ソードアート・オンライン 本能の牙-compassion-   作:Clown42

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いやーまたやってしまいました。
ラブライブでも出てきた長くなっちゃう病。
どうしても人物の行動とかを大雑把にしないようにすると長くなっちゃうんですよねー
ってか新世界のおっさんにさらっと活動報告でラブライブが宣伝されてしまいましたがそんなに面白いもんでもありませんよ?wこれから読むって人は期待しないで読んでくださいねwww

それでも何とか頑張ってまとめましたよ。では、どうぞ。


具現化する異世界

遡ること数時間。

俺は予定通り友人こと、中野大助からソードアート・オンラインを受け取り、その後さらに追加で一緒にログインしようと誘われた。受け取ったときに知ったがSAOって略すらしい。

なんでも、他のゲームで知り合った22歳の人とその人のリア友との4人でSAOを冒険しようという話だった。

大助も俺も約束の日は用事で15時からログインするが、他の2人は先にログインしてるとのこと。後で合流する予定らしい。

 

約束の日。

ドタキャンにより用事がなくなった俺は暇をもて余していた、大助からは一緒にレベル上げしようと言われてるので先にレベリングするわけにもいかない。

だから、先に世界だけ見てみることにした。

時間は......13時......時間も無いのでざっと見てすぐにログアウトしよう。そうすることにして、ベッドに寝転がりナーヴギアに充電器とLANケーブルを挿し込み開けゴマよろしく呪文を唱えた。

 

「 リンク......スタート!」

 

異世界へ続く虹の門を潜るとそこには作り物とは思えない広大な世界が、大きな街がそこにはあった。

既にログインしている人達で街はいっぱいになっていて、さながら現実の繁華街の様だった。

第1層はじまりの街、全てはここからはじまる。

そう......全ては......ここからはじまったのだ 。

街を眺めるだけでも時間潰しには十分な広さだった。

頃合いかとそろそろログアウトしようと思ったとき、不意に声をかけられた。

 

「あの......」

「は、はい!」

「すいません、広場に行くにはどうすればいいですか?」

「広場ですか?それなら一緒行きますか?僕も行くとこだったので」

「いいんですか?ならお言葉に甘えて。お願いします」

 

念のため迷子にならないためにパーティーを組む、本当に無用だと思うが。

 

声の主は現実にいたら間違いなく男という男を虜にしそうな程の美貌の持ち主だった。仮に、これがネカマだとしてもこれ程のキャラメイク力は称賛に値する。本気でそう思えるほど目の前の女性は美しく、ネカマではなく現実であって欲しいと願いたくなる容姿だった。

 

「MMORPGは初めてですか?」

「はい、というか。携帯ゲームとかじゃない、しっかりとしたゲーム自体初めてで......」

「そうなんですか、レベル1みたいですけど街を見て回ってたのですか?」

「はい、あなたもですか?」

「はい。もっとも、回ってたというよりは眺めてただけですが。でもすごいですよね、これが現実じゃないなんて。しかも人の手によるものだなんて。」

「本当ですよね、私もこんなに凄いものとは思いませんでした」

 

お互いすぐに意気投合し街について語り合いだす。

広場までの道はあっという間だった。

 

「ありがとうございました」

「いえ、こちらこそ。お話してて楽しかったです、ではまたどこかで」

「ログアウトされるのですか?」

「はい、友達が待ってるので」

「なら、よければフレンド登録しませんか?......やり方わからないですけど......」

「ええ、是非。では僕から送るので○ボタン押してください」

 

お互いにぎこちない動作で初のフレンド登録を済ませる。

 

「それでは、また。もしお会いすることがあったらその時はよろしくお願いします、Asuna(アスナ)さん」

「はい、こちらこそ」

 

別れの挨拶をし、ほんの数分のVR体験を終えた俺は自分の携帯を確認する。

 

<よう!今用事終わったから、少し早いけどSAO始めようぜ!あ、アバターネーム決まってたら教えてくれ登録しとくから。>

 

