、赤い光に包まれた。




3話終わったらsetteiでお茶を濁します
いきなりお気に入りに入れてくれる人が多くて困惑するけど感謝
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