ハイスクールD×D【いつかたどり着く究極の理想R】   作:木野兎刃(元:万屋よっちゃん)

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後輩が出来ました

日本に来てから……………悪魔になってから一年が過ぎた。住民登録とか色々な手続きが引くレベルでスムーズに進んで悪魔すげぇって思った。

 

そういえば俺に後輩が出来た。兵藤一誠という学校でも有名なエロ三人衆の一人だとか。話してみたら熱血な感じだけど凄く良い子でしたね。

 

聞いてみたら兵士の駒8個消費したとの事。神器持ちであるが龍の籠手というメジャーな神器とかそれ絶対ちゃうわ。神滅具とかだろ。

 

最近はレーティングゲームなるものにハマっている。眷属同士のガチンコバトルで悪魔にとってステータスにもなるものだ。

 

多種多様なルールがあり、中々面白い。多種族のファンもいるというのもなんとなく頷ける。

 

まぁステータスになるから悪魔はこのゲームに必死になる訳で中には神器持ちの人間や強い種族の者を無理矢理眷属にしたり、不正や賄賂とかも横行しているなどの黒い噂が絶えない。

 

ちなみに俺の推しは元龍王のタンニーン様のチームだ。馬鹿みたいに強いドラゴンが暴れまわる様はまさに怪獣映画みたいで面白い。

 

 

「だから今度DVD貸してやるよ」

 

 

「あざっす!!っていうかわざわざ着いてきてもらってすいません」

 

 

今、一誠と依頼主の元へ自転車で移動している。本来なら転移の魔法で直接ジャンプ出来るのだが一誠の魔力がショボ過ぎて転移出来ないという事件が起きたから直接向かわなければいけないのだ。

 

依頼主の家に着いたのだが血の匂いがした。

 

しかも何かしらの結界が張られてるな………

 

 

「一誠、気を付けろよ。中で何かあった」

 

 

「う、うっす!!」

 

 

家の中に入ると血の匂いがより一層強くなった。一誠も気付いたようで表情がより一層厳しくなる。

 

リビングに入ると依頼主と思わしき男が血だらけで倒れていた。

 

ソファには犯人が悠々と座っていた。

 

 

「まさかお前に会う事になるとはな…………フリード」

 

 

「おんやぁ〜〜、クソ悪魔の気配がしたと思ったらモードレッドきゅんじゃいっすかぁ〜〜」

 

 

フリード・セルゼン。天才と呼ばれた戦士だったが、その残忍さ故に追放された外道だ。

 

任務でかち合ったりとかそれなりに面識があるが、相変わらずムカつく面をしてやがる。

 

 

「まぁ色々あって教会を追放されたからな。なんやかんやあって悪魔になった」

 

 

「ギャハハ!!元教会の人間が悪魔とはとんでもなくおもしレェな!!」

 

 

「フリードさん、結界張り終わ……一誠さん!?それに貴方は!?」

 

 

「アーシア!?」

 

 

部屋の奥から金髪のシスターが出てきた。一誠は思わず声をあげてしまったようだ。うん、思いっきり知り合いだったな。

 

癒しの力を持った優しい聖女。悪魔ですら助けようとするその慈悲深い心を教会は許しはしなかった。聖女を魔女だと蔑み火刑に処すと騒ぎ立てた。

 

なんとか命だけは助ける事が出来たけど聖女は結局追放されてしまった。

 

 

「なになに〜〜?感動の再会ってやつぅ?再会したら悪魔になってるって!!ギャハハハ!!マジでおもしレェ!!

 

アーシアたんはそこで見ときなぁ、今からこの二人のドタマに俺の弾丸がフォーリンラブするところを見せてやるよぉ…………ってアーシアたんは何してんの?」

 

 

銃を突きつけるフリードの前に俺たちを庇うアーシア。

 

 

「やめてください。一誠さんもモードレッドさんも優しい人です!!」

 

 

「そいつらは悪魔なんだよぉ!!てか、人じゃねぇよ!!」

 

 

「悪魔にだって優しい人はいます!!」

 

 

「そんなに死にてぇならさっさと殺してや……………グホォア!!」

 

 

フリードが引き金を引こうとした瞬間一誠の拳がフリードを捉えていた。

 

限界まで倍加していたのか凄い勢いで吹っ飛ばされた。

 

一誠が間に合わなかったらフリードの足元に聖剣を展開して串刺しにするつもりだったけど間に合って良かった。

 

 

「一誠さん!!ご無事でしたか!?」

 

 

「アーシアこそ大丈夫か?」

 

 

「はい、おかげさまで怪我はありません!!」

 

胸の前で拳を握って元気だとアピールするアーシアを見て安心した。周りの人間から魔女だ悪魔だと蔑まれながらも誰も憎もうとしなかった優しい聖女のままだ。

 

 

「モードレッドさんもお久しぶりです」

 

 

「元気そうで安心し……………伏せろ!!」

 

 

吹っ飛ばされてたフリードが銃口を向け引き金を引いていた。

 

咄嗟にアーシアを突き飛ばしてけど結構撃たれちまったよ……………ていうかめちゃくちゃ痛いなこれ。身体が焼けそうに熱い。

 

クソ、これ祓魔用の弾丸じゃねぇかよ。悪魔になったからかなり効くな……………やばい、意識が……………せめてあの外道に………………

 

 

「オラァ!!」

 

 

一踏ん張りしてナイフサイズの聖剣を造りフリードに投げつける。フリードはそれを光る剣で弾く。何かに気がついたのか煙幕を出して消えてしまった。

 

あ…………やばい………今度こ………

 

遠くで誰かが俺の名前を呼んでいる気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目が覚めたようね」

 

 

気が付けば部室にいた。とりあえず生きてた事に少し安堵した。

 

 

「当たり所が悪かったけどあのシスターのおかげで致命傷はさけれたわ」

 

 

俺が意識を失った後、リアス達が来て俺と一誠を回収してくれたらしい。堕天使が来るっていうのと眷属じゃないって理由があってアーシアまでは連れてこれなかった。

 

フリードはともかくアーシアはレアな神器持ちだからそう簡単に殺されるって事は無いと思うけど心配だな、

 

 

「そうか………………所で一誠と裕斗は?」

 

 

「教会に向かったわ」

 

 

「そうか………………はぁ!?」

 

 

「一誠がアーシアを助けに行くって言って飛び出したから裕斗に追わせたの。

 

どのみち私の町で好き勝手する堕天使は許しては置けないから丁度いいわ。

 

私と朱乃は貴方が目覚め次第加勢に行くつもりだったの。勿論行くでしょ?」

 

 

二人を見ればもう準備は万端なようで朱乃に至っては巫女服に着替えていた。

 

 

「勿論行く。うし!!じゃあ行こうぜ」

 

 

慌てて部室を飛び出した。

 

 

「転移で行った方が早くないかしら」

 

 

イマイチ格好のつかないのはなんとかしたいと思った。

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