案の定、大助からメールが来ていた。時間はついさっきのようだが。とにかく、もうできるというのなら願ったり叶ったりだ。街を少し歩いただけだが自分はもうすっかりあの世界の虜になっていたのだから。

時刻は14時。もう一度異世界の門を開け、自分の分身に憑依すると先程ログアウトした広場についた。

 

「おーい、Schnell(シュネル)こっちこっちー」

「お待たせ、Nosuke(ノスケ)」

「二人はもう冒険してるんだと。さっそく合流しようぜ」

「うん」

 

まずは、先にログインしてる2人と合流することにした。片方はすぐ見つかったが、もう片方はログインするなり他の人とパーティーを組んでしまったらしい。

仕方ないのでフレンド登録のメッセージだけ送り、3人で行動することにした。

 

しばらく3人でモンスターを狩ったりして、そこそこ動くのになれてきたところで大助。いや、ノスケがいきなりためしに決闘しようと言い出した。

先程合流した人、Hasiyosi(ハシヨシ)さんもなんだかやる気だったので仕方なくやることにした。

ハシヨシさんは、リアルでもノスケと知り合いで、先日話していた22歳の人とはこの人のこと。本名は棚橋良介というらしい。

 

「じゃあ、テキトーに......シュネルとハシヨシ!」

「はぁ......お手柔らかにお願いします」

「それ、お前が見てたいだけだろ......こちらこそ、お手柔らかに」

 

お互い大助に対して愚痴を言い、決闘を始める。

決闘らしくということで、完全決着モードでの試合となった。空中にデュエル表示が大きく表示され、通りすがりの人が少しずつ集まってくる。

 

「こんなサービスが始まってすぐにデュエルなんて......」

「いいじゃねぇか、せっかくだし少し見ていこうぜ」

「ああ、少しだけな」

 

黒髪長身の人と赤毛バンダナの人がそうやりとりをしてるなか、デュエルは始まった。

 

ハシヨシさんも俺も片手剣。だが互いに違うところもある、それは盾の有無だ。まだ始めたばかりで購入できなかったのもあるが、少しAGL寄りのビルドにしている俺は攻撃を受けるより避ける方が効率がよかった。対するハシヨシさんは主にSTRとVITにステータスを振ってるビルドで、どちらかというとVITの方が高い。

真正面からぶつかるだけの戦い方は明らかに不利......なら......!

 

「なっ......!?」

「回り込めば、いくら固くったって!」

「なめるな!」

 

目論み通りとまではいかなかったが、やはり回り込みは有効だった。だが、それでもまだ盾受けされることの方が多い。

盾受け......そうか......!

俺は戦法を変え、距離離し、真正面からソードスキル<レイジスパイク>で突撃する。

 

「そんなもん食らうかよ‼」

 

そうだ、こんなバカみたいに直線的な攻撃、避けようと思えばいくらでも避けれる。だがあなたはそうしない。なぜなら、避けるよりも得意で安全な反撃方法を自分の中で確立しているからだ。

ハシヨシさんは俺のソードスキルを盾でガードした。

 

「そう......スピードの無いあなたにはこれが一番安全で反撃のしやすい手段だ。だがそれでも、盾受けしてる間は前は見えない!」

「なにっ!?」

 

反撃するはずだったハシヨシさんの背後に俺はいる。

脇に剣を抱え一気に振り上げる刹那、会話を続ける。

「そうだ!あなたとやりあうには、多少のレベル差とVR経験の差を埋めるにはその盾という長所を利用するしかない!俺はこの時を!」

「しまっ......!」

「この瞬間を待っていたんだ‼」

 

ハシヨシさんの両腕を切り落とし、間髪いれずに俺は剣を突き刺した。

 

「ははっ......強いな君は......」

 

そう言い残し、ハシヨシさんは光の欠片となって散っていった。

回りからは歓声が上がっていた、いつの間にかデュエル開始時よりもたくさん人が集まっていた。

 

