ソードアート・オンライン 本能の牙-compassion-   作:Clown42

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この作品は本能の牙の本編のサイドストーリーです。
わかりやすいタイトルにするなら本能の牙プログレッシブです。
compassionはラテン語で一緒に苦しむの意を持つ語が語源となっています、これが何を意味するかはお楽しみということで。

僕としてはこういうサイトでないとできないことって面白そうだなって思い今回執筆する流れになりました。

自身の他作が同時進行で執筆中なので投稿間隔はあまりよろしくないですが、自分の作品以上に慎重かつ楽しくできればと思っています。よろしくお願いします!


第一章 アインクラッド
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「これは、ゲームであっても遊びではないかぁ......」

「そうなんだよ!なぁ、お前ってナーヴギア持ってたよな?」

「持ってるけど、ソードアート・オンライン......だっけ?それは持ってないよ?お金無かったし」

「そっか!ちょうどいいや!いや、実はな?友達がFNCでさー」

「FNC?フルダイブ不適合、ノン・コンフォーミングのこと?発生した障害はなんだったの?」

「ペイン・アブソーバの機能不全。っていうか働いてないんだと」

「それは残念だね......でも、ちょうどいいって?」

「そう、そいつさぁ昨日俺に言われるまでその事すっかり忘れててさぁ。だから誰か買ってくれる人さがしてたんだと。しばらくナーヴギアから離れてたとはいえ忘れるかぁ?ってな」

「ははは......」

 

放課後、突然ゲーム仲間からのアプリによる無料電話がきて。なにかと思えばこんな話。

俺は今生真(こんじょうまこと)14歳。

部活も習い事もしてない、少し武器マニアの中学2年生。

趣味はゲームでたまにMMORPGもやるって感じ。

 

話を戻すと。なんでも、ソードアート・オンラインっていう最新にして話題大沸騰中のVRMMORPGを買い取ってくれないかっていう話。

値段も半額より少し高いくらいで、ということなので興味もあったし買うことにした。

それにしても、ペイン・アブソーバが働かないのはソードアート・オンラインでは致命的と言える。なんせRPGだもの、ペイン・アブソーバがなかったら速攻で精神崩壊&身体障害確定だよね。VRMMOじゃなくてRMMOになっちゃうよ。

 

「じゃあ、金は立て替えておくからさ。明日会ったときに渡すわ」

「うん、ありがとう。じゃあ、明日放課後に」

「じゃあな~」

 

俺の学校は中学からエスカレーター式に高校に進学できる学校で、さっきの電話の主は実は3つ上の17歳である

。もちろん、他の高校に行く人の方が圧倒的に多いので。近々高等部とそれの巻き添えを食らう形で、中等部も含め廃校になるんじゃないかとか噂されてるらしい。俺自身としては今の学校はあまりにも生徒がいなくて閑散としているので別に廃校になってもいいと思ってる。

 

それはさておき、とにかくお金を確保しなきゃならないので帰りにコンビニで下ろすことにした。

無意識に楽しみだったのか帰るまでの道は今までより短く感じた。

 

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「......ねぇ......ねぇってば!」

「ん~?なに~?あと500分寝かせ......zzz」

「そんなに寝てどうするの!?学校に泊まるの!?起きないと置いてくよ」

「あー!待ってぇー!置いてかないでぇぇぇぇ!」

「はぁ......」

「よーし、行こっか」

 

なんだこいつとか思った人挙手。素直に挙手。

別に私は友達の子にべったりな人なんかじゃないんだからね!ホントホント。

あ、私は継守束(つぐもりたばね)この子結城明日奈の友達。花も恥じらう15歳です。......自分で言うとキモいな。

趣味は料理と機械いじり。どちらかっていうと料理の方が得意かな。

 

私の通ってる学校は所謂やんごとなき身分な人達が通ってるところで私も明日奈もそんな人の1人なのです。明日奈は良家の令嬢ってやつで、私はというと今や知らない人はいないあの茅場晶彦の親戚なのです。私は昔から晶兄さんって呼んでます。

でも、私は晶兄さんのやってることがただ凄いってしかわからなくて。ゲームとかには全然興味ないんだよね。明日奈のお兄さんはそういうの好きみたいで、ナーヴギアもソードアート・オンライン略してSAOも買ったみたい。あたしも実はこの前晶兄さんに1万ロットの内1つをナーヴギアとセットで貰っちゃったんだけどね。

VR技術には純粋に興味あるし、晶兄さんの作ったゲームだからやってみたいけど一緒にする人いないし。

学校にはちらほらSAOやるって人いるんだけど男子だからちょっと......

あーもう!どうしようかな......

 

「束?」

「ん?なに?明日奈」

「何か悩み事?」

「ん~まぁね。下らない悩みだけどさ」

「その割には結構悩んでるように見えるけど?」

「......実はね?私SAOやってみたいって思ってるの。でも、明日奈はゲームに興味ないしだからって同じ学校とはいえ男子とはあまり......って感じなの」

「そうだったの?確かに、あんまりゲームに興味はないけど。VRってどんな感じなのかは気になるかな」

「やっぱ明日奈も気になる?でも、一緒にはやらないよね......」

「うん、ごめんね。でも、束なら1人でも大丈夫だと思うよ」

「校門閉められる直前の時間まで爆睡はおろか二度寝までできるほどの図太い神経があるから。ってか」

「違うわよ!?いや......違わなくもないけど」

「違わなくもないの!?」

「まぁまぁ、とにかく。束ってすぐ他人と仲良くなれるじゃない、人見知りも全くしないし」

「そうかもだけど......」

「だからってわけじゃないけど、大丈夫だと思うの」

「......わかった。明日奈が大丈夫っていうなら私は明日奈を信じるよ」

「うん、頑張って」

「うん!」

 

そうだ、絶対の自身があるわけじゃないけど私ならできるよ。たくさんの人と仲良くなって、いろんな場所に行って。おっかなびっくりでも戦ったり、生活したり。ゲームならではのこともきっとあるよね。

色々考えてたら余計に楽しみになってきた!

待ってろよーSAO思う存分遊び尽くしちゃうんだから!

その日の明日奈との帰り道はなんだかとっても特別なものに感じた、明日ログインして帰ってきたらどんなもんだか語り尽くしてやろう。明日奈から見た今の私の顔はきっと自分でも信じられないくらいの笑顔だったに違いない、それほどまでに私はSAOに晶兄さんの世界に行きたかったんだと思う。

 

----------------------

 

だけど、現実は私の予想を遥かに超えていた。

 

そう、その時俺は思い知った、自分が何をしたのかを。

 

「デスゲーム......?」

 

「そ......んな......」

 

 




そんなわけで
新たなる本能の物語。
そして、新たな側面のDEATH☆GAME

スタートでーす

............大丈夫かなぁ......w
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