「すげぇなお前!よくあんな速く動けるな!」

 

赤毛バンダナの人が話しかけてくる。

 

「いえ、偶然ですよ。ハシヨシさんの反応速度がよければ、反撃を貰う可能性の方が高かったですし」

「それでも、すげぇよ。あ、俺はklein(クライン)。さっきフレンド登録送ったよな?」

「あ、あなたがクラインさんですか。初めまして」

「かしこまらなくて良いぜ。このゲームやってる仲間なんだしな」

「ありがとうござ......ううん、ありがとうクライン。ところで、そっちの人は?」

「おお、俺にこの世界のことをレクチャーしてくれてるkirito(キリト)ってんだ」

「まぁ、そんなところか。よろしく。君もAGLに振ってる人なんだな」

「ってことはキリトさんも?」

「キリトでいいよ。ああ、まぁ俺はどちらかというとSTR寄りだけど」

 

その場で意気投合し、会話に花咲かせているとノスケが拗ねたように話す。

 

「いいねぇー勝利の美酒ってか?」

「なんだよーなんならノスケもやる?決闘」

「くそっ......勝者の余裕かよ。いいぜ、やってやろうじゃん!ハシヨシもまだ帰って来ないみたいだし」

 

そういって準備を始めるノスケ、モードは先程と同じく完全決着モード。

ハシヨシさんほど苦労することはなく、結構あっさり終わった。なにせ、攻撃を避ける度に足がふらついていて隙だらけなんてものではなく。手加減しようかと本気で迷ったくらいだった。

 

二人との決闘を終えたその時はじまりの街の方から鐘が鳴り響く。

 

「なんだ?イベントか?」

「!?シュネル!」

「なっ!?強制転移!?」

「キリト!おめぇもだぞ!」

「そういうクラインもだ!なんなんだ!?」

 

光りに飲まれてはじまりの街の広場についた。

人数から察するに、全プレイヤーが一堂に会しているのだろう。でなければ、このとてつもなく広い広場が埋め尽くされるような状態になんかならない。

 

「大丈夫か?みんな」

「ダメージとかはねぇみたいだが......何が起こるってんだ......?」

「............」

 

俺は現実ならば何かニュースをやってるかも知れないと思いメニューウィンドウを開いてログアウトしようとしてみる......が......

 

「なんだこれ......ログアウトボタンが無い......」

 

あり得ない。

今日の13時に俺は確かに、ログインとログアウトをこのゲームで実行した。

何かが起こってる......直感的にそう感じた。

 

「あっ、上......」

 

誰かがそう呟いたのを聞き、俺も上を向く。

そこには、空に赤い横長の六角形が浮かび上がっていた。真ん中にはWARNINGと書かれている......やはり、これから何かが。しかも危険なことが起こるということか。

そう考えていると空は瞬く間に赤い横長の六角形で埋め尽くされていき、夕空の光が赤いフィルターによって変色し不気味な雰囲気を作り出す。

そして、そこからGM(ゲームマスター)が表れるが様子がおかしい。というか顔がない。

 

「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ」

 

GMが......いや、声を、台詞を聞いて一瞬で確信した。

あれは『茅場晶彦』だと。

つまり、俺たちはこれからとんでもないことをカミングアウトされるかもしれない。そんな悪い予感がした。

 

「私の名前は茅場晶彦、今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ。プレイヤーの諸君は、既にメインメニューからログアウトボタンが消滅している事に気付いていると思う」

 

やはり、知っている......

つまりこれは......この現象は......

 

「しかし、これはゲームの不具合ではない......繰り返す、不具合ではなく。ソードアート・オンライン本来の仕様である」

 

......つまり、俺たちは......この世界に幽閉されたってことか......だが、それでも。それが永遠に続くわけではないはずだ、こんな現実を受け入れられない程俺はヤワじゃない。そう、このあとの言葉を聞くまでは。

 

「諸君は自発的にログアウトすることはできない。また、外部の人間によるナーヴギアの停止あるいは解除もあり得ない。もしそれが試みられた場合ナーヴギアの信号素子が発する、高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊し。生命活動を停止させる」

 

なんだと......

いや、まて。大丈夫だ。俺は有線でログインしてるし、充電器も挿しっぱなしだ。ナーヴギアをはがされない限り死にはしない......

 

「残念ながら、現時点でプレイヤーの家族、友人などが警告を無視し。ナーヴギアを強制的に解除しようと試みた例が少なからずあり、その結果。213名のプレイヤーがアインクラッド及び、現実世界からも永久退場している。」

 

213人も......たった数時間でか......

そして、茅場晶彦は次々に現実世界のニュースの画像を映し出した。そこで俺は信じられないものを。いや、信じたくないものを目にする。

 

「ご覧の通り、多数の死者を出したことを含め。この状況をあらゆるメディアが繰り返し報道している。よって、既にナーヴギアが強制的に解除される危険は低くなっていると言ってよかろう。諸君等は安心してゲーム攻略に励んでほしい」

 

......!

そこには見覚えのある顔と、名前が並んで映し出されていた。

何でだ......彼らはナーヴギアを外してないはずだ。

答えはすぐに出た、えらく簡単でそのまんまな答えが。

 

「しかし、十分に留意して貰いたい。今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。HP(ヒットポイント)がゼロになった瞬間、諸君等のアバターは永久に消滅し。同時に、諸君等の脳はナーヴギアによって破壊される」

「......嘘......だろ......」

 

嘘だ......

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ‼

嘘だあぁぁあァァアァ‼‼

俺は......大助を、棚橋さんを。この手で......

この手で殺した......

人を殺したんだ......俺は......

そんな俺の事など知らんと言わんばかりに、茅場晶彦は言葉を続ける。

 

「それでは最後に、アイテムストレージに私からのプレゼントを用意してある。確認してくれたまえ」

 

俺はほとんど放心状態で、アイテムストレージの中の<手鏡>取り出す。

 

「手鏡......?」

 

その瞬間、この場所に転移されてきた時と同じように光に包まれた。

視界が晴れて再度手鏡を見るとそこには......

 

「これ......俺なのか......?」

 

なんと、現実で寝ているはずの自分の顔が。

なぜだ、なぜこんなことを......

自分のアバターが変わってしまったとか、現実に帰還できないとかは今の俺にとっては正直どうでもよかった。ただ何故、何故人が死ななきゃならないのか。

これはゲームであっても、遊びではない。

ああ、そうだ。これはSAOというゲームであっても死の伴う現実だ、そんなことはわかってる。それでも.......人が人を殺す仕組みを認めるわけにはいかない。

殺してしまった2人のためにも、俺はこの世界で生き抜く。

いつか、茅場晶彦に会うことができたら絶対に言ってやる。

人が人にこんなことしていいわけがないんだ、と。

 

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どうして......

晶兄さん、このこと知ってて私にナーヴギアとSAOを......

 

今日は用事があって14時からログインした私は、この広場に飛ばされる前にできたのは街を回るぐらいなもので。フィールドには一度も出たことがない、武器と防具だって初期装備のものだし......

でもびっくりした!明日奈にそっくりな人がいたからつい声をかけちゃったんだけど、そしたらその人本当に明日奈だったの!名前もAsunaだし、いかにも本名を使うところがいかにも初心者って感じで少しおかしくて思わず笑っちゃった。まぁ、私も同じく初心者なんだけどそこは本名はまずいよねってことで別の名前にしたよ。名前はRita(リタ)意味は......教えないっ!だって恥ずかしいんだもん。

それで、出会ってから明日奈......じゃないアスナと話し込んでたらあっという間に時間が過ぎちゃって。鐘が鳴ったと思ったらいきなりここに転移されて、今に至るって感じなんだけど......

 

多分。いや、晶兄さんの言ってたことは本当に本当だ。ログインする前、晶兄さんの作ったナーヴギアがどんなものなのか少し気になって、晶兄さんのPCのデータベースにこっそり侵入してみた。そしたら、公式に発表されてるものよりも高い出力が出せることがわかって。

 

「これ......!出力全開にしたら人死んじゃうよ!何を考えてるの......?でも、特定のプログラムが起動してる時にしか高出力にならないようになってるから。大丈夫なのかな?ナーヴギアでの人身事故は一件もないはずだし......」

 

この時の私は考えが甘かったと思う、よくよく考えればわかることなんだ。

ゲームに全然興味がなかった私に、このSAOが発売する時期にナーヴギアと一緒に渡したんだもん。つまり、特定のプログラムっていうのはSAOってことになる。

まぁ、気づいてた時には転移されててログアウトボタンも消失してたんだけど。

でも、何かあった時の為にって少しナーヴギアいじっといてよかったーいや、私がもしFNCだったりしたら困るなぁって思ってね。改造は無理だったけど、適合率だけ完璧になるようにいじくったんだよね。だから、現実世界と同じように寸分の時間差も無く動けるんだ。まぁ、SAOじゃ気休めにしかならないけど。

 

とにかく、こうなってしまった以上アスナだけでも絶対に守って現実に帰してあげなきゃ。

もちろん私も帰れれば万々歳だけど、そんな余裕があるかどうか......

 

「束......私......」

「大丈夫だよ、私が絶対に帰してあげるから。それと、束じゃなくてリタ」

「......怖くないの?HPがゼロになったら本当に死んじゃうんだよ!?」

「怖いよ。すっっっごく怖い、足だって震えてるの自分で分かるし。」

「でも、全然そんな風に見えないよ......」

「そりゃそうだよ、だってアスナを守るんだもん。私があからさまに怖がっちゃまずいでしょ?それにね、恩返しする番だよ。」

「恩返し......?」

「うん、覚えてる?中2で私が今の学校に転校してきた時、ただの天才科学者の親戚ってだけで身分が違うんだって冷たくされてた時のこと」

「覚えてるよ、束自身はただの一般人だから庶民は庶民の学校に帰れって言われてたよね」

「そうそう、でも。明日奈は違ったよね、親や親戚が偉かったり凄いだけで今の自分たちはその人たちの威信の旗を振ってるだけの子どもなんだって言って。私に周りと変わらない態度で接してくれた。」

「そう、私たちは偉い人の子どもだから、確かに社会的な地位もそれなりにあるのかもしれない。でも、その人の子どもっていう肩書だけで。その人がいなければただの子どもなのよ、なんの力もない子どもなの......」

「あの一件で私は明日奈に救われたの、友達も増えたしクラスとも馴染めた。だから、その分も含めて倍にしてあなたに返してあげる。このゲームからあなたを救って」

「束......」

「さぁ、立って!とにかく助けてくれそうな人とか探そう!いなかったら二人で頑張ればいいよ」

「うん......うん!行きましょう、リタ!」

「よし、いつもの明日奈だ。やっぱそうでなきゃね」

「ありがと、あなたのそういうところ大好きよ。私に真剣な話してる時だけに出る瞳の色も」

「瞳の色?そんなに珍しいかな?ちょっと茶色が濃いだけだよー」

「茶色?ううん、全然違う色よ?」

「え?」

 

......なんだかいきなりすごいことが判明した予感......

とにかくそのことは追々アスナから詳しく聞くとして、とにかく動き出そう。

そして晶兄さんに会えたら絶対に聞くんだ。

晶兄さんは、この世界を作った先に何が欲しかったの?って。

 




ってなわけで、次回からはシュネル(真)とリタ(束)どちらかの視点で1話書く予定です。
たまに複合してる時も出てくるかもしれませんが、基本的に長くなっちゃう病のせいで無いと思ってください(笑)

それでは今日はこのへんで。感想お待ちしております!
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